原鉄で梅小路機関車庫を再現
原鉄道模型博物館で26日から開催している「西の蒸気機関車達」の準備のため、25日午後からお仕事です。
ここは映像ブースとなる多目的室。今回の企画展の次は恒例のOゲージ展が開催されます。
私の仕事場は第2展示室。台の上に1/40で梅小路の扇形庫どおりに線路を敷き、蒸機を並べようというわけです。事前の打合わせでは線路敷きまで業者さんがやり、私は機関車を並べるだけと思っていたら、なんと線路敷きからがこちらの仕事でした。
PECOのフレキレールは再用品で、各線とも1本では長さが足りません。実物よりもゲージが広いため、ターンテーブルの縁ではレールがぶつかる寸前。枕木の端を切ったり、位置をずらしたりして調整します。ずっと板の上で作業していたので、膝が痛くなりました。
線路の調整も終わり、蒸機が20両並びました。梅小路の保存機のうち、B20形、7100形、1070形は原鉄に作品がなく、別の形式で頭数を揃えています。画面の右から7線はC51、C53、C59、D52、D50(9900)、C58、C55と、梅小路と同じ並びにしています。どれが梅小路にいない形式かは、ご来館のうえ確認してください。
中央部のアップ。右端の5500形は1070形の元形式である6200形の同系という、少々苦しいこじつけです。
1階の通路には、大きなパネルも設置されました。
26日に行われたオープセレモニー。このたび、京都鉄道博物館と原鉄が友好協定を結ぶことになり、その調印式が行われました。左が原鉄副館長、右が京都鉄道博物館館長です。
そしてテープカット。西日本旅客鉄道の副社長も加わっています。
多目的室での映像は、C53形復活運転、播但線のC57三重連、宮津線のお召し列車、96が牽く「はしだてビーチ号」、別府鉄道、片上鉄道の蒸機列車、加悦鉄道の古典蒸機など。ほとんどがカラーで、元が16mmフィルムだから非常に鮮明で見応えがあります。
西の蒸気機関車達は3月25日まで開催しています。
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