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2019年7月18日 (木)

箱根登山鉄道、吊掛車お別れ乗車

 箱根登山鉄道の旧型車で、最後まで吊掛式で残っていたモハ103-107が7月19日にラストランとなるということは5月頃に発表されていたので、天気がよくなったら行こうと思い、小田急の株主優待乗車券も買っておきました。しかし、今年は梅雨が長引き、ラストランまで1週間を切っても、天気予報に晴れマークが出できません。こうなりゃ雨が降ろうが槍が降ろうが行くしかない。このところ差し迫った仕事はありませんが、一番時間の自由が利く14日に箱根行きを決行しました。

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14日は念のため天気予報を確認したりで時間を食い、新宿10:10発の小田原行き急行に乗車。小田原で一旦改札を出て、登山電車の1日フリーきっぷを買います。

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箱根湯本で乗り継いだのは3000形と3100形の3連でした。出山でお目当ての103-107+108と交換したので、大平台で待ち構えることにします。雨はショボショボと降っていますが、駅の手前のアジサイと絡めて撮れる踏切は10人くらいが群がっていました。

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2本目に吊掛編成が到着。

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3000形+2000形の編成と並びます。108は前面が金太郎塗り、前照灯が白熱灯タイプ(中身はシールドビーム)になっています。

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ホームの先端を回って乗車する前に1枚。パンタが下りているのが残念ですが、これは湯本のデッドセクション通過対策なので致し方ありません。104号に乗車し、上大平台(信)から仙人台(信)までは動画モードで走行音を拾います。それにしても吊掛の音ってこんなに大きかったかな。それと架線電圧が750Vになっているせいか、以前の記憶よりだいぶスピードも速いような気がします。

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小涌谷で下車。かなり暗くなってきたけど、反対側から撮影します。

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交換は先着後発なので、こういうのを撮っておく余裕もあります。

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お見送り。僅か数分後ですが、少し明るくなってきた。

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15分ほどで戻って来ます。だいぶ雲がかかってきて、すぐ後ろの山も霞んでいます。このあと、強羅行きの3色編成(104-106+109)がきますが、対向車に邪魔されて撮影できず。ならば強羅で出発するところを撮ろうと乗り込みます。

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強羅に着いたらこの有様。いつの間にか発着ホームも変わっていて、これでは引きが取れません。

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折返し時間は短いし、雨は降っているので、やむなくこの位置でシャッターを切ります。

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次の電車を待つ間にモニも撮っておきます。廃車になった110の足回りを貰ってカルダン化されています。

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標記とシンボルマーク。

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フリーきっぷでケーブルカーも乗れるけど、今日は乗っている暇がありません。

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駅構内にあったモハ1形の模型。日本工業大学駒場高校の作品ですが、台車がDT10みたいです。

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もう一度3色編成を狙うため、また小涌谷に戻ってきました。ここが一番開けていて、露出が稼げそうなのです。

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この日の運用は新型-新型-旧型というローテーションでした。カメラは感度をISO800、絞り開放(といってもf5.6)にして、やっとシャッターが1/300秒くらい。ちょっと暗くなると1/125秒を切ってしまいます。こういう時は少しくらい大きくでもF2.8くらいのレンズが欲しい。
吊掛編成は何度も撮影チャンスがあったけど、これがいちばんいいできです。

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さらに待つこと45分、3色編成の出番です。ダイヤ上は強羅行きが先着なのですが、数分遅れたので湯本行きが到着してしまい、屋根のないホーム先端に移動しました。

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後追いですが、色違いがよくわかります。

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次の電車でまた強羅に戻ります。最後の〆に吊掛編成の電制音を録音しながら湯本に戻ろうと考えたからなのですが、2本待ったあとに到着したのは2005-2203-2006の編成でした。どうやら吊掛編成は湯本到着後に入庫してしまったようです。もう待っていても仕方ないので、これに乗って山を下ります。観光客のピークも過ぎ、ゆったりしたクロスシートはなかなか快適でした。

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湯本に着き、折り返して発車した2005編成をペデストリアンデッキから1枚。だいぶ暗くなり、シャッター速度も1/125秒がギリギリなので、本日の撮影はここまでとします。帰りはロマンスカーを奢ろうかと思ったのですが、次の列車は未更新のEXE。これに特急料金を払って乗る気はなく、空いている3000形の快速急行を新宿まで乗り通しました。

*昔の写真を2点、追加します。

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これは昭和40年頃の強羅。ホームは1面で、手前が降車ホーム、奥が乗車ホームとしています。次の電車が到着しても、手前の渡り線でそれと交換できます。現在は3連対応でこの渡り線は撤去され、115がいる部分はホームになっています。

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同じく強羅ですが、シールドビーム、下枠交差パンタになっています。まだ2連固定にはなっていません。現在、このホームは段欠きの行止まりとなり、通常は使用されていません。

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コメント

師匠、しつもん〜
103と107以外の旧型は残るのでしょうか
カラフルな3色は復刻色なのでしょうか
3色以外にも旧型はいるのでしょうか

ありゃま、モハメイドペーパーさまも騒ぎの中に繰り出されたのでしたか。
まあこうして、乗客が来てくれることが、鉄道会社としては増収になりますからね。
大涌谷の火山活動の影響から、ロープウェイが運休しているのだからせめて、登山電車とケーブルカーには乗らないとですね。

最後の2枚痺れました。亡父の会社の保養所が強羅にあり、毎夏行っていた頃の駅風景。
不思議な場所にポイントがあるなあ、と感じたガキの頃を思い出し涙が出ました。
西武萩山駅のホーム内分岐を師が紹介された時、こんなのどこかにもあったなと思いました。
その時は東海道線三島ではないかと考えましたが違いました、ここです。モヤモヤ感が取れました。
仙人台信号所で車掌がタブレットを鮮やかに投げたり、スイッチバック以外にも魅力満載の電車でした。
例によって本題からはずれ、申し訳ありません。

青春Mさま、
お答えします。旧型は104-106と単車の108、109が残ります。色は104と108が朱色とグレーの小田急ロマンスカー色、106が青と黄色、109が緑です。2連1本に単車2両となったので、色違いの3連が組まれる確率は50%になります。新型だけで3連6本が組めるし、夏は冷房のない旧型の出番はかなり少なくなりそうです。

OER3001さま、
そんなに大騒ぎというほどではなかったです。106が旧塗色になってからと思っていたら雨に祟られ、結局、駆け込みになってしまいました。

シグ鉄さま、
通常ダイヤでは強羅に営業列車が2本止まることはないようです。それでも箱根湯本行きは到着ホームを通らずに発車していったように記憶していますが、確証はありません。仙人台の交換は早朝に何度かあるようです。

結局走ってるのは、先日の土砂降りが最後となってしまい、最後は私の嫌いな、お別れイベントでの撮影になってしまいました。
雨の中、お疲れ様でした。

赤影さま、
駅の外に出たのは強羅だけなので、傘もささず、そんなに歩いてもいません。サンナナのお別れだけならもっと早くに行っておけばよかったのですが、3色編成もと欲張ったのでこの有様です。

強羅の乗降分離ホーム、なんとなく憶えています。家族で箱根に行ってめちゃ混みの登山電車からケーブルカーに乗り換え列に並んでるときに、奥のホームから身をくねらせて発車していく電車が見えました。箱根ゴールデンコース全盛のころですね。

Cedarさま、
箱根ゴールデンコース、いつの間にかフリーパスに取って代わられたようですね。昔は平日に行くと登山電車は単行でもガラ空きでした。

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