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2019年4月17日 (水)

ちょっと変わった電車をいじる(1)

 昨年9月、仲間内から「ヤフオクで落としたんだけど、走らないから根性入れ直して欲しい」と電車2両を預かりました。

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これです。私もヤフオクに出ていたのを覚えています。1両の長さは30cmそこそこ。連接車にしてもいいくらいです。

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前面は流線型。名鉄のイモ虫に似ているような気もしますが、こちらは3枚窓です。

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連結面はモハとクハで僅かな違いがあります。このまま運転台付にしてもよさそうで、全体の雰囲気は京阪電鉄の1000形をショーティにした感じかな。

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裏返してみます。あまり手際のよい工作ではありません。インサイドギアも無理矢理台車に嵌め込んでいて、どう見てもスムーズに動くとは思えません。

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車体を外してみます。なんじゃこの配線は!。しかし、モーターはその昔の最高級品といわれたSP-20です。

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ところが、よく見るとボールベアリングのボールが半分くらいなくなっています。これではまともに回りません。界磁と電機子のギャップはかなり狭く、作りはしっかりしているのでなんとか再生したいけど、ベアリングが手に入らないとお手上げです。

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車体は塗装が雑で、あちこちメクレ上がっています。オーナーもこの塗装に拘らないということなので、キサゲで引っ掻いて剥がしました。

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窓枠や扉はプレスものだから、完全なハンドメイドではありません。ハンダはチョン付けなので浮き上がっています。

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かと思えばこちらは鏝の熱容量が足りなくて、
ハンダがボテ盛りになっています。私の手にかかった以上、こんな状態を放ってはおけないので、ハンダ付けは一からやり直しです。

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真鍮板だいぶ汚れていたので、サビ取り液で洗いました。こうしておけばブリキと違ってハンダは綺麗に流れてくれます。

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モハのウィンドシルは帯材が捻れたままハンダ付けしたので、車体に密着していません。一旦外して捻りを直します。ついでに作業がしやすいよう、こんな台を作りました。

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車体を乗せてウィンドシルを貼り直します。このままだと板が焦げてしまうので、薄手のベークライト板を敷くようにしました。

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だいぶよくなったと2両をしげしげ眺めたら、なんと、クハ(左)の方のシルが細い。気がつかずにハンダをたっぷり流したけど、引っぱがしてモハと同じ幅(3mm)に貼り替えます。

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コメント

いったい何処のメーカーが作っていた代物なのでしょう?
昭和20年代の模型と推測しますが、綺麗な姿に蘇ることを楽しみにお待ちします。

OER3001さま、
全体の工作はどう見ても売り物(完成品)のレベルではありません。しかし、窓枠や扉はブレスものだから、完全自作でもない。注文を受けたプロが少し手を抜いて構体の状態まで作り、そのあと、オーナーが手を加えたのではないかと想像しています。

うは〜、徹底してヤルんですね、さすが師匠。
私も根性入れ直してもらおうかな(笑)

青春Mさま、
手を加えるのは最小限にしておこうと思うのですが、ついつい深みに嵌まってしまいます。根性入れ直すのなら、いろいろ道具は揃っています。鞭でも蝋燭でもお好きなやつで・・・。

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