もう｢方南町ってどこ？｣なんていわせない

　本日(７月５日)、東京地下鉄丸ノ内線のダイヤ改正が行われました。といっても路線が延びたりしたわけではなく、じゃあ、どこが変わったのかというと、中野坂上から分かれる通称 方南町支線 の全線で６連運転が可能になり、ほぼ終日、方南町～池袋間を直通する列車が運転されるようになったのです。方南町は同じ中野区ですから杉並区だったけど、ちょいととなりなんで知らん顔はできません。幸い雨も降っていなかったので、昼前にちょっと様子を見てきました。


池袋～荻窪間の基本ダイヤに大きな変更はないので、改正の告知も割と控えめです。


方南町支線が分岐する中野坂上。２面３線の中線から線内折返しの列車が発着します。阪神の尼崎みたいに両側のドアが開いています。


３連の02系は180番代、本線に出ないので中ドアの上に運転区間のステッカーを貼っています。


ホームは６両分の長さがあるので、３連はほぼ真ん中に止まります。


支線から４番線に入る池袋行き。折返し列車は手前の線路に入ってきます。中野坂上～池袋間はデータイム１時間に15本となり、新宿止まりがなくなっています。


本線からの方南町行きは１時間に３本。中野坂上では毎時00、20、40分発です。


方南町という表示が当たり前に見られるようになりました。


次の方南町行きは2000系でした。化粧板が淡いピンクなのは300形を意識しているのか。


連結面寄りの丸窓。貫通路も丸をイメージしているらしい。


ドア上の表示は３面になっています。


方南町に到着。こちらは方南通の出入口なので、目立った変化はありません。


３連は終端寄りから３～５両目の位置に止まります。環七側の改札からだと３両分くらい歩かないと乗れません。ホームはリニューアルされ、天井にあった変なものは姿を消しています。その代わりに冷房能力が強化されたようで、じっとしていると肌寒いくらいでした。


支線内の運転本数はデータイムに９本、そのうちの３本が本線に直通します。


本線直通は２番線、支線内折返しは１番線から発着します。


過走に備えて線路の終端が延長されています。先っちょの１両分くらいは第３軌条がありません。


環七側の改札口からホームを見たところ。通路の両側は線路があります。


地上に出てみます。環七内回りの青梅街道方向ですが、衝立みたいなビルが建っています。手前の幅は１ｍそこそこ。一番手前の窓部分には空調の室外機が置かれています。


反対側から。真ん中あたりでも奥行きは３ｍそこそこくらい。真ん中の階段を境に南側(画面奥)が５階、手前(北側)が４階で計９室になっていますが、住居ではないと思います。


そして年配の模型ファンには懐かしいこの店、残念ながら昨年で営業休止になり、再開の可能性はなさそうです。
＊今のところ日曜のみ営業しているそうです。