名残の桜

　４月ももう10日、学校も始まり、朝の電車は乗り慣れない連中で流れが悪くなっています。原鉄のアルバイトも終わったので、そんな通勤電車の混雑とは無縁の生活に戻ります。
　さて、本題の名残の桜ですが、８日に定番の東中野、本日（10日）は武蔵関（西武新宿線）の様子を見てきました。

８日は辛うじて雨は降っていないという天気。桜の色もいまひとつ冴えません。

デジカメのホワイトバランスをオートから曇天に、画質設定もノーマルからビビッドに変えてみました。ちょっとマゼンダ被りのようにも感じますが、菜の花の黄色はこの方が目立ちます。

お立ち台になっている歩道橋から。

歩道橋の端に寄り、桜を手前に入れます。意外とこのアングルで撮る人は少ない。

そろそろ先行きが気になるE351系。このアングルなら菜の花も入ります。

桜並木を駅の方に戻ります。途中にいくつかの撮影ポイントがありますが、天気が悪いので省略。最後に山手通りの橋の袂から１枚。

これは昨年の４月６日、ほぼ同じ場所です。

本日は野方から西武新宿線に乗り、武蔵関に出撃。ホームと平行する商店街を東伏見方向へ歩きます。

ホームのすぐ外れにある踏切から先、線路の南側を流れる石神井川に沿った道が桜並木です。

枝が重なっているので、電車の顔が見通せるポジションは限られます。

ロケハンしながら武蔵関公園まで来ました。小学校１年生の遠足がここです。

光線はそろそろ下り列車に対して順光になります。

薄日なので上り列車でもそんなに顔は潰れません。花が思いのほか暗くなるので、＋0.3の露出補正をして、さらに画像処理でシャドーを明るくしています。

特急も来ました。これは＋0.7で少し飛び気味。

以下、アルミとステンレスは絵としておもしろくないので、黄色だけをピックアップします。これはシヤッターが一瞬遅く、前面に花が被ってしまいました。

後追いはかなり外れの確率が高くなります。これはまぁまぁというところ。

このあたり、急行は90km/hくらいですっ飛んで行きます。前撃ちでも花の隙間に前面を収めるのは結構難しい。

これはぎりぎりセーフ。

グッドタイミング。しかし、架線柱が邪魔。

後追いでもうまく収まった。

気分を変えて踏切脇の長者橋から。

あまりパッとしないので、また川沿いに戻ります。

このあたりの架線柱は、何故か前後を斜めのワイヤーで引っ張っているのが多く、その処理に悩まされます。

これがベストアングルかな。バックの家の窓が少しうるさいけど。

電車の前面が傾斜しているように見えるのは、縦走りのシャッターのせいか。

線路の北側から。薄日なので側面もそんなに潰れず、ちょこっとだけど菜の花も入りました。このあと、東中野に回ろうかと思ったのですが、腹も減ってきたのでそのまま帰宅。今年の桜はこれで一区切りです。