西武新宿線の地下化工事(その3:新井薬師前付近)
新井薬師前は上り下りのどちらからも勾配を登った頂点に位置しています。
下りホームの沼袋寄りから撮影。列車後方の車が横断している所が中野通りの踏切です。
ホームは見事にカーブの上です。レベル(水平)が取れるのはこの位置しかなかったのでしょう。小田急の代々木八幡、京王の下高井戸と雰囲気が似ています。
改札口は両側にあります。これは北口(上りホーム)。
こちらは南口。道路から少し引っ込んでいます。
沼袋寄りの跨線橋から踏切を見たところ。それほど幅はないけど、両方向にバスが通っています。
ここを渡るバスは関東バスと国際興業の2社。
跨線橋から西武新宿寄りを見たところ。ホームの位置は上下で少しずれています。
下りホームを通過する急行。カーブ半径は小田急の代々木八幡といい勝負です。この急カーブを解消するため、地下駅はカーブの内側(画面の左)に作られます。
電車とホームとの隙間はこのくらい。
ホームは6両分くらいしか屋根がありません。前方に見える跨線橋はかつての踏切の代替として作られたものでしょう。
その跨線橋は人通りが少ないので、じっくりと電車の屋根上が観察できます。
架線のビームもちょうど邪魔にならない位置です。
上り方向はすぐ先に踏切があります。線路の左側にあった家は立退き、工事用のスペースになっています。
上の画面の踏切から。これは10月18日の撮影で、上り線(左側)は線路切替の準備ができています。
5日後の23日に撮影。恐らく切替は22日の終電後に行われたのでしょう。
さらに中井に向かってSカーブで下ります。地下になるのはこの勾配が終わるあたりまでです。
« 忘年会第一弾 | トップページ | パノラマもどきの展望席 »
「1/1 私鉄」カテゴリの記事
- 東急の青ガエルを捕獲(2019.11.11)
- 京王高尾線開業の頃(2019.11.01)
- 最近の代々木八幡と下北沢(2019.10.25)
- 相鉄100年展、ひっそりと開催(2019.10.19)
- 今月末で休止、上野動物園のモノレール(2019.10.09)
下りホーム真ん中の朝礼台みたいなのに、駅員が立つ姿が印象的でした。
投稿: Cedar | 2016年12月 8日 (木) 09時44分
懐かしいです、S字カーブ。
ガキの頃、馬場ー薬師間かぶりつきをしていました。
✖印が多い関東私鉄の中で、西武だけは踏切動作反応灯が変態。
踏切が多いので上下リレー点灯が脳裏に焼き付いています。
中井の中線はどうなるのかなあ。
投稿: シグ鉄 | 2016年12月 8日 (木) 11時10分
Cedarさま、
お立ち台は下高井戸にもあったし、京急の横浜でも見た覚えがあります。
シク鉄さま、
新宿線は結構クネクネとカーブしています。中井は駅をリニューアルしていますが、中線はそのままのようです。
投稿: モハメイドペーパー | 2016年12月 8日 (木) 11時47分