« 関西合運 2017 | トップページ | 関西合運前日の寄り道(その1) »

2017年9月27日 (水)

タマ電のネコ電

 タマ電(玉電)という名前が消えてからもう半世紀近くになりますが、昔を知っている者にとっては、現存している世田谷線もタマ電といわないとピンときません。

P9260620そのタマ電が今年で開業110周年を迎えるのを記念して、今月の25日から「招き猫電車」が走っています。これはタマだから猫という語呂合わせではなく、沿線にある豪徳寺が招き猫発祥の地、ということにちなんだものです。

P9260634運転開始の翌日、昨日の今日だから車庫で昼寝はないだろうと出かけてみました。世田谷線には300形が10本いて、昼間は7運用だから出会える確率はかなり高い。見てのとおり、割と控えめなデザインです。三軒茶屋行きの後追いで、左が308-A。

P9260658反対側の308-B。猫の顔はどちらも同じです。

P9260674308-Aの側面。玉電110周年の文字が入っています。

P9260676308-Bの側面。豪徳寺の招き猫は右手(前足)をあげ、小判は持たないスタイルです。実はこの編成、車内も吊り手が猫耳付き、床には足跡が描かれているそうなので、もう一度、車内を撮りに行かないといけません。

P9260662日中の世田谷線は6分間隔で7本が運用されています。猫電から一巡するまでを追ってみました。黄色の306編成。

P9260680紫色の307編成。

P9260681これも110周年記念でレトロ調の305編成。

P9260667玉電時代の標準色、ペコちゃん塗りの301編成。

P9260659ライトブルーの302編成。

P9260660オレンジ色の309編成。以上が42分で一巡します。

P9260682撮り歩きには便利な一日乗車券があります。通年発売でお値段たったの330円。1乗車150円だから3回乗ればモトが取れてしまうという優れものです。ただし、下高井戸、上町、三軒茶屋の有人窓口でしか買えません。

« 関西合運 2017 | トップページ | 関西合運前日の寄り道(その1) »

1/1 私鉄」カテゴリの記事

コメント

もう行かれたのですね。いつもながら行動力には脱帽です。
世田谷線、しばらく行かない間に結構カラーが変わっています。
塗装ではなくラッピングだからこそできる技ですね。
私も早めに訪問しようと思います。

どうでも良いけど、豪徳寺は小田急の駅であって世田谷線には無い。
なぜ山下となっているのでしょうね。

タマ電(玉電)と言う狛江市民が、乗った記憶も無い=私と同じ年なのに、タマ電(玉電)と言う狛江市民って「まぁ、カワイイんじゃないの!」電車も無い、静岡の山奥で生まれ育った私ですがぁ・・・。

OER3001さま、
このあたりは勝手もわかっているので、庭先の延長という感じです。駅名ですが、戦時中までは山下と宮ノ坂の間に豪徳寺という駅があり、山下は付近の小字名だったそうです。

hanamuraさま、
狛江が市になったのはつい最近で、それまでは北多摩郡でした(つい最近とは東京オリンピックの頃までなんですが)。

知らない間に(私だけか!)世田谷線もモダンになってしまいましたね。一度見に行こう。

ぼっちぼちさま、
タマには乗ってみてください。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: タマ電のネコ電:

« 関西合運 2017 | トップページ | 関西合運前日の寄り道(その1) »

2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
フォト
無料ブログはココログ