タマ電のネコ電
タマ電(玉電)という名前が消えてからもう半世紀近くになりますが、昔を知っている者にとっては、現存している世田谷線もタマ電といわないとピンときません。
そのタマ電が今年で開業110周年を迎えるのを記念して、今月の25日から「招き猫電車」が走っています。これはタマだから猫という語呂合わせではなく、沿線にある豪徳寺が招き猫発祥の地、ということにちなんだものです。
運転開始の翌日、昨日の今日だから車庫で昼寝はないだろうと出かけてみました。世田谷線には300形が10本いて、昼間は7運用だから出会える確率はかなり高い。見てのとおり、割と控えめなデザインです。三軒茶屋行きの後追いで、左が308-A。
反対側の308-B。猫の顔はどちらも同じです。
308-Aの側面。玉電110周年の文字が入っています。
308-Bの側面。豪徳寺の招き猫は右手(前足)をあげ、小判は持たないスタイルです。実はこの編成、車内も吊り手が猫耳付き、床には足跡が描かれているそうなので、もう一度、車内を撮りに行かないといけません。
日中の世田谷線は6分間隔で7本が運用されています。猫電から一巡するまでを追ってみました。黄色の306編成。
紫色の307編成。
これも110周年記念でレトロ調の305編成。
玉電時代の標準色、ペコちゃん塗りの301編成。
ライトブルーの302編成。
オレンジ色の309編成。以上が42分で一巡します。
撮り歩きには便利な一日乗車券があります。通年発売でお値段たったの330円。1乗車150円だから3回乗ればモトが取れてしまうという優れものです。ただし、下高井戸、上町、三軒茶屋の有人窓口でしか買えません。
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もう行かれたのですね。いつもながら行動力には脱帽です。
世田谷線、しばらく行かない間に結構カラーが変わっています。
塗装ではなくラッピングだからこそできる技ですね。
私も早めに訪問しようと思います。
どうでも良いけど、豪徳寺は小田急の駅であって世田谷線には無い。
なぜ山下となっているのでしょうね。
投稿: OER3001 | 2017年9月27日 (水) 20時42分
タマ電(玉電)と言う狛江市民が、乗った記憶も無い=私と同じ年なのに、タマ電(玉電)と言う狛江市民って「まぁ、カワイイんじゃないの!」電車も無い、静岡の山奥で生まれ育った私ですがぁ・・・。
投稿: hanamura | 2017年9月27日 (水) 21時42分
OER3001さま、
このあたりは勝手もわかっているので、庭先の延長という感じです。駅名ですが、戦時中までは山下と宮ノ坂の間に豪徳寺という駅があり、山下は付近の小字名だったそうです。
hanamuraさま、
狛江が市になったのはつい最近で、それまでは北多摩郡でした(つい最近とは東京オリンピックの頃までなんですが)。
投稿: モハメイドペーパー | 2017年9月28日 (木) 00時06分
知らない間に(私だけか!)世田谷線もモダンになってしまいましたね。一度見に行こう。
投稿: ぼっちぼち | 2017年9月28日 (木) 20時43分
ぼっちぼちさま、
タマには乗ってみてください。
投稿: モハメイドペーパー | 2017年9月29日 (金) 00時06分