E257系の「あずさ」「かいじ」を撮る(その2)
ひととおり撮れてまぁ満足の浅川鉄橋ですが、どうせなら反対側(左岸)からも撮ってやろうと考え、31日も懲りずに出かけました。
浅川の左岸に行くには、長沼駅のすぐ北にある長沼橋を渡ります。ほぼ中央に見えているマンションの右下あたりが前回の撮影場所になります。橋の上は日陰がなく、非常に暑い。
200mmくらいに引くとこのくらいに写ります。とても特急が来るまで待ってはいられません。
10分弱歩き、鉄橋の袂に到着。堤防はここで途切れていて、これ以上は線路に近づけません。
堤防下の水路を越え、道路に出ます。軽自動車がやっと擦れ違えるくらいの狭さで、右は雑木林、正面が踏切です。
正式名は平山中込踏切。列車が来ないとき、この遮断竿が対岸から見えます。警報器の音も注意していれば聞こえるので、列車の接近を知る手がかりになります。
手前の柱がなければそこそこのアングルなのですが。
堤防に戻ってベストポジションを探していたら、10:55頃にEF65の単機が通過。1102号機ということは旅客会社のカマだな。
11:01、「かいじ103号」が通過。こちら側は水面が見えないので、今ひとつアクセントに欠けるのが難点です。
11:06、「あずさ8号」。う〜ん、こんなもんかな。
11:17、E257系だけど短い5連だし色も違う。金曜日にだけ運転される快速「富士山」で、千マリの500番代です。千葉での本業が減っているので、波動用の仕業が増えています。
11:20、8460レが通過。
11:36、もう一度踏切に戻り、「あずさ10号」を狙います。等倍で見ると少しピントが甘い。パナの標準ズームは時々望遠寄りで心持ちピントを外す癖があります(私の個体だけなのか)。
このあと上りは14時台までE257系の列車はないし、堤防の上に日陰もなくなってきたので引き揚げます。といってもまだ昼前、そのまま帰宅するには早いので、西武多摩川線に寄り道したのです。
ところで、E257系のパンタはメインアームを除いて黄色なのはご存じでしょうか。これは恐らく長野工場の流儀なので、踊り子に転用して大井工場が担当になると変更されるかも知れません。
以下は前回の「ここはどこでしょう」の種明かしです。
この場所、すでに正解のコメントが寄せられているとおり、国分寺〜西国分寺間です。手前に少し空きがあるのは、かつて下河原線の線路があったから。架線ビームが複線分にしては長く、実はJRの上下線の奥にもう1本線路があります。
奥の線路は西武鉄道の国分寺線。ここは単線ですが、画面の左、中央線から離れたあたりの羽根沢信号場から恋ヶ窪までは複線になっています。
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単に、251、253、255、E257と順番に来ただけでしょうが、
使われ方や地味なデザインに特急未満を感じ、100番前の157系と関連付けたくなります。
投稿: シグ鉄 | 2018年9月 6日 (木) 13時12分
シク鉄さま、
今は特急といっても特別な列車ではありません。急行用がグレードアップしたと考えればいいんじゃないかと思います。とはいえ、座席ひとつを見ても、151系より遙かによくなっているのは確かです。
投稿: モハメイドペーパー | 2018年9月 6日 (木) 13時37分
千マリの500番台、週末の河口湖に行くと、折り返しまでの留置で2本くらい停まってるし、成田エクスプレスまでやって来るし、「ここは千葉か!?」と思わず叫びたくなります(笑)
投稿: 赤影 | 2018年9月 6日 (木) 16時01分
赤影さま、
183系もそうだったけど、千葉の車両は首都圏の波動用を兼ねています。実際にはE257系500番代の数本は豊田常駐になっているようです。
投稿: モハメイドペーパー | 2018年9月 6日 (木) 17時58分