川口市立グリーンセンターがおもしろい
先週の土曜日(16日)は京浜東北線、山手線の線路切替を見に行きましたが、その前に立ち寄った所があります。
駒込から地下鉄南北線~埼玉高速鉄道経由で降りたのは新井宿。
運賃を確認してみると、地下鉄の200円を加えて550円。乗継ぎ割引はないんか。
目的地は川口市立グリーンセンターです。駅前に道案内があったのに私は医療センターの所で左折するのをうっかり通り過ぎ、グリーンセンターの回りをほぼ半周してしまいました。
310円の入園券を買い、正門から入ります。
実は名前からハコもの主体の施設と思っていたのですが、その発祥は植物園だったという、自然公園のような施設です。
ちょっと歩けば今日の目的地、緑のアトリエが見えてきました。
こんな催しがあり、JAMや模芸祭でお馴染みの小池さんが出展しているそうなのです。
入ってすぐは16番。エンドレス3本に簡単なストラクチャー付きです。運転者は制服を着ているので、川口市の職員なのでしょう。
Nゲージはシーナリィー付きです。
そして、小池さんのブース。ウィーンのトラムと玉電のペコチャンが走っていました。
運転席側から。メインはGゲージの複線エンドレスで、内側はOゲージとの3線です。真ん中が今回整備した小レイアウト。これらの顛末は彼のブログをご覧ください。
JAMでもお馴染みの出し物。右のタライレイアウトはこのあと少し調子が悪くなったようです。小一時間ほど苦労話を伺い、会場をあとにしました。
緑のアトリエから数分も歩かない所に5インチのミニ鉄道の乗り場があります。ここは車両の搬入口になっているようです。
手前の線路上には電動のホイストがあります。その先がトラバーサー、さらに奥が検修庫なのでしょう。
ターンテーブルもあります。
きっぷ売り場。グリーンライナーというんですね。運賃は1回220円です。
駅構内は発着線3本と機回線が1本あります。ちょうどD51牽引の列車が発車しました。電動式ですが、ちゃんと速度にシンクロした効果音が出ます。線路はP型のエンドありで、降りるのは別の場所。線路延長は約600mだそうです。
わんぱく広場を1周するかたちになり、通路を横切る所には警報器と遮断器付きの踏切があります。
2箇所ある途中駅はすべて通過します。Pの頂点あたりにあるのが「どんぐり坂」。
鉄橋もあります。
次は「けやきだい」。同名の駅が武蔵野急行電鉄にもあります。ちなみにケヤキは埼玉県の県木だそうです。
終点の「山百合峠」。起点の駅が「うめがおか」であることは、この駅名標を見てわかりました。
列車が到着します。左にある5インチと3インチ半のレールは、かつてライブスチームを走らせたこともある名残のようです。客を降ろした列車は発駅まで回送します。この時、蒸機の効果音はオフになっています。
「うめがおか」からの線路に合流します。上を横切っているのは公道で、ここから望遠レンズを使えば駅を発車するシーンが撮れそうです。
駅に着いたら機回し。このあと、D51はしばらく休憩となりました。
列車はもう1本、E3系がいました。新幹線は両端が動力車のプッシュプル編成です。運行は客が集まれば随時という感じで、1本が終点に到着する前に次の列車が発車することもありました。客が少ない平日だと2列車、あるいは1列車で運行となるのかも知れません。今回は時間がなくて見るだけでしたが、これは大人でも乗ってみたくなります。
帰りはバスで京浜東北線の川口に出てみました。コースはほぼ一本道で30分ほど、運賃は240円、平日、休日とも昼間は1時間に3本ですが、等間隔ではありません。
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