フォト
無料ブログはココログ

カテゴリー「写真関係」の記事

2017年9月14日 (木)

主役交代

 今使っているデジカメの標準ズーム(14-42mm、F3.5-5.6)は2012年11月にカメラ本体(オリンパス、E-PL5)と一緒に買ったもので、いわゆるキットレンズというやつです。鏡筒もマウントもプラスチックなので高級感はなく、ズーム比ももう少し欲しいところですが、他に適当なレンズがなかったのと、写りはそこそこなので、ずっと使っていました。しかし、6年も使っていると全体にガタが目立ち始め、そろそろ交代の時期が来たようです。
 実は昨年の4月にパナソニックから12-60mm、F3.5-5.6というレンズが発売され、これはよさそうと目を付けていました。ところが、使用レポートでは広角側は鮮鋭だが望遠側は周辺部が少し甘いと評価され、ヨドバシで実物を触ってみると、ズーミングが位置によって少しギクシャクする感じだったことや、値段も5万円を切らなかったので(メーカー希望価格=68,000円)、買うのを控えていました。

Dscf5089その後、パナソニックからは同じ焦点距離でF値が一段明るいライカブランドのレンズが発売され、その煽りを受けてか、8月末に中野のフジヤカメラを覗いてみると、Aクラスの美品が数本、32,400円で出ていました。こうなると放ってはおけず、11日にフジヤカメラで現物を見せてもらい、即、お買い上げとなりました。
 写真の左がPL5とキットの標準ズーム、右がパナソニックの12-60mmです。明るさは同じでもズーム比が5倍になったので、だいぶ大柄になっていますが、カメラとのバランスはまぁ許容範囲内です。

Dscf5092上から見たところ。オリンパスのは沈胴式なので、この状態では写せません。

Dscf5094使用状態にしたところ。どちらも望遠端です。ズーミングはスムーズでした。途中のロットから改良されているのでしょう。

Dscf5098重さを比べてみます。今までのは437.5g。

Dscf5097新しいのは560g。差引122.5g増えたわけですが、このくらいならそれほど重いとは感じません。

Dscf5100防湿庫にもギリギリで収まりました。

P9136960早速試し撮りです。広角端の12mm(24mm相当)。パナソニックのズームはどれも広角寄りの方がシャープなのだそうです。

P9136964望遠端の60mm(120mm相当)。45-175mmほどのカッチリ感はありませんが、実用上は問題なし。これはなかなか便利に使えそうです。ただ、常用レンズが2本ともパナソニックになってしまったのは、オリンパスファンとして少々歯がゆい気もします。

2017年9月 8日 (金)

写真展を見に行く

 昨日(7日)、半蔵門の日本カメラ博物館のとなり、JCII PHOTO SALONで開催されている写真展を見に行って来ました。

P9066855タイトルはさておき、宮沢孝一って誰やねん、なんていう自称「鉄」がいたら、そいつはモグリです。今さらくどくどとした説明は無用。本当に知らんという人は、ネットで検索してみてください。

P9066853展示されている作品は100点弱。タイトルを敢えて市内電車としたのは、は路面電車だと車両だけで、街が見えてこないからだそうです。

P9066847歴代のカメラも展示されています。右奥が最初に使ったコダックレチナ。戦前製でもシャッターはラビットコンパーで、最高速は1/500秒というのは凄い。右下は若い頃の御真影です。

P9066848この本に載った写真は、私がほぼすべてのネガに目を通してセレクトしました。

P906685818時からは会場を6階に移し、懇親の夕べが開催されました。

P9066862定刻に開始。司会は仕事で顔馴染みのKっKカメラマンです。

P9066877ご本人の挨拶。

P9066869一同、神妙に聞き入っています。

P9066880そして、乾杯。このあとは業界人の同窓会となりました。それにしても御年86歳の宮沢さん、お元気です。

2017年5月26日 (金)

ライトボックスの電源

 ネガの複写に使っているライトボックス、取り敢えずは電池を電源にしていますが、単4×3で3時間使用可能となっています。もうすでに累計で3時間以上は使っていそうだし、これからのことも考えれば、電池は経済的に問題があります。オプションのACアダプターは定価で3260円、ヨドバシでも2600円くらいします。要は直流の4.5Vを供給できればいいのだから、純正品の必要はなさそう。早速、秋葉原に買いだしです。

Dscf4680いつもの秋月電子で探してみると、意外にも4.5V用がありません。駅近くのガード下の店で見つけたものの、1060円とやや割高でした。

Dscf4681家に帰ってさぁ作業開始と思ったら、ライトボックスの穴径が細く、どう頑張っても入りません。いろいろ調べてみると、差し込み部分の太さも何種類かの規格があるらしい。それなら、大と小を接続するアダプター的なプラグもあるはず。

Dscf4686翌日、今度はライトボックスを持ってもう一度秋葉原へ。秋月電子では5・6種類を現物合わせしてみたのですが、いずれも太すぎで入りません。しかし、ここで諦めるわけにはいかず、あちこちパーツ屋を覗いてみます。さすが天下の秋葉原、ラジオデパートの3階にある「トモカ電気」で、ぴったりのプラグが見つかりました。左が一般的なプラグで、差し込み部分の外径は5.4mm、右が4mmです。

Dscf4688お値段は1個100円なので、予備も含めて2個買っておきました。

Dscf4690我が家の工作台で移植作業を開始。まず片方の線を切り、どちらがプラスになっているかを確認してから、半田付けします。

Dscf4754作業完了。ぴったり入ります(現物合わせしたのだから当たり前)。

Dscf4691点灯してみます。おっ、なんだかすごく明るく感じます。外した電池の電圧を測ったら1.1Vで、ご臨終寸前。同じような濃度のネガでも露光時間が延びているように感じたけど、実際にだいぶ光量が低下していたわけです。これからは光量低下の心配もなく、安心して作業が進められます。

2017年5月17日 (水)

初めて撮影したカラーポジ

 モノクロネガの複写は、慣れもあってだいぶピッチが上がっています。危ないネガはひととおりデータ化できたところで、ほぼ同時期のカラーポジも救済しないといけません。こちらは階調の反転という操作が不要なので、その分だけ作業が捗ります。

P5144667a記念すべき、カラーポジの1コマ目は地元を走る中央線の101系。高円寺のホーム端から、1966年12月1日に撮影しました。フィルムはサクラカラーのリバーサルで、まだ感度はASA50。そろそろASA100が出るというので、在庫品処分としてヨドバシで安売りされていたのを、清水の舞台から飛び降りる気持ちで買ったものです。
 なにせ初めてのカラーポジ、カメラも露出計は付いているものの、セレン式のかなりアバウトなものなんで、ちゃんと写るだろうかとおっかなびっくりでシャッターを切っていました。以下、年が明けて1月末頃までに撮影した20枚撮り2本からのダイジェストをご覧ください。

P5134450a中野~高円寺間の地平に降りた所。301系の第5編成です。まだ車体は無塗装で、窓下の帯が付いたのはこの編成から。行き先は大手町です。

P5144683a山ゲタの新宿行き。2両目にモハ72(800番代)が入っています。

P5144668a京王線の初台~幡ヶ谷間、甲州街道と平行している所です。井の頭線から転用された1710系の5連で、最後尾(左)は両運に改造された1715。

P5144669a5000系の特急。第4編成です。新宿寄りデハのパンタがPT35に代わっています。

P5144677a鉄道ファンの記事を読んで、東海道本線の三島から函南方向へ線路端を歩きました。157系の急行「伊豆」。153系と区別してデラックス急行と呼ばれていました。

P5144676a新幹線と接近してきたところでの1枚。車種は0系だけです。

P5144675aトンネルを越えようとして、偶然に撮れた1枚。熱海で分割され、付属編成の4連で走る沼津行きです。

P5144679aトンネルの上で方向がわからなくなり、かなり歩いて人里に降りたら、そこは伊豆箱根鉄道の大場付近でした。バックに富士山が見え、今でも有名な撮影地です。車両は元旧国で。手前からモハ30、クハ47、モハ31を改造しています。

P5144673a_2これは別の日の撮影で、場所は修善寺付近。当時の最新形式だった2000系(西武所沢工場製)です。

P5144684a小田急3100形NSE。まだクーラー増設前のほぼ原型です。鶴川~玉川学園前間の上り勾配にかかった所。

P5144686a455系の急行「あづま」。鶯谷です。

P5144688a御殿場線足柄付近。小田急の特別準急「朝霧」だと思います。電車への置き換えが発表されたので、模型仲間とお別れ乗車(実際にはそれが最初)しました。

P5144691a御殿場線は客車もD52が牽引していました。

P5144697a箱根登山鉄道の上大平台。どこまでが民家の敷地なのかよくわからないグレーゾーンでした。

P5144700a井の頭線3000系の第2編成。パンタがPS13にグレードダウンしています。

P5144701aクモユニとクモニの回送。まだ2個パン車だけで、新宿寄りのパンタを上げていました。

以上、フルサイズとはいえ粒子は粗く、経年による劣化はあるにしても、現在のフィルムとは比べものになりません。それでも、初めてもカラーポジにしてはそんなに露出も外れず、まぁまぁの歩留まりでした。

2017年5月12日 (金)

ネガカラーを複写したら

 ネガの複写はパソコンデスクの上で作業できるようになり、足腰の痛みは解消。取り込みも最初からカメラをモノクロモードにしたので、画像処理の1工程が省かれ、処理時間も短縮されています。
 緊急を要するネガの複写はひととおり終わったので、ぬか屋さんからご指摘があったカラーネガはどうなるのか、実験してみることにしました。

Dscf4672当然、カラーモードにして複写します。

Dscf4673次に階調の反転。さぁ、どうなるか。

Dscf4674おっ、見事に反転されました。全体に青カブリしていますが、これは想定の範囲内です。

Dscf4675_2これをどう補正するか。三原色のシアンだけを抜けばいいというほど単純ではないのは、その昔、手動補正でカラープリントをした時に経験しています。ここは下手にいじくるより、自動カラー補正に任せてみましょう。

Dscf4676クリック一発。まだ少し青みが残っているような気もしますが、不自然な感じはありません。

P5124439a保存してリサイズしました。等倍では空の部分にうっすらと汚れのシミが見えるけど、このくらいではほとんど気付きません。私の場合、ネガカラーはごく一部しか使っていませんが、複写でちゃんとした色が出せることがわかり、一安心です。

2017年5月 9日 (火)

複写開始

連休最後の7日から、ネガの複写を開始しました。

Dscf4671複写台の大きさが中途半端なので、床に直置きしています。座布団は敷きますが、30分もしないうちに足腰が痛くなってきます。カメラは右手がかかるグリップの出っ張りが大きく、水平が出ないために取り外しました。予備車になっているPL5が当分は複写専用になりそうです。

Dscf4669まず、危ない状態になっているネガ15本を最優先。右上の2本は1977年なのに、かなり症状が悪い。乳剤面ではない方にヌメリが出て、ネガカバーにぺったり貼り付いています。試しにどうでもいいコマを水洗いしたところ、乾いたらベコベコになりました。なので、ヌメリがある部分もそのまま複写します。もし、印刷用などで使う時は、画像ソフトである程度は修正できるでしょう。

Dscf4662スキャナだと取り込んだ画像は自動的にポジ画像になりますが、複写だとネガのままなので、反転させないといけません。

Dscf4663そこで画像処理ソフト(フォトショップエレメント)の出番。まず、フィルターから色調補正→階調の反転をクリックします。

Dscf4664ポジ状態になったけど、なんだか青っぽい。これはカラーデータとして処理されているためで、フジフイルムのオレンジっぽいベースの色も反転しているからです。

Dscf4665次はイメージからモード→グレースケールをクリックして、カラー成分を除去します。
*最初からカメラをモノクロモードにしておけば、この1工程は省けそう。次から試してみます。

Dscf4666これで普通のモノクロ画像になります。

Dscf4667ちょっと軟調気味なので、画質調整でメリハリを付けます。

Dscf4668これでよしとなったら保存します。ここまでの作業は慣れれば1分くらい。

P5073015できあがった画像。車両が写っているコマは念のため2枚ずつ撮影するので、5本も複写するとカメラの電池がへたってきます。連続撮影はだいぶ負荷が大きくなるようですね。人間の方も足がしびれてきたりするので、4・5本複写したら一休みです。

2017年5月 6日 (土)

複写台を作る

 マクロレンズを買い、ネガ複写の態勢は整いました。しかし、その都度いちいち三脚にカメラをセットするのは面倒。もっと簡単で確実な方法はないものか。要はカメラを水平に固定し、複写するネガとの間隔を一定に保てればいいわけです。

Dscf4585最初は適当な高さの箱を作ろうと考えたのですが、近所の島忠ホームセンターでこんな台を見つけたので、これを利用することにします。台の上面までは約20cm、お値段1280円。材料費と手間を考えれば、自分で組み立てるよりも遥かにお得です。

Dscf4586_2レンズが嵌まり込む穴(直径58mm)をあけます。真ん中だと節にかかるので、少しずらしました。

Dscf4587円周に沿って3mmのドリルで穴をあけるという、超原始的な方法です。

Dscf4591最後の切り離しが意外に手こずり、結局、回し引き鋸を買う羽目に。これなら最初から回し引きで切り抜けばよかった。

Dscf4592抜けました。といっても切り口は凸凹なので、綺麗な円弧に仕上げないといけません。

Dscf4648円弧に見合った甲丸ヤスリがないりで、細い平と甲丸のヤスリを使い、なんとか円に近い状態になりました。レンズを嵌めてみてガタはないので、これでよしとします。

Dscf4649カメラの前面にはマウントのロックを解除するための押しボタンなどがあるので、これを避けるスペーサーを作ります。アガチス材の半端から切り出しました。

Dscf4650木工ボンドで固定します。

Dscf4654カメラをセットしてみます。実用上差し支えないくらいに固定できます。

Dscf4657横から見たところ。ライトボックスは床面から57mmの高さで、ちょうどネガの1コマが画面いっぱいになります。その分、台の脚をちょん切ってもいいのですが、完全に直角を出して切れる自信がない。55mmくらいの箱を作り、あとはボール紙などを挟んで微調整するのがよさそうです。
 このあと、桧の素材を生かして透明ニスを塗りました。

●追加
Dscf4660勢いに乗って高さ55mmのスペーサーも作りました。

2017年4月28日 (金)

マクロレンズを購入

試行錯誤を続けているネガフィルムのデータ化ですが、もたもたしているうちにネガそのものがだいぶ抜き差しならない状態になってきました。これはもう、マクロレンズを買うしかありません。財務担当者の許可を得たので、早速、中野のフジヤカメラに駆けつけました。

Dscf4528オリンパスのM.ZUIKO DIGITAL ED30mm f3.5 Macro です。お値段は税込み27,900円。通販でもう少し安いところもありますが、代引き手数料をプラスすれば28,000円を超えてしまいます。

Dscf4535カメラ(PL-6)に取り付けたところ。大きさのバランスはちょうどよいし、重さも128gと軽量です。マクロレンズなので鏡胴の割に前玉は小さく、見た目は地味ですね。

Dscf4531後玉はそこそこ大きい。黒い部分の刻印を見ると、Maid in Vietnamでした。最近のオリンパス製品はベトナム製が多いようです。

P4285416早速カメラに取り付けて試し撮り。マクロといっても切替なしで無限遠まで使えます。

P4285419マクロで撮るものといったら、花が定番でしょう。次のカット、虫が嫌いな人はスルーしてください。

P4285424バラの新芽ですが、よく見ればアブラムシがびっしり。天敵のテントウ虫は見当たりません。

Dscf4537我が家に戻り、ポジフィルムを複写してみます。ライカ判を画面いっぱいに写すには、床面から31cmの高さの台が必要。連休中に作らなくては。

Dscf4538水平を出すため、水準器(左の黄色いやつ)も用意しました。しかし、床も少し傾いているので、厳密にはポジとカメラのセンサーは完全に平行にはなっていません。

P4285430

P4285432複写の結果はご覧のとおり。スキャンよりはるかに高画質です。これでデータ化も捗るでしょう。

2017年2月25日 (土)

CP+ 2017

 関心のない人にはなんだかわからんタイトルですが、CAMERA & PHOTO IMAGING SHOW 2017 のことで、その昔のカメラショーと写真用品ショーが一緒になったものです。この名前になってもう10年以上だろうけど、まだ馴染めません。まぁ、カメラメーカーが〇〇イメージングなんて名前になっちゃうご時世だから仕方ないのだろうけど、やはりカメラメーカーは〇〇光学という方が信頼感があります。

Dscf4337愚痴はさておき、昨日(24日)、久しぶりで副都心線~東横線~みなとみらい線を乗りとおし、昼前、パシフィコ横浜に到着。2階のコンコースを一番奥まで行き、そこから1階に降りて手前の入場証引換所まで戻るという厄介な手順を踏み、やっと入場できました。

Dscf4339いつもどおり、入ってすぐ左がオリンパスのブース。今回は先着××人限りという記念品の配布はありません。

Dscf4340タッチアンドトライコーナー。新宿のショールームに行けばゆっくり触れるから、ここで他人を押しのけてまでトライする必要はありません。

Dscf4341エツミのブース。一時はカメラバッグに凝ったこともあったけど、最近はリュックにペットボトルなんかと一緒に放り込んでいます。

P2244562タイミングよく、エツミで配っていたバッグをいただきました。タダのものにしてはしっかりした造りです。

Dscf4349マウントアダフターのKIPON。中国系の会社です。

Dscf4351いつもながらこのロゴ(フォクトレンダー)を見ると、かなり反応してします。

Dscf4354コシナ製とわかっていても、カラースコパー、ウルトロン、ノクトンと並ぶと、心中穏やかにというのは無理。普段撮りには使いにくくても、どれか1本は欲しい。

Dscf4350ソニーのブースに特設されたバスケットコート。これで動きものへのAF性能を確認せぇということなのでしょう。オリンパスのブースにもミニコートがありました。

Dscf4357キヤノンのブースでは1番ゲージ(LGBか)が走っていました。

Dscf4358日本カメラ博物館出品のダブル8撮影機。エルモだとかサンキョウだとか、懐かしいメーカーの名前が確認できます。

Dscf4360レースクィーンみたいなおネェさんがいたのはここ(マウスコンピューター)くらい。

Dscf4369ドローンを飛ばしているのはDJI JAPAN。障害物を避けたり、定点で停止する機能など、年々進歩しています。

Dscf4367その操縦機。上のホルダーにスマホをセットして、カメラからの映像を確認します。

Dscf436112:50からはオリンパスブースで鉄道カメラマンのトークを聞きました。

Dscf4371ひととおり見て回ったので、となりのアネックスホールに移動します。なにかおもしろいものはあるかな。

Dscf4372ビィテッサ(フォクトレンダー)はこれ1台しか見かけなかった。凝った機構満載でおもしろいけど、使い勝手にはやや難ありのカメラでした。

Dscf4376可愛らしいローライ44(右)。現実問題としてベスト判のフィルムがまず手に入らない。

Dscf4377スプリングカメラも少なくなりました。左からパーレット、ペルケオ(フォクトレンダー)、パールⅡ。目の前で若い女性がパールを買っていったけど、使いこなせるか気になります。

Dscf4378レチナ一族。左から2番目のⅢCは65,000円。綺麗だけど交換レンズなしではかなり強気な値段です。
 これでひととおり見終わりましたが、かなり上っ面だけなので、見落としてるところはあるかも知れません。しかしまぁ、平日でもかなりの人出。土日は歩くのも大変なことになるでしょう。
 帰りは横浜まで歩き、乗った京急は黄色い1000形でした。京急鶴見ではオリジナル塗色の800形が待避していたので、これをどこで撮ろうかと考えます。

P2244550京急蒲田で待っていたら、その800形に乗ることになりました。2月からバレンタイン絡みでいろいろと賑やかになっています。

P2244551光線状態を考え、大森町で下りを待つことにしました。窓回りの白塗りがわかりにくいけど、上りの後追いも押さえておきます。

P2244553ビルの影はないものの、ちょっと雲がかかってきました。

P2244560待つこと30分あまり。運よく雲が切れたところにお目当てがやってきました。この日一番の収穫です(画像は少し大きめにしてあります)。

2017年1月26日 (木)

スキャン、それとも複写?

 若い頃から撮りまくった写真も、半世紀くらいたつとネガに黴が生えたり、ストローみたいに丸まって(ビネガーシンドローム)修復ができなくなります。そこで、スキャナーで読み込み、デジタルデータに変換すれば半永久的に保存できる(はず)。そう思って私も数年前にスキャナーを買いました。

Dscf4002専用のフィルムスキャナーは高価で、現在は一般用の製品はありません。でも今は技術の進歩で、本来は紙焼き用のフラットベッドスキャナーでもネガのスキャンができるようになりました。というのがメーカーの宣伝文句です。
 で、実際に使ってみると、読取り精度を最高の9800dpiに設定すると「ファイルの容量が大きくなりすぎます」という警告が出るので、1段下げた4800dpiでスキャンしています。

Img_0024しかし、スキャンした画像は必ずしも満足できるレベルではありません。おまけに1コマを読取るのに1分以上かかるので、36枚撮り1本だと最低でも1時間はかかってしまいます。ブログでお馴染みの方の画像を見るとかなりの解像度なので、私のやり方が悪いのか。試行錯誤を続けているものの、例え結果がよくなったとしても、時間が掛かりすぎます。
 そこで思いついたのが、スキャンではなくカメラで複写してしまうという方法。これはプロカメラマンの諸河久氏がすでに実践していて、ネガから引伸ばしたのと変わらないプリントを生み出しています。私が真似しても同じ結果が出るという保証はないけど、試しにやってみる価値はありそうです。

P1103696その昔の一眼レフにはスライドをコピーするためのベローズなんかがありました。今でも中古で手に入るけど、結構いい値段なのでいきなりのお試しには向きません。まずは手持ちのカメラでどの程度に撮れるのか、マウントに入ったポジを南向きのガラス窓にセロテープで仮止めして撮影してみました。

P1103699ガラスの汚れは目を瞑り、画像の部分を拡大してみると、そこそこの解像度はありそうです。

P1103708ならばと均等に光を当てるため、蛍光灯スタンドに仮止めしてみます。

P1113719拡大してみると、スキャンしたのよりよさそう。こうなると均等な照度が得られる光源が欲しい。そこで思い浮かぶのは、かつて仕事で使ったカラーボックス。通称「あんどん」といってたやつです。ネットで調べるとまだ製品は出回っているようです。

Dscf4062早速ヨドバシで買ってきました。お値段7710円。貯まったポイントを使い、実質的な出費は3000円台でした。大きさは4×5(しのご)用、ハガキより縦が少し短いくらいの寸法です。

Dscf4064光源はLED、単四電池3本で連続3時間、LED自体の寿命は約5万時間となっています。そのうち秋葉原で電圧の合うACアダプターを買ってこよう。昔のは光源が蛍光灯だったので細かいちらつきがあり、長いこと使っていると結構目が疲れました。今時のはちらつきも発信音もなく、薄くて軽い。

Dscf4065手持ちでは不安定なので三脚にセットします。カメラの水平は目分量ですが、まぁそんなに外れてはいないでしょう。レンズの最短距離(25cm)より少し短めの位置にライトボックスを置き、三脚のエレベーターで最も寄れる位置(高さ)を調整します。

P1113718マクロ機能はないので、一番寄ってもマウントの縦方向がほぼ画面いっぱいになるくらい。面積からいったらセンサーの大きさの60%くらいしか使っていません。露出は絞り優先(f8)のカメラ任せですが、特に問題はないようです。

Dscf4073サブに使っているコンデジはマクロ機能があるので、もっと大きな倍率で撮影できます。仕上がり画面の画素数はこちらの方が多いと思われます(センサーの大きさは無視する)。

Dscf4077モノクロネガも試してみます。引伸し器のネガキャリアが役に立ちました。

Dscf4076画像処理ソフトで反転します。外からの光で色カブリしてますが、解像度は問題ありません。

 以上、簡単なテストですが、この方法はアマチュアレベルでも実用価値は十分にあると思います。なんといっても処理速度が格段に違います。一度セットすれば、36枚を複写するのに10分もかからないでしょう。撮影倍率を上げるには接写リングという手もありますが、やはりマクロレンズを使うのが王道です。こうなるとOM用のマクロレンズを処分してしまったのが惜しまれます。しかし、オリンパスからは昨年秋に30mm/F3.5のマクロレンズが発売になっていて、実売価格はフジヤカメラで27,500円。用途から地味なレンズだけど、某写真家の紹介では「迷ったら買っておいて損のないレンズ」と評されています。恐らく年内には迷わずお買い上げとなるでしょう。