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2016年5月23日 (月)

京急、各駅停車の旅(その1)

 シグ鉄さんが原鉄道模型博物館においでになった時、京急の株主優待乗車証をいただきました。

P5181160有効期限が5月31日までなので、そろそろ使わないと無駄になってしまいます。三崎のマグロを食べに行くのが順当なところでしょうが、それでは正攻法すぎてつまらん。どうせ1日つぶすなら、品川から浦賀までを普通列車で乗り通してみようという、なんとも非生産的なことを考えつきました。

P5181076実行したのは5月18日。事前に東京時刻表(交通新聞社発行)で調べてみると、品川~浦賀間は2時間くらいかかるらしい。この1本前は金沢文庫で車両交換となるので、1本の列車に乗り通すことに拘り、10時59分発に乗ります。

P5181078乗ったのはこれ。800形を期待したけど、1500形でした。一番前の助士席側に陣取ります。以下、その1では待避設備のある駅のみをアップします。

P5181086最初の待避駅は鮫洲。外側が通過線で、ホームも上下が約1両分くらいずれています。羽田空港行き快特を待避。

P5181089平和島は標準的な待避駅の配線。三崎口行き快特を待避します。上り線には1本だけになった2000形の4連が停車中。

P5181092京急蒲田では羽田空港行き快特と接続を取るため3分ほど停車。前方にいる蒲田止まりの列車は、快特を待っているうちに発車して行きました。

P5181097京急川崎では先行した蒲田止まりの回送列車が引上げ線に入って停車しています。ここでは左側の4番線に入り、快特とエアポート急行を待避。

P5181103京急鶴見は上り線のみ、待避線があります。

P5181104生麦は下り線のみ待避可能。直進側に残っている本来の下りホームは使用停止です。ここのポイントはよく見るとノーズ可動式になっています。快特を待避。

P5181108神奈川新町ではエアポート急行と快特の待避で6分ほど停車。急行待避ですぐ発車しても南太田まで逃げ切れないので、2本まとめての待避になります。

P5181124南太田は中2線が通過線。ホームは6両分ですが、副本線自体は8両分の有効長があります。エアポート急行と快特を待避。

P5181127上大岡はエアポート急行が快特を待避するので、普通は待避なしです。この駅、読みは「かみおおおか」ですが、発音すると「かみおおか」とか「かみおーか」になってしまいます。

P5181131金沢文庫も待避なし。途中の京急富岡は上り線のみ待避線がありますが、撮り忘れました。

P5181136金沢八景で快特を待避。文庫~八景間は複々線ですが、昼間の下り副本線は留置線として使われています。一番右側は総合車両製作所への出入り線で、狭軌との3線軌条になっています。

P5181148逸見(へみ)は中央が通過線。前後がトンネルに挟まれています。ラッシュ時以外、待避はありません。

P5181151堀ノ内は本線と久里浜線が分岐します。左から本線下り(浦賀方面)、久里浜線下り(三崎口方面)、本線上り、久里浜線上りとなるので、浦賀行きは一番左に到着。三崎口行き快特の接続を取って発車します。

P518115913時02分、浦賀到着。この手前に両渡りがあります。久里浜線、逗子線はその2で。

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コメント

非常に生産的にご活用いただき有難うございます。
尻が痛くなりませんでしたか?

こう見ると随分変わりましたね。
鮫洲は高架化とともに内外が入れ替わったし、鶴見、生麦のセットが子安の代替になったり、南太田が追いこしできる様になった上、2連発!

蒲田、堀ノ内の待ちもいれると12本抜かれですか!
名鉄本線普通といい勝負ですね。

やりそうでやらない(やれない)京急各停トリップ、お疲れさまでした。
京浜間の退避設備は活用されてますね、昔々の2重退避の伝統が生きてる気がします。

これはまた他人がやらない素晴らしいことをなさりましたね。
京浜‘急行’電鉄というのに、これでは京浜‘各駅’電鉄ですよ(笑)。
最初から最後まで乗ってた人は他にいらしたのでしょうか?
当然ながら乗務員は交代していましたよね?

シグ鉄さま、
待避ごとにホームに降りて写真を撮ったりしたので、尻は大丈夫でした。それよりずっと右を向いている首が疲れました。鮫洲も地平の時は中央が通過線でしたね。その写真、ありますよ。

Cedarさま、
こんなことをやれるのは、定職を持たない者の特権?です。2重待避のほか、川崎の高架工事中は、車庫線に入って特急待避もありましたね。

OER3001さま、
まぁ、乗っても快特停車の2駅以上に跨がることはありません。運転士は神奈川新町、金沢文庫で交代しました。

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