« 2016年10月 | トップページ | 2016年12月 »

2016年11月に作成された記事

2016年11月29日 (火)

西武新宿線の地下化工事(その1:沼袋付近)

 西武新宿線の野方~新井薬師前間が地下化されることになり、すでに工事が始まっています。普段は利用しないけど、一応地元なんで知らん顔はできません。工事の概要はこちらをご覧ください。この区間には路線バスが走る踏切が3箇所あるので、その除去が一番の目的です。実際には野方の西武新宿寄り、環7を越えた所から、新井薬師前~中井間の妙生寺川手前あたりまでが地下に潜り、沼袋と新井薬師前の2駅が地下駅となります。

P4280116野方~沼袋間、このあたりから地下に潜ります。掘削工事の準備段階で線路が北側(画面の左側)に少し移設されています。

P4280134野方寄りから見た沼袋駅。中央の2線が通過線です。

P4280150線路の南側は妙正寺川が近く、その先は平和の森公園(その昔の刑務所の跡)、北側(画面奥)は商店街が続きます。

Pa182551ホームから見たところ。中野駅行きのバスが結構頻繁に通ります。今は一方通行ですが、以前は両方向に通行できました。

P4280155沼袋駅の南口。割と最近の開設です。

P4231609メインの北口。2014年4月の撮影で、すでに囲いの部分にあったパン屋などが撤退しています。

P42801642015年4月。工事が始まっています。まだ線路脇の交番は残っていますが、現在は妙正寺川の橋の袂に移転しています。

P4280166北口の改札口。ホームとはスロープで結ばれているので、車椅子でも楽々通れます。

P4231657通過する上りの急行。

P4280171跨線橋から西武新宿方面の見通し。2015年4月の撮影。ホームに隣接した建物は西友ストアです。

Pa182558今年の10月に撮影。西友ストアは5月末で閉店し、建物を取り壊しています。このあと、通過線を1本にして下りホームを北側(左側)に移設し、現在のホーム部分は工事スペースとなります。

Pa182473通過線の上下共用化に備え、上り通過線にポイントが挿入されました。

Pa182555跨線橋から見たところ。番数はかなり緩いけれど、フログは固定式です。

P6268744西武新宿寄りは大きくカーブしていて、望遠レンズで引きつけるといろいろなシーンが狙えます。2012年6月の撮影で、通過するのは拝島快速。

P62687514本並びが撮れたのはこの1回だけ。現在は原則的に日中の待避はありません。工事用の囲いもできて、この位置からの撮影もできません。

Pa182475_2今はこの位置が精一杯。左側の建物も一部立ち退きが始まっています。

P4231648カーブの外側にある氷川神社の境内から。

2016年11月25日 (金)

ちょっとだけのはずが…

 今日(25日)は昨日の雪が嘘のような快晴。なので朝食後の腹ごなしかたがた、地元の高円寺駅に行ってみました。

Pb253172どこかで車両点検をやったとかで快速は10~20分の遅れ。この回送も本来なら新宿に到着している10:09に通過していきました。実は1週間前の18日に新宿駅の7番線でこいつを目撃したのですが、団臨ではありません。鉄道ダイヤ情報で調べたところ、河口湖行きの快速「富士山」という臨時列車で、11月25日、12月2、9、16日運転となっています。金曜に運転、しかも全車指定席という、少々謎めいた列車です。

Pb253177通過を見送ったら次の快速で新宿に向かいます。ラッシュ時には上り快速も発着する7番線からの発車です。

Pb253176前面の表示は「臨時」でした。ちょうど到着した金ぴかスペーシアと一瞬の顔合わせです。これを撮ったら16番線に回り、下り緩行で先回りします。

Pb253178地元の高円寺は手前にビルの影が入るので、阿佐ヶ谷で待機。先客が2人いました。これで引き揚げればちょっとだけですんだのですが、まだ帰るには早いといつもの徘徊が始まります。池袋に出て東武東上線を30分ほど観察。これはある目的があってのことで、今日は残念ながら成果なし。でもまだ帰るには早い。そうだ、久しぶりで西武池袋線を覗いてみよう。

Pb253183各停を乗継いで大泉学園まで来ました。ここからは吉祥寺行きのバスもあるから、2・3本撮って引上げるかと思っていたら、いきなり京急もどきが来ました。この編成はまだ光線のよい状態で撮っていないので、戻って来るのを捕まえよう。しかし、下りの駅撮りでは正面がちにしか写せません。少し引きが取れる秋津もこの季節は影が落ちてダメ。ならば所沢の手前のカーブで狙ってみるか。

Pb253186所沢は40年ほど前に住んでいたので、一応の土地勘はあります。ここは秋津に向かって2番目の踏切。手前の線路は貨物用の連絡線です。編成が切れていますが、7000系のトップナンバーで10連です。

Pb253189_2次の踏切のちょい先まで移動してもなんとなくまとまりが悪い。電柱が少し柵の内側に建てられているので、せっかく3線通しのビームなのに編成全体が画面に収まらないのです。

Pb253190後追いしてもやはり中途半端です。しかしこの色、相鉄のヨコハマネイビーブルーによく似ている。

Pb253191うろうろしているうち、京急もどきが戻ってきました。

Pb253192後追いでも10連は収まらない。おまけに影が~。

Pb25319310分ほどで諦め、最初の踏切に戻ったところで、999がやってきた。初代の3000系は地色が残っていたけど、これはライトグリーンがベース。反対側は別の色なのかも。回送なのでこのまま小手指入庫でしょう。本日の追跡は諦めます。

Pb25319513時半を過ぎ、もう帰るつもりで踏切を渡り、何気なく振り返ってみたら、このアングル、なかなか悪くないし光線もベスト。腹も減ってきたけどもう少しガンバンベ~。

Pb253196これは偶然の産物。踏切の矢印で被りそうなのは予想できたけど、10000系が通り過ぎるまで、まったく対向列車の様子はわかりません。視界が開けたら見事に頭が揃っていました。

Pb253197池袋線はやたらとこれが来ます。

Pb2531986000系のfライナー、元町・中華街行き。

Pb253200メトロ10000系。

Pb25320130000系前パン車の後追い。ここではせっかくのパンタが目立ちにくい。

Pb253203東急5000系、fライナー(西武線内は快速急行)の小手指行き。

Pb253205まともな9000系。前面の省エネマーク付きは少なくなりました。

Pb2532072000系の更新車。9000系と同様、前面に小さく車号が入っています。

Pb253209池袋線では少数派の20000系。

Pb25321114時を回り、もうほんとうに帰ろうと駅に向かって歩き始めたところ、ホームの向こうに京急もどきが戻って来るのが見えました。先ほどの踏切まで戻る時間はなく、途中で手を打ちます。このあと、新宿線で帰ろうと所沢のホームに入ったら、ライオンズ号が到着していましたが、今日はもうこれ以上付き合いきれません。まぁ、近いうちまた来そうだけど。

2016年11月22日 (火)

品川~田町間の線路付替え

 先週末の19・20日は地下鉄銀座線だけでなく、JRでも品川~田町間で東海道本線上り線の線路付替えが行われました。実際には19日の14:20頃から20日の6:00頃まで、東京~品川間が完全運休になりました。この間は山手線、京浜東北線、横須賀線が生きているので、特に代替ルートを設定しなくても混乱は起きなかったようです。

Pb223134本日(22日)、付替えられた線路を初乗りしてきました。品川駅の5・6番ホーム。19日まで上りは手前の5番線から発着していました。今は6番線からの発着になり、5番線の先端部分には行けません。

Pb223138田町寄りを見てみます。まだ架線は残っていますが、信号機(赤丸の所)は×で覆われて使用停止です。

Pb223141ホームに降りる階段。5番線の表示はなくなっています。

Pb223139ホームの発車案内。早朝の地震の影響で、まだダイヤが乱れていました。

Pb2231426番ホームの田町寄り。大きく右にカーブしています。

Pb223149川崎寄りを見てみます。カーブしているあたりからが新設された部分です。

Pb223145左が今までの5・6番ホームの先端部分。画面の正面は田町電車区の留置線が並んでいた所です。

Pb223146上り列車を見送ります。

Pb223153次の列車に乗って先頭にカブリ付きます。ガラスが汚れているのは目を瞑りましょう。

Pb223154常磐線の列車が発着する7・8、9・10番ホームからの線路が右から合流します。

Pb223156しばらくは直線が続きます。新駅ができるのはこのあたりか。

Pb223157右側の留置線は昔の品川客車区で、月見群線と呼ばれています。285系「サンライズ」もなんとなく肩身が狭そうです。
Pb223159左はかつての東京機関区。ゴハチやロクゴが並んでいました。

Pb223161そろそろ田町も近くなって、新幹線の車両基地への高架線も見えます。

Pb223163ここで本来のルートに戻ります。矢印の線路が19日までの上り線でした。実はこの区間、上野東京ラインの開通時から、品川発着の常磐線列車は旧田町電車区の東側を走っていました。ただし、何度か部分的な位置の変更はあったようです。

2016年11月19日 (土)

鶴川4号踏切

 10月24日、柿生の王禅寺を訪れたあと、ちょっと寄り道をしました。その場所が表題の鶴川4号踏切です。小田急の下りで鶴川を出ると左にカーブし、鶴見川を渡るあたりから20‰の上り勾配が続きます。ほぼ上りきった所でトンネルに入り、抜ければ玉川学園前。駅間距離は2.8kmあります。私が大学に通っていた昭和40年頃は、沿線に柿の木も点在する長閑な里山風景が展開していました。

Photo50年前、鶴見川を渡り、勾配を登り始めるあたりです。急行は6・8連でしたが、快速準急は4連でした。

Photo_2ほぼ同じ位置から玉川学園前方向を見たところ。1900形8連の通勤急行です。この区間でABF車の釣合速度は60km/hくらいでした。

Photo_3勾配の途中を丘の上から俯瞰したところ。この丘には当時からぽつぽつと住宅がありましたが、線路の脇は見てのとおり田圃が広がり、いろいろなアングルからの撮影が可能でした。しかし、当時はまだ自分専用のカメラもなく、少々癖のあるやつを使いこなす腕もなかったため、満足できる写真は残っていません。50年後の今、手前の田圃の所は線路脇までアパートなどが建ち、背後の丘も切開かれて戸建て住宅がびっしり並んでいます。

Pa242695前振りはこのくらいにして、これが表題の鶴川4号踏切。線路は手前が下り、奥が上り、右手が鶴川方向です。画面左奥の斜面は玉川学園の敷地なので、鶴川からの住宅はここで途切れます。幅は2mそこそこなので車は通れません。それでも10分に1人くらいはここを渡って行きます。ここまで来ると鶴川より玉川学園前の方が近いのでしょう。

Pa242696踏切の近くから鶴川方向を見たところ。右手奥は和光大学のキャンパス。すぐ右は玉川学園の農業実習地です。

Pa242703早速撮影にかかります。2000形8連の下り普通。13:45ではまだ光線が正面がちです。

Pa242700踏切を渡って下り線側から撮ってみます。逆光だけどなかなかいい雰囲気です。以下、基本は上り線側で構えつつ、時々気分転換に踏切を行ったり来たりしました。

Pa242707VSEが来ました。「はこね29号」か。

Pa242708トンネルから出てくる上り列車。だいぶ苦しいアングルで、見られるようにトリミングするとほぼ正方形になります。

Pa242713爆音に空を見上げれば、オスプレイが飛んでいきました。

Pa242717下り線側から、4000形の急行。

Pa2427186連のMSEは「あさぎり4号」。

Pa242722下りのMSEは回送でした。

Pa24272314:20、やっと側面に陽が回ってきました。8000形10連の急行。このあとも8000形が続くので、以下は割愛します。

Pa242724下りの後追い。横から陽が当たってカメラの液晶がほとんど見えず、ノーファインダー状態です。

Pa2427284000形の急行。このフルカラーLEDは1/500秒以上だと完全に流れます。

Pa2427293000形8連の普通。いつもは「またこいつか」なのに、この日に出会ったのはこの1本だけでした。

Pa2427302本目のVSEは「はこね31号」。展望席に誰も座っていないのは眩しいからか。

Pa2427321000形の急行。背後から上り列車が迫って来たので、だいぶ望遠で引きつけています。

Pa242737EXEの「はこね33号」。よく見れば6連です。普段はあまり真面目に撮らない形式だけど、リニューアルが始まっているので、この色は撮っておいた方がよさそう。

Pa2427383000形+8000形の急行。3000形はワイドドア車です。

Pa242741同じ組合わせが2本続いたので、併結部分も撮っておきます。

Pa242743MSEの「あさぎり5号」。15時を回って陽も傾いてきたので、撮影はこれまでとします。夏なら17時頃までは余裕で撮れそうですが、熱中症対策が必要ですね。

Pb193131ここでお知らせです。鉄道ファンに2016年6月号から好評連載中の「首都圏の鉄道情景」、その8となる2017年1月号(本日発売)は小田急が取り上げられ、鶴川~玉川学園前間の画像も3カット出てきます。つたない解説を私が書いていますが、写真だけでも小田急ファンには涙ものです。

2016年11月18日 (金)

駅そばの話題

 明日は少しまとまった記事をアップする予定なので、それまでのつなぎに駅そばで時間稼ぎです。

P2108766以前に紹介したJR四ッ谷駅の駅そば。2015年2月に撮影した時は「田舎そば」でした。

Pb173092数日前に同じ場所を通ったら、「いろり庵きらく」に変わっていました。ここは値段の割に味はたいしたことないので、写真を撮っただけで素通りです。

Pb183119こちらは東武東上線川越の下りホーム。東武は駅ごとに業者が異なり、上りホームには「はなまるうどん」が出店しています。文殊という名前は聞いたことがありません。自家製麺がウリだそうです。時間稼ぎかたがた昼飯でもと思っていたので、試食してみました。店内に椅子はなく、純粋な立ち食いです。

Dscf3897いつものとおりかき揚げを注文します。そばは細めで歯切れよく、つゆはアッサリ系。かき揚げは僅かにイカげそのかけらが入っているような気もします。ちょっとでもワカメなんかが加わればポイントが上がるけど、お値段380円なので85点くらいかな。

2016年11月13日 (日)

あると重宝する小道具

 本日はあると重宝する小道具のご紹介です。番組終了から30分以内の特典もあるので、最後までご覧下さい。

Dscf3896テレビのショッピングガイドみたいな出だしになりましたが、ここで怪しげなモノを売るわけではありません。実は世界鉄道博が終わって撤収作業の時、修理用の工具として常備されていた電池式のドライバーがひとつ転がっていました。このまま放っておけばゴミ箱行きになってしまうと思い、我が家に保護することにしました。
 高儀というメーカーの製品で、形式はDDR-180LI、電圧3.6V、充電時間:最大5時間、回転数約180rpm、最大トルク4.0Nという仕様、重量は384.5gでした。通販サイトで検索してみると、3300円前後の値段が付いています。

Dscf3882我が家にはAC電源のドライバーもあります。並べて見ると大きさの違いは一目瞭然。当然、パワーはあるけれど、大は小を兼ねる、といえない場合もあります。

Dscf3892_2角になった内側にネジがある場合、約4cmくらいのクリアランスが必要です。

Dscf3893小さい方なら1cmそこそこでもしっかり仕事ができます。

Dscf0146ところが、保護する時にバタバタしていて充電器(ACアダプター)と泣き別れになってしまいました。こいつがなければ電池が切れたデジカメと同じなので、充電器を買いに行きました。ご存知の方はご存知、秋葉原の秋月電子です。

Dscf3886ここは電圧別にいろいろなタイプが揃っています。3.6Vというのはなかったので3.3Vでなんとかなるかと思ったら、全然充電できません。改めて仕様を調べたら充電器は5Vとなっています。もう一度足を運んで5V用を買い直したところ、しっかり充電できました。この電源、DC出力5V、2Aで580円でした。

Dscf3895充電ができたので、早速、関東合運のレール敷きに働いてもらいました。スイッチオンの時はLEDのライトが点灯し、暗いところでも手元が確認できるという、なかなかの優れものです。

2016年11月 9日 (水)

11月6日、神保町

 「鉄」が神保町に行くといったら、99%目的地は決まっています。そう、書泉グランデの6階です。

Pb073081で、買ったのはこの2冊。鉄道車両年鑑は毎年買っているもので、仕事用の資料でもあります。今年は鉄道博が終わってバタバタしているうちに買いそびれていました。もう1冊の国鉄名車両は予定外ですが、バーゲン対象商品とかで定価2200円がたったの500円(いずれも税込み)になっていたので、ついでに買ってしまいました。

Pb073083この本、「原寸大公式パンフレットに見る」というサブタイトルのように、車両展示会などで配られたパンフレットを復刻したものです。昔(昭和40年代頃まで)は新車が出ると東京駅の7番線や原宿宮廷ホームで一般公開されることがありました。私も何度か行ったことがありますが、宮廷ホームでの展示は201系試作車の時が最後でした。

Pb073082対象はレールの上を走るものだけではありません。このバス、私も乗ったことがあります。トイレ付きのバスは恐らく日本で初めてのはずです。そのほか、懐かしい車両がいっぱい出てきますが、バーゲン対象になるということは売れなかったんですね。
  久しぶりなんで売り場を30分くらい見て回りました。業界の隅っこにいる私ですら、よくまぁこんなに「鉄」関連の本が出ているなと感心します。それはそれで結構なのですが、ある程度資料性の高い本であれば、著者を選ばないといけません。

Dscf3878体内の鉄分が濃くなったところで次の目的地へ向かいます。この日まで古本まつりが開催されているので、歩道はだいぶ混雑しているけど、着きました。書泉と神保町交差点の真ん中あたり、嵯峨谷という蕎麦屋です。

Dscf3881ここは石臼挽きの十割そばがウリ。味を試すならもり、というところなのですが、この季節なので暖かい天ぷら(かき揚げ)そばにしました。

Dscf3876400円也の天ぷらそば。かき揚げは玉葱と人参で、円筒形が少し崩れた恰好です。細切りの蒲鉾が特徴といえばいえなくもない。そばの味は、少しつるっとしていて、歯切れがいいかなという程度で、確かに十割は違う、というほどの差は感じられません。つゆは全部飲み干すと、やや喉の奥に引っかかる感じ。京急の駅めん屋と似た傾向です。食べたあと、普通のそばだと歯の隙間に少し残るのですが、それがなくて口の中はすっきり(ネギは引っかかった)でした。
*この界隈には以前紹介したいわもとQもありますが、私として嵯峨谷の方がお薦めです。

2016年11月 7日 (月)

11月7日といったら

 立冬、という答えは当たり前すぎます。

Dscf3253_3本来ならお祭り騒ぎになるはずでした。

Dscf3252市場前駅は2006年3月から開業しています。今もってゆりかもめの路線の中で乗降人員は最少です。

2016年11月 6日 (日)

地下鉄銀座線、部分運休

 昨日(5日)は西武鉄道横瀬の一般公開だったのですが、家庭内の事情で留守番を余儀なくされました。本日(6日)は昼頃から神保町へ買い出し。これは別ネタに取っておいて、そのあと、地下鉄銀座線部分運休の様子を見てきました。

Pb063036神保町から半蔵門線で三越前へ出て、銀座線に乗り換えます。同じ駅名でも結構連絡通路は長い。銀座線の改札にはこんな表示が出ていました。

Pb063041部分運休は渋谷駅移設に伴い、新ホームとなる部分の線路を切替るためです。土日の2日間、全日に及び、2週間後の19・20日にも行われます。

Pb063038浅草寄りは浅草~溜池山王間の運転で本数は平常どおり。

Pb063040車両の表示もLEDなら簡単に変更できます。

Pb06304801系の幕表示は貴重です。

Pb063053溜池山王から南北線、半蔵門線を乗継ぎ、青山一丁目に来ました。部分運休の案内はかなり徹底しています。

Pb063058青山一丁目~表参道間は2編成が約12分毎のピストン運転。車内の表示も表参道ゆきになっています。

Pb063062銀座線はホーム有効長がギリギリいっぱいの駅が多く、前面の撮影は苦労します。表参道は半蔵門線と同じホームなので、なんとか引きが取れました。LED表示は前面に露出を合わせるとオーバー気味で文字が滲んでしまうので、このカットはマイナス1段補正しています。

Pb063068半蔵門線に1駅乗り、渋谷の様子も見てみます。ヒカリエの3階からではよくわかりません。

Pb0630744階から眺めると、右側(浅草方面行き)の線路がずらされているのがわかります。左側の黄色い枕木の線路が南側(画面の左側)に移動しているのがわかります。

Pb0630788階まで上がると全体像が見えてきます。

Pc267959同じ8階から、2014年12月の撮影。2年弱でだいぶ変わっていますね。

2016年11月 4日 (金)

バスで関西往復(その3:ネタ拾い)

 28日は天気予報どおり朝からどんよりとした曇り。まともな撮影は期待できません。まずは梅田に出るため環状線外回りに乗ったら、西九条で103系のラッピング編成が中線ホームに止まっていました。桜島行きなのでそのまま乗り込み、次の安治川口で降りて戻って来るのを待ちます。

Pa282909いきなりUSJのラッピング編成が来ました。

Pa282911103系のラッピング編成(OSAKA POWER LOOP)は3本目に戻ってきました。

Pa282914ついでにまともな201系も。

Pa282915103系6M2TのSA02編成。もう1本のSA01編成は廃車前提で吹田工場に送られたらしい。

Pa282922西九条に戻ったら内回りを真田丸のラッピング編成が発車。レンズを標準ズームにしていたので、これが精一杯(だいぶトリミングしています)。

Pa282929梅田で阪急阪神1dayパスを買い、京都方面に向かいます。崇禅寺で高架化工事の様子を記録。

Pa282945淡路もだいぶ高架橋ができあがっているけど、ホーム部分は手付かずです。

Pa282939千里線に乗換えて2駅目の吹田へ。以前の阪急特集取材で気がついた、ちょっと気になる看板です。駅から100南へ、てmが抜けています。中薬というのは何のことなんだろう。

Pa282938駅の改札口は地下通路にあります。すぐ脇の広い道路を南へ。JRの線路をくぐって数分歩いて最初の信号の角に…。

Pa282937あったあった。これは広い道路に面した方。

Pa282935こちらが正面のようです。仰々しく株式会社と書いてあるけど、ごく普通の薬局のように見えます。私鉄の沿線にはその会社の名前を付けた商店がよくありますが、阪急ではなく新京阪としているのは、創業がその時代だったということなのでしょう。あるいは創業者が鉄道マニアだとか、新京阪とつながりのある人だったのかも知れません。

Pa282953京都線に戻り、次に下車したのはここ。嵐電の車庫を覗いてこようと思ったのですが、途中で雨がパラついてきたので、道半ばで引き返しました(傘は持っていたけど、広げるのが面倒なので)。この駅も改良工事が始まっていて、数年後には嵐電に近い河原町寄りにも改札口ができるそうです。

Pa282961せっかくなので河原町まで行き、地上に出たらこんなバスに出会いました。ハイブリッドではなく、完全な電気駆動のようです。前の出入り口のすぐ後ろに電池室と思われる囲いが見えます。

Pa282963特急で十三に戻り、宝塚線に乗り換えて石橋へ。この日の箕面線は2本とも5100系でした。撮影場所は桜井です。

Pa282974次の目的地は今津線。宝塚で乗換えです。ホーム端の複合ポイントも撮影しておきました。この日は6運用のうち2運用が3000系。西宮北口で乗った編成の後追いです。

Pa282975運よくその次も3000系でした。

Pa282978ついでに伊丹線も覗いてみました。ここはまだ3000系の天下です。写真の3052は前照灯がLEDに改造され、点灯するとロンパリになります。

Pa28298415時近くになり、腹も減ってきました。ラーメンが食べたかったのですが、なかなか駅の近くにラーメン屋が見つかりません。関西にも日高屋が進出してくれると便利なのに。ラーメンは諦め、塚口のホームにある喫茶店で「半熟卵と焼きチーズカレー」を注文しました。ミニサラダとコーヒーが付き、コーヒーはレギュラーカップ。本体の味もまずまずで680円はお値打ちものでした。

Pa282989腹ごしらえもでき、西宮北口でしばらく電車の観察。神戸市内の高架線開業80周年のヘッドマークを付けた編成が来ました。バッチリ撮れたと発車を見送ったら、梅田寄りのマークはデザイン違い。結局そちらは撮り逃がしました。

Pa282999この2本あとに来た1000系の普通に乗って三宮、後続の特急で新開地、さらに山陽の特急に乗り継ぎ、板宿で下車。1dayパスは神戸高速も有効です。で、賑やかな商店街を歩き、本日の目的地に到着。何度もお邪魔しているけど、日乃電として開店してからは初めてです。

Pa28300017時半頃なので一番乗りです。今年の2月に来た時、色紙の上のライトが直接目に入るので、なにか遮るものが欲しいねといったところ、洒落た遮光板が付きました。動輪とか「ゆうづる」のヘッドマークを抜いた余りものだそうですが、お客さんにも好評だとか。

Pa283003しっかり16番の模型も持って行きました。客車は日乃電の常備です。2時間ちょっとお喋りして引き揚げ。下戸なんであまり売り上げには貢献できなかったのが心苦しいところです。

Pa283004帰りは阪神電車で大阪市内に戻ります。ちょっとの区間だけど、新車の5700系に乗れました。袖仕切りの形が独特ですね。

2016年11月 1日 (火)

バスで関西往復(その2:103系追跡)

 鳳で腹ごしらえしたら快速で天王寺に戻ります。阪和線の快速はクロス車が原則ですが、関空対応なので片側は1人掛け、当然、扉脇の補助椅子もなく、座席数が少ないのが難点です。

Pa272795天王寺では駅の外に出て、阪堺電軌の様子を見てみます。線路関係はほとんどできあがっていました。軌道の両側に縁石があるので、実質的に専用軌道です。

Pa272811天王寺からは関西本線に乗車。擦れ違う普通は全部201系です。乗ったのが快速の高田行きだったので、そのまま高田まで乗り通します。王寺から高田までは和歌山線だったのですね。私はてっきり桜井線だと思っていました。ここで10分ほどの接続で桜井線経由の奈良行きに乗換えます。クモハ105-518-クハ105-8の2連で、クモハは2個パンタです。列車は和歌山~奈良間をロングランして、1時間に1本の運転。高田では進行方向が変わります。

Pa272821畝傍で最初の列車交換。Mc、Tcとも集中式クーラーなので、よく冷えそうです。

Pa272823次の交換は柳本。ここは奈良~桜井間の列車が加わり、1時間に2本となります。車両はクハが分散式クーラーなので、クハ104-551-クモハ105-517と特定できます。

Pa272832小一時間ほどで奈良に到着。1本おいたホームに奈良線の103系が到着しました。NS405編成で先頭はクハ103-186。

Pa272838乗ってきた105系が発車するところを1枚。完全な逆光なので、補正してもこの程度です。簡易冷房なので屋根上はすっきりしています。

Pa272840高架になった奈良駅の改札外に出るのは初めてです。柱や天井が寺の本堂みたいな造りになっています。

Pa272844昼飯用のパンを買い込み、ちょうど止まっていた221系のみやこ路快速に乗車。奈良~城陽間は快速と普通がそれぞれ30分ごとなので、撮影には少々効率が悪い。快速で城陽まで行き、その先は普通でロケハンすることにします。次の普通が来るまでの待ち時間に城陽で1枚。クハ103-246先頭のNS413編成です。

Pa272846

Pa272849_2城陽の次の新田が光線の具合もよかったので、ホームから奈良方面行きを狙います。上はNS409編成のクハ103-226、下はNS407編成のクハ103-216。近ナラの103系は体質改善40N車がなく、クハはすべて低運転台なので、国鉄時代の雰囲気が感じられます。

Pa272852昼間の運用はこんなものなので、次の103系に乗って京都に向かいました。戸袋窓がなく、シートの色が違いますが、ほぼ新製時のままです。

Pa272863京都からは新快速、関空/紀州路快速と乗継ぎ、もう一度阪和線を狙います。定番の浅香は若いのが群がっていたので、上野芝に変更しました。これは287系の「くろしお」。なんとも捉えようのない前面です。やはりこの部分にはヘッドマークが欲しい。

Pa272865

Pa272870写せた103系は2本。上はクハ103-842先頭のHK606編成、下はクハ103-148先頭のHK605編成。改造冷房車はだいぶ残り少なくなりました。2009年の時にはラッシュ時専用みたいだった6連が、昼間もかなり動いています。
 陽が低くなったので撮影は切り上げ、103系で熊取まで乗ってみました。しかしまぁ、快速の方が本数が多いのでやたら待避時間が長い。おまけに快速との接続タイミングを調整するためなのか、快速が発車しても暫く止まっています。帰りも103系に乗ったものの、あまりにもかったるいので、和泉府中から快速に乗換えました。

Pa272900暗くなった天王寺で103系、225系、223系の並びを写し、本日の撮影の締めとします。それにしても、もう天王寺の阪和線ホームから発着する特急は1本もありません。時代の流れといったらそれまでですが。

Pa272907しかし、駅そばはまだ健在です。ただし、「天王寺うどん」ではありません。JR西日本フードサービスネットが運営する「麺家」になっています。従来の業者を追い出すのはJR東日本のNREと同じケースですね。

« 2016年10月 | トップページ | 2016年12月 »

2023年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
フォト
無料ブログはココログ