ケーブルカー、リフト、能勢電、阪急
9月23日に乗ったものの総括です。
まずはケーブルカー。写真の1号は「ほほえみ」という愛称です。
1号の車内。シートは青系です。
2号は「ときめき」。山上側と麓側で前照灯の位置が違います。
2号の車内。シートは赤系です。
運転席は左側。車内、車外とも形式などの標記はありませんが、私鉄車両編成表によれば、形式はC形となっています。
ケーブルの先にはリフトがあるので、これにも乗りました。片道10分あまり、ずっと姿勢を変えられないのがちょっと辛い。
このリフトも台風による土砂崩れで不通になっていて、9月15日に運転が再開されています。ここがその現場のようです。
リフトの終点。右手がミニ展望台です。リフトがグルっと回ってきて乗る寸前、案内のオジサン(またはオバサン)がタオルでさっと椅子を一拭きしてくれます。大規模な遊園地のような洗練さはないけど、なにかほっこりした気分になりますね。
シグナス鉄道がある広場の一画にもレールとホームらしきものがあります。妙見山が北辰(北極星)信仰の山であることにちなんで、駅名はなんと北極星入口。
レールは天に向かっていますが、正しく北を向いているのかは確認していません。
山を降り、妙見口までは阪急バスに乗りました。
能勢電は往きと同じ編成。
この車内の日除けは、目一杯里山をアピールしています。なお、こういうロールカーテンは一般的に巻上げ式といいますが、阪急では使う時の動作から引下げ式と呼んでいます。従来の落とし込む鎧戸は下降式ではなく、引上げ式なのです。
もう1本の復刻塗色編成は、山下~日生中央間を行ったり来たりしていました。昔の60形の色で、青はもう少し濃いめだったような気がします。
能勢電のホームのベンチは、今でも清酒「白雪」がスポンサーです。伊丹にある小西酒造が醸造元で、かつては阪急のベンチもすべて白雪でした。今でも宝塚歌劇の新春に行う鏡割りには白雪が提供されています。
能勢電は5100系で固めるのかと思ったら、今年の3月には元7000系をVVVF改造した7200系が入線しています。
川西能勢口からは宝塚経由で西宮北口に出ます。乗ったのは今津線で1本だけの5100系でした。一旦改札口を出て、阪急ベーカリーでパンを仕入れておきます。これは新幹線の中で遅い昼食となりました。
神戸線で梅田に向かう途中、ちょいと伊丹線に寄り道します。一駅目の稲野から塚口寄りに少し戻ったあたりは、水路を挟んで伊丹行きも引きが取れる場所だったのですが、なんと線路寄りに金網が張られています。水路越えて線路に入ろうなんてヤツ、おるんか(いたからこんなことしたんでしょうね)。
構えたのは三菱踏切。何度かここでカメラ構えているけど、初めて気付きました。
撮りたかったのはこの編成。8連からT車4両を抜き、さらに神戸寄りの6600と6100を電装解除しています。おまけにT車になった6692(元6612)にパンタが1個だけ残されています。なんでこんな面倒なことをするのかよーわかりませんが、同様の2本目も登場していて、まもなく伊丹線は全部これになるようです。
もう1本は3000系でした。これが最後の撮影になるのでしょう。これにて撮影は終了。さぁ、東京に帰らなくては。
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登山、ケーブルカー、リフト、森林鉄道。
オーバー70のできることではありません。師は天狗ですか?
投稿: シグ鉄 | 2018年10月23日 (火) 18時56分
シグ鉄さま、
歩いたのは妙見口からケーブルの黒川、ケーブル山上からシグナス鉄道までのいろは坂くらいなんで、たいした距離ではありません。あとはフリーきっぷのモトを取ろうというせこい根性に支えられています。
投稿: モハメイドペーパー | 2018年10月23日 (火) 20時52分
こんばんは
キタグチの5102のヨコって昔はベーカリーじゃなかったでしょうか
なんかおしゃれな店になってますね、しばらく行かない間に(笑)
投稿: 青春M | 2018年10月24日 (水) 01時16分
わ~い、青春Mさん、きはった~。
確かにそこもパン屋なんですが、阪急ベーカリーは100均なんです。普通のパン屋の平均単価は200~250円くらいだから、その差は大きいのです。
投稿: モハメイドペーパー | 2018年10月24日 (水) 13時10分