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2019年6月17日 (月)

大阪3日間レポート(その4・完、阪急の京とれいんに乗る)

 大阪3日間の最終日(6月2日)は阪急の京とれいんに乗ると決めていました。京とれいんは土休日に運転されていて、この春から雅洛を加えた2本体制になっています。調べてみると、河原町行きは梅田発が9時から15時までの毎時32分、梅田行きは河原町発が10時から16時までの毎時41分となっているようです。

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9時20分頃、梅田に到着。京とれいんは3号線から発車するそうで、これに乗る人が結構並んでいます。普通列車が発着する合間を縫い、9時30分くらいに入線。この春にデビューした京とれいん「雅洛」です。

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先頭の6号車でなんとか座れました。座席はロングシートですが、元の扉間を6人掛けにしているので、かなりゆったりしています。私の位置は元の中扉寄りで、すぐとなりはミニ庭園風になっていました。快速特急なので淡路を出れば桂までノンストップ、とはいえ、定期の特急の2分後を追うダイヤなので、時々信号に引っかかって減速します。

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桂で下車して発車を見送ります。かなり注目度は高い。

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京とれいんの乗車位置案内。2扉だし6連で詰込みが効かないので、どうしてもこれに乗ろうという人以外は、中の混み具合をみてやり過ごしています。

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待避していた準急は8300系のトップ編成でした。

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次の西京極で戻って来る京とれいんを狙います。この次の西院は地下になるので、ここしか選択肢はありません。河原町寄りはかなりカーブしているので、梅田方面行きホームから構えます。まずは練習。曇り空なので感度をISO800にアップしました。

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ヘッドマーク付の8300系が戻ってきました。やや甘ピンです。シャッターブレかな。

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11時近くに「雅洛」が通過。これはブレていませんが、短い6連なので少々収まりが悪い。

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河原町行きに賑やかなラッピング編成が来ました。

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ヘッドマークも付いています。

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そうこうしているうち、次の京とれいんが来る時刻。京とれいんはこちらが元祖です。これを撮ったら西院に向かいます。

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西院は2017年3月
から嵐電に直結する北改札口がオープンしています。

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地上は阪急と嵐電の入り口が並んでいます。ローマ字表記をよく見てください。阪急は「さいいん」、嵐電は「さい」なのです。

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上の写真のすぐ右が、新設された嵐電の嵐山方面行きホーム。

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そのホームからは車庫が丸見えです。

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さて次は叡電の一つ目電車でも見に行こうかと河原町に向かいます。しかし、着いたら入れ替わりに梅田行きの6300系京とれいんが発車するところだったので2号線ホームまで必死にダッシュ。なんとか乗り込みました。午前中の梅田行きなんでそんなに混んではいません。固定クロスは進前向きがほとんど埋まっていましたが、画面左手前の1人席が空いていたので、ここに座ります。
 京都線の特急は100分で1サイクルの運用ですが、京トレインは1時間間隔(1列車については120分サイクル)とするための時間調整が必要になります。前述のように梅田では長居ができないため、河原町での発着を通常のデータイムには使っていない2号線として、20数分の折り返し時間を取っています。

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6300系の京とれいんはホーム柵ができた十三を通過扱いとなるので、淡路で下車します。

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以前よりは少し綺麗になった淡路駅東口。

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JR淡路までは歩いて数分の距離。昼間でもそこそこ乗換え客はいます。

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JR淡路駅。画面左で阪急をオーバークロスしています。

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せっかく降りたので、梅田寄りの凄い線路も見ておきます。

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高架工事はまだ全容が見えてきません。

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東京に帰るまでにはもう少し時間があるので、もう一度、京とれいんの走りを狙います。淡路の近くだったら迷うことなく、一駅先の上新庄です。ここは贅沢を いえば定員1人。幸い、今日は誰もいません。リニューアルして方向幕の天地が拡大された5300系。土休日はデータイムも準急の半数(20分に1本)が堺筋線直通になります。

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大阪高速電気軌道66系の未更新車。

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いつまでも、あると思うな3300系。

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この特急の後が京とれいんです。

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きたきたきたぁ。

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空が少し明るくなったので、もう少し粘ります。リニューアルでVVVF化された7300系。

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66系の更新(リフレッシュ改造)車。

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5300系未更新で初期の4個クーラー編成。これは廃車が始まっています。ひととおりの形式が撮れたので撤収し、新大阪から新幹線で東京に戻りました。北陸新幹線のE7
系に乗って間もないので、N700系の加速のよさと、東海道新幹線のレール保守レベルの高さを再認識しました。

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コメント

以前、ここで乗換えた時、サイインとサイについては私も奇異に感じていました。
その時、車庫内を撮影しようとウロチョロした線路沿いの道路、あそこがホームになったんですね!

サイの車庫丸見えホームは私も感激しました。
やっぱ行動がすごいっす、淡路も降りられたんですカー
いたるところにある黄色いのぼりにせかされて
「店に寄る人減るんちゃうんか」と思いました

シグ鉄さま、
明治初期くらいまで、地元での呼び名は「さい」だったそうですが、行政が「さいいん」としているので、現在の地名は「さいいん○○町」となっています。もっと掘り下げれば、「さいいん」が母音が連続するので「さいん」となり、さらに省略されて「さい」になったと考えられます。
嵐電の車庫は公道と車庫敷地の区別が判然としません(柵やゲートはない)。写真のポイントの少し先に定期券売り場があるので、そのあたりまでは入っても大丈夫です。

青春Mさま、
2017年2月、西院のあたりをうろついていたら吹雪に遭いました。淡路は何度も降りていますが、およそ阪急らしさが感じられない街並みですね。アーケードがJRの駅まで延びれば、雨の日の乗換えが楽になるのですが。

相変わらず精力的にうろついてますね。上新庄は撮影できるのは分かってますが未だに行けてません。2本目の京とれいん『雅洛』は種車が7000系ですが、これから先神宝線との直通運転を考えているんでしょうかね?

山陽C62さま、
足代かかっているんで、少しでもモトを取らなという貧乏人根性です。雅洛が7000系から改造されたんは、ご推察のとおりだと思います。なんせ6300系は京都線だけしか走れん融通の効かんやつですから。

阪急は神宝線にばかり行ってしまい、京都線は淡路の鬼線路以外チェックしていません。次回は出撃しようかな。

Cedarさま、
正雀と桂には?!といった線路(ポイント)はありません。京都寄りはまだ新京阪時代の架線柱も残っているようですね。

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