カテゴリー「写真関係」の記事

2018年12月 3日 (月)

師走の小ネタ カメラの高さで写真はこれだけ変わる

 もう12月も3日、一昨日は忘年会があったし、そろそろ今年を振り返らないといけません。なにかとせわしいこんな時は青春Mさんを見習い、小ネタで勝負です。

Pb146169最近は列車の写真を撮ろうと思っても、なかなか地平で撮れる場所がありません。お手軽なのはホームの端っこですが、立って目の高さでカメラを構えるとこんな風に写ります。ちょうど窓の上あたりがレンズの高さなので、電車がやや下すぼまり、人間だったら胴長短足になってしまいます。

Pb146170私はモニターが可動できる(チルト式)ミラーレスカメラを使っているので、気をつけの姿勢から肘を曲げてカメラを構えます
。レンズはほぼ窓下辺の高さ、昔の二眼レフを首から下げて撮るのとほぼ同じ位置関係です。一眼レフでもしゃがめばこの位置で撮れます。

Pb146171極めつけはこれ。しゃがんでカメラはホームの上から指1本上の位置です。最初のカットと同じ場所でも高さは140cnくらい低くなっています。これならちょっと見にホーム撮りとは思えないでしょう。一眼レフだったらホームに腹ばいにならないと無理ですね。

P1151692これは踏切からの撮影で、レンズの高さは青帯の少し下くらいです。最近の踏切は障害物検知のセンサーなんかがあるので、あまりカメラの位置は下げられません。

P3022126これもホーム撮り。京急空港線の糀谷です。迫力はあるけど屋根上がほとんど見えないので、あまり模型の参考にはなりません。

P9227151場所を選べばレール面より低い位置からも撮影できます。人によっては煽りすぎと思うかも知れません。まぁ撮り方は人それぞれです。

2018年7月15日 (日)

ゆる鉄画廊に行ってみた

 熱中症厳重警戒となった14日の午後、警告を無視しておでかけです。

P7144046大塚から都電に乗り、小一時間で終点の三ノ輪橋に到着。薔薇が綺麗ですが…
暑い!。

P7144076
ホームからはこんな看板が見えます。この看板の裏手を少し左に行った所なのですが、せっかくだから商店街を大回りして行きます。

P7144051定番のカット。昔はこんな洒落たアーチはなかった。

P7144049表通り(国道4号)に出てみれば、梅沢写真館は健在です。昔は右の細い通路の上に「王電入り口」という表示がありました。

P7144052三ノ輪橋からひとつ手前の荒川一中前あたりまで、ジョイフル三ノ輪というアーケードの商店街が続いていて、。ここを入ってすぐ左折する通りがメインストリートです。都電のイラストがシンボルマークになっているけど、系統番号はなんで6なのだろうか。

P7144068アーケードに入るといきなりこんな喫茶店があります。地元の暇なオジサンたちの溜まり場です。

P7144072自転車の脇には暇そうな猫もいます。

P7144069向かいの細い路地の奥にも喫茶店(赤い看板)があります。番長みたいな猫が巡回していました。

P7144053都電の線路に平行するメインストリートに入ります。なかなか賑やかで、阪堺の我孫子道にあるアーケード街と似た雰囲気です。

P7144054看板は千葉県農産物直販組合ですが、実際は全国各地の野菜が並んでいます。

P7144055親子三代くらい続いていそうな店です。

P7144056電停から歩いて数分、大勝湯の1軒置いた先にゆる鉄画廊を発見。今年の5月3日にオープンしたそうです。

P7144065オーナーは「一日一鉄」や、「ゆる鉄」と称する独特な画風で知られた鉄道写真家の中井精也さん。この三連休は存廊されています。

P7144062中に入ります。ちょうど額をお買い上げのお客さんがいて、ご本人がサインを入れています。店内は左がポストカードや書籍、関連グッズなどの販売コーナー、右がギャラリーになっています。

P7144064気軽に記念撮影に応じてくれます。私は同じ業界なんで何度か一緒に仕事をしたことがありますが、肩肘張らず、楽しく仕事ができる人です。30分くらいお邪魔しているうち、かなり熱心な撮り鉄の
小学生が来て、自分で撮った写真(プリント)にサインを貰い、嬉しそうに帰っていきました。こうした身近な交流から有望な人材が育ってくれることでしょう。

P7144095お客さんが途切れることもない盛況ぶりで、地元の商店街からも注目されているとか。知った顔をして長居をするのは野暮なので、これ(20cmくらいのミニクロス、500円)を買っておいとましました。

2018年1月10日 (水)

初 撮り鉄

 藤沢詣でに続いて8日は模型スクールの年明け第1回目。教材の京急230形も一応仕上った形になり、やれやれというところですが、年末年始はその工作にかかりっきりだったため、まだまともな撮り鉄をしていません。天気予報では関東地方も明日から寒波襲来となるようなので、その前になにはともあれ撮り鉄始めに出かけました。

P1101594やってきたのは西武鉄道の萩山。赤電色の101系狙いで、年末にはスカ食らっているから、そのリベンジです。しかし、これのほかは白いのが2本。またも本命は出し惜しみされました。仕方ないので国分寺に出て、E351系でも狙おうかと思ったのですが、ホームの端は風当たりが強く、E233系を数本見送って撮影は中止としました。

P1101597帰りがけに1駅乗り越して中野のフジヤカメラに寄り、昨年買ったレンズに付ける保護フィルターを物色してみました。径が58mmとやや大きめですが、新品は3800円とか、ちょっと高級なのは5千ナンボとか、予想外の値段が付いています。そこで作戦変更して斜向かいのジャンク館に行ってみると、500円というのが籠にびっしり。見たところ傷もなさそうだし、この値段ならダメモトでも惜しくないので、即お買い上げです。

P1101599自宅に戻って袋から出し、レンズクリーナーで汚れを取ってからシリコンクロスで乾拭きしました。ご覧のようにKenko製だから、品質もまず問題ないでしょう。

Dscf5155レンズに取り付けたところ。フード、レンズキャップ取付も支障ありません。

P1101604フィルターの試し撮りといったら大袈裟ですが、久しぶりにEF65を箱から出してみました。そろそろ決着を付けないと、永遠に作りかけになってしまいます。車体がだいぶ汚れてきたので、1度洗ってみるか。

2017年9月14日 (木)

主役交代

 今使っているデジカメの標準ズーム(14-42mm、F3.5-5.6)は2012年11月にカメラ本体(オリンパス、E-PL5)と一緒に買ったもので、いわゆるキットレンズというやつです。鏡筒もマウントもプラスチックなので高級感はなく、ズーム比ももう少し欲しいところですが、他に適当なレンズがなかったのと、写りはそこそこなので、ずっと使っていました。しかし、6年も使っていると全体にガタが目立ち始め、そろそろ交代の時期が来たようです。
 実は昨年の4月にパナソニックから12-60mm、F3.5-5.6というレンズが発売され、これはよさそうと目を付けていました。ところが、使用レポートでは広角側は鮮鋭だが望遠側は周辺部が少し甘いと評価され、ヨドバシで実物を触ってみると、ズーミングが位置によって少しギクシャクする感じだったことや、値段も5万円を切らなかったので(メーカー希望価格=68,000円)、買うのを控えていました。

Dscf5089その後、パナソニックからは同じ焦点距離でF値が一段明るいライカブランドのレンズが発売され、その煽りを受けてか、8月末に中野のフジヤカメラを覗いてみると、Aクラスの美品が数本、32,400円で出ていました。こうなると放ってはおけず、11日にフジヤカメラで現物を見せてもらい、即、お買い上げとなりました。
 写真の左がPL5とキットの標準ズーム、右がパナソニックの12-60mmです。明るさは同じでもズーム比が5倍になったので、だいぶ大柄になっていますが、カメラとのバランスはまぁ許容範囲内です。

Dscf5092上から見たところ。オリンパスのは沈胴式なので、この状態では写せません。

Dscf5094使用状態にしたところ。どちらも望遠端です。ズーミングはスムーズでした。途中のロットから改良されているのでしょう。

Dscf5098重さを比べてみます。今までのは437.5g。

Dscf5097新しいのは560g。差引122.5g増えたわけですが、このくらいならそれほど重いとは感じません。

Dscf5100防湿庫にもギリギリで収まりました。

P9136960早速試し撮りです。広角端の12mm(24mm相当)。パナソニックのズームはどれも広角寄りの方がシャープなのだそうです。

P9136964望遠端の60mm(120mm相当)。45-175mmほどのカッチリ感はありませんが、実用上は問題なし。これはなかなか便利に使えそうです。ただ、常用レンズが2本ともパナソニックになってしまったのは、オリンパスファンとして少々歯がゆい気もします。

2017年9月 8日 (金)

写真展を見に行く

 昨日(7日)、半蔵門の日本カメラ博物館のとなり、JCII PHOTO SALONで開催されている写真展を見に行って来ました。

P9066855タイトルはさておき、宮沢孝一って誰やねん、なんていう自称「鉄」がいたら、そいつはモグリです。今さらくどくどとした説明は無用。本当に知らんという人は、ネットで検索してみてください。

P9066853展示されている作品は100点弱。タイトルを敢えて市内電車としたのは、は路面電車だと車両だけで、街が見えてこないからだそうです。

P9066847歴代のカメラも展示されています。右奥が最初に使ったコダックレチナ。戦前製でもシャッターはラビットコンパーで、最高速は1/500秒というのは凄い。右下は若い頃の御真影です。

P9066848この本に載った写真は、私がほぼすべてのネガに目を通してセレクトしました。

P906685818時からは会場を6階に移し、懇親の夕べが開催されました。

P9066862定刻に開始。司会は仕事で顔馴染みのKっKカメラマンです。

P9066877ご本人の挨拶。

P9066869一同、神妙に聞き入っています。

P9066880そして、乾杯。このあとは業界人の同窓会となりました。それにしても御年86歳の宮沢さん、お元気です。

2017年5月26日 (金)

ライトボックスの電源

 ネガの複写に使っているライトボックス、取り敢えずは電池を電源にしていますが、単4×3で3時間使用可能となっています。もうすでに累計で3時間以上は使っていそうだし、これからのことも考えれば、電池は経済的に問題があります。オプションのACアダプターは定価で3260円、ヨドバシでも2600円くらいします。要は直流の4.5Vを供給できればいいのだから、純正品の必要はなさそう。早速、秋葉原に買いだしです。

Dscf4680いつもの秋月電子で探してみると、意外にも4.5V用がありません。駅近くのガード下の店で見つけたものの、1060円とやや割高でした。

Dscf4681家に帰ってさぁ作業開始と思ったら、ライトボックスの穴径が細く、どう頑張っても入りません。いろいろ調べてみると、差し込み部分の太さも何種類かの規格があるらしい。それなら、大と小を接続するアダプター的なプラグもあるはず。

Dscf4686翌日、今度はライトボックスを持ってもう一度秋葉原へ。秋月電子では5・6種類を現物合わせしてみたのですが、いずれも太すぎで入りません。しかし、ここで諦めるわけにはいかず、あちこちパーツ屋を覗いてみます。さすが天下の秋葉原、ラジオデパートの3階にある「トモカ電気」で、ぴったりのプラグが見つかりました。左が一般的なプラグで、差し込み部分の外径は5.4mm、右が4mmです。

Dscf4688お値段は1個100円なので、予備も含めて2個買っておきました。

Dscf4690我が家の工作台で移植作業を開始。まず片方の線を切り、どちらがプラスになっているかを確認してから、半田付けします。

Dscf4754作業完了。ぴったり入ります(現物合わせしたのだから当たり前)。

Dscf4691点灯してみます。おっ、なんだかすごく明るく感じます。外した電池の電圧を測ったら1.1Vで、ご臨終寸前。同じような濃度のネガでも露光時間が延びているように感じたけど、実際にだいぶ光量が低下していたわけです。これからは光量低下の心配もなく、安心して作業が進められます。

2017年5月17日 (水)

初めて撮影したカラーポジ

 モノクロネガの複写は、慣れもあってだいぶピッチが上がっています。危ないネガはひととおりデータ化できたところで、ほぼ同時期のカラーポジも救済しないといけません。こちらは階調の反転という操作が不要なので、その分だけ作業が捗ります。

P5144667a記念すべき、カラーポジの1コマ目は地元を走る中央線の101系。高円寺のホーム端から、1966年12月1日に撮影しました。フィルムはサクラカラーのリバーサルで、まだ感度はASA50。そろそろASA100が出るというので、在庫品処分としてヨドバシで安売りされていたのを、清水の舞台から飛び降りる気持ちで買ったものです。
 なにせ初めてのカラーポジ、カメラも露出計は付いているものの、セレン式のかなりアバウトなものなんで、ちゃんと写るだろうかとおっかなびっくりでシャッターを切っていました。以下、年が明けて1月末頃までに撮影した20枚撮り2本からのダイジェストをご覧ください。

P5134450a中野~高円寺間の地平に降りた所。301系の第5編成です。まだ車体は無塗装で、窓下の帯が付いたのはこの編成から。行き先は大手町です。

P5144683a山ゲタの新宿行き。2両目にモハ72(800番代)が入っています。

P5144668a京王線の初台~幡ヶ谷間、甲州街道と平行している所です。井の頭線から転用された1710系の5連で、最後尾(左)は両運に改造された1715。

P5144669a5000系の特急。第4編成です。新宿寄りデハのパンタがPT35に代わっています。

P5144677a鉄道ファンの記事を読んで、東海道本線の三島から函南方向へ線路端を歩きました。157系の急行「伊豆」。153系と区別してデラックス急行と呼ばれていました。

P5144676a新幹線と接近してきたところでの1枚。車種は0系だけです。

P5144675aトンネルを越えようとして、偶然に撮れた1枚。熱海で分割され、付属編成の4連で走る沼津行きです。

P5144679aトンネルの上で方向がわからなくなり、かなり歩いて人里に降りたら、そこは伊豆箱根鉄道の大場付近でした。バックに富士山が見え、今でも有名な撮影地です。車両は元旧国で。手前からモハ30、クハ47、モハ31を改造しています。

P5144673a_2これは別の日の撮影で、場所は修善寺付近。当時の最新形式だった2000系(西武所沢工場製)です。

P5144684a小田急3100形NSE。まだクーラー増設前のほぼ原型です。鶴川~玉川学園前間の上り勾配にかかった所。

P5144686a455系の急行「あづま」。鶯谷です。

P5144688a御殿場線足柄付近。小田急の特別準急「朝霧」だと思います。電車への置き換えが発表されたので、模型仲間とお別れ乗車(実際にはそれが最初)しました。

P5144691a御殿場線は客車もD52が牽引していました。

P5144697a箱根登山鉄道の上大平台。どこまでが民家の敷地なのかよくわからないグレーゾーンでした。

P5144700a井の頭線3000系の第2編成。パンタがPS13にグレードダウンしています。

P5144701aクモユニとクモニの回送。まだ2個パン車だけで、新宿寄りのパンタを上げていました。

以上、フルサイズとはいえ粒子は粗く、経年による劣化はあるにしても、現在のフィルムとは比べものになりません。それでも、初めてもカラーポジにしてはそんなに露出も外れず、まぁまぁの歩留まりでした。

2017年5月12日 (金)

ネガカラーを複写したら

 ネガの複写はパソコンデスクの上で作業できるようになり、足腰の痛みは解消。取り込みも最初からカメラをモノクロモードにしたので、画像処理の1工程が省かれ、処理時間も短縮されています。
 緊急を要するネガの複写はひととおり終わったので、ぬか屋さんからご指摘があったカラーネガはどうなるのか、実験してみることにしました。

Dscf4672当然、カラーモードにして複写します。

Dscf4673次に階調の反転。さぁ、どうなるか。

Dscf4674おっ、見事に反転されました。全体に青カブリしていますが、これは想定の範囲内です。

Dscf4675_2これをどう補正するか。三原色のシアンだけを抜けばいいというほど単純ではないのは、その昔、手動補正でカラープリントをした時に経験しています。ここは下手にいじくるより、自動カラー補正に任せてみましょう。

Dscf4676クリック一発。まだ少し青みが残っているような気もしますが、不自然な感じはありません。

P5124439a保存してリサイズしました。等倍では空の部分にうっすらと汚れのシミが見えるけど、このくらいではほとんど気付きません。私の場合、ネガカラーはごく一部しか使っていませんが、複写でちゃんとした色が出せることがわかり、一安心です。

2017年5月 9日 (火)

複写開始

連休最後の7日から、ネガの複写を開始しました。

Dscf4671複写台の大きさが中途半端なので、床に直置きしています。座布団は敷きますが、30分もしないうちに足腰が痛くなってきます。カメラは右手がかかるグリップの出っ張りが大きく、水平が出ないために取り外しました。予備車になっているPL5が当分は複写専用になりそうです。

Dscf4669まず、危ない状態になっているネガ15本を最優先。右上の2本は1977年なのに、かなり症状が悪い。乳剤面ではない方にヌメリが出て、ネガカバーにぺったり貼り付いています。試しにどうでもいいコマを水洗いしたところ、乾いたらベコベコになりました。なので、ヌメリがある部分もそのまま複写します。もし、印刷用などで使う時は、画像ソフトである程度は修正できるでしょう。

Dscf4662スキャナだと取り込んだ画像は自動的にポジ画像になりますが、複写だとネガのままなので、反転させないといけません。

Dscf4663そこで画像処理ソフト(フォトショップエレメント)の出番。まず、フィルターから色調補正→階調の反転をクリックします。

Dscf4664ポジ状態になったけど、なんだか青っぽい。これはカラーデータとして処理されているためで、フジフイルムのオレンジっぽいベースの色も反転しているからです。

Dscf4665次はイメージからモード→グレースケールをクリックして、カラー成分を除去します。
*最初からカメラをモノクロモードにしておけば、この1工程は省けそう。次から試してみます。

Dscf4666これで普通のモノクロ画像になります。

Dscf4667ちょっと軟調気味なので、画質調整でメリハリを付けます。

Dscf4668これでよしとなったら保存します。ここまでの作業は慣れれば1分くらい。

P5073015できあがった画像。車両が写っているコマは念のため2枚ずつ撮影するので、5本も複写するとカメラの電池がへたってきます。連続撮影はだいぶ負荷が大きくなるようですね。人間の方も足がしびれてきたりするので、4・5本複写したら一休みです。

2017年5月 6日 (土)

複写台を作る

 マクロレンズを買い、ネガ複写の態勢は整いました。しかし、その都度いちいち三脚にカメラをセットするのは面倒。もっと簡単で確実な方法はないものか。要はカメラを水平に固定し、複写するネガとの間隔を一定に保てればいいわけです。

Dscf4585最初は適当な高さの箱を作ろうと考えたのですが、近所の島忠ホームセンターでこんな台を見つけたので、これを利用することにします。台の上面までは約20cm、お値段1280円。材料費と手間を考えれば、自分で組み立てるよりも遥かにお得です。

Dscf4586_2レンズが嵌まり込む穴(直径58mm)をあけます。真ん中だと節にかかるので、少しずらしました。

Dscf4587円周に沿って3mmのドリルで穴をあけるという、超原始的な方法です。

Dscf4591最後の切り離しが意外に手こずり、結局、回し引き鋸を買う羽目に。これなら最初から回し引きで切り抜けばよかった。

Dscf4592抜けました。といっても切り口は凸凹なので、綺麗な円弧に仕上げないといけません。

Dscf4648円弧に見合った甲丸ヤスリがないりで、細い平と甲丸のヤスリを使い、なんとか円に近い状態になりました。レンズを嵌めてみてガタはないので、これでよしとします。

Dscf4649カメラの前面にはマウントのロックを解除するための押しボタンなどがあるので、これを避けるスペーサーを作ります。アガチス材の半端から切り出しました。

Dscf4650木工ボンドで固定します。

Dscf4654カメラをセットしてみます。実用上差し支えないくらいに固定できます。

Dscf4657横から見たところ。ライトボックスは床面から57mmの高さで、ちょうどネガの1コマが画面いっぱいになります。その分、台の脚をちょん切ってもいいのですが、完全に直角を出して切れる自信がない。55mmくらいの箱を作り、あとはボール紙などを挟んで微調整するのがよさそうです。
 このあと、桧の素材を生かして透明ニスを塗りました。

●追加
Dscf4660勢いに乗って高さ55mmのスペーサーも作りました。

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