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2018年12月22日 (土)

ヤスリとロックタイト

 久しぶりでヤスリを買おうと思って秋葉原に出かけたのですが、工具屋が減ったせいもあり、バラのヤスリを売っている店は見つかりません。今時の工具はみんな綺麗なパックに収まり、裸で並べてあるのは定規くらいです。
 近所の結構品揃えのよいホームセンターでも、ヤスリはうっかりしていたら見落とすくらいの点数しかありません。ワサビおろしの親戚みたいなやつとか、スポンジヤスリとかはいろいろ種類があるのに、昔ながらの金工ヤスリは絶滅寸前のようです。

Pc216576結局買ったのはこの1点。いわゆる5本組相当の中目で、税込み598円也。本当は細目が欲しかったのですが、金工用の在庫はこれだけでした。ついでに金属も強力に接着できるというロックタイト(358円)もお買い上げです。

Pc226582長らく使っている5本組の油目と並べてみました。オレンジ色の柄の部分にはMADE IN JAPANと書かれています。

Pc226580ロックタイトは製作中のEF65の台車に付くステップ取り付けに使えるかなと思って買いました。試しに大きすぎてボツになったやつを接着してみたところ、かなりガッチリ接着できます。捻るように力を加えると剥がれますが、そのくらいの力がかかればハンダ付けでも取れるかひん曲がるでしょう。瞬間ではないジェルタイプもあるので、いずれそちらとの比較もしてみます。

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コメント

おはようございます。秋葉原の電気街には、工具屋さんが付き物で必需品でもあったのですが、中央通りに面した工具屋さんが数年前になくなり、大きなショックを受けました。あそこには、ばら売りの油目ヤスリが幾種類もあり、重宝していました。大昔、カワイモデルの裏に手作りのヤスリを売っているお店がありました。爺ちゃんが鑽を使って手打ちで作る一級品でした。その割に値段も手頃で、高校生でも買える有難い品物で、今も手元にありますが、勿体なくて最近は使わずにいます。

秋葉の電子部品や工具やさんもどんどん消えていってますね。いつもの店に向かうと店は無コスプレ尾根遺産が屯していてびっくりします。
残った店も品そろえや販売単位が『東急ハンズか?』て言いたくなるようなことが多いです。

ロックタイトって、字のごとく、ネジの外れ止めですね。瞬間接着剤もはじめたんだ。

きぬやまスカンクさま、
つい最近もラジオデパートの1階にあった工具屋がLEDの店に模様替えしました。今はラジオセンター内の1軒と、ネジの水谷くらいですね。カワイモデルの裏にあった上市、我が家にもその銘が入ったヤスリが2本あり、普通に使っています。

Cedarさま、
いわゆる西洋工具が増えて、店もその方が売りやすいんでしょう。バーコードつけないと商品にならないから。

ぼっちぼちさま、
ロックタイトはネジ止め用もあるけど、ドイツが本家の接着剤メーカーです。同じような用途のものはボンド、セメダイン、スリーエムなどからも発売されています。

秋葉原はもはや電気街ではなくなってしまいましたね。
メイド喫茶や怪しいキャラクターショップ、来街者もエレ系エンジニアではなくオタクや外国人観光客が主流に。
工具店も減れば、先日プラ製ツバ付きワッシャ―探しに行ったのに、昔のようには入手できなくなりました。

金属加工にはヤスリは必需品ですね。
私は現職時出入りの工具業者から中目と細目の5本組をリクエストし
直接購入しまだ油紙に包まれたままのが在ります。
真鍮位の柔らかく快削性の在る素材なら半田を詰まらせ無い限り
一生使えますね。

OER3001さま、
よくいえばなんでもありのサブカルチャーの街、なんでしようか。戦後の闇市から商売していた人たちが世代交代の時期になり、後継者がいないというのも一因と思われます。

ぬか屋さま、
工作といっても素材から加工する人が少なくなっているのは事実。油紙に包んだヤスリ、死蔵しないで使いましょう。

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