カテゴリー「鉄道模型全般」の記事

2019年11月21日 (木)

川口市立グリーンセンターがおもしろい

 先週の土曜日(16日)は京浜東北線、山手線の線路切替を見に行きましたが、その前に立ち寄った所があります。

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駒込から地下鉄南北線~埼玉高速鉄道経由で降りたのは新井宿。

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運賃を確認してみると、地下鉄の200円を加えて550円。乗継ぎ割引はないんか。

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目的地は川口市立グリーンセンターです。駅前に道案内があったのに私は医療センターの所で左折するのをうっかり通り過ぎ、グリーンセンターの回りをほぼ半周してしまいました。

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310円の入園券を買い、正門から入ります。

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実は名前からハコもの主体の施設と思っていたのですが、その発祥は植物園だったという、自然公園のような施設です。

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ちょっと歩けば今日の目的地、緑のアトリエが見えてきました。

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こんな催しがあり、JAMや模芸祭でお馴染みの小池さんが出展しているそうなのです。

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入ってすぐは16番。エンドレス3本に簡単なストラクチャー付きです。運転者は制服を着ているので、川口市の職員なのでしょう。

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Nゲージはシーナリィー付きです。

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そして、小池さんのブース。ウィーンのトラムと玉電のペコチャンが走っていました。

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運転席側から。メインはGゲージの複線エンドレスで、内側はOゲージとの3線です。真ん中が今回整備した小レイアウト。これらの顛末は彼のブログをご覧ください。

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JAMでもお馴染みの出し物。右のタライレイアウトはこのあと少し調子が悪くなったようです。小一時間ほど苦労話を伺い、会場をあとにしました。

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緑のアトリエから数分も歩かない所に5インチのミニ鉄道の乗り場があります。ここは車両の搬入口になっているようです。

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手前の線路上には電動のホイストがあります。その先がトラバーサー、さらに奥が検修庫なのでしょう。

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ターンテーブルもあります。

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きっぷ売り場。グリーンライナーというんですね。運賃は1回220円です。

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駅構内は発着線3本と機回線が1本あります。ちょうどD51牽引の列車が発車しました。電動式ですが、ちゃんと速度にシンクロした効果音が出ます。線路はP型のエンドありで、降りるのは別の場所。線路延長は約600mだそうです。

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わんぱく広場を1周するかたちになり、通路を横切る所には警報器と遮断器付きの踏切があります。

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2箇所ある途中駅はすべて通過します。Pの頂点あたりにあるのが「どんぐり坂」。

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鉄橋もあります。

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次は「けやきだい」。同名の駅が武蔵野急行電鉄にもあります。ちなみにケヤキは埼玉県の県木だそうです。

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終点の「山百合峠」。起点の駅が「うめがおか」であることは、この駅名標を見てわかりました。

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列車が到着します。左にある5インチと3インチ半のレールは、かつてライブスチームを走らせたこともある名残のようです。客を降ろした列車は発駅まで回送します。この時、蒸機の効果音はオフになっています。

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「うめがおか」からの線路に合流します。上を横切っているのは公道で、ここから望遠レンズを使えば駅を発車するシーンが撮れそうです。

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駅に着いたら機回し。このあと、D51はしばらく休憩となりました。

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列車はもう1本、E3系がいました。新幹線は両端が動力車のプッシュプル編成です。運行は客が集まれば随時という感じで、1本が終点に到着する前に次の列車が発車することもありました。客が少ない平日だと2列車、あるいは1列車で運行となるのかも知れません。今回は時間がなくて見るだけでしたが、これは大人でも乗ってみたくなります。
 帰りはバスで京浜東北線の川口に出てみました。コースはほぼ一本道で30分ほど、運賃は240円、平日、休日とも昼間は1時間に3本ですが、等間隔ではありません。

2019年11月14日 (木)

相鉄展、12000系出発式

 今月30日から相鉄~JRの相互乗入れが開始されますが、その前祝いとして本日(14日)、原鉄道模型博物館で12000系の出発式が行われました。

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1番ゲージの12000系4両はJORC関西の会員でもあるヒノデモデルに発注され、予定どおり10日の夕方、原鉄に持ちまれました。関係者一同、へぇー、ようできとるわと眺めています。この時点でまだ床下機器は取付けられていません。

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閉館後、一番テツモパークのレールに乗せて試運転です。

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まずは最徐行でストラクチャーにあたらないかを確認し、少しずつスピードを上げていきます。ヨーロッパ形やアメリカ形が走っているから、車両限界は問題なしですが、パンタはもうちょっとのところで架線に届きません。走行OKとなって一旦レールから降ろし、間に合わなかった床下機器を取り付けます。ところがパッと見ても全体に下がりすぎていて、レールとのクリアランスは2mmくらいのところがあります。もう一度レールに乗せて運転スタッフにみてもらうと、「こりゃちょっとまずいねぇ」。急遽作り直しとなり、13日に再度来館して取付けられました。

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そして本日10:
30から、原健人副館長(右)と相鉄の横浜駅長(左)、それにイメージキャラクターのそうにゃんも参加して出発式が行われました。

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くす玉が割れた瞬間。

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12000系は無事出発しました。

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レイアウトを走る12000系。微妙な色の再現には苦労されたそうで、館内の照明を考えて実物より少し明るい色調にしています。一番ゲージのレイアウトはだいぶ日本型車両が増えてきましたが、このあともサプライズが計画されているようです。

2019年10月15日 (火)

台風直撃、それでも模型は走る

 誰が雨男か、あるいは嵐を呼ぶ男だったのかはさておき、関東合運の事前準備となる12日は台風19号が関東を直撃という、かつてない最悪のコンディションとなりました。当日朝のニュースでは地元の中央線快速が12時頃に運転取りやめ、大宮からのニューシャトルも13時以降はどうなるか知らないよという状況なので、余裕をみて9時半頃に自宅を出ました。幸い途中での乗換えも大きな待ち時間はなく、11時30分頃、けんかつに到着しました。

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けんかつの西側は吹き抜けで、機材はここから搬入します。しかし、運送屋がこの天候では安全な輸送を保証できないということで、本日の輸送は中止。いくら待ってもJORCの機材は到着しません。

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体育館に入って受付をすませます。いつもより人が少ない感じですが、それでも8割方のクラブは線路敷きの真っ最中でした。

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H5さんの13mmレイアウトはもう準備完了、ヤードには車両も並んでいました。

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JORCの場所はほぼ定位置となっている2階のセミナーホール1。相部屋となる鉄道友の会のメンバーにより、すでに椅子は片付けられていました。それだけでも年寄り集団には助かります。ありがとうございました。

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まず最初にやることは、雨で濡れた靴を乾かすこと。そのためにドライヤーも用意しました。これは塗装後の車体を乾燥させるために買ったものです。濡れた靴下も履替えます。

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靴が乾かせたら昼飯。食堂の入り口付近は雨漏りしていました。

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事前準備は4人でかかる予定でしたが、私以外は来られないことが判明。食後のコーヒーがすんだらテーブルの移動に取りかかります。17時までに終わらせればよいので焦ることはありません。少し奥に寄ってしまいましたが、16時半頃には形になりました。

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本日の泊まりはこの部屋。4人だと大抵は洋室に当たります。今夜は1人だけなので、貧乏人には広すぎて落ち着きません。夕食が17時からに繰上がったので、まだ寝るには早すぎます。顔馴染みのいる部屋にお邪魔して時間を潰しました。台風は熱海付近に上陸したとかで、雨と風は19~21時頃がピークでした。

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一夜や明ければ台風一過の晴天。でも、部屋から見える田圃の様子がいつもと違います。もしかして水が溜まっているのか。

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朝食の前に様子を見に行きました。左の建物がけんかつ。一部、刈取り前の稲が残っています。水深は50cmくらいでしょうか。

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同じ位置の反対側。何回も来ているけどこんな光景は初めて見ました。通りがかった地元の人の話では、「毎年一度くらいは水が出るけど、今年はまだ少ない方だね」ということでした。
*本来の状態はこちら

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けんかつに戻って、もうすぐ食堂もオープンします。初日の朝は人数も少なく、個人的にはこのゆったりした雰囲気が一番気に入っています。

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9時前、まだJORCの機材は到着しません。

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体育館はオープンしました。

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予定どおり、11時に開通式。ことあと、機材が到着しました。途中、通行止めなどがあり、かなり回り道を余儀なくされたそうです。
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4人で線路敷きに取りかかり、13時頃に開通しました。

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今回は荷物をひとつにまとめるため、持ち込んだ車両はこの2両だけです。

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やっといつものペースに戻り、一息つきました。体育館脇にあった強冷却の自販機。

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17時前に全員が体育館に集まり、恒例の記念撮影。

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昨日の天気が嘘のような夕焼けです。このあと、18時からは懇親会。綺麗な満月も見られました。2日目はまた天候が崩れ、長い傘を持っていても違和感なく帰宅。波瀾万丈の3日間でした。

2019年10月12日 (土)

出かけます

 かつてないくらいの大型台風が関東に接近していますが、電車が動いているうち、埼玉のど真ん中に向かいます。まぁ、昭和の初めに建てられた我が家にいるより安全かも知れません。

2019年9月 9日 (月)

永遠の別れ

 また一人、遊び仲間が三途の川を渡って、遠い世界に旅立ってしまいました。

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関東合運やトレインフェスタなどに参加したことがある人なら、このオジサンに見覚えがあるだろうと思います。狭山のオッサンなんて呼ばれることもありましたが、本名は甲斐三幸。私と同じJORC(日本0番鉄道クラブ)の会員で、長らく副会長を務めていた重鎮です。4・5年前から糖尿病で人工透析を受ける日々となり、昨年は体のあちこちにガンが見つかって入退院を繰返していました。
 一旦は完治したかに見えたのですが、今年に入ってまた新たなガンが見つかり入院。この夏の暑さで体力を使い果たしたのか、8月28日に帰らぬ人となりました。享年68歳。私より5歳若いのだから「ちゃんと順番守れや」といいたくなります。

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葬儀は9月7日に行われました。

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遺影は運転会で私が撮影したものです。写真ネタにしやすい人だったのが役に立ちました。

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最後のご対面です。模型関連の方々にはほとんど連絡をしていませんが、葬儀はなるべく簡素にというご遺族の意向なので、悪しからずご了承ください。決してJORCが報道管制をしたわけではありません。いずれ近いうちに同業者でお別れの会を計画していますので、詳細が決定次第お知らせします。

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元気な頃の甲斐さんを偲んで、写真のストックを探してみました。取り敢えずデジカメのデータなので、一番古いのがこれ。2003年8月16日だからJAMが終わった直後です。

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2008年10月18日、関西合運です。彼の関西行きはこの時が最後になりました。

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2009年8月22日、JAM。

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2010年3月20日、秩父鉄道の車内です。となりは今年の1月に亡くなられた、月刊とれいんの西原さん。意味深いツーショットですが、もちろんこうなることを予想して撮ったわけではありません。

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2013年3月30日、東武博物館での運転会です。

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2013年10月14日、けんかつでの関東合運です。運転会でもよく居眠りしていました。

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2014年1月12日、稲毛大聖堂での例会。自分の模型を撮影しているのは珍しい。

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2014年10月12日、関東合運の会場です。自分の模型を前にして、見事にずっこけてくれました。友情出演のお二方、ありがとうございます。
 まだまだ本人は燃え尽きていなかったと思うけど、迷わず成仏してください。あとのことは引き受けたから。

2019年8月30日 (金)

久しぶりの東北遠征

 やっと原稿沼から脱出し、ブログが書けるようになりました。ほぼ1週間前の24日、古い付合いの模型仲間からお誘いを受け、白河市(福島県)まで出かけました。すでにOER3001氏ぬか屋さんのブログでネタは割れていますが、運転会の場所はお寺。JORC関西は教会で運転会やってますから、お寺でやっても不思議なことはありません。

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今回、18きっぷで往復するつもりだったのですが、OER3001氏から「クルマだから、隅っこでよければ乗せてくよ」というお声がけがあり、ありがたく便乗させていただくことにしました。同行者は私のほかにたかべーさん、ぬか屋さんの3人。都合4人なので重量バランスもよいようです。途中、那須高原SAで小休止。カメラを出すのでトランクを開けてもらいました。このクルマは最近買い換えられたそうで、ナンバーはしっかり3001になっていました。

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売店には鮎の串焼きもありましたがそれには目もくれず、ソフトクリームをペロペロ。牛乳たっぷりで450円はなかなか良心的な値段です。

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福島県に入ると道もだいぶ空いてきます。速度は時折100km/hを越えますが、エンジンが唸るわけでもなく、車内はオジサンの鼻息が聞こえるくらいの静かさです。半世紀以上前、第三京浜を1200ccのブルーバードで100km/h走行したときは、窓枠がガタ付き、運転者は必死でハンドルにしがみついている感じでした。日本のクルマも進歩したものです。

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白河インターを過ぎ、次の白河中央で高速を降ります。「都をば 霞とともに立ちしかど 秋風ぞ吹く白河の関」と歌に詠まれた白河の関跡(駅名でいうと豊原と白坂の中間あたり)はもう通り過ぎたようです。

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えっ、これが高速の出口。ETC専用だからこれで用が足りるんですね。

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一般道を20分くらい走って会場に到着。

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私以外は慣れた足取りで境内に入っていきます。山号は寶陀山大統寺、臨済宗妙心寺派だそうです。

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奥の本堂が運転会の会場になります。

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扉を開けて入ってみると、すでにレールは敷かれ、ヤードには長編成がびっしり並んでいます。

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運転席。本線は複線なので単純なデュアルキャブコンですが、配線コードの量が半端じゃない。

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接続プラグのハンダ付けが2箇所外れていたようです。最後は私がコテを握り、なんとか復旧しました。

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レイアウトはかなりの年代物で、ポイントマシンが日本のHOゲージの歴史を物語っています。これは最新タイプで、マイクロスイッチを2個連動させています。

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天賞堂のマシン。純正の木製道床付きポイントもあります。

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カワイのマシン。補助接点の容量が大きく、使いやすいです。

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線路の調整もすみ、13時に開通式のテープカットが行われました。中央が新白河駅長、その左が住職、新人はテープカットに参加するという掟があるようで、私も挟みを持たされました。

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境内には5インチのレールも敷かれています。試運転をさせてもらったところ、沈み込みや逆カントになっている所が何カ所かあり、砂利をかき寄せて狂いを調整しました。

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子供へのサービスですが、大人も結構楽しんでいます。

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涼しい本堂に戻り、武蔵野急行の電車も運転しました。

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17時過ぎで昼の部の運転は終了。夕食は住職の招待でトンカツというのが決まりだそうで、クルマに分乗して店に向かいます。

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なかなか洒落た造りです。日帰り組はもう乾杯もすんで食べ始めています。

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高齢恒例のカンパ~イ。う~ん、染みるわぁ。

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私は一口ヒレカツセットをいただきました。おいしかったし、量も十分です。このあと、さらに山奥のスパホテルあぶくまに向かい、掛け流しの温泉とサウナで汗を流しました。

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21時半頃大統寺に戻り、夜の部の運転開始。こうなると主役はビールで模型はオマケです。放っておけば朝まで飲んでいそうですが、明日もあるので23時過ぎにお開きとなりました。

2019年8月19日 (月)

終わってみれば

 毎年のことながら、JAMの4日間は長いようであり、終わってみれば あっ という間だったようにも感じます。JAMを区切りにするかのように連日の暑さも少し和らぎ、私は今日から8月一杯、脇目を振りつつ原稿書きに専念しないといけません。

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JAMに限らず、3日間の催しは2日目の昼あたりが最も脂が乗った時期になります。これは2日目(17日)の三線式の会。今年はだいぶ湘南顔が増えています。

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1日目に観客の男の子から「今年は汽車がないの」という声があったのをオーナーに伝えると、「持ってきたけどまだ出してないだけや」と台の下から掘り出してきました。7・8年前に手がけたCタンクです。しかし、レールに乗せて電気を加えても走る気配がありません。

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裏返して点検したみたら、ウォームがものの見事に磨り減っていました。こんなになる前に気付けや。スペアパーツは持ってきていなかったのですが、これくらいなら我が家にもストックがあります。帰宅してから発掘して2日目の朝一で取り換え、運用に復帰しました。

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モハモハコンペは初日と3日目にそれぞれ小一時間ほど運転士を務めました。私の担当区間はこの出屋敷あたりを中心に、右は二子玉川、左は西宮北口の平面クロス、阪神の武庫川まで。1エンドレスに概ね3列車ですが、それぞれスピードは違うし、時々ひっかかるやつもいて、それがどうかすると流しそうめん状態で続行してきます。運転のコツは手早く自分の担当区間を通過させて次のセクションに放り込み、同時に2列車を入れないようにすることで、さらには両隣の運転士の癖も考えておかないといけない、なかなか頭を使う遊びです。

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これは用賀(玉電)のセクション。京急のデトが止まっているのはご愛敬。架線作業用の櫓がいいアクセントになっています。

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高層ビルが林立する香港の繁華街。横方向は規格化されているけど、天地は無制限です。

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その裏側。この区間を担当すると電車がどこを走っているかがわからず、運転士泣かせです。

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昭和堂模型店は繁盛していました。すべて昭和39年当時の値段が表示されています。

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3日目になり、就労拒否をする車両に活を入れています。

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3日目は開場前に気になるブースを撮影しておきました。お隣さんのED42。宙返りレイアウトのK池さんのお兄さん製作で、動輪が回っていました。

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5インチゲージのDF200。車体は被せるだけなので、木とボール紙です。

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その運転台。本物に似せた2レバー式です。

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チームおやびんは他社に譲渡された京王車が増えていました。

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ナローゲージジャンクション。ナローもOスケールだと見応えがあります。

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激団サンポールに進出した宮下洋一さんのNゲージセクション。飯田線の小和田で、電車は先頭がクモハユニ64という憎い演出です。

 というわけで、来年のJAMは1回休み。再来年にまた参加するとしたら、私は後期高齢者になっています。

2019年8月16日 (金)

JAM開幕

   泣いても笑っても、何もしないでもJAMは始まりました。まずは終戦記念日である15日の正午、戦争を知らない大人達は続々とビッグサイト西1ホールに集合したのです。

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今年も私は「鉄犬モハモハ主義コンペ」と「零番三線式の会」の2枚鑑札です。モハモハは入り口近くのC11ブース。机をならべ、パンチカーペット、腰布も張り、チオラマが並べられています。

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だいぶつながってきました。手前が車両展示スペースです。

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意表を突いて昭和の模型屋が開店です。

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作品を並べ始めました。場所取りは早い者勝ちです。

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15時(実際は16時頃)からRMモデルスの取材が始まりました。

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零番はパンチカーペットではなく茣蓙(畳表)を敷いていきます。

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レールはFレール、20本組、16本組のエンドレス3組。ここ数年の定番スタイルです。電気配線をして走るのが確認できたらこの日の作業は終わり。新宿に場所を移して盛大に壮行会を行いました。

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そして初日(16日)、お日柄もよく、台風10号の影響で強い風が吹いています。

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今年はオリンピックの準備で東ホールが使えず、西1ホールが会場になります。

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一度2階に上がってまた1階に降ります。9時半頃でこの人数でした。

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まずは入り口に近いモハモハブースに顔を出します。車両展示スペースは一応テーマ分けされています。

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私の玉電は唯一未完成なので、ちょっとオチをつけました。これでご勘弁。

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零番の秘宝館。まだまだあるんやで~。

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新顔は湘南型の関西急電色。K村師匠の作品です。

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ご近所はまだあまり回れません。チームおやびんは京王線委員会による緑一色です。夕方には伊予鉄バージョンなども加わっていました。
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ギミック2019はおとなりさんです。血圧が上がるレイアウトも改良を重ね、ゆっくり走るようになりました。カラクリはわかっているけど、なんとも不思議な感覚です。
 このほかにも見どころは一杯。会場はしっかり冷房が効いているので、猛暑日になりそうな土日は、避暑を兼ねてお出かけください。

2019年5月15日 (水)

20回目のトレインフェスタ(その2・完)

 10日の夕方、長沼で30分ほど静鉄を眺めていたのですが、廃車が進んでいる1000形と新車のA3000形の稼働率はほぼ半々くらいという感じでした。来年になればその比率は逆転しているだろうから、1000形を撮影するのは今年が勝負。幸い天気もよさそうなので、明日(12日)は仕事の前に静鉄撮影と決めました(撮り鉄用語では朝練というらしい)。

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ということで、11日の夕方に少しロケハンをしてきました。長沼から新静岡方向に歩くと、線路の北側に鬱蒼とした木立があります。大きな鳥居もあって、静岡懸護國神社という石碑も建っています。20年目にして初めての発見です。

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その鳥居の対面あたりに、そこそこカメラを構えられるスペースがありました。光線状態がわからないけど、取り敢えず第一候補にしておきます。

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12日も朝から晴れて撮影日和。少し早めの朝食は目先を変えて「蒸し鶏雑炊」にしてみました。厚焼きトーストより腹に持つし、税込み593円でドリンクバー付はお値打ちものです。

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ガストの前の道を北に向かい、東海道本線の線路をくぐれば、柚木(ゆのき)駅前に出ます。ちびまるこの1011編成が新清水に向かって発車して行きましたが、短い路線だから1時間もすれば戻ってくるでしょう。

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線路に平行している国道1号を跨ぐ歩道橋は、富士山をバックに静鉄が撮れるお立ち台です。富士山は青線の位置。肉眼ではうっすら輪郭が見えていましたが、写真には写りません。昨日、当たりを付けていた場所(画面の奥)はほぼ真横の光線になるので、反対側に移動します。

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新静岡寄りは右にカーブしていて、その先がちょうどよい光線状態でした。柚木と春日町のほぼ真ん中あたりです。ここで運用が一回りするまでお地蔵さんになります。これは今川義元公500年のラッピング。

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平日ならこの時間に急行がありますが、日曜なのでほぼ終日、普通が1時間に9本の運転。9本というのは半端ですが、計算したら6分40秒間隔になります。1000形はまだトップナンバーが健在でした。

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スッピンの1009編成。この編成から冷房付きで新製されていて、クーラーは集約分散式、パンタは下枠交差式になっています。

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3000系の第3編成。緑はお茶のイメージだとか。ここでモニターを拡大してみたら、2両目から後ろがかなり汚くボケています。これは12-60mmレンズの癖のようで、特に中望遠域で目立ちます。気分が悪いので望遠ズームに交換しました。

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望遠ズームに交換して最広角寄り(35mm)で撮影しています。標準ズームが33mmだったから、画角はほとんど変わりません。この大きさでも後方の架線柱や看板がすっきり見えるのがわかるかな。1008編成までのクーラーは直流直接駆動式で運転音が大きいため、新清水では隣接している民家からの苦情で停車中はオフにしているそうです。

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1008編成。これも改造冷房車です。

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2018年度増備の3005編成。行き先表示のLEDは1/1000秒でもしっかり写っています。

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待つこと約1時間、ちびまるこ編成が戻って来ました。このラッピングは昨年の7月までだったのが1年延長になったそうです。

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今川義元公ももう一度押さえておきます。朝練はこれまで。

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柚木から1駅乗って、長沼の様子を見ておきます。

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1001編成は昭和48年製。バッドのライセンス云々のプレートも貴重です。おれんじ賞は鉄道友の会静岡支部が独自に制定したもので、当時のいきさつを知る人は少なくなりました。

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長沼車庫はまだ公開前でした。青が3001、赤が3002編成です。

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最新の3006編成は100周年記念のラッピング。となりのバスも同じデザインのようです。

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東海道本線の線路を越え、グランシップに到着。9時半頃ですが、もうこれだけ並んでいます。

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2日目も大入りです。さぁ、ねこバスを走らせようの整理券配らなくては。

2019年5月13日 (月)

20回目のトレインフェスタ(その1)

 2000年から始まったトレインフェスタは今年で20回目、私は第一回から参加しているので、グランシップ通いも20回目になります。10回目くらいから機材を積んだ軽トラに便乗していましたが、今年はその役目から解放され、バスでの往復となりました。

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往きに乗った便はバスタ新宿10:25発、東静岡駅前13:47着。東静岡経由は1日に数本しかなく、下りはちょういどいい時間帯に1本ありました。JRバス関東、JR東海バス、静岡鉄道、京王バスの共同運行で、乗ったのはご覧のように京王バス。三菱のエアロクィーンです。

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昼間の便だから4列座席、早売りで2000円の席を押さえておきました。乗ってみたらなんと、懐かしいというか、今時珍しい足乗せがありました。JR東海・京王の共同運行だった伝統を引継ぎ、渋谷(マークシティ)に寄っていきます。ところが新宿を出たら甲州街道がメチャ混みで、初台を左折するのにえらく時間を食い、渋谷を約15分延発。東名も海老名付近で少し渋滞があり、東静岡へは約20分の延着となりました。

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事前準備のメンバー2人と機材は到着しているので、すぐ作業にかかります。今年から会員の体力に合わせて規模を少し縮小しました。レールは道床なしなので嵩張らないし、接続もいちいちネジを締めたりする必要がなく、3人でも余裕で作業を進められます。

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17時には作業も終わり、マイクもセットされました。試運転を兼ねてプライベートな運転を楽しめる貴重な時間です。今年は腰布の色が黄色で、なんとなく落ち着きません(2013年も黄色だった)。

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今年は前夜祭に参加せず、18時前に退出しました。まだ明るいので、静鉄の長沼車庫を覗くのも例年どおりの行動です。明日から車庫が公開されますが、ちびまるこ編成は走るのだろうか。

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昨年同様、天神の湯に泊まってたっぷりふやけました。夕食、朝食は近くのガスト。その道すがらにもの凄い電柱を発見しました。

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9時少し前、グランシップに入ります。9:45から開会式が行われ、その前に挨拶回りを兼ねて館内をひととおり巡回しました。

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10時オープン。天気もよく、まずすまずの人出です。

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外ではライブスチームがフル運転。昼を過ぎても乗車に長い列ができていました。

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今年はついに新幹線が登場。11日は待機していましたが、12日は走っていました。電動の列車はこの1本だけでした。

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昼飯は駅弁。13時頃にはほとんどが売り切れになるので、早めに買い込んでおきます。

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3階から見下ろすJORCのブース。左右方向が従来より2m以上短くなっていますが、運転してみるとちょうどよい広さでした。

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