今年も懲りずにトレインフェスタ
17回目となった日本最大の鉄道イベント、トレインフェスタのレポートです。本番は14・15日ですが、事前準備のため13日の9時30分、自宅付近から運送屋の軽トラに便乗し、静岡とは反対方向の稲毛に向かいます。ここでレールなどの機材一式を積込んでUターン。首都高、東名経由で15時少し前、グランシップに到着しました。運送屋は同い年の鉄仲間なので道中も退屈しませんが、軽トラで5時間半はエコノミークラス症候群寸前というところです。すでにJORC会員3人が先着しているので、早速線路敷きにかかります。今年はデコラ張りの机でしたが、前面とヤードはグリーンのマットを敷きます。17時前には試運転も終わり、私はそのまま前夜祭に出席。会費2000円だから、ちょうどほろ酔いくらいでお開きになります。
開けて14日も晴天。9時すぎに会場入りします。
オープン30分前のJORCブース。昨年と同じ位置です。
同業のOスケールワールドは規模を縮小し、3線式のエンドレス2本のみ。JAMの予行演習というところか。
9時45分頃から開会式。館長のテープカットで近鉄アーバンライナー(トレインフェスタ用特別色)とC56形3重連の12系客車が走り出しました。
10時に開館しても、お客さんがJORCのブース付近に来るまでは少し時間差があります。写真は10時11分。まだ余裕で待機しています。
10時30分、だいぶ賑わってきました。
子供に人気があるのはこれ。ねこバスは体験運転用です。
体験運転は手回し発電機でねこバスを走らせます。小さい子供が多いので踏み台を用意したのは正解でした。
となりの名古屋鉄道模型クラブ(NMRC)もOとOJのエンドレスが敷かれ、OJは名鉄が勢揃いしています。
ライブスチームも好天に恵まれて2日間フル運転。今年は電動モノがなく、蒸機列車が6本続行して盛大に煙を吐いていました。その煙が風の加減で館内にも流れ込み、入り口(写真の後方)に近いJORCブースにも石炭の匂いが漂っていました。
会場全景の俯瞰撮影。中央手前が静岡HOクラブ、JORCは奥の赤丸のところです。
手前がJORC、左奥がOスケールワールド。中央奥のモデル アイゼンバーンクラブは妙にだだっ広いだけで、説明もなにもありません。公開行事に出てくる意味ないじゃないか。
今年初めてJORCブースを反対側から見てみたら、机の下に押し込んだガラクタが丸見えなことに気がつきました。来年はもう少し考えないといけないかな。
1日目が終わり、まだ明るいので静鉄の長沼車庫を覗いてみました。デビューしたばかりのA3000形(写真中央)は14・15日の2日間、車庫で展示されて営業運転には出ません。
東静岡駅の北側広場ではこんな催しもやっていました。本場のビールが飲めるけど、グラス1杯1000円見当なのでパス。
今年はJR東海ツアーズがトレインフェスタとホビーショー見学のツアーを企画し、JR東海が協賛して「トレインフェスタ号」という臨時急行が運転されました。写真は東静岡9時38分着の「トレインフェスタ1号」。とな会の会長も撮影しています。
ヘッドマークは特製。車体横の表示は臨時でした。
このツアーには名物駅弁の引換券(1000円分)がついているので、例年なら13時過ぎても残っている駅弁が、13時前にほぼ売切れになりました。私も14日には買いそびれたので、15日はオープン前に買っておきました。
15日は15時30分で閉館。最後の10分間はねこバスとドクターイエローが追いつ追われつで幕となりました。今年の入館者数は昨年より大幅に伸びて3万4000人だとか。これで来年の開催も間違いなしです。
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鉄道会社も巻き込んでなかなか壮大なんですね。結構知人も参加してるようですから、来年は是非!
投稿: Cedar | 2016年5月18日 (水) 20時31分
バブルの勢いで作った箱物をどう活用するか、というのがこのイベントの発端です。今やホビーショーと静鉄の車庫公開も同時開催にして、静岡県も後押し。儲かる話しならJR東海も乗ってきた、というところです。
初回から参加のクラブはだいぶ高齢化が進んでいますから、顔合わせはお早めに。
投稿: モハメイドペーパー | 2016年5月18日 (水) 22時19分