JORC関西の運転会に参加（その２Ｂ）

　午後の撮影地は三本松～室生口大野間。大和八木で途中下車して腹ごしらえと思ったのですが、駅前にはこれといった店がなく、駅構内のちょっと洒落たパン屋でパンを買い、電車の中で昼食としました。ロングシートだけどガラ空きなんで、特に問題はありません。

大和朝倉で特急待避中に擦れ違った5820系。いわゆるシリーズ21というやつですが、大阪線はこれが２本と２連の9020系が１本のみ。一応、各線区に入れましたというお義理配置です。

三本松に到着。この駅に降りるのは２度目です。無人駅で、１時間に３本、榛原～榊原温泉口間が各停となる急行が止まります。奈良県宇陀市なんだそうで、初めて聞く地名です。

やっと車が通れるくらいの道を室生口大野方向に歩きます。こういう造りの家は新幹線で滋賀県に入るとよく見かけます。

10分弱で線路をくぐります。撮影地はぐるっと回ってほぼ線路と同じ高さになったあたり。

途中でサイドビューが撮れますが、ややまとまりが悪い。

駅から15分弱。雑誌で何度か見た景色が広がります。まだしっかり立ち位置が決まらないうち、21020系アーバンライナーnextが通過。少しシャッタータイミングが遅かった。
　私、この場所は線路の南側と思っていたのですが、実は北側なんです。線路が南西から北東に走っているので、午後になると大阪に向かう列車が順光になるんですね。

21000系アーバンライナー。標準ズームで手前の棚田を入れてみた。

2610系＋2410系、オール抵抗車の急行。やや線路に近づき、望遠ズームで少し引きつけました。

22000系の新塗色編成。ここは列車の接近がわかりにくいのですが、何本か撮るうち、赤丸の所の踏切作動表示灯が点灯すれば上り（伊勢中川方面、画面の右から左）接近、下り（大阪方面）は矢印のあたりで三本松を通過する列車が見えることがわかりました。

撮影場所は道端で日も当たるので、少し線路寄りに移動しました。左の建物は農家の物置のようで、厳密にいえば私有地なのかも知れません。ちょっとの間、地面を拝借。もちろんゴミなんかを捨てたりはしません。
　人も車もほとんど通らず、次々に来る電車を眺めていると、時間がたつのを忘れます。

5800系の急行。大阪線は６連２本の配置で、昼間もロングシートで使用しています。

22600系、通称スズメバチ。４連固定は２本のみで、阪神にも乗り入れます。

22000系の２＋４。肩が張った車体断面が特徴です。

復活特急色の5200系。午前中の上りを撮りたかった。

12400系。ブルーリボン賞受賞のなかでは最も特徴のない形式です。

21000系アーバンライナー。８連は見応えがあるけど、この場所では６連が一番扱い易い。

23000系伊勢志摩ライナー。赤いのは昨日、伊勢中川で出会ったきりでした。

昔はスナックカーと呼ばれた12200系。もうスナックコーナー付きの車両はありません。

22000系＋12200系。車体断面が違っても幌はつながります。

1400系（界磁チョッパ）＋1437系（VVVF）の併結。抵抗車が入らない６連は珍しい。

16時20分頃、京都行き「しまかぜ」が通過。これで撮影は終了します。駅に向かって歩いていたら、線路をくぐるあたりで赤い伊勢志摩ライナーが通過して行きました。
　このあと、一気に阪神、神戸高速、山陽と乗り継いで板宿まで行ったのですが、お目当ての日乃電には「22日まで臨時休業」の貼り紙が出ていました。次の日に聞いたところでは、21日がご子息の結婚式だったとか。確認しないで行った私が迂闊でした。