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2017年2月15日 (水)

鉄道模型とあそぶ前の一仕事(その2)

 四条大宮で13時を回ったので、乗り歩きは一区切りをつけ、次の目的地、京都鉄道博物館に向かいます。大宮通りを南に下り、水族館前を経由するバスに乗りました。京都のバスは初乗り230円、高い!

P2104055バスを降り、道路を渡れば梅小路公園。おっ、京都市電がいる。手前は800形890号。800形の最終グループで顔付きは900形と同じ。ワンマン化されずに800形で残った車両です。

P2104056その台車。軸箱支持はアルストム式みたいな構造です。

P2104057となりは700形。軽量車体が仇になり、短命だった形式です。中学の修学旅行でこの電車を見て、4枚折り戸がシュッ、パタンと開閉するのに感激しました。

P2104060クラシックな500形と、京都市電の代表ともいえる600形をワンマン化した1600形。市電カフェになったりでボロクソに言われているけど、残っているだけよしとしましょう。

P2104070バッテリーのN電は土・日・祝日のみの運転。金曜日なのでお目にかかれません。動力はともあれ、ダミーでも架線くらいは張って欲しい。

P2104073線路に沿って歩けば公園の外れ。山陰本線の高架をくぐればいよいよ京都鉄道博物館です。

P2104346その前にちょっと振り返ったら、もう1両、京都市電を発見。これは連結運転を行った2000形です。中は資料館になっているらしいけど、平日は公開されていません。

P2104074左に鎮座している旧二条駅舎はミュージアムショップになっています。博物館の入り口はこの先。レールきっぷのA券を見せ、1割引の1080円で入館します。

P2104076C62、湘南電車、新幹線がお出迎え。0系をEF58に代えれば、子供の頃の乗り物絵本の表紙です。

P210408180系は丸っきり足回りの観察ができません。それにしてもすごい所に修復銘板を付けたもんだ。妻面にもちゃんと付いているのに。このモハ80001、メーカーが日立製作所(笠戸)というのは意外でした。

P210434180系のドア。ガラスが3分割というのが初期車の特徴でしたが、これはよく見ると最上段が少し大きい。つまり、2分割タイプをベースにしているので、正しく3等分になっていないのです。

P2104092朱色同士の並び。DD54も足回りが見たい。

P2104094中庭に並ぶEF81とEF58。ここも越路吹雪の祟りじゃ~。

P2104102やっと建物の中に入ります。これはじっと見ていても飽きない。

P2104312やたら尖ったのがいます。右のクハ489は「雷鳥」。次の日に鉄道模型とあそぼうで151系を走らせたら、子供が「あっ、雷鳥だ」といったのはこれを見ていたからでしょう。

P2104113地味だけど私には懐かしい機関車。中央本線で準急を牽いていたのを覚えています。

P2104133これは鉄道技研で見たことがある。

P2104134これも懐かしい。といっても実際に見た覚えはほとんどない。

P2104174よくぞこんなものまで。この部分のレールがカーリターダーなのに気付く人は、ほとんどいないでしょう。

P2104145_2少し高い位置に置かれたDD51。となりのEF66もそうだけど、足回りがよく見えて、模型屋にはありがたい。

P2104147うぉぉぉ、これは空気バネ実用化の第1号といえるKS50。よくまぁ処分せず、弁天町から持って来てくれました。となりには阪急のFS345も並んでいます。

P2104153軸バネに使われた空気バネ。まだ鉄道用の製品がなく、スクーターのタイヤのチューブを流用したといわれています。

P2104158集電装置のコーナーには500系の翼型パンタもあります。これがゆっくり立ち上がるさまは、なかなかセクシーです。

P21041952階の鉄道ジオラマ。カシオペアとかキハ110なんかも走っていました。

P2104199私鉄まで揃えているのは褒めてつかわす。この時は京阪特急(8000系)が走っていました。

*このあとSLひろばをウロつきますが、長くなるので次回に回します。

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コメント

うわーっ、京都鉄道博物館って見所たくさんあるんですね(笑)
SL233とEF52の動輪は照明がよく、思わず撮ってしまいました

いろいろ楽しめそうなところですね。蒸気の博物館が拡張されたくらいにしか思っていませんでした。これは行ってみなければ。

糸目は平日とはいえ夏休みにスリスリしたので、貨車の展示スペースはキッズだらけで撮影出来なかったのよねぇ~。KS50とミゼットも撮影していなかったので、リベンジしないと・・・

今日はドラマの宣伝をするので、博物館ネタは週明けかなぁ~

京都鉄道博物館に行かれたのですね。
小生も昨年12月頭に行きました。開館当初の混雑も無くゆっくり?見ることが出来ました。
といっても団体(20名程度)での見学でしたので制限はありましたが・・・。鉄道模型ジオラマは貸切で見学できました。
何処かの博物館と違って、明るくゆったりしてますね。

青春Mさま、
これでもまだだいぶ端折っています。EF52は弁天町の一番奥に押し込められていましたが、京都ではゆったりと見られます。デッキ付きの電機はこれ1両だけですから。

ぼっちぼちさま、
車両以外にもかなり見所はあります。1日いても退屈しませんよ。

糸目今日子さま、
天気の悪さが幸して、貨車のあたりは人影も疎らでした。学校が休みの時期は避けた方がよさそうですね。

八千代運転所さま、
暗いめの所にスポットを当て、車両の存在を強調するのが流行のようですが、観察したり写真を撮るには、平均に明るい方がありがたいです。

私鉄関連も展示されてるのは、やはり関西だからでしょうか?
某大宮の国鉄(JR)偏重が面白くなかったので・・・

未体験の京都の博物館、モデラー的にはせめて片側で良いから下廻りが見たいですね。
両側塞がれるとダルマさんみたいですね。
まずは我が目で見なくちゃいけないですが・・。

Cedarさま、
見た限りで私鉄関係の展示品は台車の2点だけでした。弁天町からの引継ぎですが、ちゃんと展示していることは評価できます。

Chitetsuさま、
やはり床下あっての車両です。みんなで回りを歩き回って床を踏み抜きますか。

名鉄2200をわかる人はほとんどいないでしょうね。

シグ鉄さま、
子供は意外と知っているかも。大人はどうかな。

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