カテゴリー「0番鉄道模型」の記事

2019年11月 4日 (月)

玉電デハ60形の製作(その11)

 パンタ台を作ろうと1mm厚の真鍮板を4mm幅に切出し、両端にボール盤で取付け穴を開けようとしたところ、いくら押しつけてもキリが食い込みません。モーターはいつもより景気よく唸っているのに、よく見たらチャックは回っていません。

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ということはベルトが切れたかなと思ってカバーを外してみると、予想どおり切れていました。負荷がなくなったから、その分モーターが高速で回っていたわけです。これでは仕事にならないので、中野の島忠ホームセンターと新宿の東急ハンズにスペアパーツを探しに行ってみましたが、どちらにも単体のベルトは置いてありません。

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家に戻り、ものは試しと切れた部分をロックタイトでくっつけてみました。数分たって少し伸ばしてみても大丈夫そうです。

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ならばとプーリーにかけてみます。空回ししても切れません。これならいけそうなので穴開け作業を再開しました。いつまでもつかわかりませんが、31日に接着してから今日まで、まだ切れずに回っています。

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とはいえ、いつ切れるかわからない時限爆弾を抱えているのは不安なので、翌日(11月1日)、秋葉原に行ってみました。期待していた工具屋2軒はいずれも「ベルトは置いてないなぁ」というすげない返事。少々落ち込みつつ、いつもの千石電商を覗いてみると、問い合わせの多い商品ベストテンの2位がゴムベルトで、これは2階に置いてあるという掲示が出ていました。早速2階に行ってみると、確かにかなりの種類の在庫がありました。しかし、輪っかになっているのは細いのばかりで、2mmより太いのは熱接着タイプになります。自分でやってうまく接着できるかという不安はあるものの、そこそこの値段だからダメモトで買ってきました。

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熱接着といってもどのくらいの
温度にすればよいのか、取り敢えず100Wのハンダ鏝のヒーター部分に近づけてけて様子を見ます。数分して色が少し透明っぽくなったところでぐいっと押しつけると、ネトっとしてくっついた感触があります。接着部分が常温に戻ったのを見計らい、片方を万力に咥えて引っ張ってみました。矢印が接着部分ですが、そのとなりが細く伸びても接着そのものは剥がれません。

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コツがわかったので所定の寸法にして本番。接着部分の出っ張りはニッパーでちょん切って整形します。これでスペアができ、安心して工作が進められます。

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前振りが長くなりましたが、パンタは止め金を作ります。フック状のものは可動式にしないと無理そうなので、K村流のピンタイプにしました。1.2mmの線の先をドリルレースで尖らせ、その下にちょっとくびれを入れています。

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横梁に差込んでハンダ付けしただけでは強度的に不安なので、3mmほど折曲げてたっぷりハンダを流しておきます。

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もう一度各部の不具合がないかを確かめたら、上枠が外れないよう関節金具を折曲げます。関節から出っ張った部分を切取れば、パンタは完成です。

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折り畳んだところ。少し左が上がっていますが、まぁいいことにしましょう。

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次はパンタ台の脚、板厚は0.5mmで4mm幅としました。裏に筋彫りを入れてバイスに挟んで曲げ、このあと直角になるよう整形します。

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よくよく写真を見ると4mm幅では太すぎるので、2.5mm幅で作り直しました。

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パンタ台本体にハンダ付け。木製屋根にイモ付けでは不安なので、外側になる部分の裏に0.7mmのピンをハンダ付けし、屋根に差込むようにします。

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パンタ台枠と同寸法の板に仮固定し、前後左右の位置合わせをしたら軽く押しつけ、ピンが入る穴の位置を決めます。

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ぐっと押込んだら、脚の裏側にロックタイトを流して固定します。

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パンタを乗せてみます。碍子は16番の直流用で、恐らくカツミのだいぶ古い製品です。上のつば径が太いタイプで、60形もちょうどこんな感じなのです。

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前から見たところ。幅もこんなもんです。

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七三の構図。う~ん、架線が欲しくなる。

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ベンチレーターも仮置きしてみました。

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中扉の戸袋部分は車体を持つときに力がかかりそうなので、補強を入れておきました。これで上回りはほぼできあがり、いよいよ台車の製作に取りかかります。

2019年10月30日 (水)

玉電デハ60形の製作(その10)

 JAMが終り、そのあと少々仕事が立て込んでいましたが、10月に入ってやっと一区切りついたので、玉電の製作を再開しています。JAMの前から取りかかっていたのはパンタグラフ、これは電車である以上、絶対に省略できません。

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デハ60形のパンタはこんな形です。写真は荻原俊夫様からご提供いただきました。70形や80形のPT52とは異なり、下枠は2本、台枠の形も違っています。いずれにせよ、自作しないといけません。パンタの自作は数十年前に一度やったことがあります。上枠を曲げる治具を作ったにも関わらず、畳むと微妙に捻れてしまったので、それ以来、なんとなくパンタの自作は敬遠していました。ところが、最近の原鉄模型スクールでK村師匠が自作を指導したところ、なんと金属工作は素人に近い生徒さん3人が、そこそこ形になったものを作り上げてしまったのです。これは正直驚きました。と同時に、講師としてはそれ以上のものを作らなければいかんというプレッシャーも重くのしかかってきたのです。
*K村師匠のパンタ自作ガイドは、はぐるまやのホームページ(はぐろぐ)に掲載されています。

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台枠はこんな形になります。

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半端の真鍮板から組立て台を作りました。ここまでは8月中に進行、9月になってからは細かいパーツを作っていました。

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関節金具を取付けた下枠、上昇用バネ受け、イコライザー受けを嵌込んだ主軸。関節金具、受けともなかなかイメージが掴めず、一度
作り直しています。

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あまり難しく考えず、工作を進めます。簡単なスペーサーを挟み、下枠の幅を決めました。

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右はシュー取付け金具を通した上枠。集電シューはかなり厚みがあるので、1
mm厚を2mm幅に切出し、摺板部分を残して0.7mmくらいに削り、さらに両端を少しずつ薄くしました。

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上枠を曲げて下枠に嵌込んでみました。まぁまぁよさそうです。畳んだ時、上枠が捻れず水平になるよう、長さ(曲げの位置)を少しずつ調整します。OKとなったらタスキをハンダ付け。横棒は関節に近いので、これに熱が回らないよう、低温ハンダで付けました。

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左右の台枠を
固定する横梁。K村師匠の作例は縦横3分割ですが、ハンダ付けでバラけないよう一体化しました。これも寸法を間違えたりして三度目の正直です。左右は1mm強折曲げ、アングル状にしています。

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横梁をハンダ付け。上昇用バネは0.4mmの燐青銅線を2mmのパイプに巻付けて自作。出来合いの細いバネよりだいぶ実感的だと自画自賛しています。

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車体に乗せてみます。大きさはこんなもんでしょう。

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いろいろな角度から眺め、一人でニンマリしています。

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イコライザーも取付けました。本物も路面電車用のパンタはバネとイコライザーが1本ずつです。

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折り畳んでもまぁ見苦しくない範囲に収まりました。一晩おいて明日またじっくり眺め、問題がなければ折り畳み用フックを取付けて完成です。

2019年8月14日 (水)

もはやこれまで・・・か

 JAMの開幕を祝うかのように、台風10号が関西に接近しています。東京も晴れ間が出ているかと思えば、時折かなり強い雨が降り、ベランダに延びている胡瓜に水をやる手間が省けています。

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我が家から目と鼻の先にある塀でセミが羽化したようです。アブラゼミかな。て、そんなことを考える暇があったら工作をしないといけません。泣こうが喚こうが、明日はJAMの搬入日なんだから。

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ここ数日はこんな工作をしています。パンタのフレームで2枚合わせにして主軸と取付け用の穴をあけます。

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バラしてアングル状に曲げます。最初は出来合いの3×3アングルを使うつもりだったのですが、角が甘いので気に入らず、0.4tの板に筋堀りして角をきっちり出しました。

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組立て用の固定治具も作りました。これで取付け寸法が決まったので、パンタ台の工作も進められます。て、そんな悠長なこといってる場合ではなく、どう頑張ってもこの時点で玉電は完成に至らないことが決定的となりました(今更言わんでもわかっとるわい)。このままJAMに出展してもいいものかと心配になり、ワンワン親分にお伺いをたてたところ、「大きいのは目立つから、どこか隅っこに転がしといたらえぇ」というありがたいお言葉をいただきました。

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未完成とはいえ並べるとなったら少しでも見栄えをよくしたいもの。手元にあるフリーの路面電車から台車を借用し、車体を仮乗せしてみました。車輪径は2mm小さい15mm、ホイールベースは5mm長い37mmですが、台車が付くとグッと電車らしくなります。ただし、このままではほとんど台車は首を振れません。WB32mmでも車体に当たるようなら、センターピン位置を少し中央寄りにずらすなどの逃げを考えます。

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パンタ寄りから。

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非パンタ寄り、渋谷向きの前面。JAMではこの状態で晒し者になります。あっ、前面の方向板枠も作らにゃいかん。

2019年8月 9日 (金)

玉電デハ60形の製作(その9)

 8月に入って同じネタばかりです。まぁ、猛暑日が続く毎日ですから、外歩きして熱中症になったら洒落になりません。冷房効かせた部屋に籠もって工作するのが一番です。

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車体のディテールはかなり最終段階に入り、いよいよ前照灯を取付けます。本物は帯板のステーを屋根のカーブに合わせて曲げ、ネジ止めしているようです。模型では金属車体ならハンダ付けですみますが、ペーパー車体の木製屋根だと、強度を保って固定するのはなかなか難しいのです。ステーの帯板は強度本意に考え、実物よりかなり太めの1.4mm幅で作っているので、これの垂直部分をなるべく針状になるように削ります。といっても板厚が0.4mmなので、そこまで細くすると強度が不足するだろうから、0.7mm弱くらいまで削り、角も軽くヤスっておきます。

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実物の取付け位置はこんな感じ。位置とやや下を向く角度はかなり個体差があります。これは水平に近い角度ですが、もう少し下向きなのが多いようです。

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大体の位置を決めたら、0.7mmの穴をあけます。

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仮に差し込んでみます。まぁいいんじゃないかな。

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斜めのステーを屋根に固定するため、0.7mmの真鍮線でピンを植込みました。軽くかしめようと思ったのですがこれは失敗。たっぷりハンダを流したら、上の出っ張りは切取ります。

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屋根にあけた穴に差し込みます。屋根と接する隙間にはロックタイトを流しておきます。

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高さもこんなもんでしょう。

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正面から見たところ。

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後ろ姿。ステーを止めるピンはハンダをある程度残し、強度を確保しています。あと、屋根上はパンタ台が残っていますが、正確な寸法を出すにはパンタのしっかりした図面を書くのが先決。う~ん、ゴールはなかなか見えてこない。

2019年8月 6日 (火)

玉電デハ60形の製作(その8)

 8月に入ってブログの更新ペースが落ちていますが、それは工作にかかる時間が多くなっているということです。

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車体の細かいディテールに入ると図面なんかはなく、写真を見ながら寸法を決めないといけません。前照灯は取付け方法が決まらないので、先にテールライトを片付けます。こんなふうにマスキングテープを使って穴を空ける位置を決めます。図面ではケース外径を4
mmとしましたが、実際には3mm、3.5mm、4mmを比べてみて3.5mmに決定しました。

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次は連結面につくK2A形の密連。単行の時はカバーが被さっているので、細かい部分は省略できます。実物はバンパーの下に見えている水平方向のピンで頭が上下方向の動きに対応するようになっています。それと電気連結器部分から引き込まれているジャンパーケーブル、この2点は省略できません。
*写真は東急電車形式集.3(レイルロード刊)から借用しました。

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まず自連にヤスリがけして平べったくします。

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首の部分に2mmの穴をあけます。ちょっとセンターがずれ、下は千切れてしまったけど、特に問題はありません。

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2mmの丸棒で串刺しにします。

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外径3mmのパイプを1mmくらいの輪切りにします。

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ピンは両側に2mmくらいずつ出っ張るように切り、先端を面取りしておきます。

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パイプの輪切りを嵌めたらロックタイトを流して固定します。

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横から見たところ。パイプの内径が2mmより少し太めなので多少ガタがありますが、見た目に不自然でないよう、位置決めしました。

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半端の真鍮板からカバーを作ります。

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蒲鉾型に整形したら接着材で固定します。実物はもう少し頭が平べったい感じですが、このあたりで手を打っておきます。横に空いている穴にはジャンパーケーブルを差し込みます。

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排障器の取付けベース
と干渉しないよう、首を延長しました。床板には高さ調整のスペーサーを噛ませています。ジャンパーケーブルは配線用コードの銅線を抜いたもので、連結器に植込んだ0.7mmのピンに被せて瞬間接着材を流しておきました。

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正面から見たところ。連結器はもう少し平べったいようですが、やり直している時間はありません。こちら側のバンパー上には、非常時に連結棒のピンを差込むための穴があります。当然、バンパー部分の長穴も抜けていないといけないのですが、それは省略しました。

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斜めから。連結器のピン、色塗ったらあまり目立たないかな。

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反対側。ジャンパーケーブルがなかなかえぇ感じやないか、と一人でニヤついています。

2019年8月 1日 (木)

玉電デハ60形の製作(その7)

 やっと梅雨が明けて、世間はもう8月になったようです。ということは、JAMまであと2週間、なんてことはあまり深く考えず、ひたすら工作を進めます。しかし、段々細かい部分に入ったので、時間を食う割に捗ったという気がしません。

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0.4mmの真鍮板からカプラポケットを作ります。大きい方が14×8mm、小さいのは6×4mmです。

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小さいのを真ん中から少し下がった位置にハンダ付け。

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1mm弱の縁が残るように整形します。写真で拡大するとアラが見えるので、もう少し修正しました。本物はいわゆる座付連結器というやつで、角パイフ状の支持部分と、左右に三角の補強リブが入っています。Oゲージ用のパーツもあるものの機関車用なんで玉電には少し大きいため、控えめな表現にしておきます。

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バンパーに合わせて軽くRを付け、強力接着材で貼り付けます。上に4個あるリベットは省略しました。自連は昔のパーツで、これも少し大きすぎますが目を瞑りましょう。この車両は64号を想定しているので、自連が付くのはパンタのない方(砧線で砧本村寄り)になります。模型は連結運転を行わないので、連結器は両側ともダミーです。

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連結器は首を長くするため少し加工しました。真鍮板には1.4mmのネジを切っています。ロックタイトとネジ止めを併用するので強度は問題ないでしょう。

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次に排障器を作ります。方眼紙に両面テープを貼り、その上に1mm幅の洋白帯板を1.2mm間隔で並べます。間隔を出すのは1.2mmの帯板を利用。このあたりは屋根上のランボード作りとほぼ同じ工法です。上の3段がパンタ寄り、下の4段が非パンタ寄りになります。

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同じ帯板を短く切って縦桟をハンダ付け。

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しっかりハンダを流したら、両面テープから剥がします。矢印の部分でほんの少し間隔が狭くなっていたので、この状態でベーク板に仮止めして修正しました。縦桟の余りを切取って整形したら、両端をほぼ90度に曲げます。中央部も僅かなRがついているので、このあたりは写真を見ながら目分量で少しずつ曲げていきます。

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車体へ取付けるため、0.4mmの真鍮板に1.2mm幅、0.8mm厚の帯板を直角に曲げてハンダ付けした取付けベースを作ります。写真は一定の間隔で傾きが出ないように固定する治具です。ベースと排障器本体の固定は、普通のハンダ付けだったら恐らく熱が回って全部がバラけてしまうでしょう。ここは低温ハンダの出番です。スライダックで電圧を50Vくらいに落としましたが、それでも少しコテを当てすぎたら、すぐとなりの縦桟にも熱が回ってしまいました。

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なんとかできあがり。実物は支持アームの裏に三角の補強が入っています。これをどうするかは今晩寝ながら考えます。

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車体への取付けは1.4mmのネジ2本で固定します。これは非パンタ寄りで、自連はダミーと割切り、首は振りません。

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パンタ寄りはウエスチングハウスの密連が付きます。どう作るかは思案中。

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高さはどうだろうか。図面上の床上高さに合わせたスペーサーに乗せてみます。排障器下端はレール面上2mmになるはずですが、非パンタ寄りは0.2mmくらい狭かった。この記事をアップしたあと、床板のスペーサーを削って調整しました。

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パンタ寄りはドンピシャでした。

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実物の自連はかなり飛び出しています。模型は少し控えめにしておきました。なお、排障器の製作にあたっては、ぬか屋さんの砧線レポートにあった60形の正面がちな写真が大変参考になりました。

2019年7月22日 (月)

玉電デハ60形の製作(その6)

 JAMまであと何日? カレンダーを横目で眺めながら、ひたすら作ります。

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先週試作したランボードの本番です。材料は揃いました。

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試作とは工法を変え、方眼紙の上に帯材を仮止めします。1mmの真鍮線をスペーサーにして間隔を整えました。

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脚の所定位置に瞬間接着材をチョンと置き、ガイドラインに合わせて貼り付けます。少しくらい角度が狂っても、ランボードの影になるから気にしない。

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できました。簀の子みたいだな。

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車体に仮置きしてみます。まぁまぁかな。

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しかし、横から見たら脚の断面が平行四辺形になっているのがあります。カッターで切る時、刃が斜めになっていたんですね。気をつけたつもりなんだけど、こりゃあかんわ。やり直し!!

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脚は1.5×1.5の桧角材にしました。脚同士の平行を出しやすいよう少し長めのまま接着し、最後に彫刻刀で所定の幅に切り落とします。

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失敗作と2度目の比較。1mm間隔は少し広すぎたようです。

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横から見てみます。これならいいでしょう。

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屋根に固定しました。脚の下側を屋根のアールに合わせるのは、屋根に400番のサンドペーパーを置き、その上を前後に何度が往復させればOK。

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ベンチレーターは小型のガラベン。HOの旧国用(エンドウ製)ですが、見た目そんなに不自然ではなく、これでよしとします。

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次は0.4tの真鍮板から前照灯の取付け脚を作ります。

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前照灯は買置きがあった旧国用の100W(LP42)。

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本体をハンダ付けしてから曲げを深くします。屋根への取付け方は検討中。金属車体なら簡単なのですが、木製屋根で強度を確保するのは結構難しい。いいアイディアが浮かぶまでに排障器を作っておこう。これも前後で形が違うのだぁ。

2019年7月13日 (土)

玉電デハ60形の製作(その5)

 その4から2ヶ月近くになりますが、見た目の進展はほとんどありません。といってもサボっているわけではなく、屋根上にあるベンチレーター、ランボード、パンタグラフ、パンタ台などの資料集めに難儀しているのです。

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60形は渋谷方面に出てくる機会が少ないので、私も屋根上がわかる写真は撮っていません。幸いにもCedarさんを通して御大から貴重なカットを何点かいただきました。これであとは想像力を膨らませれば、なんとかなりそうです。それにしても60形はベンチレーター、パンタグラフ、パンタ台が70形とは全然違うのです。これは大きな誤算でした。

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ランボードは4列になっています。ボード1枚の幅は3mmくらいと見当をつけましたが、念のため2.5mm幅のも作ってみます(写真は3mm幅)。脚は2mm厚の茶ボール、板は0.5mmくらいの白ボール、いずれも車体を作った余りものです。

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速乾性の木工ボンド(正確にはコニシではなくセメダイン)で組立てます。板の間隔は1mmなので、全体では15mm幅になります。

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乾燥したら余分な脚を彫刻刀で切落とします。右が2.5mm幅で、全幅は13mmになります。

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車体に乗せてみます。これは3mm幅。

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こちらは2.5mm幅。後ろに乗っているのはパンタグラフの大きさ確認のためのモックアップです。

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3mm幅を前面から。


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同じく2.5mm幅。微妙なところだな。

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こうしてみるとかなり違いがわかります。正面がちの写真なども検討の結果、2.5mm幅を採用とします。

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パンタグラフも大きさがわかりません。一般用のPS100ではちょっと大き過ぎます。

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長さ、幅とも数mmほど小ぶりにしてみました。パンタ台に乗り、集電シューもつけば、そこそこバランスが取れそうです。

ところで、JAMまであと何日だぁ。

2019年6月14日 (金)

大阪3日間レポート(その3、JORC関西運転会)

 6月1日(土)はJORC関西の運転会、今回の大阪行きの本命ですが、最近はその前後にあちこちを乗り歩きする方にウエイトがかかり、本末転倒になりつつあります。

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会場の夙川まではJR~阪神~阪急というルートです。これは環状線新今宮ホームの乗車位置目標で、◯は4扉、△は3扉を意味します。あと数日で4扉用はご用済みとなりますが、関西本線ホームはまだしばらく、◯と△の併用が続きます。

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阪神の尼崎、昨日はジョーのある街しか気がつかなかったけど、これは反対側のホーム。近鉄との相互乗入れはもう10年になるんですね。

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西九条から乗ったのがこれだったので、折返してくるところを狙いました。奈良線の前身である大軌(大阪電気軌道)の色だそうです。

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甲子園でもちょっと撮影。5月22日付で5131形が廃車になったので、青胴車は5001形だけになりました。

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今津、西宮北口で乗換えて夙川に到着。せっかくなのでここでも少し撮影していきます。これはなんの記念なのか、右下にSDGSトレインと書いてあるけど、ようわかりません。

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来た順にまずは1000系。いつの間にかだいぶ増えています。

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8000系。

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8000系もどきの顔になった7000系。

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クーラーが見えないようにと無駄な努力をしている9000系。ひととおりの形式は撮れたので、運転会の会場に向かいます。

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この教会に来るのも3回目です。

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入り口にささやかな案内が出ていました。

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レールはほぼ敷き終わっていて、ジョイナーの確認、テーブルの段差部分の高さ調整などを手伝いました。画面奥が入り口で、左が会員と招待者のエリア、右が一般の観覧エリアと分けています。

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観覧エリア側が内側エンドレスのヤードになります。

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私鉄電車が並ぶ外側エンドレスのヤード。阪急9300系はショーティーです。

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3線式と2線式の小エンドレスは個性的な車両が揃っています。手前はなんと直径40cmくらいの極小エンドレス。

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16時で運転終了し、直ちに撤収作業にかかります。これは約30分後の状態。テーブルと椅子をきっちり倉庫に収めるのが大変でしたが、17時頃にはすべて片付き、解散となりました。

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まだ明るいので夙川左岸を阪神の香炉園まで歩き、その途中でJRを撮影。7連でもケツがさくら夙川のホームにかかってしまい、あまりよいアングルとはいえません。この駅ができたおかげで、阪急の夙川は特急停車駅に昇格しました。

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貫通型が先頭に出た「スーパー白兎」。

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225系の新快速。雲が切れたので足回りも潰れなくなりました。

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221系の快速。これは今見てもいい車だなと思います。実はこの場所の下り線側は朝方の上り列車を狙えるポイントで、今までにいかにも阪神間というカットが紹介されています。ただし、現在は線路脇の柵が高くなったりして、昔と同じポジションでの撮影は難しくなっているようです。
 18時を過ぎたので撮影は終了。今日はどこで晩飯を食べようか。

2019年5月25日 (土)

玉電デハ60形の製作(その4)

 2月のその3を報告したきりのデハ60、車体はほぼ完成となっていますが、なかなかすんなり次に進めない関門が控えています。

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4月12日、ウィンドヘッダーを貼りました。扉上も一直線なので、これを最初に貼ると位置決めが楽になりそうです。

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屋根と車体側面の境目は雨樋ではありません。鋼板屋根なので、屋根部分が車体に被さり、その端がちょっとL字型に曲げてあるという感じなので、できるだけ細くしないといけません。右下はウィンドヘッダーとの間隔を一定にするための治具です。

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下地処理をしていますが、細くてヘナヘナなので直線を出すのは難しい。

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帯材は2本で足りず、片面は中程で継いでいます。

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ドアの上の水切りは、同じ帯を90度捻って接着しました。厳密にいえば水が切れないけど、見た目まぁまぁなのでよしとしましょう。

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ドア下の靴摺も貼りました。

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これらの帯はなかなか同じ幅に切り出すのが難しく、何本も切っておいて、
なるべく寸法の揃ったものを使います。

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化粧直しにまたサフェーサーを吹きます。

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5月1
日、台車を見に宮の坂まで行き、メジャーを当てて主要部分を採寸しました。これもなかなか難物です。

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屋根にベンチレーター、パンタの位置を罫書いてみました。ベンチレーターは片側4箇所ですが、63~65はパンタ寄りの1個が撤去されています。パンタ位置はどうも図面と違うようなので、さらに検討を加えます。こんなペースでJAMに間に合うのか・・・・。

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