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2017年1月19日 (木)

横浜にこんなものが

 横浜三井ビルといったら、2階に原鉄道模型博物館がある、あのビルです。昨日(18日)の9時半頃、そのビルの入り口前に来てみると。

Dscf4099青いシートを被った物体が置かれていました。

Dscf4100なにやら説明板もあります。

Dscf410610時15分頃、ビルの中から出てきた一団がこの前に集まりました。綱引きが始まるのか。

Dscf4108せぇの~。うまくシートが外れました。

Dscf4111出てきたのは小さな車両。パンタグラフがないから気動車のようです。実はこれ、18日から原鉄道模型博物館で開催されている「台湾の軽便鉄道展」の呼び物で、レプリカではなく実際に台湾糖業股份有限公司で巡回車として使われていた本物です。

P1183794ゲージは762mm。標準軌の約半分なので、現地では五分車と呼ばれているそうです。長さはせいぜい5m弱くらいでしょう。

P1183793定員12人、自重2トンです。

P1183787一応、連結器も付いています。

P1183790エンジン。この大きさだからガソリンエンジンでしょう。

P1183791こちらが駆動軸。軸バネは1段リンク式です。

P1183795車内に入ってみます。椅子は木の板1枚。室内灯は2箇所。扉は進行方向の左前方にあり、左右点対称の配置。運転台はどこだ?

P1183796車内のほぼ真ん中に変速レバー、クラッチとアクセルペダル、サイドブレーキ、ハンドブレーキがあります。つまり、ここらへんが運転席。入換え用のDLみたいに横向きで運転するようです。

P1183799ハンドブレーキ側から。

P1183801メーターパネル。右上は回転計、左のつまみはライト関係か。それにしては数が多い。

 台湾の軽便鉄道展は3月13日まで開催。この巡回車を見るだけなら入館料は必要ありません。土曜、日曜の10:30~13:30は車内が見学できます。

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コメント

そんなのやってるのですね!
興味あるけど入場料が・・・・
台湾の軽便気動車には面白いデザインが多く、PCCみたいなステンレスボディのまでありました。

可愛らしい車両ですが、コレ、どう考えても運転手が前を見れませんよね。
運転助手が窓から外見てるんですかね。

残念!今日横浜にたむろしていたのに。知りませんでした。早速、原模型博物館をアクセスして展示会の期間を調べましょう。

Cedarさま、
高雄の鉄道博物館とは姉妹提携になっているそうです。現地にはこのクラスのお宝がゴロゴロしているとか。

シグ鉄さま、
一般営業ではないから満員にはならないし、短い車両だからそこそこ前は見えます。同乗者が前方監視役になるのでしょう。

ぼっちぼちさま、
展示は3月13日までです。外観だけなら博物館の休館日に関係なく、いつでも見られます。

ガソリンエンジンでしたら予熱もデコンプも無いので、ダフルクラッチを駆使すれば動かせそうです♪ 駄菓子菓子!ハンドブレーキだけなら咄嗟の事案に対応出来ないので、のろのろモードで転がすのが無難でしょう♪

あ~運転したい!

糸目今日子さま、
この車両、今でも現地では時々動かしているそうです。台湾まで行けば運転できるかも。

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