東武亀戸線の色違い
厳密にいえば春日部支所に所属する8000系2両ワンマン車の色違い、ということになりますが、実際に運転されるのは亀戸線と大師線なので、タイトルは「亀戸線の色違い」としました。昨年の4月、かつての73・78系でお馴染みの塗色が復活し、さらに夏には検討用の試験塗色だった緑に白帯も登場しています。そして今年の7月には黄色にオレンジ帯の試験塗色も登場したとか。先の2本を撮った以上、3本目も無視できません。
1週間ほど前、秋葉原に買い物に出て、まだそのまま帰るには早い。ここまで来たついでにと亀戸線を覗いてみると、ちょうどお目当ての編成が発車したところでした。早速追いかけ、曳舟から戻ってくるところを1枚。運悪く陽が陰ってしまいました。
場所を変えてもう1枚。陽が出たのはいいけど、電柱の影が~。
この色の組合わせで思い浮かぶのはこれ。西鉄2000形です(画像はカラーブックス「西鉄」から転載)。実物の黄色はもう少しこってりしていたように思います。今でも貝塚線の600形はこの塗分けです。
もうひとつ、名鉄にも似たような塗分けの時代がありました(これもカラーブックス「名鉄」から転載)。ライトパープルのあとで、あまり長続きせず赤一色に変わります。傍系の豊橋鉄道ではステンレスカーが入るまで、これが標準色になっていました。
東武に話を戻すと、8000系2両ワンマン車のうち、春日部支所に所属する5本が亀戸線、大師線に使用されます。亀戸線は朝ラッシュ時3本、それ以外は2本で運用されるので、運がよければ3本すべて色違いとなることもあるわけです。
データイムに東あずまで見られる2本並びも、3本になると組合わせは3とおり、それに現在の標準色との絡みも入れれば6とおりのパターンが考えられます。勢いづいた東武がもう1本の試験塗色(ブルー系)も復活させるとしたら、組合わせは何とおり?。そこまで東武に付合いきれるだろうか。
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亀戸の婆さん電車がなかなか派手ですね。
黄色とオレンジってのがあったのは知りませんでした。
本採用の色は東武の中では傑作だったと思います。
投稿: Cedar | 2017年10月24日 (火) 16時35分
Cedarさま、
警戒色としてはよいとして、32形や54形がオレンジ1色になったのは、ちょっとやり過ぎか、という感じでした
投稿: モハメイドペーパー | 2017年10月24日 (火) 20時04分
西鉄や名鉄は都営5000形の一時の配色にも似てますね。
5頭ボックスの連複は10通りになります。
投稿: シグ鉄 | 2017年10月26日 (木) 16時00分
シグ鉄さま、
東武の場合、オレンジと黄色の彩度差が少ないので、今ひとつ引締まらないのかなと思います。
10とおり…。付合いはほどほどにしておきます。
投稿: モハメイドペーパー | 2017年10月26日 (木) 19時34分