JAMの顛末(その2)
一般公開の3日間、自分の担当ブース以外を見るのは昼飯の前後くらいで、とても全部は見られません。今回唯一の新作モジュールは、Cedarさん製作の阪神電車住吉駅。本物は私もこの6月に初めてじっくり見てきました。階段部分の丸窓と、山型の架線ビームが特徴です。
ジェットシルバーが登場し、約半世紀前にタイムスリップします。
メインラインのコントロールボード。デュアルキャブコンで2列車を運転しますが、片方はループ線なので交換のタイミングを合わすのが結構難しい。人手不足の時は1人で2列車を担当します。
うわぁぁ、ぶつかるやんか〜。お客さんそっちのけで遊んでいます。
武蔵野急行の電車も本線走行しました。この2200系はほぼスムーズに走りましたが、1500系と3000系は少々ご機嫌斜め。ボロが出ないうち、展示線に戻しました。
3000系は18日にヒマを見て車輪を清掃し、19日の午前中に復活運転です。
誰もこの爆走を止められません。
金属道床レール用のストラクチャーも勢揃いしています。
熱い眼差し。阪急ファンなのかな。
零番も
ガラクタお宝をこれでもかと並べています。こちらも熱心に見てくれています。
飛入り参加は戦前の関電機製C55。最近、オークションで落とされたそうですが、これほど綺麗なのは珍しい。
足回り。薄型モーターからスパーギア2段でキャブ寄り2軸を駆動します。最終のギアが車輪のフランジを兼ねているのが、関の動力車の特徴です。恐る恐る試運転をしてみたところ、車輪の精度から少しヨタリ気味に走りました。
他のブースは駆け足訪問です。まずはオヤビンにご挨拶。生地車体のタワー、どう見ても傾いています。
ギミック2018。手前のスイッチでブラックライトを消すと、車体に書かれた闘争スローガンの文字が見えなくなる仕組みです。
決して超精密ではない仕掛けと、それをもっともらしく説明する宮崎さんの語りがおもしろいのです。
忘我の境地に浸りきっているオジサン2人。
卓上電鉄だったかな。EF58のショーティーが並んでいました。
中央線鳥沢のモジュール。日本大学豊山中学・高校だったかな。
5インチのHitrack。短いけど行き違いを作って2列車運転をしていました。
これは成田夢牧場から持ってきた1/1。圧縮空気で動かしていたので音も煙も出ず、いつ動いているのか気付かなかった。
18日の終了後に行われた公式飲み会。非公式には有志が集まり次第、行われていたようです。
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今年も楽しませていただきました。
武蔵野急行の走りっぷりがOゲージっぽかったのにニンマリでした。インサイドギヤー侮れません!
投稿: Cedar | 2018年8月24日 (金) 11時10分
モハモハのブースは完全に出展者の遊び場でした。まぁ、その雰囲気が観客に伝わればいいのかなと思います。インサイドギア方式は少々油をバラまきますが、しっかり調整すれば捨てたもんではありません。
投稿: モハメイドペーパー | 2018年8月24日 (金) 15時47分
投稿: こてはし鉄道 | 2018年8月24日 (金) 20時12分
こてはし鉄道さま、
いつもながら、微妙な落としどころに「またやられた」という感覚がいいですね。
投稿: モハメイドペーパー | 2018年8月24日 (金) 22時09分