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カテゴリー「鉄道全般」の記事

2017年3月21日 (火)

2016年度の引退車両

 もう学校の卒業式もほとんど終わったようです。鉄道の世界も各社で春のダイヤ改正が実施され、それと引換えに引退となった車両もあります。ストック画像から主に首都圏で引退となった車両をピックアップしてみました。なお、この春ではなく、一部は今年度内のものもあり、順不同です。

P1033605都営地下鉄新宿線、10-300R形。10-000形置換えにあたり、8連化のため増備したユニットを抜出し、10-300形に準じたクハを両端に配して8連としたもの。6本ありましたが、10-300形の増備で廃車が進み、最後の1本(写真の10-330編成)が今年の2月に廃車となりました。新製してから10年足らずのクハも運命を共にしています。

P1263849これはまだ全滅にはなっていない京急2000形。しかし、4連は2016年10月で姿を消し、5本残っていた8連も写真の2031編成が今年の2月、2041編成が3月に廃車になっています。残るは2011・2051・2061編成の3本。来年の春までには確実にお別れとなるでしょう。

P2048561南武線は昨年の春でE233系に置換えられたと思っていたら、209系は写真の53編成が1本だけ残っていました。運用に余裕のある青梅線用のE233系6連1本が転用され、3月4日限りで運転を終了しました。

P4214381東京メトロ6000系はまだ全廃にはなっていませんが、2次試作車の6001編成は2016年5月に廃車となり、インドネシアに譲渡されました。車体側面の裾が深く、下回りが見える地上区間では、なおさら重苦しい印象です。おまけにVVVF改造でその一部が切欠かれ、割れ鍋に綴じ蓋状態。車種構成も量産車とは違うし、インドネシアでも手を焼くんじゃないかな。

P5050309京成電鉄ではついに3600形の3618編成が2月に廃車となりました。写真は8連化で余った先頭車を集めて6連とした3668編成。両端の2両ずつがVVVFのモハ、中間の2両はサハで、そのサハ2両(3608-3601)が2月に廃車となりました。3500形の未更新が廃車となり、4連が不足となるのを補うためなのだろうか。

P70800943500形の未更新車は廃車が進み、最後まで残った3588編成が2月27日にお別れ運転を行いました。京成初の冷房車ですが、冷房に金がかかった分、蛍光灯の数を減らしたり、窓構造を簡略化するなど、あちこちにコスト削減したのが見え見えです。

P9065409首都圏では最後まで残っていた烏山線のキハ40形(2000番代)は、ダイヤ改正前日の3月4日がラストランになりました。

P9065481右がキハ40を追出したバッテリーカーのEV-E301系。しかしまぁ、キハ40なんておよそ人気のない車両だったのに(まして烏山線用はロングシート)、最後となるとわざわざ撮影に駆けつけたりするんですね。

P9096711東京メトロ01系。登場時はかなりの話題を呼んだ車両ですが、電機子チョッパ制御に非冷房という、当時の営団の意地が感じられます。すでにVVVF制御が実用化された時代なのに、自らが開発を進めたチョッパ制御が捨てきれず、冷房も車両ではなくトンネル全体を冷やそうと考えていました。写真の2編成はどちらも元非冷房車で、屋根肩の通風用ルーバーが不規則に残っています。

Pa039355千葉ニュータウン鉄道9000形。登場時の会社名は住宅・都市整備公団で、都市基盤整備公団を経て、現在の千葉ニュータウン鉄道になっています。いまでこそ路線は成田スカイアクセスとなっていますが、当時は北総開発鉄道と合わせて北総・公団線と呼ばれていました。写真の9018編成は3月20日がラストラン。


Pc090411東急5000系の6扉車。混雑緩和の切り札として、あれよあれよという間に編成あたり3両も組み込まれ、おかげで編成順序が入替わってクハ以外は全部改番を余儀なくされました。しかし、混雑対策としてホームドアの設置が決まると、一転して規格外の邪魔者扱いされ、2016年1月から4扉車への置換えが進められています。残る4本も早ければ2016年度内、遅くと5月頃までにはオール4扉車となるでしょう。

2017年3月10日 (金)

鉄道強要講座(袖仕切り・その2)

 来週から原鉄道模型博物館で春のOゲージ展が始まるし、その前に原稿を2本片付けなければいけないので、ブログは暫し放置状態になっていました。原稿はなんとか見通しがついたので、もうてっきり終わっていると思われている鉄道強要講座を再開します。袖仕切り、その2は主に関西の私鉄を見てみましょう。

3000関西の私鉄は立ち客との干渉を避けるというより、座っている人の肘掛け的な要素が強いようです。混雑度の違いもあるのかも知れません。これは阪急3000系。扉の脇に立たれたら、ケツが顔を直撃します。

5000阪急5000系リニューアル車。7000系からこのデザインになっています。

9300同じく阪急9300系。かなり複雑な構造になっています。

1000その阪急も1000・1300系ではこうなりました。表面を木目調にして、なんとか阪急の体面を保っています。

6000南海6000系も肘掛けのようなデザインです。

20002000系では立ち客との干渉にもいくらか配慮した形態に。9000系も同様です。

Dscf3658京阪はかなり複雑な形です。写真は5000系ですが、このデザインは2000系から始まっています。

10000だいぶ今風になった10000系。しかし、この色使いは京阪ならではです。

8000阪神は実用本位のパイプ構造だったのですが、最近はだいぶ様変わりしています。これは8000系リニューアル車。下の隙間はなにを意味しているのだろうか。

1000_2機能的にはこれでいいのだろうけど、もうちょっと色気が欲しい1000系。

5700一気にブッ飛んだデザインになった5700系。これなら立ち客とは完全に遮断されます。

3000_2山陽3000系はシンプルイズベスト、なのか。横棒の位置が低いけど、肘を乗せるにはちょうどよいのかも。

3000_3神鉄3000系。1000系からのデザインです。

P5202663シグ鉄さまの強い要望により、1100系を追加しました。

2000_22000系は阪急7000系のそっくりさん。1500系からこうなりました。

3000_4神戸市営地下鉄3000系。えぐれた部分が肘掛けの役目になるのでしょう。

820関西の私鉄といいながら近鉄がありません。代わりに元近鉄820系でお茶を濁しておきます。しかし、基本的に丸っこい車体の4扉車はこのデザインです。

*次の番外遍で終わる見込み。

2017年2月17日 (金)

鉄道模型とあそぶ前の一仕事(その3)

 館内をひととおり見終わり、次は少々煙たい所に行きます。

P2104187先ほどからC57 1が同じ所を何度も行ったり来たりしています。制動試験でもしているのでしょうか。

P2104212本館からの連絡通路上から扇形庫が一望できます。外に出ているのはC56 160、右端の赤いのは休憩所になっているオハフ50 68です。

P2104214SL第2検修庫では、D51 200が本線復帰に向けて整備中。

P2104218嵯峨野観光鉄道のDE10がなにやらアルバイトしています。

P2104240扇形庫の右半分は実質的な静態保存機。C59 164は呉線でご対面しています。個人的な一押しはこのC59。やたらデカけりゃいいってもんじゃないんだから。

P2104255そうこうしているうち、C62 2が出てきました。

P2104260ターンテーブルでいつもより多め?に回し。

P2104263ピット線に入って。

P2104281火床整理が終ったら、石炭を積込みます。石炭はフォークリフトで2・3杯。有火状態を維持するだけだから、このくらいで十分なんですね。

P2104270隣からはSLスチーム号が発車。本日の牽引機はC61 2でした。テンダーが少し短めだけど、個人的には好きなカマです。

P2104285本館3階のスカイテラスからの眺め。雪は止んで晴れて来ました。蒸機の日常的な整備作業を身近でじっくり観察できるのがここの強み。妙な演出より、はるかに効果的だと思います。

P2104288カメラを京都駅方面に振ると、SLスチーム号、左端に少し欠けて8630、中央にC57 1。これでバックの山陰本線になにか走ってくれれば文句ないのですが。

P2104292営業線のヤードを覗いてみると、東京メトロ15000系の甲種輸送が一休みしていました。

P2104299これは2階のレストランから。窓際の席に座ってラーメンをすすりつつ、C57が近づくとシャッターを切りました。

P2104320そろそろ帰ろうと思ったら、今度はC57がピットに入るので、せっかくだからこれも見ていきます。それにしてもボイラーが細い。

P2104319いつのまにかC56の隣にC61が並んでいました。結構出入りがあるので目が離せません。

P2104324ターンテーブルに乗るC57。ぎりぎりで正面に陽が当たりました。

P2104330グルグル回ってバックで入庫。

P2104337C62 2の隣に収まりました。

P2104321一番端には7105がいました。義経だったかな。久しぶりに見る生きた蒸機に堪能し、博物館をあとにしました。まだ端折った所もあるので、もう一度は来る必要があります。

P2104350帰りは木津屋橋通りを歩いて京都駅に向かいます。上の置物は京都市電の2000形。

P2104354この通りには古い家も残っていました。

P2104353そして古い住居表示も。

P2104355京都駅には珍しいのが止まっていたので、夕方の通勤客をかき分けて1枚。このあと奈良線に一駅乗り、東福寺で京阪に乗り換えて大阪市内に向かいました。

2017年2月15日 (水)

鉄道模型とあそぶ前の一仕事(その2)

 四条大宮で13時を回ったので、乗り歩きは一区切りをつけ、次の目的地、京都鉄道博物館に向かいます。大宮通りを南に下り、水族館前を経由するバスに乗りました。京都のバスは初乗り230円、高い!

P2104055バスを降り、道路を渡れば梅小路公園。おっ、京都市電がいる。手前は800形890号。800形の最終グループで顔付きは900形と同じ。ワンマン化されずに800形で残った車両です。

P2104056その台車。軸箱支持はアルストム式みたいな構造です。

P2104057となりは700形。軽量車体が仇になり、短命だった形式です。中学の修学旅行でこの電車を見て、4枚折り戸がシュッ、パタンと開閉するのに感激しました。

P2104060クラシックな500形と、京都市電の代表ともいえる600形をワンマン化した1600形。市電カフェになったりでボロクソに言われているけど、残っているだけよしとしましょう。

P2104070バッテリーのN電は土・日・祝日のみの運転。金曜日なのでお目にかかれません。動力はともあれ、ダミーでも架線くらいは張って欲しい。

P2104073線路に沿って歩けば公園の外れ。山陰本線の高架をくぐればいよいよ京都鉄道博物館です。

P2104346その前にちょっと振り返ったら、もう1両、京都市電を発見。これは連結運転を行った2000形です。中は資料館になっているらしいけど、平日は公開されていません。

P2104074左に鎮座している旧二条駅舎はミュージアムショップになっています。博物館の入り口はこの先。レールきっぷのA券を見せ、1割引の1080円で入館します。

P2104076C62、湘南電車、新幹線がお出迎え。0系をEF58に代えれば、子供の頃の乗り物絵本の表紙です。

P210408180系は丸っきり足回りの観察ができません。それにしてもすごい所に修復銘板を付けたもんだ。妻面にもちゃんと付いているのに。このモハ80001、メーカーが日立製作所(笠戸)というのは意外でした。

P210434180系のドア。ガラスが3分割というのが初期車の特徴でしたが、これはよく見ると最上段が少し大きい。つまり、2分割タイプをベースにしているので、正しく3等分になっていないのです。

P2104092朱色同士の並び。DD54も足回りが見たい。

P2104094中庭に並ぶEF81とEF58。ここも越路吹雪の祟りじゃ~。

P2104102やっと建物の中に入ります。これはじっと見ていても飽きない。

P2104312やたら尖ったのがいます。右のクハ489は「雷鳥」。次の日に鉄道模型とあそぼうで151系を走らせたら、子供が「あっ、雷鳥だ」といったのはこれを見ていたからでしょう。

P2104113地味だけど私には懐かしい機関車。中央本線で準急を牽いていたのを覚えています。

P2104133これは鉄道技研で見たことがある。

P2104134これも懐かしい。といっても実際に見た覚えはほとんどない。

P2104174よくぞこんなものまで。この部分のレールがカーリターダーなのに気付く人は、ほとんどいないでしょう。

P2104145_2少し高い位置に置かれたDD51。となりのEF66もそうだけど、足回りがよく見えて、模型屋にはありがたい。

P2104147うぉぉぉ、これは空気バネ実用化の第1号といえるKS50。よくまぁ処分せず、弁天町から持って来てくれました。となりには阪急のFS345も並んでいます。

P2104153軸バネに使われた空気バネ。まだ鉄道用の製品がなく、スクーターのタイヤのチューブを流用したといわれています。

P2104158集電装置のコーナーには500系の翼型パンタもあります。これがゆっくり立ち上がるさまは、なかなかセクシーです。

P21041952階の鉄道ジオラマ。カシオペアとかキハ110なんかも走っていました。

P2104199私鉄まで揃えているのは褒めてつかわす。この時は京阪特急(8000系)が走っていました。

*このあとSLひろばをウロつきますが、長くなるので次回に回します。

2017年2月13日 (月)

鉄道模型とあそぶ前の一仕事(その1)

 11・12日は神戸で営業していましたが、前日の10日は自由行動。例によって9日夜に東京を脱出しました。

Dscf428923時半頃のバスタ新宿、発券カウンターの前あたり。個人的にバスタ新宿から乗るのは初めてですが、これほど人が多いとは。床に座り込んで半ケツ丸見えのオネェさんもいました。

Dscf4288ここの最終便は0時25分発。私が乗るドリーム号と同じ23時45分の便が6本もあります。

Dscf4291プレミアムエコドリーム131号。今回は京都まで乗ります。途中の甲南パーキングエリアは地面がうっすらと雪に覆われていました。しかし、バスは所定より約30分早い6時50分頃、京都駅前に到着しました。

Dscf4296早速、今日一日お世話になる「歩くまち・京都レールきっぷ」(1300円)を買おうとしたのですが、市バス・地下鉄案内所は7時30分にならないとオープンしません。京都駅のみどりの窓口でも買えるというのでそちらに行ってみると、地下鉄や嵐電などに使えるA券は、市バス・地下鉄案内所で引き換えるシステムだとか。仕方なくJRで山科まで往復して時間を潰し、やっとA券を手に入れました。

Dscf4297このきっぷで1日フリーとなるのは、京都市営地下鉄全線、嵐電全線、京阪京津線の御陵~浜大津、同本線の出町柳~淀、同宇治線全線、阪急嵐山線全線と京都線の洛西口~河原町、JRは東海道本線の桂川~山科、山陰本線の亀岡~京都、奈良線の京都~宇治と、かなり乗りでがあります。おまけに鉄道博物館、市美術館、二条城など11の施設で入館料割引などの特典があります。

P2103922まずは市営地下鉄を国際会館まで乗ってみます。ラッシュの混雑も今出川あたりまで。終点は8時台でもガラガラでした。

P2103928外に出てみます。右の建物が国際会館の会議場(らしい)。宝ヶ池まで行ってみようと思ったのですが、雪がちらついてきたので、駅に引き返します。

P2103933改札口にあった大原女の像。童女という感じですね。私のイメージはもっと渋皮の剥けたオネェサンなんだけど。

P2103937地下鉄ではあちこちで見かけたポスター。

P2103938竹田行きに乗り、烏丸御池で東西線に乗り換えます。

P2103944三条京阪で途中下車。本家?の京阪の表示を確認してみました。以前は本線が「京阪三条」、京津線が「京津三条」と区別されていましたが、今は単純に「三条」となっていました。

P210394515分に1本の浜大津行きに乗ります。

P2103947800形は先頭車がクロスシート。当然、前向きの1人掛けを確保しました。

P2103949四宮は車庫機能が錦織に移り、建屋もなくなっていました。

P2103952追分を出るとすぐ、R45の最急カーブを通過。

P2103957R80は当たり前。盛大に水を撒いています。

P2103963浜大津の手前の併用軌道をゆっくり進みます。この時はまだ晴れていて、戻りは上栄町まで歩きながら撮影しようと考えていました。

P2103965浜大津到着。乗ってきた800形は引上げ線に入り、すぐに折り返します。

P2103973改札を出て、お誂え向きの歩道橋から定番のカットを1枚。しかし、風が冷た~い。

P2103974振り向けば琵琶湖。少し雲行きが悪くなってきました。昭和39年の夏、初めてここに来た時は、琵琶湖はおろか、江若鉄道の存在すら全く頭になかったのです。

P2103975雪が横殴りに吹き付けてきます。

P2103978意地で800形を待ちました。しかし、これ1本で退散です。

P2103999電車の中は暖かい。御陵から地下に潜ります。人を呪わば穴ふたつ。

P2104001ここで地上に出ます。

P2104003嵐電に乗り換え。レトロ車が来ました。

P2104009嵐山は相変わらずの賑わいです。

P2104010人力車は浅草より多いかな。

P2104012有名な橋を渡ります。

P2104014さらに数分歩けば、阪急の嵐山。駅前は小綺麗になり、マツダのマークが入った街路灯はなくなっていました。

P2104015嵐山線といったら、本線をお役ご免になった電車しか走っていません。

P2104018しかし、これが阪急で一番豪華な普通車なのは周知の事実。

P2104017ホームのベンチが微妙なデザインでした。

P2104027桂で京都線に乗り換え、ここで下車します。

P2104030昭和の初めにできた地下駅だし、地形上から通路が妙に捻れていたりします。

P2104034地上に出で嵐電の西院に行くつもりが、ご丁寧に2度も方向を間違えました。それはさておき、吉野屋と松屋がもろ隣合わせというのも珍しい。

P2104035嵐電の西院までは歩いて数分。今は四条通の南側にホームがあります。

P2104053駅名は阪急の「さいいん」に対して嵐電は「さい」。まぁ、それぞれに理由はあるようです。

P2104036_2嵐電はホームの移設工事が行われています。阪急との連絡口もできるそうです。といっているうち、また雪がちらついてきました。

P2104039車庫の方に回ってみると、うわぁぁぁぁぁぁぁ、越路吹雪の祟りかぁ。

P2104040それでも電車が来れば条件反射的にシャッターを切ります。

P2104043その3分後には結構なお日和に。もう一度、四条大宮まで嵐電に乗ります。

2017年2月 9日 (木)

鉄道強要講座(袖仕切り、その1)

 そろそろネタ切れかと噂されている強要講座、まだしぶとく続きます。今回のテーマは袖仕切り(そでしきり)、あまり鉄道用語っぽくないですが、座席の両端にある、座っている人がずり落ちないようにする仕切りです。

Pc093311手持ちの画像で一番古いと思われるのがこれ。東京地下鉄道1000形です。仕切り板、パイプともに優雅な曲線で構成されています。立ち客が移動する時の邪魔にならないように配慮したそうで、形としては長椅子の肘掛けのイメージです。東西を問わず、戦前の車両にはこういう凝った造りが多く見られます。

Pc093342こちらは見るからに実用的な東京高速鉄道100形。板タイプではほぼ長方形で角に丸みをつけたり、その部分に取っ手を組み込んだものもあります。

12国鉄の標準タイプで、板とパイプの組合わせ。パイプは肘を置くにはやや高く、立ち客との干渉を避ける役割でしょう。子供の頃はこの隙間から足を出し、進行方向を向いて座ったりしていました。関東の私鉄も吊掛車は概ねこれと似通ったデザインでした。

101垂直部分を荷物棚と一体化して掴み棒の役割を持たせた101系。このデザインは72系全金車から始まります。

103尻、太腿がはみ出ないよう、当て板を追加した例。東マトの103系です。

201201系では板とパイプの組合わせにモデルチェンジされます。写真は青梅線用の車両で、風除けのアクリル板(材質は未確認)が追加されています。

205205系も同じデザイン。武蔵野線用で、青梅線用の201系と同様の風除けが取付けられています。

1151000風除けの例は長モトの115系1000番代にもありました。透明なのでわかりにくいですが、風除けの面積は201系、205系より大きく、上半分に模様が入っています。

103_2JR西日本で体質改善を受けた103系。仕切りの内側にもモケットを貼ってあり、国鉄時代より手をかけています。

204収納式座席のサハ204にも、申し訳程度の仕切りがあります。

1235042ちょっと見にくいですが、クモハ123は単純な板状です。写真はJR東海のクモハ123-5042。JR東日本のクモハ123-1も同じなので、この形式の共通仕様なのかも知れません。

3600私鉄で最も101系に近いと思われる京成電鉄3600形。このデザインは3500形からです。

35003500形の更新車は201系に似ています。

2010京王帝都電鉄は2010系2次車(だと思う)から、荷物棚と一体化したデザインに移行。5000系も同じです。

70006000系から横のパイプが2本に。写真は7000系です。

3000井の頭線の10003000系。最近の更新車もこのタイプになっています。

101_2西武鉄道は101系初期車までがこのタイプ。

2000101系後期車から荷物棚と一体化されます。横パイプの位置が高く、座った人がはみ出ないよう、縦に1本追加されています。小田急も2600形からがこれに似たデザインでした。写真は2000系で、右手前は車椅子スペース新設のためにあとから追加されたものです。

2000_5新2000系からは横パイプが2本、縦の掴み棒は少し斜めになります。

6000下半分が板になった6000系。この変化は国鉄の101系→201系と同じ。

30000卵の丸みに拘った30000系。

2000_3できる限り30000系に近づけた新2000系リニューアル車。
*このあと、主に関西篇で終わる見込み。

2017年1月19日 (木)

横浜にこんなものが

 横浜三井ビルといったら、2階に原鉄道模型博物館がある、あのビルです。昨日(18日)の9時半頃、そのビルの入り口前に来てみると。

Dscf4099青いシートを被った物体が置かれていました。

Dscf4100なにやら説明板もあります。

Dscf410610時15分頃、ビルの中から出てきた一団がこの前に集まりました。綱引きが始まるのか。

Dscf4108せぇの~。うまくシートが外れました。

Dscf4111出てきたのは小さな車両。パンタグラフがないから気動車のようです。実はこれ、18日から原鉄道模型博物館で開催されている「台湾の軽便鉄道展」の呼び物で、レプリカではなく実際に台湾糖業股份有限公司で巡回車として使われていた本物です。

P1183794ゲージは762mm。標準軌の約半分なので、現地では五分車と呼ばれているそうです。長さはせいぜい5m弱くらいでしょう。

P1183793定員12人、自重2トンです。

P1183787一応、連結器も付いています。

P1183790エンジン。この大きさだからガソリンエンジンでしょう。

P1183791こちらが駆動軸。軸バネは1段リンク式です。

P1183795車内に入ってみます。椅子は木の板1枚。室内灯は2箇所。扉は進行方向の左前方にあり、左右点対称の配置。運転台はどこだ?

P1183796車内のほぼ真ん中に変速レバー、クラッチとアクセルペダル、サイドブレーキ、ハンドブレーキがあります。つまり、ここらへんが運転席。入換え用のDLみたいに横向きで運転するようです。

P1183799ハンドブレーキ側から。

P1183801メーターパネル。右上は回転計、左のつまみはライト関係か。それにしては数が多い。

 台湾の軽便鉄道展は3月13日まで開催。この巡回車を見るだけなら入館料は必要ありません。土曜、日曜の10:30~13:30は車内が見学できます。

2017年1月 3日 (火)

〇〇初め

 年が改まり、デパートは初売りで大賑わい、中学生の孫は宿題の書き初めに四苦八苦しています。本来、〇〇初めというのは元日ではなく2日に行うものなのですが、まぁ固いことは抜きにして、今年の〇〇初めを列挙してみます。

Dscf3987元日の昼過ぎ、初めて外に出で我が家の玄関をパチリ。写真初めです。

Dscf3989そのまま5分ちょい歩き、地元の氏神様へ。

Dscf3992我が家を代表して初詣。にわか信者で賑わっています。

Dscf4002家に戻って名鉄美濃町線のポジをスキャン。これは大晦日から2年越しです。その日の夜にアップして、そこそこの反響がありました。

P10235892日はかねてから気になっていた場所の下見。中央線と京王線に初乗りして行った先は稲城からほど近い、妙見寺というお寺。画面右下が本殿への参道で、この階段は妙見堂に通じています。しかしこの坂、車が上り下りしているようです。

P1023580階段を上がったところからの眺め。高架は武蔵野線、真ん中を京王相模原線がくぐっています。ここは貨物線なので、20分くらい待っていても列車は1本も来ません。しかし、臨時ですがここを走る旅客列車もあるのです。

P10335923日は早起きして7時過ぎに朝飯をすませ、新宿8時発の京王八王子行き特急、調布で橋本行き快速に乗り継ぎ、8時35分頃、昨日の場所に到着。待つこと暫し、8時55分頃、これが通過して行きました。南越谷発鎌倉行きの「ホリデー快速鎌倉」です。かつてはスカ色の115系だったのですが、現在は185系の6連。今週末の7~9日も運転されます。
*この写真は少し大きめにしています。

P1033602それ以後、貨物列車は来そうもないので、京王線に戻ります。さきほど下りに都営の10-300R編成が入っていたので、それの帰りを京王よみうりランドで待ち構えます。まずはお馴染みの8000系10連の準特急。

P1033603数で勝負の9000系。これは地下鉄乗入れ用のラスト編成で、9749に続けて9750にはできないため、9730と番号が戻っています。前面のKEIOのロゴも赤帯の切欠きではなく、青帯の下になっています。

P1033605やってきました。両端のクハだけがE231仕様の10-300R編成は廃車が進み、残っているのはこれ1本だけ。それも今年度内に廃車となります。

P10336067000系の準特急。最初から10連で新製された20番代です。

P103360710-300形の最新タイプ。ホームドアを意識して幕板の帯が太い。

P103360810-000形のラスト2本は顔が変わりました。まぁ、嫌味のないデザインです。10時を回ったけどまだ帰宅するには早い。正月だから京急大師線の干支マークがついた電車を撮ろうと、京王稲田堤から南武線に乗り換えます。

P1033609京急川崎の大師線ホームは善男善女で溢れています。いきなり来たのは1000形で、前面にはなぁ~んにも付いていません。

P10336122本目は1500形で、しっかりマークが付いています。電車の絵は1000形の貫通タイプか。

P1033615マークは2種類あるはずなので、もう1本待ちます。正月ダイヤで6分間隔なので、すぐ次が来ました。本来ならお大師様にお参りするところですが、電車がメチャ混みなのパスして品川に向かいます。幸か不幸か800形のオリジナル塗色、1000形の貫通タイプには出会わず、腹も減ったのでそのまま帰宅しました。

2016年12月28日 (水)

2016年を振り返る(7~12月)

 続いて後半です。

7月
P7101768
10日は江ノ島の八坂神社天王祭。江ノ島~腰越間の道路を神輿が巡行するので、その間の数時間、江ノ電は鵠沼~長谷間が運休になります。写真は神輿が通る小一時間ほど前。

Dscf295716日からパシフィコ横浜で世界鉄道博2016が始まりました。期間はほぼ2ヶ月。なんとか持ちこたえました。

8月
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7日は16番の運転会に参加。20代の生意気盛りの頃、6人が相互乗入れを想定して製作した車両のうち、4社が久しぶりに顔を揃えました。

Dscf320319日からは有明のビッグサイトでJAM。子供の頃に戻った3日間でした。

9月
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24日は関西合運に参加。といっても手ぶらの宴会要員です。25日は秋の関西1デイパスを使ってJRを乗りまくり。相生では黄色の115系とご対面。舞子では青春Mさまの網にかかり、お土産までいただきました。ありがとうございます。

P9262385208026日は四日市でDD51の貨物狙い。パンタのない車両を撮るのは久しぶりです。

10月
Pa24271024日、かねてから気になっていた小田急の鶴川4号踏切に遠征。2220形の電制音を思い出しました。

Pa27276927日、高速バスの割引キャンペーンを利用してまた大阪へ。阪和線、環状線、奈良線で終焉間近の103系を撮影しました。私、モハ90(101系)には思い入れがありますが、103系とは常識的なお付き合いです。

11月
Pb063071
6日、地下鉄銀座線が部分運休して線路を移設というので、渋谷の様子を見てきました。1週間後に右側の線路も左に寄せられています。

Pb25319625日、阿佐ヶ谷でちょっと撮影のつもりが、気がついたら所沢で西武電車を撮っていました。季節外れの雪も残る、ある意味、貴重な記録といえます。

12月
Dscf3910
3日は早々にオヤビン忘年会。みなさん飲んべえなのに、私よりハイペースで模型を作っているのは偉い(オマエがさぼっているだけ)。

Pc17343417日、リニューアルされた戸越銀座駅(東急池上線)を見てきました。スーパー銭湯みたいですが、訳わからんオブジェみたいのよりは親しみが持てます。

 というわけで今年もあと数日。年内にもう1度くらいアップできそうです。

2016年12月26日 (月)

2016年を振り返る(1~6月)

 もう年賀状は出したので、今年を振り返ってみます。昨年は4回に分けていますが、そんなに日数もないので2回に縮め、写真は1月あたり2点とします。

●1月
P1040860久しぶりで東京モノレールに乗ってみました。昭和島でのポイント転換を狙ったのですが、反応は今ひとつ。

P1200094そろそろリニューアルと聞き、初めて「てっぱく」に行って来ました。どうこういってもこれだけ実物があるのは貴重です。

●2月
P20402844日は都内でダイヤモンド富士が見られるというので、神宮外苑の絵画館前に行ってみました。太陽を追ってカメラの砲列が凄かった。

P2120386神戸市立青少年科学館での「鉄道模型とあそぼう」は20回目を迎え、ブログでご縁ができた青春Mさんにご来場いただきました。飛び石3日の中日は神戸市営地下鉄の乗り歩きです。

●3月
P3170517京急の台鉄カラーを撮影。この日はハッピーイエロートレイン、2000形のオリジナル塗色も撮れました。

Dscf2424原鉄道模型博物館では「今年も走るOゲージ」を開催。3回目でだいぶ車両も賑やかになりました。

●4月
P4060767都内は桜が満開。定番の飛鳥山です。

P4251030東武野田線にダイヤ改正で急行が登場。白い車体に赤地の急行幕が目立つ。

●5月
Dscf2631トレインフェスタで静岡へ。静鉄の長沼車庫では新車もちらっと眺められました。

P5211386次週はJORC関西の運転会に参加。近鉄撮影は行きがけの駄賃だったのですが、主客転倒しています。この場所はもう一度行きたい。

●6月
Dscf2747梅雨のせいか、まともな写真が残っていません。EF65(0番)のモーター結線を並列に戻し、5Ωの抵抗をかますという地味な工作をしました。

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