南海高野線とケーブルカーに乗る(その2)
こうや2号の発車を見送り、カメラの設定をカラーモードに戻しました。天気が悪いので駅の外に出るのは止め、ケーブルカーに乗ります。
ケーブルカーへの連絡通路はお寺の回廊のような造りです。左側の手前に極楽橋駅の改札口がありますが、出入りする人はほとんどいません。ひとつ感心したのは、駅員がごくあたりまえに英語の案内放送をしていること。関空なんかも同様なのだろうか。
右には極楽橋が見えます。
ケーブルカーが到着。麓側から22-12の2両連結で、塗色は「こうや号」に合わせています。
麓側はコ21形。昭和39年、日立製です。ケーブルカーの2両連結は確かここが最初のはず。
山上側はコ11形。こちらが前パンです。
コ11形の銘板。
麓側から見た車内。
山上側から。貫通路は超広幅です。
運転席、といってもマスコンやブレーキ弁はありません。
車内にも日立の銘板が付いていました。
弘法大師の御守りもあります。
発車すれば5分で高野山に到着します。実際にはまだ中腹ですが、それでも高尾山より高い。
高野山の駅舎。2階はミニカフェ付きの休憩スペースになっています。
金剛峯寺や奥の院へはバスで行きます。1dayチケットでバスは乗り放題、拝観料などが割引きになるクーポン券も付いていますが、今回はここで引き返します。
帰りは11-12の編成でした。
山上にも車止めがあります。麓側が暴走しても、ロープでつながった山上側がここに当たってストッパーになるということなのでしょう。
ケーブルカーに乗ったら、このシーンは押さえておかないといけません。なんとか雨も上がってくれました。
交換所から少し下にこんな表示があります。高野山巡りはケーブルカーが新しくなってからにして、大阪市内に戻ります。
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