西武の秩父そば
強要講座の袖仕切りがまだ片付いていませんが、仕事も入っているのでちょっと先送り。隙間は蕎麦ネタでつないでおきます。
西武鉄道新宿線の東村山、今は高架化工事が行われています。ここは改札口を入ってすぐの連絡通路に蕎麦屋があります。以前は西武定番の狭山そばだったのですが、昨年2月に高架工事の様子を見に来たら、ごらんのように屋号が秩父そばに変わっていました。蕎麦屋なんだけど鯛焼きも売っているのは、狭山そばの時からの伝統?のようです。
従来の狭山そばとの違いは、天ぷら(かき揚げ)そばが450円というかなり強気な値段になっていること。違いはそれだけではないのだろうけど、普通のかき揚げそばに450円はなぁ、という気持ちで試食は見合わせていました。しかし、今月の15日に様子を見に行った時、ちょうど小腹も空いたので、思い切って試食してみました。
450円也の天ぷらそば。わかめではなく、ほうれん草(のらぼう菜という多摩地方の地野菜だそうです)が添えられています。一口すすってみると、おっ、これはなかなかいけるじゃないか。狭山そばはどちらかというと麺が柔らかめで、個人的にはあまり点数は高くなかったのですが、これは全然違う。比較すれば「そば一」をやや上回るくらいの高得点です。
ただし、残念なのは天ぷら。手作りを謳っているけど揚げたてではありません。恐らく朝のうちに作られたのでしょう。ぺた~としているし、そのせいか衣がなんとなく粉っぽく感じます。これが足を引っ張っているので、値段は420円が妥当なところ。メニューを見るとコロッケそばは380円なので、天ぷらそばだけが高めの値段になっているようです。
秩父という屋号に拘ってか、メニューには「わらじかつ丼」なんかもあります。なお、鯛焼きは小倉あんとクリームが130円、チーズが150円の3種。店内でも食べられます。
最近のコメント