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2019年6月に作成された記事

2019年6月28日 (金)

どうでもいいけど、突っ込んでみるとオモシロイ?

 書いた本人がいうのもなんですが、本当にどうでもいいネタなので、ご用とお急ぎの方はスルーされるのが賢明かと思います。最後まで読んだことによる時間の損失は補償致しません。

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地元の中央線に限らず、ドアのガラスの下隅に広告が貼ってあります。で、昔から気になっていたのがこれ。英会話の学校なんですが、メインキャラクターは一貫して縄文時代のような格好をしたヤマトタケルノミコトになっています。これは今年の2月頃までのもので、一目見てもかなりシュールというか、ブッ飛んでいるのがわかります。カッパになったヤマトタケカッパノミコトの下は縄文太郎デラックス、そして個人的に一番うけているのが右端のさなだむし十勇士です。

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3月になってからキャラが変わりました。ヤマトタケルノミコトはオバサンみたいな顔付きになっているし、縄文太郎はデラックスが付いていません。ほかのキャラもゾウとかヘビとか捻りに欠けています。一番の変化は難関大学進学率で、92.06%から92.78%へと僅かに向上しています。この数字は1年ごとに集計しているようなので、来年は93%の大台に乗るかどうかを注目したいところです。

*追加分。
シグ鉄さんから「難関大学の基準を示せ」との書込みがありました。

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そこでもう一度目をこらして見てみましょう。赤丸部分に*1、*2、*3と欄外注が入り、下から2・3行目にその但し書きがあります。*2によれば難関大学とは東大、京大、東工大、東京医大、国立公大、早稲田、慶應、立教、津田塾、青山学院、明治、中央、法政、東京女子大、日本女子大、獨協医大を指すそうです。

2019年6月25日 (火)

こんなの写ってました、昭和41年10・11月

 最近、データ化したネガから拾い出した画像です。撮影年月日は昭和41(1966)年10月23・24日と11月6日、3日間で20枚撮のフィルム1本です。大学の3年生で、カメラは父親と供用のちょっと癖のあるレンジファインダー式。写真部に入っていて「俺はシロートじゃない」とう意識があったけど、写っている画像を見ればズブのシロートにやっと産毛が生え始めたくらいです。今みたいにテーマを決めたまとめ撮りをすることもなく、写っているものもまったく脈絡がありません。だからかえって意外性があっておもしろい、というのは負け惜しみだろうか

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中野駅3番線に到着する国鉄301系の第5編成。行き先は荻窪だし、まだ前面に黄色の帯はありません。

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同じ所でこちらは第2編成。第5編成とはどこが違う? そう、窓下の帯がありませんが、これがオリジナルなのです。第5編成から窓下にも帯が入りました。この帯は着色した薄いアルミ板を貼り付けたもので、車体の凹凸の隙間から雨水が入り、部分的に剥がれているのを時々見ています。第6編成からプラ板のビス止めになり、前面窓下にも黄色帯が入るようになりました。それと車体はクリアラッカー仕上げなので、光線の具合によってはかなりギラリと光っていました。
 画面ほぼ中央に立っている「合」の標識、これは分割併合で2両増結をする時の停止位置を示しています。

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営団5000系アルミ車との並び。行き先は大手町で、その先はせっせとほじくり返している最中でした。営団車もまだ前面の帯が細いままです。

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これはクモヤ22がお目当てです。となりの101系が東シナになっているから品川でしょう。

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次は京王線の新宿。まだ新線新宿はありません。休日運転の高尾山口行き特急で、調べてみたら23日は日曜でした。

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初台~幡ヶ谷間の甲州街道と並行している所。京王多摩川行きの快速です。左は淀橋浄水場がなくなってご用済みになった玉川上水の跡。右の甲州街道には京王バスが走っています。

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5000系の特急「高尾」。先頭車側面はヒゲ付、台車はデハ2700から流用したTS-101のままです。

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井の頭線から転用された1710系。1711はクハ化されています。両運転台になった1715は2016編成の八王子寄りに連結されていました。

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四ッ谷~市ヶ谷間の101系快速。架線柱は木柱が幅を効かせています。クモハ100はパンタがPS13だから、中野の所属かも知れません。

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これは24日でしょうか。東急田園都市線の長津田です。まだここが終点で車両は旧型の4連。平日のデータイムは鷺沼で2両解放を行っていました。3両目のクハは2色塗りの旧塗色です。

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東神奈川で後追いしたコキフ10000。同じ日としたらこちらが午前中、長津田が午後になります。

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長津田から厚木に回ったのか。相模線はキハ10、20、30、電化直前には40と両運転台の形式のみが配置されていました。

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これは11月6日かな。やはり日曜で、場所は千駄ヶ谷です。この時代は飯田町で貨物扱いがあったので、快速線を貨物列車が走っていました。飯田町には客車区もあり、旅客列車の回送もありました。

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有楽町で列車は「常磐伊豆」。水戸あたりから伊豆急下田までを直通する臨時列車で、かなりレアものです。この列車の存在はまったく頭になく、いきなり現れたのを咄嗟に構えたので少しブレています。まぁ、ヘッドマークの列車名が読めるからよしとしましょう。

2019年6月22日 (土)

71万アクセス

 昨日(21日)の未明、71万アクセスに達しました。

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ということで71にちなんだ形式といったら、まずこれですね。地元を走っていた山スカのモハ71、写真の右から3両目になります。撮影は昭和40年だったか41年12月、初めてカラーポジで撮影した1コマです。特にこれを狙ったわけではなく、中野の高円寺寄り、
高架を下りた所で構えていたら、新宿に向かう回送が現れたのです。この時期は山ゲタのモハ72(850番代)、クハ79も加わり、編成引美は崩れています。写真でも2両目はロングシートのモハ72です。

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機関車では交流電機のED71。これも昭和
40年の夏で、郡山だったかな。車体は中央線にいたED61と共通のデザインなので、なんとなく親しみを感じます。模型(16番)でもアダチのキットを買い込んでありますが、まだ本格的に手を付けていません。

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以下はちょっと変わったやつを2点。奈良で偶然に写したスエ71です。狭幅の2段窓は戦災復旧車からの改造と推察できます。

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もう1両はスヤ71。新宿の貨物ヤードに止まっていて、所属は東シナになっています。一目見れば元は電車だったのがバレバレですね。ノーシル・ノーヘッダーだからタネ車は昭和14年度型のモハ60かクハ55と思われます。
 このほかにEF71とか、玉電70形も探せば出てくるはずですが、深入りしている時間がないのでこのくらいにしておきます。

2019年6月21日 (金)

ここ最近の地元ネタ

 4月下旬から金沢、静岡、大阪と出歩いていましたが、その合間を縫って地元ネタも拾い集めています。

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中央線ではこの春から開業130周年記念のオレンジラッピング編成と、209系1000番代が走り始めています。209系はE233系がトイレ
取付けで長期入場するのを補うために転属したもので、平日は朝のラッシュが終わると入庫してしまいますが、土休日は午後からの運用があります。秋葉原に買い物に出かけた5月19日、上りの東京行きを目撃したので、戻ってくるのを市ヶ谷で待ち構えました。光線状態、露出もほぼ申し分なしなのですが、なぜか帯の色がかなり黄色っぽく写っています。ホワイトバランスは崩れていないのに、何故なんだ。

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5月25日には130周年記念編成を撮影。前がちな構図なのでヘッドマークははっきりくっきりだけど、側面のオレンジが飛び気味でよくわかりません。

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少し間が空いて6月13日、晴れ間に誘われ阿佐ヶ谷で構えると、待っていたかのように209系が下って行きました。帯の色もまぁまぁです。もう1本、上りで来た時は雲がかかってしまいました。

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130周年記念編成も来ました。1・2両目はいいとして、もう少し側面からオレンジを強調して撮りたいなぁ。

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このオレンジ、本来の朱色1号に比べるとかなり淡い色調です。

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車号はしっかり国鉄書体になっています。

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側面がちに撮れるのはここだろうとやってきたのは千駄ヶ谷。左の発炎信号は目を瞑りましょう。

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130周年記念編成の戻りは特別快速の高尾行きでした。うっすら雲がかかっているせいか、色のヌケが今ひとつです。

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209系はもう1本戻って来るので、信濃町に移動しました。これは90点くらいかな。

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特快で下った130周年記念編成の戻りを西国分寺で迎え撃とうと新宿から下り快速に乗換え。ところが国分寺を出たら緊急停車を食らいました。前の電車が国立で人身事故だって。なんとか西国分寺までは動いたものの、しばらくは運転見合わせとなります。ぼけっと待っていても仕方ないので武蔵野線ホームに上がります。府中本町行きが行ってすぐに接近灯がチカチカして、ブルーサンダーがやってきました。

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次は209系500番代。つい最近まで中央・総武緩行で走っていたやつです。

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その次は金太郎。車体のデザインはこっちの方が好きだな。貨物はこれでしばらく打止めのようでした。

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武蔵野線といったら205系です。よく見たらVVVF改造していない6M2T編成でした。パンタが3基上がっているの、わかりますね。

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これが武蔵野線のスタンダード、VVVF改造の4M4T編成。最近はインドネシアに転属する仲間が増えています。

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顔付が変わった最終増備グループ。これも6M2Tです。同じ顔は京葉線にもいましたが、妙に色気を出したのが痛々しい。205系は機能本意に徹した飾りっ気のないデザインが似合います。

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そろそろ中央線も運転再開したようなので快速上りホームに戻り、清流そばで腹ごしらえしていると、130周年記念編成が上って行きました。時刻は14時を回っているから、市ヶ谷で待ち構えれば冒頭の209系のような写真が撮れるはず。数本あとの上り快速で追いかけたら、なんと新宿駅7番線に高尾行きの表示を出して止まっていました。運転間隔が空いてしまった下りに充当するため、新宿で前途を打切り、折返しとなったようです。これから下り方面ではまともに撮れる場所がないので、本日の追いかけはこれまでとします。

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翌日、懲りずにまた出かけて青梅線に入ったのを牛浜まで追いかけたのですが、昨日よりも雲が多くて敢えなく撃沈。しかし、拝島にちょっと珍しいのが止まっていたので、帰りがけの駄賃に撮影しておきました。この顔付、わかるひとはすぐピンときますね。元東京臨海高速鉄道70-000形で、4連から10連にする時に半端となったクハ4両とモハ2両をJR東日本が買取り、209系3100番代としたものです。撮影しているホームは上下式の柵が試験的に設置されていて、黄色い棒に近づいただけで「黄色い点字ブロックまでお下がりください
」という音声がしつこく流れます。じゃかましい、まだ棒にも触っとらんじゃろうが。黙らんとしばいたるでぇ、といったところで機械相手では拉致があきません。

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反対側からも撮りたいので、入場券を買って西武鉄道のホームに入りました。

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編成全体、絶滅危惧種なんで、邪魔者が多いなんて贅沢はいえません。恐らくこれが最後の撮影になってしまうでしょう。で、肝心な130周年記念編成はというと、天気がよくなるのを待って再挑戦します。

2019年6月17日 (月)

大阪3日間レポート(その4・完、阪急の京とれいんに乗る)

 大阪3日間の最終日(6月2日)は阪急の京とれいんに乗ると決めていました。京とれいんは土休日に運転されていて、この春から雅洛を加えた2本体制になっています。調べてみると、河原町行きは梅田発が9時から15時までの毎時32分、梅田行きは河原町発が10時から16時までの毎時41分となっているようです。

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9時20分頃、梅田に到着。京とれいんは3号線から発車するそうで、これに乗る人が結構並んでいます。普通列車が発着する合間を縫い、9時30分くらいに入線。この春にデビューした京とれいん「雅洛」です。

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先頭の6号車でなんとか座れました。座席はロングシートですが、元の扉間を6人掛けにしているので、かなりゆったりしています。私の位置は元の中扉寄りで、すぐとなりはミニ庭園風になっていました。快速特急なので淡路を出れば桂までノンストップ、とはいえ、定期の特急の2分後を追うダイヤなので、時々信号に引っかかって減速します。

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桂で下車して発車を見送ります。かなり注目度は高い。

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京とれいんの乗車位置案内。2扉だし6連で詰込みが効かないので、どうしてもこれに乗ろうという人以外は、中の混み具合をみてやり過ごしています。

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待避していた準急は8300系のトップ編成でした。

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次の西京極で戻って来る京とれいんを狙います。この次の西院は地下になるので、ここしか選択肢はありません。河原町寄りはかなりカーブしているので、梅田方面行きホームから構えます。まずは練習。曇り空なので感度をISO800にアップしました。

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ヘッドマーク付の8300系が戻ってきました。やや甘ピンです。シャッターブレかな。

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11時近くに「雅洛」が通過。これはブレていませんが、短い6連なので少々収まりが悪い。

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河原町行きに賑やかなラッピング編成が来ました。

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ヘッドマークも付いています。

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そうこうしているうち、次の京とれいんが来る時刻。京とれいんはこちらが元祖です。これを撮ったら西院に向かいます。

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西院は2017年3月
から嵐電に直結する北改札口がオープンしています。

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地上は阪急と嵐電の入り口が並んでいます。ローマ字表記をよく見てください。阪急は「さいいん」、嵐電は「さい」なのです。

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上の写真のすぐ右が、新設された嵐電の嵐山方面行きホーム。

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そのホームからは車庫が丸見えです。

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さて次は叡電の一つ目電車でも見に行こうかと河原町に向かいます。しかし、着いたら入れ替わりに梅田行きの6300系京とれいんが発車するところだったので2号線ホームまで必死にダッシュ。なんとか乗り込みました。午前中の梅田行きなんでそんなに混んではいません。固定クロスは進前向きがほとんど埋まっていましたが、画面左手前の1人席が空いていたので、ここに座ります。
 京都線の特急は100分で1サイクルの運用ですが、京トレインは1時間間隔(1列車については120分サイクル)とするための時間調整が必要になります。前述のように梅田では長居ができないため、河原町での発着を通常のデータイムには使っていない2号線として、20数分の折り返し時間を取っています。

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6300系の京とれいんはホーム柵ができた十三を通過扱いとなるので、淡路で下車します。

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以前よりは少し綺麗になった淡路駅東口。

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JR淡路までは歩いて数分の距離。昼間でもそこそこ乗換え客はいます。

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JR淡路駅。画面左で阪急をオーバークロスしています。

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せっかく降りたので、梅田寄りの凄い線路も見ておきます。

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高架工事はまだ全容が見えてきません。

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東京に帰るまでにはもう少し時間があるので、もう一度、京とれいんの走りを狙います。淡路の近くだったら迷うことなく、一駅先の上新庄です。ここは贅沢を いえば定員1人。幸い、今日は誰もいません。リニューアルして方向幕の天地が拡大された5300系。土休日はデータイムも準急の半数(20分に1本)が堺筋線直通になります。

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大阪高速電気軌道66系の未更新車。

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いつまでも、あると思うな3300系。

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この特急の後が京とれいんです。

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きたきたきたぁ。

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空が少し明るくなったので、もう少し粘ります。リニューアルでVVVF化された7300系。

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66系の更新(リフレッシュ改造)車。

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5300系未更新で初期の4個クーラー編成。これは廃車が始まっています。ひととおりの形式が撮れたので撤収し、新大阪から新幹線で東京に戻りました。北陸新幹線のE7
系に乗って間もないので、N700系の加速のよさと、東海道新幹線のレール保守レベルの高さを再認識しました。

2019年6月14日 (金)

大阪3日間レポート(その3、JORC関西運転会)

 6月1日(土)はJORC関西の運転会、今回の大阪行きの本命ですが、最近はその前後にあちこちを乗り歩きする方にウエイトがかかり、本末転倒になりつつあります。

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会場の夙川まではJR~阪神~阪急というルートです。これは環状線新今宮ホームの乗車位置目標で、◯は4扉、△は3扉を意味します。あと数日で4扉用はご用済みとなりますが、関西本線ホームはまだしばらく、◯と△の併用が続きます。

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阪神の尼崎、昨日はジョーのある街しか気がつかなかったけど、これは反対側のホーム。近鉄との相互乗入れはもう10年になるんですね。

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西九条から乗ったのがこれだったので、折返してくるところを狙いました。奈良線の前身である大軌(大阪電気軌道)の色だそうです。

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甲子園でもちょっと撮影。5月22日付で5131形が廃車になったので、青胴車は5001形だけになりました。

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今津、西宮北口で乗換えて夙川に到着。せっかくなのでここでも少し撮影していきます。これはなんの記念なのか、右下にSDGSトレインと書いてあるけど、ようわかりません。

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来た順にまずは1000系。いつの間にかだいぶ増えています。

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8000系。

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8000系もどきの顔になった7000系。

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クーラーが見えないようにと無駄な努力をしている9000系。ひととおりの形式は撮れたので、運転会の会場に向かいます。

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この教会に来るのも3回目です。

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入り口にささやかな案内が出ていました。

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レールはほぼ敷き終わっていて、ジョイナーの確認、テーブルの段差部分の高さ調整などを手伝いました。画面奥が入り口で、左が会員と招待者のエリア、右が一般の観覧エリアと分けています。

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観覧エリア側が内側エンドレスのヤードになります。

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私鉄電車が並ぶ外側エンドレスのヤード。阪急9300系はショーティーです。

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3線式と2線式の小エンドレスは個性的な車両が揃っています。手前はなんと直径40cmくらいの極小エンドレス。

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16時で運転終了し、直ちに撤収作業にかかります。これは約30分後の状態。テーブルと椅子をきっちり倉庫に収めるのが大変でしたが、17時頃にはすべて片付き、解散となりました。

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まだ明るいので夙川左岸を阪神の香炉園まで歩き、その途中でJRを撮影。7連でもケツがさくら夙川のホームにかかってしまい、あまりよいアングルとはいえません。この駅ができたおかげで、阪急の夙川は特急停車駅に昇格しました。

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貫通型が先頭に出た「スーパー白兎」。

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225系の新快速。雲が切れたので足回りも潰れなくなりました。

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221系の快速。これは今見てもいい車だなと思います。実はこの場所の下り線側は朝方の上り列車を狙えるポイントで、今までにいかにも阪神間というカットが紹介されています。ただし、現在は線路脇の柵が高くなったりして、昔と同じポジションでの撮影は難しくなっているようです。
 18時を過ぎたので撮影は終了。今日はどこで晩飯を食べようか。

2019年6月10日 (月)

大阪3日間レポート(その2、大人の遠足)

 新開地でピッカピカの阪急から山陽の汚ったねぇ3501に乗換えました。西代で地上に出て、その先は東須磨、須磨寺、山陽須磨、須磨浦公園と須磨の大安売りが続きます。

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青春Mさんとの待合わせ時間ぎりぎりに須磨浦公園到着。ドン曇りで絶好の遠足日和です。

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改札口のすぐとなりがロープウェイの乗り場。片道450円でした。乗客は私と青春Mさんだけの貸切状態です。

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搬器は2台なので、途中で擦れ違います。私が乗ったのは白い「うみひこ」、赤いのは「やまひこ」です。一般的にロープウェイとケーブルカーはよく混同されていますが、ロープが下にあるのがケーブルカー、こいつはロープが上にあるんでロープウェ(上)イです。

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グングン上がっていきます。左の矢印が山陽須磨駅、右の矢印がJRの須磨駅です。曇っているのでアベノハルカスは見えません。

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鉢伏山上に到着。

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下界の眺め。221系の快速をスーパー白兎が追抜いています。

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しかし、ここが山頂ではありません。カーレーターに乗って上に見えている回転展望閣を目指します。

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これが世界一乗り心地が悪い乗りものと評判のカーレーター。傾斜は25度だそうです。

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乗り場はループになっていて、動いているバケットにそれっと飛び乗ります。

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一応2人乗りですが、お互い、写真を撮ろうという魂胆があるので、別々に乗り込みます。乗り心地が悪いのは勾配へのアプローチ部分で、傾斜に入ればそんなに尻が破壊されるほどではありません。

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椅子が水平なのでそんなに傾いている実感はないのですが、外を見ると25度の傾きがわかります。

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もうじき降り場。このあたりからまたガタガタが始まります。

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ここで降りろという足の位置がペイントされています。椅子の脇に立っている棒は、この時に掴むものなのです。

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ここが実質的に鉢伏山の山頂になるのでしょう。標高は246mだとか。さらに観光リフトに乗った先にサイクルモノレール、ミニカーランド、ハマナス園、ふんすいランドなどがあり、これを総称して須磨浦山上遊園というそうです。鉄のオジサン達はそこまで深入りしません。

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西の方を向けば、明石海峡大橋、淡路島が見えます。もうちょっと日射しがあれば絵になるんだけど。

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やはり下界の線路が気になります。普通電車と貨物列車が併走していました。

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もう少し引いてみます。貨物の牽引機はEF66でした。右上には有名な滝の茶屋駅がちらっと見えています。

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東側、JRの須磨駅。

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山陽須磨駅。阪神の8000系が2本並び、山陽5000系の普通が発車しています。高い所からの眺めを堪能したあとは、駅近くのJRの線路が見えるガストで昼食。貨物列車が通ると青春Mさんはちらっと腕時計に目をやり、「今日はちぃと遅れとるな」と、しっかりチェックされています。

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遠足の第一目的は達成されましたが、このまま大阪市内に戻るのは早いので、青春Mさんにお付き合いいただき、山陽須磨駅で6000系が来るのを待ちました。これは午前中に乗った3501を組み込んだ編成。

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4連の5000系は2本だけ。東須磨から回送されてくる当駅始発の姫路行きで、到着直前に幕回しが始まっています。

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小一時間ほど待っても6000系は現れず、これ以上青春Mさんに時間を取らせることはできません。「ほな私はこのへんで、お気張りやす」とお別れしてから20分ほどで、やっと6000系がやってきました。車内は袖仕切りが東京メトロの16000系とよく似ています。川重のデザインなのかな。

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せっかくだから外観も撮ろうと、新開地からの返しを東須磨で待ち構えます。よく見れば側面も東京メトロの02系に似ています。

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新開地寄りの6007。こちらは6連を組む時中間に入るので幌座があります。そのときは隅に筋がある部分に転落防護柵が取り付けられるのでしょう。

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偽アルミの3619も来ました。

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ラッシュ時限定の阪神三宮行きが来たので、これに乗って大阪方面に向かいます。

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尼崎で途中下車します。阪神-近鉄乗入れ10周年記念のラッピング編成が到着しました。

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この春に完成した尼崎城を見てきます。城に引っかけてジョー熱、人ジョー、旅ジョー、ジョー緒、愛ジョーなどなど、駄洒落で攻めています。

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城は駅の南側すぐ。こぢんまりしています。

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一応、堀らしき水路もあります。浅いので本来の役目は果たしていません。

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もう18時を過ぎているので、なかは見られません。尼崎に城があったのは事実で、今もこのあたりには北城内、南城内という
地名が残っています。

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南側の道路沿いにあるポスト。なぜかてっぺんにシャチホコが乗っています。

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暗くなって街頭が点灯しました 。このあと、駅北側のアーケード通りで夕食をすませ、大阪市内のねぐらに戻ります。結構歩いたなぁ。お付き合いいただいた青春Mさん、ありがとうございました。

2019年6月 7日 (金)

大阪3日間レポート(その1、おおさか東線初乗り)

 5月30日、グラン中央ドリーム105号で大阪に向かいます。所定より20分ほど早い7時5分頃に大阪駅着。本日は青春Mさんとの大人の遠足がメインなのですが、その前にこの春全線開業となったおおさか東線に初乗りするため、新大阪に向かいます。

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新大阪は1・2番線がおおさか東線用のホームになっています。となりの3番線には283系の特急「くろしお」が停車中。

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このホームの駅名標。南吹田はおおさか東線の新駅ですが、反対方向はいきなり西九条になります。何年か先には北梅田とかになるのでしょう。

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電車はほぼ終日1時間に4本。7時40分発の久宝寺行きに乗ります。発車するとすぐにポイントをいくつか渡り、貨物線に合流します。

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右前方は東淀川駅。駅の前後にあった開かずの踏切は、おおさか東線の開業に先立って廃止されています。

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神崎川を渡ったら貨物線と分かれます。

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貨物線、旅客線を乗越え、大きく右にカーブします。

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南吹田はヘアピンカーブの途中にあります。鉄道空白地帯だった割には乗客は疎らです。

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南吹田を出でもまだカーブは続き、もう一度神崎川を渡ります。左の単線の線路が吹田に向かう本来の貨物線、その少し先に阪急千里線の鉄橋があり、写真を撮るにはおもしろそうな所です。

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貨物線と合流する神崎川信号場。その先を新幹線がオーバークロスしています。

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阪急の線路を越えてJR淡路に到着。ここでドドッと乗込んできました。大部分は阪急からの乗換えなのでしょう。

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淀川を渡ります。今走っている線路はかつて赤川仮橋として人道になっていた部分です。鉄橋の前後の踏切は廃止されていました。

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渡った先は城北(しろきた)公園通。他線との連絡がない割には、そこそこの乗客が待っています。

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京阪本線と連絡するJR野江。降りた以上に乗ってきました。

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鴫野で片町線と合流。ここはかつての片町線の線路だったそうです。40年以上前、ここで旧型国電を撮っていたら、D52が牽く貨物列車が現れてびっくりした思い出があります。

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放出までの1駅間は複々線になっています。途中で片町線の木津方面行き線路がオーバークロスして、両側が片町線、中央の2線がおおさか東線となります。

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放出に到着。ここで乗客の大部分が入替わりました。私は相変わらず一番前に張付いています。この先は初めての区間ではないけど、1本前にヘッドマーク付の電車が走っているので、それの返しを撮るためもう少し乗っていきます。

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JR俊徳道だったかな。直通快速をキャッチ。残念ながら直通快速の文字はほとんど見えません。

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終点のひとつ手前、衣摺加美北で待つことしばし。ヘッドマーク付が戻ってきました。

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ヘッドマークのアップ。八尾市制施行70周年記念事業の一環のようで、側面のドア脇にも関連のラッピングが施されています。次の電車で新大阪に戻り、構内で朝食。以前はカレー屋なんかがあったはずですが、そのあたりは工事中で、数軒の喫茶店しか営業していなかったのは想定外でした。

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遅い朝食がすんだら、阪急で西に向かいます。この4月から阪急そばは若菜そばに代替わり。中身は変わっていないようです。

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電車ウォッチングに最適だった喫茶店も閉店しました。この京都線寄りは6月9日からタリーズコーヒーとして営業再開となるようで、窓に看板も出ています。青春Mさん、レポートお願いします。

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月から走り始めている8000系のデビュー30周年記念編成。側面にHマークも復活しています。

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六甲に先回りして、走りの写真を押さえます。

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後追いも。おっ、こっちはデザイン違いなんだ。

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新開地で山陽電車に乗換え。初期アルミの3501を組込んだ3078編成でした。左が3501、右が3079。車体の構造はだいぶ違います。

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敬意を表して3501に乗りました。しかし、随分と汚ったねぇな。この電車で青春Mさんと待ち合わせている須磨浦公園に向かいます。

2019年6月 3日 (月)

金沢の朝練と、E353系初乗り

 すでに関西での行動の一部が青春Mさんのブログ暴露アップされていますが、その前に金沢ネタを片付けておきます。5月26日は金沢で行われている「黄金時代の鉄道展」の最終日で、15時から撤去作業となります。仕事だけではつまらないので、早めに出かけて朝練をしてきました。

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25日、東京駅22時40分発の金沢行きグランドリーム1号で出発。今回は6Cという席を取りました。トイレの後ろなので前の席がシートを倒してくる鬱陶しさがありません。しかし、足乗せがなく体重がすべて尻にかかってしまうのは想定外でした。

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朝方の休憩は有磯海PA。「ありそうみ」と読むんですね。魚津市を過ぎ、滑川市に入ってすぐの所です。

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新幹線が見えるPAというのが売りだそうで、確かに後方に架線柱が見えています。朝の5時なんでまだ

新幹線は走っていません。

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ほぼ定刻(7時10分)に金沢駅兼六園口に到着。構内でモーニングセットの朝食をすませ、7時41分発の松任行き630Mに乗車。日曜なのに521系の6連だったのは意外でした。一駅目の西金沢で下車します。手前の踏切は北陸鉄道石川線の線路で新西金沢駅は写真の右手にあります。

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踏切から鶴来方面を眺めたところ。制限15km/hの標識があり、かなりの急カーブです。

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振り返った野町方面。小さなホームがあります。

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駅舎もこぢんまりしています。次の電車は8時26分、47分に野町行きがあります。26分のを撮って、47分ので野町に向かうことにしよう。

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出札窓口は閉まっていました。なんと、日曜は一日中営業しないようです。それでは切符だけでも買っておこうと思ったら、券売機もありません。こんなもんで用が足りているんだな。

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電車が来るまで近所を観察します。鶴来方の急カーブは外側にパイプが沿っています。恐らく消雪用ではなく、電車が来るとフランジの摩耗防止と騒音の軽減を兼ねて水が撒かれるのでしょう。

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駅の近辺を歩いてみます。JRの金沢行きが発車。おっ、413系じゃないか。新幹線の高架柱が邪魔して、こんなカットしか撮れません。
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そろそろ北鉄の野町行きが来る時間。ホームの先の踏切で待ち構えます。かつての側線は30kgレールかな。

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電車は元東急7000系の運転台新設車。足回りはDT33にCS20という103系仕様です。

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次に乗る電車まで、北陸本線の福井寄り踏切で構えます。これは521系では最新タイプのJ編成で、前面が225系と同じになっています。

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683系の「しらさぎ」用編成。時刻表で調べたら、ダイナスター5号らしい。福井~金沢間で朝夕のみ運転というから、ホームライナーみたいな性格なのでしょう。

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521系をもう1本。223系と同じお面のE編成は大部分があいの風邪とやま鉄道とIRいしかわ鉄道に譲渡され、JRに残っているのはトップナンバーからの5本だけのようです。

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北鉄の新西金沢に戻ります。石川線では1本だけの元京王3000系が来ました。これも足回りは103系です。

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車内はほぼ京王時代のまま。ファンデリアも健在です。

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二駅乗って野町に到着。ホームは2面ありますが、こちらは使っていないようです。

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なかなか立派な佇まいに見えるけど、右半分は屋根付きの通路という感じです。ここから犀川大橋に通じる道路に出て、香林坊の手前で右折すれば21世紀美術館に行けるはず。電車を降りた人の大半が歩いて行く方向がそうだろうと勝手に考えて歩き出したら、見事に道を間違え、犀川に平行する道路に出てしまいました。9時を過ぎてカンカン照りになってきたし、バス停を見ても21世紀美術館方面に行くバスは通っていないらしい。これ以上体力を消耗すると本来の仕事に差し障るので、タクシーのご厄介になりました。

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タクシーは1000円でオツリが来る距離で、無事、21世紀美術館に到着。
15時までは運転の手伝いをします。最終日ですが開館前に行列ができていて、なかなかの盛況でした。

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運転場のほぼ全景。1番ゲージの車両は一昨年の時より少なめです。15時から撤収は18時前に終わり、夜は軽く慰労会。夜行バスでの眠りがいつもより浅かったせいか、アルコール(サワー類)2杯でかなりヘロヘロになりました。

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27日は東京に帰るだけ。その前にもう一度、金沢駅で朝練です。到着したのはIRいしかわ鉄道の521系。

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あいの風とやま鉄道の521系。

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福井寄りからはJRの521系が到着。

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七尾線用の415系。大阪近辺にいた113系の初期車を交直両用に改造したという恐ろしい車両で、この編成のクモハは分散クーラー付です。

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これは発車した七尾行き。色は交直用の赤13号ではなく、七尾線用地域色です。

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先ほどの編成の車号。800番代でも低屋根ではありません。

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車内を撮ろうとしたらドアが閉まってしまった。このタイプの座席は広島地区の115系にもありました。415系はもう少し追いかけたかったけど、9時21分発の「はくたか」に乗るので、朝練は9時前で終わりにしました。

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10時48分長野着。ここで11時12分発の松本行きに乗り換えます。長電を覗きに行く余裕はありません。

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211系だろうからクロスシートの確率は少ないなと思っていたら、なんとこれが入線してきました。見てのとおり、E127系100番代の2連です。

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ワンマン運転前提の半室運転台なので、前方の見通しはよい。

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車内は片側がクロスシート。運良く前向きの窓側に座れました。E231系なんかのクロスシートよりゆったりしています。快速といっても信越本線内の安茂里と今井に止まらないだけでした。

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沿線随一の名所、姨捨からの展望。晴れているけど熱気のせいで少し霞んでいます。

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駅名標もスイッチバックを表現しています。

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12時25分、松本着。長野と松本の近辺で少し立ち客が出るくらいだったから、輸送力はほぼ適正といえます。ほぼ8割以上が長野~松本間を乗り通していました。駅前は意外と狭い感じで、かつて松本電鉄の浅間線が発着していた面影はありません。昼時だし、信州なんだから蕎麦を食べなければと思っても
、ぱっと見たところホームに蕎麦スタンドが見当たりません。よくよく探したら1番ホームの階段脇、少々目立たない所にありました。生麺を茹でる特製かき揚げそばが460円。飛びきりというほどではないけど、結構なお味でした。

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いよいよ最終コース、E353系初乗りです。その前にJR東海の313系が止まっていたので1枚撮っておきます。

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2番線に据え付けられたE353系、となりにはJR東海の383系「しなの」が停車しています。

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13時10分発の「あずさ18号」です。

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席は5号車5D、付属編成が付かない9連なので、前から2両目になります。

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車号はモハE353-505でした。定刻に発車して乗車率は6割くらい。乗り心地は95点くらいかな。ただ、私が乗った車両だけかも知れないけど、走り出すと台車のあたりからキコキコ、ゴリゴリという音が連続して聞こえてきます。恐らく車体傾斜装置の作動に関連しているのでしょう。途中から検査掛が乗り込んで何度か車内を行き来していました。それはさておき、走りっぷりは極めて俊敏。VVVFの特徴とはいえ、通勤型なみの起動加速が高速域まで持続するのは見事です。
 甲府を過ぎ、あたりが見慣れた景色になって15時19分に立川着。E353系の旅は終了しました。新宿まで乗らなかったのは、ちょっとだけとはいえ戻らなくてはいけないし、特急料金も立川と新宿とでは300円の差がつくからなのです。

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