原鉄、模型スクールの進捗状況
9月10日から始まった原鉄模型スクールは、10月15日で5回目の折り返し地点となりました。予定では4回目、5回目で床下関係をまとめることになっています。
これは第1回目。まだお互いが腹の内を探り合っています。本格的な工作に入る前に、実物と模型の説明、講師が窓抜きを実演して、さぁどうだとアピールしています。
2回目で開きから立体にします。細い隅柱もなんとか曲げられました。
講師は生徒より先行して見本を示さないといけません。9月20日現在で屋根の隙間にパテを盛り、ペーパーかけ。このあとサフェーサーを吹きます。
4回目に備えて床下機器を取付けました。MGと空気溜以外は衝立状態なので、裏から補強を入れておきます。
上心皿は実物の台枠に似せて5mm厚の板を加工しました。しかし、動力台車との相性が悪いことがわかり、作り直しです。
台車はホワイトメタル製で2枚貼合わせ。枕梁は0.2mmの燐青銅板の端を折曲げ、弾性枕梁としています。
動力台車はモーターが枕梁に当たって組立てられないので、枕梁を2mm嵩上げしています。スクールではモーター側の枕梁を切欠いて対処することになるでしょう。
私の車体は雨樋、シル、ヘッダーを貼付けました。雨樋とヘッダーは細過ぎる感じなので、自分で切出して心持ち太目にしています。ドア上のヘッダーは加工中。ここでじっくり眺めると、幕板が少し狭いような気もしますが、今さら直せないので今回はこのままです。
床下機器の海側。台車の回転を避けるため、完全に実物どおりの配置にはできません。ブレーキシリンダはもっと外側に出ています。
こちらは山側。取付部分まで細かくできていますが、もう少し奥行きが欲しい。でも面倒なので、取り敢えずはこのままです。
車端部のジャンパ栓などは塗装直前に取付けます。車体側の上心皿は3mm厚で、モーター支持板との干渉を避けるため、これ以上枕木方向の寸法は取れません。
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この台車枕梁が0.2mmの燐青銅板というのは昨夜日乃電で聞きました。なかなかいいアイデアだと思ったので、早速真似してみようと思います。
投稿: Cedar | 2017年10月18日 (水) 23時17分
生徒の方々はほとんど工作が初めてと話しておりました。講師の教え方がとてもすばらしいので”あっ”という間に鋼体が出来、床下部の製作に入る所でした。授業を拝見させてもらいましてありがとうございます。
投稿: けいきゅうデハ230 | 2017年10月19日 (木) 10時45分
Cedarさま、
弾性枕梁は折曲げの深さで剛性を調節できます。真鍮板でも代用できますよ。
けいきゅうデハ230さま、
教えるというより、情報公開して仲間を増やそうという気持ちでやっています。Oゲージの布教活動ですね。
投稿: モハメイドペーパー | 2017年10月19日 (木) 12時28分
講師と受講者とで、いったい何両が最終的に揃うのでしょう?
楽しみですね。
投稿: OER3001 | 2017年10月20日 (金) 21時44分
OER3001さま、
第一期の生徒5人と講師陣5人が製作するので、11月末の終了時には10両が揃うはずです。
投稿: モハメイドペーパー | 2017年10月20日 (金) 23時08分