関西本線のDD51
名古屋での一夜が明けた9月26日、本日の狙いはDD51とEF64なんですが、まずは関西本線でDD51を撮りまくり、時間が余れば稲沢あたりでEF64もと考えました。今日は撮り鉄なんで、しっかりとエネルギーを注入しておく必要があります。しかし、駅地下の飲食店はまだ開店していなくて、結局、ホームできしめんとなりました。この店、注文があってから揚げ物を揚げるのはいいとして、イカ天きしめん520円はちょっと高めの値段設定です。あつあつのイカ天はうまかったけど。
関西本線の貨物列車はコンテナ、石油、セメントの3種があり、セメント列車は富田~四日市間のみの運転。土地勘もないので、取り敢えず本数が稼げるこの区間を狙ってみます。乗った電車は8:44発の四日市行き307M、クモハ313-1313というおもしろい車号でした。313系でもワンマン仕様なので、運転室仕切りに運賃表と料金箱が付いています(写真は非ワンマンの状態)。
八田付近の高架線で近鉄をぶっちぎり!。 といっても相手は回送でした。
弥富の手前に信号場があり、ここで上りの快速みえを通すために数分停車。
弥富は上りホームが名鉄と共用です。当然ながら駅名標は表と裏でデザインが異なります。
富田に到着。お~、いたいた。セメント列車の先頭に付いているのはDD51 1802。冨田9:37発の5363レです。
跨線橋の上から1枚。こういう時、チルト式の液晶は便利です。
5363レは10分ほどで発車なので、駅から2つ目の踏切まで歩いて待ち構えます。このカマは今日1日、富田~四日市港間を行ったり来たりしていました。
富田に戻ると東藤原に戻るホキ1000の列車が待機していました。この列車、関西本線は夜間しか走りません。
三岐の貨物列車は大部分が重連です。左がED455、右がED451で、車体裾の丸みの有無、モニターの大きさが違います。ED451は自社発注、ED455は富山地方鉄道から譲り受け。どちらも台車はオリジナルではありません。
次の下り電車を待っている間に下りのコンテナ列車(2085レ)が到着。なんとも撮りにくい位置に止まりました。カマはDD51 889。
仕方なく、コンテナ車のブレーキ装置なんぞを激写します。
2085レが出発したあと、上り線をこんなのが通過して行きました。キハ11だから名松線か参宮線の運用車でしょう。
四日市に着いたのは10時半過ぎ。駅手前(名古屋寄り)のカーブがよさそうですが、上下線の間にロープが張ってあるのがどうも…。このDE10は愛知機関区への戻りらしい。手前の線路は石油基地への引込み線。
電車は朝夕に211系も入るけど、日中はこれだけ。まぁ、2個パンタなのでそこそこ絵になりますが。
四日市11:02発の5362レ。カマは先ほどのDD51 1802です。下り側ヤードから出発なのでクネクネとポイントを渡って行きます。
毎時1本の快速みえ。2両と思っていたら4両で来たので、ケツが切れました。
関西本線のハイライトはタキ10000を連ねた石油列車。これは11:30頃発車の5282レで、カマはDD51 1028+DD51 853。DD51 853はは数少ない原色車です。個人的には窓回りが黒い更新車も悪くないと思ってます。
ここで地元のファンに聞いた話しでは、タキ14両までは単機、それ以上は重連になり、有効長の制約から18両までだそうです。この列車は16両でした。これも地元の人しか知らないキハ25の回送。下りホームから発車し、上り線に渡って行きます。
12:04発のワイドビュー南紀4号は、上りホームに四日市折返しの普通が入っているため、下りホームから発車します。右端に待機しているのは12:44発の2080レ。
本日の南紀は7分くらいの遅れ。到着前から踏切りは閉まったままでした。下り線から上り線に入るところです。気動車はどうしても車体が汚れますね。
12:25、DD51 875が牽引する下り2089レが到着。
待機している2080レがトロトロと動き出しました。あれ、早発かと思ったら、数分してまたもとの位置まで後退。起動試験だったのだろうか。
12:44、2080レ出発。カマは先ほど2085レを引いてきたDD51 889です。
この列車は後ろにコキ200が連結されています。確か鹿島臨海に入るやつじゃないかな。
12:47着の5365レ。これは2080レと被る確率が高いそうですが、今日は南紀の遅れのおかげで適度な時間差になりました。
20分ほど前、石油基地に向かったDE10が、タンカーを引いて戻ってきました。
13:28着の79レ。シャッターを切るのが早すぎて、これでは重連なのがわかりません。
はい、このとおり、DD51 892+DD51 1803の重連です。
構内ではDD51 1801が入換え中。これは14:15発の5380レになります。
セメント、コンテナ、石油とひととおりの列車が撮れたので、ホームに戻ります。13:33発の5364レは上り側のヤードに据付けられていました。
タキ
1000043000の形式写真も押さえておきます。構内の外れにいたDD51 891は望遠で引きつけます。
先ほどの79レを引いてきたDD51 1803とDD51 892。DD51 1803はスノープロー付きです。
反対側のDD51 892。貸切状態の撮り放題です。
1画面にDLが4両入りました。
DE10はタキ2両に連結したところでひとまず休憩。乗務員も降りてしまいました。
ホームの先端は伊勢鉄道の乗り場になっています。車両はイセ1形。
誰もいないので車内を撮影しておきます。14:15発の5380レは前方から狙えないので、動画で発車のシーンを撮影しました。14:47着の5367レはウヤ。ここまでで撮影できたDD51は構図の善し悪しを別にして、853、875、889、891、892、1028、1801、1802、1803の9両。70年の人生でこれだけ集中してDD51を撮影したのは初めてです。
帰り道はまだ少し時間が取れそうなので、桑名で近鉄に乗換え。以前にも撮影したことがある弥富の上りホームで最後の一仕事です。午後なら大丈夫と思っていたのですが、15時過ぎてもまだ側面に陽が回りません。
1000系は2200系のモーターを転用した非冷房車として登場しました。光線がよくなるまで待てないので、30分足らずで切り上げます。このあと、近鉄名古屋をスイカで出ようとしたら撥ねられました。桑名は中間改札なしだったのでどうかなと思ったのですが、やはり対応していないようです。
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富田駅の跨線橋懐かしいです。
国道1号線側の出口は改札が無く某社に行くには
大変便利な跨線橋でした。
投稿: ぬか屋 | 2016年10月 1日 (土) 22時49分
ぬか屋さま、
かなり年代物の跨線橋ですが、今でも職員用として使っているようですね。
投稿: モハメイドペーパー | 2016年10月 1日 (土) 23時44分
私ならイメージだけで塩浜に行きそうです、近鉄もありますし。
でも、あそこまで行ってしまうとJRの旅客はないし、DLや貨物列車も限られてしまうということですかね。
投稿: シグ鉄 | 2016年10月 2日 (日) 11時09分
シグ鉄さま、
塩浜だと石油列車だけしか撮れないし、沿線の足場もあまりよくないようです。次に狙うとしたら、四日市港への途中の可動橋ですね。
投稿: モハメイドペーパー | 2016年10月 2日 (日) 12時28分
うはー、まさにDD51ざんまい。64とともに今ナゴヤ大注目ですね
行くときは参考にさせていただきます〜
投稿: 青春M | 2016年10月 3日 (月) 22時11分
青春Mさま、
DD51はなんのかんので、おちおち昼飯食べていられないくらい来ますよ。でも、最後は電車で口直ししたくなります。
投稿: モハメイドペーパー | 2016年10月 3日 (月) 23時23分