11月6日、神保町
「鉄」が神保町に行くといったら、99%目的地は決まっています。そう、書泉グランデの6階です。
で、買ったのはこの2冊。鉄道車両年鑑は毎年買っているもので、仕事用の資料でもあります。今年は鉄道博が終わってバタバタしているうちに買いそびれていました。もう1冊の国鉄名車両は予定外ですが、バーゲン対象商品とかで定価2200円がたったの500円(いずれも税込み)になっていたので、ついでに買ってしまいました。
この本、「原寸大公式パンフレットに見る」というサブタイトルのように、車両展示会などで配られたパンフレットを復刻したものです。昔(昭和40年代頃まで)は新車が出ると東京駅の7番線や原宿宮廷ホームで一般公開されることがありました。私も何度か行ったことがありますが、宮廷ホームでの展示は201系試作車の時が最後でした。
対象はレールの上を走るものだけではありません。このバス、私も乗ったことがあります。トイレ付きのバスは恐らく日本で初めてのはずです。そのほか、懐かしい車両がいっぱい出てきますが、バーゲン対象になるということは売れなかったんですね。
久しぶりなんで売り場を30分くらい見て回りました。業界の隅っこにいる私ですら、よくまぁこんなに「鉄」関連の本が出ているなと感心します。それはそれで結構なのですが、ある程度資料性の高い本であれば、著者を選ばないといけません。
体内の鉄分が濃くなったところで次の目的地へ向かいます。この日まで古本まつりが開催されているので、歩道はだいぶ混雑しているけど、着きました。書泉と神保町交差点の真ん中あたり、嵯峨谷という蕎麦屋です。
ここは石臼挽きの十割そばがウリ。味を試すならもり、というところなのですが、この季節なので暖かい天ぷら(かき揚げ)そばにしました。
400円也の天ぷらそば。かき揚げは玉葱と人参で、円筒形が少し崩れた恰好です。細切りの蒲鉾が特徴といえばいえなくもない。そばの味は、少しつるっとしていて、歯切れがいいかなという程度で、確かに十割は違う、というほどの差は感じられません。つゆは全部飲み干すと、やや喉の奥に引っかかる感じ。京急の駅めん屋と似た傾向です。食べたあと、普通のそばだと歯の隙間に少し残るのですが、それがなくて口の中はすっきり(ネギは引っかかった)でした。
*この界隈には以前紹介したいわもとQもありますが、私として嵯峨谷の方がお薦めです。
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私も、その嵯峨谷に行きました。アジ定食500円だったかな?手打ち?のゆでたてそばをこの料金で食べられるのは魅力です。おいしいです。近くに餃子屋があるのですが、私にはそっちも魅力的です。
投稿: ほっちぼち | 2016年11月 9日 (水) 21時47分
ぼっちぼちさま、
麺は機械打ちだそうです。アジ定食だとかセットものが人気のようですね。神保町界隈は庶民にやさしい店がいっぱいあります。昔は天麩羅のいも屋なんかをよく利用しました。
投稿: モハメイドペーパー | 2016年11月 9日 (水) 22時26分
あっ、そう言えば私も買い忘れた、鉄道車両年鑑!
早速、近いうちに購入しましょう。
それにしても温かい蕎麦、いいですよね。
投稿: OER3001 | 2016年11月 9日 (水) 23時07分
自動車業界の隅っこにいる糸目ですら、よくもまぁ~こんとに「鉄」関連の本が出ているなぁ~( ´△`)と羨ましく成増。ココだけは出版不況と無縁じゃないのかしら?
駄菓子菓子!レヂにチーンしたくなる本は…
チ~ン( ノД`)
投稿: 糸目今日子 | 2016年11月10日 (木) 00時48分
OE3001さま、
鉄道車両年鑑は平積みでまだ10冊以上在庫しているので、綺麗なやつを選べます。
糸目今日子さま、
メガヒットはまず出ないし、月刊誌も目玉になるネタがありません。原稿料の切り下げも進んでいるし、先行きはかなり黒に近いグレーです。
投稿: モハメイドペーパー | 2016年11月10日 (木) 09時30分