« 駅を観察する | トップページ | その後の代々木八幡 »

2017年7月20日 (木)

京急デハ230形、Oゲージキット

 7月5日、原鉄道模型博物館は開館5周年を迎えました。これを記念したイベントのひとつとして、9月から0ゲージの車両を作る模型スクールがスタートします。作る車両は京急デハ230形で、これを毎週1回の計10回で完成させようという計画です。

Dscf4859教材はヒノデモデル特製のペーパーキットで、箱は完成した車両を収納できます。お値段は1万円ちょい、模型スクールの受講者以外でも天賞堂みなとみらい店で購入できます。

Dscf4852中身は屋根と床が木製、そのほかはレーザーカット仕上げです。屋根は沖野彫刻特製で、十分に乾燥した材料を用いているため、歪みはありません。まだ試作品なので、正式発売までに細かい部分が改良されます。

Dscf4855もともとが線の細い車両ですが、1.5mm弱の窓柱がきれいに抜け、そこに保護棒取付の穴まで開いています。

Dscf4861工作教室が始まるまでにある程度の形にしておかないといけません。まず私の流儀で、下地処理のラッカープライマーを吹き付けます。

Dscf4866窓サッシは細すぎるので、少し太目にしたのを自分で抜きました。窓抜きは何年ぶりだろうか。

Dscf4862カッターはこれを使ってみました。普通のNTカッターとどう違うかというと、チタンコーティング~(ドラエモンの声で)なのです。説明書によれば、切れ味が従来の2倍長持ちするそうで、切れ味そのものが鋭いわけではありません。

Dscf4863全体に太目で持ちやすい。ガラスの上で切っていますが、確かに切れ味は長持ちするようです。

Dscf4869切抜いたら窓に合わせてみます。こんなところでしょう。

Dscf4879OKとなったらプライマーの上にサフェーサーを吹きます。

Dscf4900銀色はタミヤカラーのフラットアルミを吹きました。

Dscf4899側板は3枚目にサッシが嵌まり込みます。糊しろ部分が少なめなので、四方を1mm弱ずつ広げました。

Dscf4870箱にする時の位置決め治具も作ってみました。正式なキットには、もっと体裁のいいものが追加されます。このほか、足回り、床下機器のセットなども模型スクールが始まる頃までに発売の予定です。

« 駅を観察する | トップページ | その後の代々木八幡 »

0番鉄道模型」カテゴリの記事

コメント

TMSの記事で当企画を知りましたが、これは良いですね。
キットには台車・車輪も付いているのでしょうか?

230形じゃ買うしかないでしょう。完成するかどうかは別として。

Chitetsuさん所有のものを拝見しましたが、あまりに繊細すぎてビビリました。
更新タイプから原形に戻して、140と組ませたい。

OER3001さま、
前評判はそこそこのようですが、実際に生徒が集まるのかが心配。もしもの時はサクラをお願いします。台車等は別売りになります。

ぼっちぼちさま、
完成させることを義務付けてはいませんので、ぜひお買い求めください。

Cedarさま、
原型に改造はかなり大変そうです。バリエーションとして原型が出るかも知れませんす。

今朝、ようやく箱にしました。
遂にOゲージデビューです・・・。

chitetsuさま、
もうこれで後戻りはできません。JORCの入会申込書を送っておきます。

とてもいいですよ。
JORCご案内頂いたので検索して辿り着きました。

初めてのOゲージですが、仕上がりが楽しみです。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 京急デハ230形、Oゲージキット:

« 駅を観察する | トップページ | その後の代々木八幡 »

2024年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
フォト
無料ブログはココログ