« 南海高野線とケーブルカーに乗る(その1) | トップページ | スペシャルメニュー?の蕎麦2題 »

2018年9月28日 (金)

南海高野線とケーブルカーに乗る(その2)

 こうや2号の発車を見送り、カメラの設定をカラーモードに戻しました。天気が悪いので駅の外に出るのは止め、ケーブルカーに乗ります。

P9215249ケーブルカーへの連絡通路はお寺の回廊のような造りです。左側の手前に極楽橋駅の改札口がありますが、出入りする人はほとんどいません。ひとつ感心したのは、駅員がごくあたりまえに英語の案内放送をしていること。関空なんかも同様なのだろうか。

P9215232右には極楽橋が見えます。

P9215255ケーブルカーが到着。麓側から22-12の2両連結で、塗色は「こうや号」に合わせています。

P9215257麓側はコ21形。昭和39年、日立製です。ケーブルカーの2両連結は確かここが最初のはず。

P9215277山上側はコ11形。こちらが前パンです。

P9215276コ11形の銘板。

P9215260麓側から見た車内。

P9215263山上側から。貫通路は超広幅です。

P9215259運転席、といってもマスコンやブレーキ弁はありません。

P9215274車内にも日立の銘板が付いていました。

P9215264弘法大師の御守りもあります。

P9215279発車すれば5分で高野山に到着します。実際にはまだ中腹ですが、それでも高尾山より高い。

P9215283高野山の駅舎。2階はミニカフェ付きの休憩スペースになっています。

P9215281金剛峯寺や奥の院へはバスで行きます。1dayチケットでバスは乗り放題、拝観料などが割引きになるクーポン券も付いていますが、今回はここで引き返します。

P9215286帰りは11-12の編成でした。

P9215289山上にも車止めがあります。麓側が暴走しても、ロープでつながった山上側がここに当たってストッパーになるということなのでしょう。

P9215294ケーブルカーに乗ったら、このシーンは押さえておかないといけません。なんとか雨も上がってくれました。

P9215295交換所から少し下にこんな表示があります。高野山巡りはケーブルカーが新しくなってからにして、大阪市内に戻ります。

« 南海高野線とケーブルカーに乗る(その1) | トップページ | スペシャルメニュー?の蕎麦2題 »

1/1 私鉄」カテゴリの記事

コメント

ケーブルカーのレポート良いですね~。
銘版の定員表記で、定員130人、最大乗車定員131人というのがうなずかせますね。
この1名は係員(運転士OR監視員?)のことでしょうね。
製造年が昭和39年とは、よく使っていますね。

八千代運転所さま、
乗務員は定員外なんですね。ケーブルカーは動力装置もないし、走行距離は少ないから、物理的な疲労度は少ないのでしょう。

JR浜松町駅でも駅員の方が普通に英語の案内放送をやってます。きれいなウグイス嬢の録音放送ではありませんが、なにか親しみを感じます。羽田空港行モノレールの起点だからでしょうか。

この車両は愛嬌というか独特のお顔ですね、でも代わってしまうんですか・・・
しかしなんでスカイツリー(笑)、関西人気質で高さの勝負してるんでしょうかね

コは鋼索のコ、ケはケーブルのケでしたね。
南海線に日立マークと来れば、通天閣の高さ表示をしたいところでしょうが、
高野下より低そうだからなあ・・・

高野山ケーブルも交代ですか。流行りの?へんてこなデザインになりませんように。

高野山ケーブルも交代ですか。流行りの?へんてこなデザインになりませんように

ぼっちぼちさま、
浜松町ならなんとなく納得ですが、見た目いかにも河内のオッチャンが、ジストレイン イズ ラピッドエクスプレス …なんて喋っているのはも、なんとなく違和感を覚えます。そのうち中国語も喋るようになるのでしょう。

青春Mさま、
ケーブルカーの車体は平行四辺形なので、山上と麓側とでは顔つきが変わります。スカイツリーといっても関西ではピンとこないんじゃないかな。

シグ鉄さま、
通天閣もあべのハルカスも知れたもの。まぁ、60km以上走ってやっとこの高さですが。

Cedarさま、
霊峰ですから、近鉄の生駒ケーブルみたいにはならないだろうと思います。車体に経文を書き込むとかはありかも。

全・重検の竣工月標記しなくなったのですかね。

ぬか屋さま、
南海は鉄道線でも車体側面の銘板には記入していませんね。関西は車内(櫛桁)に紙の検査表を差し込むホルダーを付けるのが流儀のようです。

さぞ、見も心も洗われたのではないかと拝察いたします。
お疲れ様でした。

OER3001さま、
高野山には参拝していないので、俗界の穢れはそのまま持ち帰っています。

高円寺、うどん屋がひっくり返ってましたが、師のご自宅は大丈夫でしたか?

シグ鉄さま、
うどん屋? 我が家から駅までにはそれらしい店は見当たらなかったです。我が家はテレビのアンテナが倒れました。今は使っていないので、ちょうどよい機会と残骸も撤去しました。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 南海高野線とケーブルカーに乗る(その2):

« 南海高野線とケーブルカーに乗る(その1) | トップページ | スペシャルメニュー?の蕎麦2題 »

2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
フォト
無料ブログはココログ