久しぶりの東北遠征
やっと原稿沼から脱出し、ブログが書けるようになりました。ほぼ1週間前の24日、古い付合いの模型仲間からお誘いを受け、白河市(福島県)まで出かけました。すでにOER3001氏とぬか屋さんのブログでネタは割れていますが、運転会の場所はお寺。JORC関西は教会で運転会やってますから、お寺でやっても不思議なことはありません。
今回、18きっぷで往復するつもりだったのですが、OER3001氏から「クルマだから、隅っこでよければ乗せてくよ」というお声がけがあり、ありがたく便乗させていただくことにしました。同行者は私のほかにたかべーさん、ぬか屋さんの3人。都合4人なので重量バランスもよいようです。途中、那須高原SAで小休止。カメラを出すのでトランクを開けてもらいました。このクルマは最近買い換えられたそうで、ナンバーはしっかり3001になっていました。
売店には鮎の串焼きもありましたがそれには目もくれず、ソフトクリームをペロペロ。牛乳たっぷりで450円はなかなか良心的な値段です。
福島県に入ると道もだいぶ空いてきます。速度は時折100km/hを越えますが、エンジンが唸るわけでもなく、車内はオジサンの鼻息が聞こえるくらいの静かさです。半世紀以上前、第三京浜を1200ccのブルーバードで100km/h走行したときは、窓枠がガタ付き、運転者は必死でハンドルにしがみついている感じでした。日本のクルマも進歩したものです。
白河インターを過ぎ、次の白河中央で高速を降ります。「都をば 霞とともに立ちしかど 秋風ぞ吹く白河の関」と歌に詠まれた白河の関跡(駅名でいうと豊原と白坂の中間あたり)はもう通り過ぎたようです。
えっ、これが高速の出口。ETC専用だからこれで用が足りるんですね。
一般道を20分くらい走って会場に到着。
私以外は慣れた足取りで境内に入っていきます。山号は寶陀山大統寺、臨済宗妙心寺派だそうです。
奥の本堂が運転会の会場になります。
扉を開けて入ってみると、すでにレールは敷かれ、ヤードには長編成がびっしり並んでいます。
運転席。本線は複線なので単純なデュアルキャブコンですが、配線コードの量が半端じゃない。
接続プラグのハンダ付けが2箇所外れていたようです。最後は私がコテを握り、なんとか復旧しました。
レイアウトはかなりの年代物で、ポイントマシンが日本のHOゲージの歴史を物語っています。これは最新タイプで、マイクロスイッチを2個連動させています。
天賞堂のマシン。純正の木製道床付きポイントもあります。
カワイのマシン。補助接点の容量が大きく、使いやすいです。
線路の調整もすみ、13時に開通式のテープカットが行われました。中央が新白河駅長、その左が住職、新人はテープカットに参加するという掟があるようで、私も挟みを持たされました。
境内には5インチのレールも敷かれています。試運転をさせてもらったところ、沈み込みや逆カントになっている所が何カ所かあり、砂利をかき寄せて狂いを調整しました。
子供へのサービスですが、大人も結構楽しんでいます。
涼しい本堂に戻り、武蔵野急行の電車も運転しました。
17時過ぎで昼の部の運転は終了。夕食は住職の招待でトンカツというのが決まりだそうで、クルマに分乗して店に向かいます。
なかなか洒落た造りです。日帰り組はもう乾杯もすんで食べ始めています。
高齢恒例のカンパ~イ。う~ん、染みるわぁ。
私は一口ヒレカツセットをいただきました。おいしかったし、量も十分です。このあと、さらに山奥のスパホテルあぶくまに向かい、掛け流しの温泉とサウナで汗を流しました。
21時半頃大統寺に戻り、夜の部の運転開始。こうなると主役はビールで模型はオマケです。放っておけば朝まで飲んでいそうですが、明日もあるので23時過ぎにお開きとなりました。
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