JORC関西の運転会に参加(その1)
5月22日に芦屋でJORC関西の運転会がありました。私が所属しているJORC(日本0番鉄道クラブ)とどこが違うのかというと、もともとは同じ穴の狢だったのですが、会計上の理由などから別組織したものです(といっても税金逃れのトンネル会社ではありません)。関東地区を中心としたJORCとは友好クラブという位置づけなので、どちらの会員も両方のクラブの行事には対等の立場で参加できます。
まぁ、面倒くさい話しは抜きにして、これと関西合運、神戸の鉄道模型とあそぼうなどは、関西に行くための絶好の口実なります。しかし、なかば仕事といえる神戸を除いては、行きがけか帰りにどこかへ寄り道することが多く、運転会は手ぶら参加という状態が続いています。
今回もいろいろなコースを考えた結果、20日は高速バスと近鉄で大阪まで移動、21日は近鉄を撮影、22日は運転会に参加し、その日のうちに新幹線で帰京というプランに決定しました。
20日は東京駅(八重洲口)9時00分発の新東名スーパーライナー3号で名古屋に向かいます。高速バスは長年利用していますが、東京駅から昼行便に乗るのは初めてです。この路線はJRバス関東とJR東海バスの共同運行で、一昨年に乗ったJR東海担当の便は4列シート車でした。今回の便はJRバス関東の担当でドリーム号用の2階建て車です。席は進行方向右側の4C。一番前の1Aと1Bが空いていたので、足柄の休憩から先は1Bに座りました。
御殿場を過ぎ、新東名に入ります。
沼津の先あたりでは横断橋が連続します。街中ではないし、山の上の畑に行くくらいしか用途はなさそう。手前の2本はいっしょでよさそうだけど、地主が違うのかも知れません。
2度目の休憩は遠州森町。新東名経由の定期バスは少ないので、乗り間違える心配はありません。
東名以降の高速道路は、連続した直線区間を作らないようにしているはずですが、浜松の先ではこんなジェットコースターのような所もありました。名神の高槻あたりを思い出します。
静岡あたりまで3車線(当面は2車線を使用)の幅があったトンネルは、浜松を過ぎたら2車線分になっていました。名古屋(新幹線口)には定刻の13時51分に到着。時刻表では1時間前の8時00分に東京を出た東名経由便(途中停車あり)より1分早い到着になっていますが、1分後にその便が着いたかは確認していません。
名古屋では近鉄の株主優待乗車証を買わないといけません。事前に調べておいたエスカ地下街の金券ショップに直行します。名前からしてかなり創業が古そうな店です。
「近鉄の株主優待乗車証ありますか」
「はい、ございます。1600円です」
「ほな、それ1枚お願いします」
ということで、大阪までのきっぷも確保できました。
これが天下無敵の株主優待乗車証。よく見ると沿線招待乗車券になっています。まぁ、名前はどうでもいいのですが。
JR名古屋駅を突っ切って近鉄の乗り場に向かいます。関西圏に近い名古屋もエスカレーターの乗り方は関東式ですね。
14時01発の急行も駆け込めば乗れたのですが、予定どおり21分発の五十鈴川行きに乗ります。
乗ったのは前4両の2800系L/C改造車です。せっかくのL/C車なんで、運転室後ろのカブリ付きではなく、クロスシートの前から2列目に座ります。
白塚を過ぎてから、前方に緑っぽいのが見えたので、「つどい」かと思ってシャッターを切ったのですが、ラッピングの一般車でした。後付けの方向幕だけラッピングされていないのがご愛敬。
伊勢中川の構内で赤い伊勢志摩ライナーと擦れ違い。
15時38分、伊勢中川着。端っこの6番線に止まっている2連の名張行き普通(15時44分発)に乗換えます。名古屋線、山田線と違い、2連でもワンマンではありません。
駅間が長いので、普通でも100km/hくらいは出しています。
東青山で特急を2本待避。1本目はアーバンライナーです。
2本目は京都行きの「しまかぜ」。
この駅は一度降りてみたい。北側は、東青山四季のさと、いう公園になっていて、昔の向ヶ丘遊園のエントランスのような階段が見えてます。
青山町でも特急待避。新塗色になった22000系でした。
16時36分、名張着。始発の急行に乗継ぎます。
その前に本線では特急の増結がありました。手前が空車の12200系、30000系は2mくらい手前で一旦停止します。
連結オーライ、幌カバーを開け、渡り板を降ろします。
しっかり幌もつながりました。特急が出てから急行も発車。車内から明日の撮影地をロケハンしていきます。
17時52分、鶴橋到着。ホームまで焼き肉とキムチの匂いが漂ってきます。
近鉄は駅構内の売店をファミリーマートに委託しているようです。鶴橋の上りホームにあるのは一番小さな店舗。
まだ明るいので少し近鉄電車を眺めてから近鉄難波まで行き、明日使うフリーきっぷを買ってから、宿泊先に向かいました。
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エアロキングの二階最前列!一度だけ座ったコトがありますが、高所恐怖症でもワクワクしちゃいます。キングが引退するまでにリベンジしたいモノです。
さて新東名はオチゴトで関東から関西向けの場合、ほぼ100%新東名を利用しています。時間と距離が短縮されますし、道路がまっすぐなので大型トラックだと眠くなるほどです(笑)
五十鈴川行きの隣に新聞を満載している台車がチラリズムしていますが、やはり近鉄でも定期列車で新聞輸送しているのかしら???
私鉄の新聞輸送を調べてみるのもオモシロイかも・・・
投稿: 糸目今日子 | 2016年5月30日 (月) 07時20分
新東名スーパーライナーはノンストップの様ですが、名古屋サイドで使う高速が気になります。
新東名で豊田東JCから豊田JC、ここでおそらく東名を選択せず、伊勢湾岸に行くと思われます。
その後の名古屋高速の選択ですが、名古屋南JCから大高線は混むので、東海JCまで行って東海線を走る。
名駅、特に新幹線サイドは高速が不便で、ドンピシャの出口がありません。
最もオーソドックスな錦橋ですと、Uターンが必要な上、柳橋や笹島の渋滞があります。
西側ということで黄金まで行く手もありますが、少し大回りになりそうです。
というわけで、私だったら尾頭橋で降りてしまって、線路沿い一般道を爆走するのですが、高速バスはどう捌いたのか・・・
投稿: シグ鉄 | 2016年5月30日 (月) 10時22分
昼間の高速バス+近鉄=なかなか魅力的なルートです。Oゲージは荷物になるので寄り道しずらいのが欠点ですね。
さすがに宅配便は不安だし・・
投稿: Cedar | 2016年5月30日 (月) 12時41分
糸目さま、
2階建てバスの最前列は少し足元が窮屈ですね。夜行だとパノラマカーの最前列でクーラーカバーに足を乗せるという名古屋スタイルになります。私は先頭車に乗ったので確認していませんが、新聞はこの列車に積み込んだようです。首都圏のJRも高崎線なんかは下りの最後尾に積んでますよ。
シク鉄さま、
バスは最後に黄金出口で一般道に降りました。そこからJRと近鉄をオーバークロスする道に入るのに信号4回待ちくらいでしたが、ダイヤはそれを見込んでいるようです。
Cedarさま、
東京~名古屋の昼行便は月~金曜だと割引率がメチャ高く、5250円のところが早売21で2400円、早売3で3150円(私はこれで行きました)になります。近鉄の株主優待券は1600~1700円が相場のようで、昨年秋には1500円で買えました。
投稿: モハメイドペーパー | 2016年5月30日 (月) 15時53分