主役交代
今使っているデジカメの標準ズーム(14-42mm、F3.5-5.6)は2012年11月にカメラ本体(オリンパス、E-PL5)と一緒に買ったもので、いわゆるキットレンズというやつです。鏡筒もマウントもプラスチックなので高級感はなく、ズーム比ももう少し欲しいところですが、他に適当なレンズがなかったのと、写りはそこそこなので、ずっと使っていました。しかし、6年も使っていると全体にガタが目立ち始め、そろそろ交代の時期が来たようです。
実は昨年の4月にパナソニックから12-60mm、F3.5-5.6というレンズが発売され、これはよさそうと目を付けていました。ところが、使用レポートでは広角側は鮮鋭だが望遠側は周辺部が少し甘いと評価され、ヨドバシで実物を触ってみると、ズーミングが位置によって少しギクシャクする感じだったことや、値段も5万円を切らなかったので(メーカー希望価格=68,000円)、買うのを控えていました。
その後、パナソニックからは同じ焦点距離でF値が一段明るいライカブランドのレンズが発売され、その煽りを受けてか、8月末に中野のフジヤカメラを覗いてみると、Aクラスの美品が数本、32,400円で出ていました。こうなると放ってはおけず、11日にフジヤカメラで現物を見せてもらい、即、お買い上げとなりました。
写真の左がPL5とキットの標準ズーム、右がパナソニックの12-60mmです。明るさは同じでもズーム比が5倍になったので、だいぶ大柄になっていますが、カメラとのバランスはまぁ許容範囲内です。
上から見たところ。オリンパスのは沈胴式なので、この状態では写せません。
使用状態にしたところ。どちらも望遠端です。ズーミングはスムーズでした。途中のロットから改良されているのでしょう。
重さを比べてみます。今までのは437.5g。
新しいのは560g。差引122.5g増えたわけですが、このくらいならそれほど重いとは感じません。
防湿庫にもギリギリで収まりました。
早速試し撮りです。広角端の12mm(24mm相当)。パナソニックのズームはどれも広角寄りの方がシャープなのだそうです。
望遠端の60mm(120mm相当)。45-175mmほどのカッチリ感はありませんが、実用上は問題なし。これはなかなか便利に使えそうです。ただ、常用レンズが2本ともパナソニックになってしまったのは、オリンパスファンとして少々歯がゆい気もします。
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軽くて良いですね。
ぬか屋の一眼は本体1,000g、レンズ700g 。
歳のせいか近頃疲れます。
投稿: ぬか屋 | 2017年9月17日 (日) 17時21分
ぬか屋さま、
ワンセットで1.7kgは、前期高齢者には少々きついですね。560gでも実用的には十分です。
投稿: モハメイドペーパー | 2017年9月17日 (日) 20時25分
12-60mmなら、使いやすいでしょうね。
鉄道写真では、35換算で80mm前後が使いやすいと思うのですが、12-42mmだと、この部分が気持ちよく使えません。
広角側、カリッとしていて気持ちが良いですね。
これからも良い写真を見せてください。楽しみにしています。
投稿: 相原言 | 2017年9月18日 (月) 23時30分
相原言さま、
単焦点ではよく使っていた135mm相当に近いところまでカバーできるのは便利です。オリンパスはプロ仕様が充実していますが、竹クラスのレンズにも力を入れて欲しいところですね。
投稿: モハメイドペーパー | 2017年9月19日 (火) 09時34分