参宮橋(小田急)、改良工事始まる
10月30日付けの小田急電鉄ニュースリリースで、参宮橋駅の改良工事を開始するという発表がありました。
https://www.odakyu.jp/news/o5oaa1000001dgjm-att/o5oaa1000001dgjt.pdf
なんだかTQの某駅と似た雰囲気です。
参宮橋は新宿から三つ目の駅で、急行に乗ると気がつかないうち通り過ぎてしまいます。ホームは単純な相対式。下りホームの先頭寄りから撮影しています。
すでに数年前、10両化に備えてホームが延長されています。
改札口は上りホームにしかありません。出口の左に明治神宮下車駅という表示があります。
上りホームの先端部。ホームを延長したのがわかります。
跨線橋から見た新宿方面。電車の上をクロスしているのが駅名の由来になった参宮橋です。小田急が開業する前からこの橋はあったのだろうか。
反対側。ホームは数回にわたって延長されています。
下り方のホーム先端は踏切に迫っています。
改札口付近から見た下りホーム。私が昭和36年から通学で代々木八幡まで乗るようになった頃、まだ参宮橋は跨線橋がなく、ちょうどこのあたりに構内踏切がありました。ワシントンハイツ(東京オリンピックで選手村となり、現在は国立オリンピック記念青少年総合センターがある)に勤務する人の利用が結構あり、朝は閉まった踏切を潜って渡ろうとする人が多くて、それを阻止する駅員との攻防戦が繰り広げられていました。
私がいつも乗る電車は8時01分発のABFM車で、05分発の急行を東北沢で待避します。そのため参宮橋の発車が遅れると、各停では原則として使わない4ノッチに入れることがあり、代々木八幡のカーブの手前まで力行して80km/hを越えることもありました。
線路と並行する道路は坂道で、ちょうどホームと同じ高さの所にこぢんまりした駅舎があります。左の木は屋根に食い込んでいます。
代々木八幡寄りに商店街が続いています。あまり庶民的な生活感は感じられません。
ちょっと個性的な店が目に付きます。
参宮橋へのアプローチはかなり急坂です。
これが参宮橋。
参宮橋から見たホーム。明治神宮下車駅という表示はこちら側だけです。
昭和41年1月1日の参宮橋。駅舎の屋根は神殿風になっています。
三が日は急行が臨時停車していました。駅員が手旗で停止信号を示しています。
跨線橋から。橋の上は参拝客がぎっしりです。車両は2200形ですね。こちらも先頭で駅員が手旗を出しています。この先はカーブで上り勾配となり、昔は遅れ気味のHB車がノッチ進めを早めると、よくブレーカーを飛ばしていました。
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戸越銀座の大型版になりそうですね。
投稿: シグ鉄 | 2018年11月17日 (土) 15時46分
シグ鉄さま、
完成したら姉妹駅になるんでしょうか。
投稿: モハメイドペーパー | 2018年11月17日 (土) 20時19分
やれやれ、またこういうのか・・・・
こちらも和風●ープみたいですね
投稿: Cedar | 2018年11月17日 (土) 21時49分
ABF車の頃、4両編成の新宿行は、ホーム先端から参宮橋下まで50メートルくらいはあったでしょうか。力行してもなかなか速度が上がらなかった思い出があります。
投稿: OER3001 | 2018年11月17日 (土) 22時38分
Cedarさま、
ついでに巫女さんスタイルのアテンダントがいれば完璧です。
OER3001さま、
参宮橋に限らないけど、特に1700形は重くて加速が悪く、運転士泣かせだったようです。
投稿: モハメイドペーパー | 2018年11月17日 (土) 23時27分