世界鉄道博2016、明日開幕

　すでに首都圏の駅などの広告でご存知かも知れませんが、明日、世界鉄道博2016が開幕します。場所はパシフィコ横浜・ホールＡ、期間は９月11日までの長丁場です。
主催：読売新聞社、ＢＳ日テレ、企画協力：原鉄道模型博物館、以下、後援には国土交通省、神奈川県、横浜市、tvk（テレビ神奈川）、ＦＭ横浜などが名前を連ねています。
　原鉄が絡むということはＯゲージの運転もあるわけで、芋蔓式に私も運転や車両整備に狩り出されることになりました。

７月５日、ＪＯＲＣのレール一式を会場に搬入。すでに基礎工事が始まっています。ここは呼び物のひとつである28本のＨＯゲージエンドレスが走る台。半島状の３ブロックで、中央の出っ張りが運転室です。

運転室の中（裏）側。お客さんは見られない部分です。

台の高さは子供の目線を考えて45cm。下はこんな風になっています。

レールが運び込まれました。ある程度のブロックに分け、５月の連休明けから敷き始めています。

Ｏゲージのレール敷きは７月11日。我が家のＢ凸電機で試運転です。Ｏゲージのブースは３箇所あるので、あとの２箇所はＪＯＲＣ関西のレールを使います。

12日はデジカメの電池切れでほとんど撮影できず、13日は私が休み。14日になるとほかの部分もだいぶ形になってきました。入り口の正面にデーンと控えているパネル。写っているのはいずれもＯゲージの車両です。

そしてこの人もご挨拶。展示している模型の８割くらいは原信太郎氏のコレクションです（ＨＯの走行模型を除く）。

28本のエンドレスが入り乱れるシャングリ・ラ鉄道。これは右側。

中央、一番高い所が新幹線で、E5系と０系が走ります。

左側。色分けは特に意味はありません。鉄道に国境はない、という原信太郎氏の信念に従い、日本型のほかアメリカ、ヨーロッパの車両も走ります。

運転室内部、パワーパックが28個並んでいます。脱線なんかの場合、それがどのパックなのか、瞬時に判断できるようになるまでには、もう少し時間が必要です。

訓練中なので運転室は満員ですが、本番では中に２人、外からの監視２人となります。

１週間ほど走らせていると、早くも就労拒否をする車両も出てきています。動力車の位置を変えてみたりとなんとかなだめても、明日になったらまた風向きが変わってしまうかも知れません。

Ｏゲージは今のところなんとかいけそうです。日本の車両は新幹線０系と500系、151系、京急1000形、京成ＡＥ形（初代）などがスタンバイ。

アメリカの車両はまだ動力車が揃っていません。本番ではもう少し賑やかになります。

ヨーロッパの車両はＴＧＶ、ドイツとスイスのＴＥＥ、ワゴンリ客車など、一番充実しています。

子供に一番受けるのはこれでしょう。

５インチの電動列車は鉄模連が担当。本職の運転士が職務をサボッて（？）乗務します。
　まぁ、こんなところで、車両よりも面倒見る人間の方が２月持つかどうか心配です。なにせほとんどが前期高齢者以上の集団ですから。