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2016年3月16日 (水)

お宝発掘(その2)

 今週末の19日から、原鉄道模型博物館で「春のOゲージ展」が始まりますが、車両のチェックはまだ1/3くらいが残っています。リストに従って棚から箱を下ろし、蓋を開けてプチプチにくるまれた車両を取り出す時のワクワク感は、何回通っても変わりません。今回も思わず「おっ~」と声を上げそうになった車両を紹介します。

Dscf2332フランス国鉄のBB9200形。もう半世紀以上前、331km/hというスピード記録を打ち立てた電機です。その時の記録映画(モノクロ)は交博のホールで何度も見ています。

Dscf2333戦前の千代田計器工作所製のED50(後のED17)です。縮尺は1/40くらいでしょう。全体に線は太いけど、かなり忠実な造りです。もちろん3線式なんで、このレールでは走れません。
 以下は今日発掘したもの。こんなの見たら心中穏やかではない、という人が一人、思い浮かびます。

Dscf2337トラムのニモ電。前面が5枚窓で阪神電車みたい、というより、阪神が真似したんですね。車体は同じで台車が違います。右のは箱にしまう時に押されたのか、ポールベース部分の屋根が少し凹んでいます。このくらいなら直せるでしょう。ポールのホィールは実際に架線集電するため、スケールより大きめです。

Dscf2340これもニモ電。前面は丸窓です。パンタ付きにしたのは原さんの好みでしょう。左のは二段窓の下段だけ埋めて(塗潰し)います。

Dscf2345やっと客電が出てきました。よく見ると窓配置がほんの僅か違います。この2両はOゲージ展で走らせようと思います。というより、個人的にぜひ走らせたいです。これら6両はすべて4個モーターで、2個直列でもかなりスピードが出るし、よく転がります。

Dscf2346グレーの電車はすべてボールドウィンタイプの台車です。模型ではどうしてもコイルバネが細くなってしまうのですが、これは本物に近い太さでありながら適度に柔らかく、レールに乗せた時の沈み加減が非常に実感的です。

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コメント

飛んで火に入ル春の虫。
この電車が走るのが見られるならムシ出来ません!PE色に塗ってなかったのも、原さんの好みでしょうか?

 プロトタイプについてはじっくり教えていただくとして、模型としての雰囲気が実にいい。これだけで1日いっぱい遊べます。

この電車たちがいつ走るのかわかれば、そのときに行ってみたいものです。ちょうど横浜に行く野暮用もあるんです。

 この車両はヤードに入れ、いつでも運転できるようにしておきます。私は3月中だと23、28日以外は詰めているので、その時においでになれば、いつもより多めに回します。

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