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2016年7月に作成された記事

2016年7月31日 (日)

世界鉄道博の舞台裏

  1. 今月16日に開幕した世界鉄道博も3週目に入りました。ウリものの鉄道模型は毎日順調に走り回っているように見えますが、もうかなりトラブルが続出し、水面下では連日修理や調整に追われています。HOゲージでは運転不能になった動力車の大半がトミックス製品だとか。

    Dscf2982_2Oゲージはポイントとそれに付帯するSカーブに悩まされています。ヤードへの出入りで6番ポイント2箇所を通過する新幹線0系。1/45だから1両の長さは55cmを越えていますが、ドローバーなのでなんとか通過します。

    Dscf2996同様に6番ポイントを通過するスイスTEE(ゴッタルド)。1両の長さは新幹線と同じくらい。ケーディカプラーですが、6連の中間が動力車なので、脱線せずに通過します。

    Dscf2990アメリカ形のブースは本線のポイントが8番(機関車の位置)。しかし、ヤード内は6番なので、推進で入る時はかなり緊張します。あまりスピードを落としすぎず、一定の速度で通過するのがコツです。貨物列車は矢印の所が最後尾。ヤードでは2本に分割して収容します。

    Dscf2993問題はヨーロッパ形の機関車牽引列車。大部分は実物に忠実なピンリンク式カプラーと、実際にバネで伸縮するバッファーを備えています。このバッファーが曲者で、推進でカーブにかかると一旦左右に外れ、戻るとき逆に食い込んで、最悪の場合は客車を横転させてしまいます。
     対策としてバッファーを縮めてみましたが、リンク式カプラーは突っ張れないので、結局バッファー同士が当たってしまいます。

    Dscf2992原模型の一部には、こんなカプラーが付いています。これなら推進でも車両間隔は一定になるので、バッファーを引っ込めるか、撤去しておけば脱線しません。

    Dscf3038そこで、これを簡略化したドローバーを作ってみました。0.8tの真鍮板を4mm幅に切ったもので、穴の間隔は20mm、25mm、30mm。20mmと25mmで大体は間に合うはずです。

    Dscf2999連結してみました。Sカーブではこのくらい斜めになりますが、バッファーの間隔は十分にあり、安心して通過できます。ただし、車両によりバッファーの出っ張りに差があるので、ケースバイケースの対応が必要です。

    Dscf3041真鍮板1枚ではぎくしゃくした時に浮き上がることがあるので、錘を付けました。4.4×6.3の角棒を6mmに切ってハンダ付けしたものです。目方は計っていませんが、そこそこの効果はあります。

    Dscf3036これで一件落着と思ったら、右側のスイス蒸機に牽かれる客車に問題がありました。

    Dscf3033ご丁寧に伸縮機構を備えていて、カプラーが大きく首を振ります。

    Dscf3059これが推進時にも作用してドローバーがかなり斜めになり、先ほどの蒸機では小さめで軽いテンダーがカーブの外側にはじかれてしまいます。対策として少々乱暴ですが、瞬間接着剤で左右の動きを封印しました。これでバッファーに関するトラブルは収まりそうです。

2016年7月29日 (金)

根岸線(桜木町~磯子)開通の日

 1964(昭和39)年5月19日、国鉄根岸線の桜木町~磯子間が開通しました。実質的には京浜東北線の延長ですが、これは運転区間を表す通称なので、東海道線からはみ出た部分が新たな線名区分として根岸線になったわけです。
 私はこの年に大学生となり、やっと大学のペースにも慣れて来た頃、早い話、サボリのコツなんかもわかってきました。5月19日は平日で、恐らく1限目の授業に出てから小田急、相鉄を乗り継いで根岸線に向かったようです。

640415_0013_0001まずは根岸で下車。やっと駅だけができたという感じです。

640415_0013_0002これは根岸の跨線橋から磯子方向を写したものでしょう。先頭はクモハ73のアコモ改善車のようです。バックに根岸線開業を祝うアドバルーンがいっぱい上がっています。
640415_0013_0005まだ終点だった磯子。横浜線から乗入れた短い編成が止まっています。手前からクモハ60-サハ17-クハ79-クモハ73で、中間にクハ79が入ったイレギュラーな編成です。

640415_0013_0006磯子駅の正面。根岸よりは駅前も整備されていますが、大きな建物はありません。

640415_0013_0004磯子に到着する列車。先頭はクハ79形300番代です。まだ戸袋窓に保護棒が2本ずつ付いています。

640415_0013_0003ホームに停車中のクモハ73。この頃は幕板に京浜東北というプレートが付いています。根岸から磯子あたりは埋め立て地ですが、まだ今ほど埋め立ては進んでいなくて、電車の後方に船が見えています。

640415_0024_0006これも磯子でしょう。シャッター切るのが早かったのではなく、根岸線開通という看板を入れてみたかったのです。先頭は元クロハだったクハ55。京浜東北線に最後まで残った戦前形です。

640415_0024_0004戻りながら所々で途中下車しています。右手が関内駅。

640415_0024_0003伊勢佐木町の商店街も根岸線開通を祝っています。

640415_0024_0002左が桜木町です。

640415_0024_0005上の写真に見えている橋から関内方向への後追い。桜木町から石川町付近までは大岡川の水面に橋脚が建てられました。後に川は埋められ、高速道路が走っています。

640415_0024_0001桜木町駅前で市電と東急7000系のツーショット。421号は横浜市電で最後まで残っていた木造、ダブルルーフの単車です。

640415_0029_0005野毛の商店街で、桜木町駅前からそう遠くではない所でしょう。根岸線開通のアーチがあるので撮りました。市電は1500形。

2016年7月22日 (金)

JORC例会

 海の日の前の日曜日、17日はJORC(日本0番鉄道クラブ)の例会でした。ここ数年、7月例会は目黒区民センターで開催していたのですが、2部屋続きで予約を取るのがむずかしいので、今回は場所を神奈川県に移しました。

Dscf2046アートフォーラムあざみ野、名前のとおり東急田園都市線あざみ野駅から徒歩7~8分、ちょっと上り下りがあるものの、駅からは1本道です。渋谷から30分もかからないし、新横浜からも地下鉄で16分ほど。関西から来る会員にも便利な所です。

Dscf29389時半すこし前に着いたら、すでにレールは8割方敷き終わっていました。レールは会員のS氏が個人用に製作したもので、昨年から数回、この場所で運転会を開いています。
 10時前から運転が始まりましたが、これ以後、無精して写真は撮っていません。私はモーターを並列にして抵抗をかませたEF65の試運転。テスターで少し精密に電流を計ってみました。結果は単機で300mA前後、ボギー貨車7両を牽いて加速時のピークが550mAくらいでした。モーター1個あたりだと140mA弱で、電圧は最大10Vとすれば、消費電力は1.4Wとなります。ウエイトを積み、さらに重い列車を牽かせても、200mA程度で収まりそうだから、5W型の抵抗で十分余裕があります。
 ということで、例会から帰ったEF65は、そのまま箱入り息子状態になり、しばらく放置されます。

2016年7月20日 (水)

今津線の小型車など

 青春Mさんのブログに取り上げられた阪急今津線宝塚南口の鉄橋、昔(昭和39年)に見た時はもっと低かったと思い、その写真を探してみました。しかし、肝心の写真は1枚だけしかありません。これでは恰好が付かないので、少しオマケをつけて膨らませます。

640819_0021なにやら保存車両のようですが、正雀じゃありません。今はなき宝塚電車館で、車両は箕面有馬の1形。阪急電車の元祖です。これは鉄道友の会阪神支部主催の関西鉄道を巡る2日間バスハイクに参加した時の1日目で、このあと、夕暮れの蓬莱峡を通って有馬温泉に向かいました。

640819_0022こちらは新京阪のデロ。なんちゅう撮り方しとんねん、といわれそうですが、レンズ交換のできないカメラではこうしか撮れなかったのです。

640819_0024何故か京都のN電もいました。

640819_0020この頃から台車マニアでした。1形に使われていたブリル27-Eなんとかですね。

640819_0032翌日は神鉄に乗って山を下り、須磨浦公園で撮影タイム。カメラの具合がおかしくなり、光線引きです。緩行電車の頭2両はクモハ54か51です。このあたり、昭和39年にはまだ複々線になっていなかったのですね。

640920_00062日間のツアーが終ったあとは単独行動。この日は能勢電を回ってから宝塚南口に来たようです。最初からここを目指したのではなく、なんとなくよさそうと思って降りたのでしょう。車両は500-300-500の3連固定に両運の320形が2両付いた5連。500形は宝塚寄りがパンタなしなんで、T車は右から2両目の300形だけです。
 それにしても小型車がうじゃうじゃいたのに、たった1枚しか撮っていないなんて、なんとも勿体ない。でも、当時はフィルム代の方が勿体なかったのです。

640920_0019そのまま今津線で南下し、有名な西宮北口に来ました。流石にここは1枚だけ、なんてことはありません。1枚目は神戸線下りホームから。向こうに見えている上りは1010系の5連で、先頭は1014です。

640920_0020今津線のホームに移りました。梅田行きの1014がクロスを渡って行きます。

640920_0021神戸線上りホームから。下りは停車中の普通の後ろに特急?が近づいています。この日の撮影はここまで。

2016年7月19日 (火)

VHSの終焉

 ビデオテープという記憶媒体の登場は、そんなに昔ではありません。磁気テープはもっと昔のテープレコーダーからお馴染みで、音を記録するのも動画を記録するのも原理的には同じ。ただ、記憶容量が桁違いなので、どうしても音だけのカセットテープに比べ、ビデオカセットは大型になります。今や一般用のビデオは記憶媒体がSDカードなんかになり、カメラ(再生機も兼ねる)はすごく小型化されています。
 という前置きはさておき、7月15日付けのニュースで、ビデオデッキの生産が7月いっぱいで終了と報じられています。確かに家電メーカーの製品カタログにも、ビデオデッキなんて載っていません。でもまだ船井電機が細々と生産していて、これがついに7月いっぱいで打ち切り。当分の間、アフターサービスは続けられるそうです。

Dscf2958で、そのVHSビデオデッキ、我が家にも1台あります。仕事絡みで鉄道関係のデモテープなんかをもらうことがあったので、これのチェック用にと一番安いランクのものを買いました。使用頻度が低いので、機械自体はあまり傷んでいません。

Dscf2959一世を風靡したビデオカセット。この大きさが私にとっては致命的です。収納にも嵩張るし、これをセットした馬鹿でかいカメラを持ち歩く気にもなりません。

Dscf2964せっかく出したので、デッキにセットしてみました。すぅっと自動的にカセットがセットされるのが、その当時はものすごいメカのように思えました。

Dscf2962しっかり再生されていて、まだしばらくは使えそうです。ただし、長時間ものほど見たあとの巻戻しが面倒ですね。全盛期には裏ビデオなるものがあったそうですが、残念ながら我が家には存在しません。

2016年7月15日 (金)

世界鉄道博2016、明日開幕

 すでに首都圏の駅などの広告でご存知かも知れませんが、明日、世界鉄道博2016が開幕します。場所はパシフィコ横浜・ホールA、期間は9月11日までの長丁場です。
主催:読売新聞社、BS日テレ、企画協力:原鉄道模型博物館、以下、後援には国土交通省、神奈川県、横浜市、tvk(テレビ神奈川)、FM横浜などが名前を連ねています。
 原鉄が絡むということはOゲージの運転もあるわけで、芋蔓式に私も運転や車両整備に狩り出されることになりました。

Dscf28717月5日、JORCのレール一式を会場に搬入。すでに基礎工事が始まっています。ここは呼び物のひとつである28本のHOゲージエンドレスが走る台。半島状の3ブロックで、中央の出っ張りが運転室です。

Dscf2862運転室の中(裏)側。お客さんは見られない部分です。

Dscf2883台の高さは子供の目線を考えて45cm。下はこんな風になっています。

Dscf2876レールが運び込まれました。ある程度のブロックに分け、5月の連休明けから敷き始めています。

Dscf2886Oゲージのレール敷きは7月11日。我が家のB凸電機で試運転です。Oゲージのブースは3箇所あるので、あとの2箇所はJORC関西のレールを使います。

Dscf290312日はデジカメの電池切れでほとんど撮影できず、13日は私が休み。14日になるとほかの部分もだいぶ形になってきました。入り口の正面にデーンと控えているパネル。写っているのはいずれもOゲージの車両です。

Dscf2904そしてこの人もご挨拶。展示している模型の8割くらいは原信太郎氏のコレクションです(HOの走行模型を除く)。

Dscf291228本のエンドレスが入り乱れるシャングリ・ラ鉄道。これは右側。

Dscf2913中央、一番高い所が新幹線で、E5系と0系が走ります。

Dscf2915左側。色分けは特に意味はありません。鉄道に国境はない、という原信太郎氏の信念に従い、日本型のほかアメリカ、ヨーロッパの車両も走ります。

Dscf2905運転室内部、パワーパックが28個並んでいます。脱線なんかの場合、それがどのパックなのか、瞬時に判断できるようになるまでには、もう少し時間が必要です。

Dscf2927訓練中なので運転室は満員ですが、本番では中に2人、外からの監視2人となります。

Dscf29301週間ほど走らせていると、早くも就労拒否をする車両も出てきています。動力車の位置を変えてみたりとなんとかなだめても、明日になったらまた風向きが変わってしまうかも知れません。

Dscf2916Oゲージは今のところなんとかいけそうです。日本の車両は新幹線0系と500系、151系、京急1000形、京成AE形(初代)などがスタンバイ。

Dscf2918アメリカの車両はまだ動力車が揃っていません。本番ではもう少し賑やかになります。

Dscf2933ヨーロッパの車両はTGV、ドイツとスイスのTEE、ワゴンリ客車など、一番充実しています。

Dscf2921子供に一番受けるのはこれでしょう。

Dscf29225インチの電動列車は鉄模連が担当。本職の運転士が職務をサボッて(?)乗務します。
 まぁ、こんなところで、車両よりも面倒見る人間の方が2月持つかどうか心配です。なにせほとんどが前期高齢者以上の集団ですから。

2016年7月13日 (水)

祐天寺の近況

 東急電鉄東横線の祐天寺、ここは私の母方の親戚があったので、子供の頃は結構乗り降りした記憶があります。もちろん地平で、5000系(青ガエル)が停車する寸前に、ブレーキシューをヒビらせていました。
 最近は東横線に乗っても通過するだけの祐天寺ですが、2014年から通過線を新設する工事が始まっているので、数日前にその様子を見てきました。写真はすべて上りホームから撮影しています。

P7031623横浜方面を見たところ。下り線にはポイントが挿入されているし、上りホームの下には新しい上り線ができています。

P7031622工事の概要図。上り線の高架を部分的に少し膨らまし、下り線はホームをちょっと削り、それで浮いてスペースに通過線を1本新設、という手順のようです。通過線は上下共用ですが、ポイントの直線側を通過できるのは上り線。これで朝ラッシュ時の団子運転解消となるのでしょう。

P7031626上りホームの上にはもう架線が張られています。この部分のホームは用地がないので廃止となり、渋谷寄りに少しずれることになります。

P7031634小手指行き通勤特急が通過。新しい通過線はこれより少し左に寄ります。

P7031633渋谷寄りのホーム端。こちらは2両分くらい延長されています。

P7031632電車がいないところを眺めてみると、上下線とも赤丸の箇所にポイントが挿入されています。この工事の完成は2016年度内、2017年3月とアナウンスされているので、その時には東横線と関連線区のダイヤ改正が行われるのでしょう。

2016年7月10日 (日)

こんなものが…

 6月の初め、我が家に荷物がひとつ届きました。

Dscf2804長い方が約60cm、見た目ほど重くはありません。

Dscf2805蓋を開けると、また箱が。こういう縦横比だと、中身は大体見当がつきます。

Dscf2806出てきたものはこれ。0番サイズの客車で、奥からスハニ35、スハ44、マイテ49です。見てのとおりブリキ製で、マイテだけ屋根が木製です。

Dscf2809マイテの展望デッキ部分。結構よくできています。雨樋のカーブはちょっと盛り上がり過ぎですね。実はこれ、5月の芦屋運転会の時、枚方のブリキ大王様から「色塗って欲しいンやけど」と頼まれたのです。帰り際に晩飯奢ってもらったんで、断るわけにはいきません。「塗るだけでええから」というものの、例によってスハ44の雨樋は位置がおかしいし、そのほかにももう少しハンダを流しておきたい箇所がいくつもあります。

Dscf2811色見本として入っていたスロ60。ブドウ色1号なのでこれと同じに調色するのも大変だし、剥がしてほかのと一緒に塗り直した方が、見た目はよくなるでしょう。

Dscf2815さらに「1両だけ組んでないのがあるよって、そいつも箱にしたって」といっていたのがこれ。いやぁ、ほんとにバラキットです。形式はマシ35ですが、調理室部分の窓割りが少し違うような気もします。それに屋根のカーブが全然合っていません。このクセ直しは真鍮よりやりにくそうです。
 実は明日からほぼ2カ月間、模型のイベントのアルバイトがあるので、この夏はあまり体の空きがありません。なんとか隙を見付けてこのバラキットを組み、ブトウ色1号を吹けるのは、残暑も収まった頃になりそうです。

2016年7月 4日 (月)

みっくちゅじゅーちゅ

 出先でなにかとお世話になるのが道端の飲料水自販機。ひと昔前なら100円玉ひとつで用が足りたのですが、最近は120~140円くらいが相場になっています。とはいえ、少し足で稼げば、価格破壊の自販機もみつかります。

Pc070427_2これは地元の高円寺駅近くにある自販機で、缶だけでなく500mlのペットボトルも100円というのが嬉しい。スーパーでも税込みだと99円くらいだから、場合によってはレジに並ぶ時間が節約できます。

Dscf2857この自販機には関東圏ではマイナーな銘柄も入っています。なんだかふざけた名前ですが、関西の人にはお馴染みですね。

Dscf2858メーカーはサンガリア。以前、「いちにーサンガリア、にーにーサンガリア」なんてCMソングを聞いた覚えがあります。決して洗練された感覚ではないところが、いかにも関西らしい。大メーカーのように全国展開しない分だけ卸値も安いのか、関西でも格安自販機でのシェアが高くなっています。
 この会社、創業は1951年で、みっくちゅじゅーちゅは2001年から発売。みっくちゅじゅーちゅそーだ、みっくちゅじゅーちゅまんごーなどのバージョンもあるそうです。さらに関西独特の「ひやしあめ」(あめゆ)なんて製品もありますが、まだ東京では確認していません。

2016年7月 2日 (土)

スルッとKANSAI 今年度で発売終了

 今時は電車に乗るのもほとんどがカードを改札機に「ピッ」で用が足ります。そのカードの先鞭をつけたのが「スルッとKANSAI」なんですが、最近はいろいろと事業者に都合のいいシステムが開発され、ついにオレンジカードと同じ道を辿ることになりました。7月1日付けのプレス発表によれば、2017年3月31日限りで発売停止、2018年1月31日限りで使用停止となるそうです。

Dscf2852これらは私が関西方面に出向いた時によくお世話になったものです。いわゆる企画ものですが、何社にも跨がって広い範囲で使えるというのは関東にはありません。下の2dayチケット、3dayチケットなんかは、JR以外のほぼ全ての鉄道に乗れるという優れものです。
 単純なプリペイドカードの使命は終わったかも知れないけど、こういうお得なきっぷはなんとか存続して欲しいところです。

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