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2015年12月に作成された記事

2015年12月31日 (木)

年の瀬

 2015年もあと7時間、まぁ、いまさら改まってどうこうするわけでもないし、今年は年越しの宿題もないので、のんびりとした年の瀬を迎えています。なもんで、番外のブログを書いて今年の締めくくりとします。

Dscf2081昨日は20代の頃からの腐れ縁メンバーが集まり、都心の某所で忘年会でした。まずはお互いの無事を祝ってカンパーイ。

Dscf2084a魚系の店なんで、刺身の盛り合わせは外せません。そんなに刺身が珍しいか。

Dscf2094a気がつけば新幹線で広島近くまで行ける時間が過ぎ、お開き。千円札が飛び交います。

Dscf2102明けて大晦日。地元の商店街は正月ムードになっています。

Dscf2097電車も土休日ダイヤなので、快速は止まりません。下に終夜運転の案内が出ています。

Dscf209915時50分頃の中野駅。高円寺でも10人近くが群がっていました。狙いは新宿16時02分発の「あずさ87号」のようです。

Dscf2101私は東中野で野次馬していました。今日の「あずさ87号」は豊田のM52編成でしたが、ここでは各停の上りに被られました。その約1分後には、河口湖まで延長運転の「成田エクスプレス41号」が通過。コンデジなんでシャッターのタイミングが狂いました。こいつはもう少し真面目に狙ってみよう。

 それではみな様、よい年をお迎え下さい。

2015年12月30日 (水)

2015年を振り返る(10~12月)

 いよいよ2015年も押し詰まってきました。さて10月はというと。

Pa11222811・12日は関東合運、場所はお馴染みの「けんかつ」で、今年はスワローエンゼル倶楽部と日本トロリーモデルクラブが主幹事でした。

Pa112274競作のテーマは15回目にちなみ、無理矢理15にこじつけた車両です。

Pa112257JORCは2階のセミナーホールでした。

Dscf193611日の夜は盛大な懇親会。これなくして合運は語れません。

Dscf195718日、主力カメラのオリンパスE-PL5(右)が少しくたびれてきたので、E-PL6(左)を購入。中古ですがほとんど新品同様で、早速主役交代となりました。

Pa19002819日は新装なった大山ケーブルを再訪。架線もなくなって麓寄りからの展望は抜群です。

Pa22009022日、阿佐ヶ谷でE351系を撮ろうと構えていたら、こんなオマケもやってきました。

Pa30017930日はふと思い立って東急池上線を撮り歩き。駅もそうだけど、電車もかなり年代物になりました。

Pb26030911月は26日に新鶴見機関区を見学できました。これはちょうどこれから取りかかろうとしているEF65の台車のステップ。作りにくそうな形をしています。

D4k_249112月、忘年会シーズンの幕開けです。5日はオヤビンを囲んで関東連合の集会。写真は本職の松本カメラマン撮影です。

Dscf20556日はJORC会員主宰のミニ運転会。久しぶりに上田丸子のB凸(フリー仕様)を走らせました。

Pc16057516日は都電の新車に初乗り。ここも吊掛式の影が薄くなってきました。

Pc26070126日は池袋で第1回目の鉄道模型芸術祭。確かに芸術的な匂いは感じられました。27日はレイバンズ(もう死語になったか)の忘年会、そして今日も夕方から今年の締めとなる忘年会が控えています。
 玄関の松飾りは付けたし、机の回りの整理は途中ですが、明日は久しぶりに工作台の上を片付け、2年越しの工作で新年を迎えます。

2015年12月28日 (月)

2015年を振り返る(7~9月)

2015年も後半です。

Dscf14457月17日、原鉄道模型博物館で「京急展」の準備。車両を並べているのは「とな会」の面々で、私は説明文の校正などを手伝いました。

P7240957梅雨が早めに明けて7月は暑い日が続き、我が家のベランダでは毎日胡瓜が収穫できました。

Dscf15618月入ればJAMへ向けての追い込み。日当たりのよいベランダで吹付け塗装は、汗ダラダラでした。

P8181402レストアしたのは3両。京阪っぽい塗色の電車は2年越しです。

Dscf168021日からJAM開幕。

Dscf1678私は「零番三線式の会」の応援団です。

Dscf1736NHK国際放送の取材もありました。

P829141629・30日は原鉄の1階ホールで京急の運転会。深入りはせず、ちょっと挨拶かたがた様子を見てきました。

P92115179月に入って21日。妖怪ウォッチ絡みの西武鉄道フリーきっぷで秩父に行って来ました。

P9211547ここは2015年内で閉鎖。温泉施設を作るそうです。

P9211528私には珍しく煙たい写真を撮りました。この頃はまだ電機に後押しされていません。

P926192326日は関西合運に参加。明るいうちは前座みたいなものです。

P9261917なんと、H5さんの13mm大レイアウトが敷かれていました。

Dscf1883夜の大宴会。回りに人家はないので、少々大声を出しても大丈夫です。

P9271969翌日の朝は起き抜けに南海のリバイバルカラーを撮影。朝飯もそこそこに近鉄で四日市に向かいます。

P9272008近鉄から移管された「四日市あすなろう鉄道」のリニューアル車がこの日から営業運転を開始。初乗り、初撮りです。

P930216230日から京王線にもリバイバルカラーが登場。高尾山口に開業した温泉施設のPRも兼ねています。

Pc280752話変わって本日(12月28日)の昼過ぎに、このブログの累計アクセスが20万を越えました。だからって、プロバイダからご祝儀は出ません。今年に入ってから、有名ブログとのリンクなどでアクセスが増え、1日200以上を維持しています。
 実際のビジター数は概ね150~180くらい、年齢層は少し前まで30代・40代がそれぞれ1/3くらいでしたが、今は30代が60%以上を占めています。しかし、主にコメントをいただいているのは50代から上が大半です。別にコメントは面識のある人に限るなんて制限はないので、30代の方もビシバシ突っ込みを入れて欲しいところです。

2015年12月26日 (土)

鉄道模型は芸術か?

 別に芸術だろうとなんだろうと構わないのですが、会場が東京芸術劇場なんで、鉄道模型芸術祭という名称になったようです。本当に芸術だったら爆発しないといけません。

Pc260668場所は池袋の西口、自宅からは近い方だけど、あまり降りてあちこち歩いたことはありません。案内を見ると地下通路で駅と直結しているようです。

Pc260670いきなり地下1階に出ました。プラレールとLゲージブロックのデモ運転です。ここはパブリックスペースなんで、入場料はいりません。

Pc260672LゲージブロックはJAMでもお馴染み。スムーズに走るし、見るたびに車種が増えている感じです。

Pc260743展示会場は地下1階と5階の4箇所に分かれていて、どこでも入場券を買えます。地下1階はアトリエイーストとアトリエウェストという小部屋でした。

Pc260674アトリエイーストはナローのグループです。これは海中に建つ杭についたフジツボと波の表現がなかなかリアルでした。

Pc260680ナローもOスケール(16.5mm)になると安定感があります。

Pc260681これもOスケールですが、どうしても蒸機か単端のキハになってしまうのですね。私は電化のナローが好きなんだけど、それは異端の中でもさらに異端のようです。

Pc260682こちらはアトリエウェスト。銚子電鉄仲ノ町付近のジオラマです。

Pc2607235階の会場に行ってみます。ここは1階の吹き抜け。上の赤っぽい柱の奥にギャラリーがあります。

Pc260722ギャラリー1の入り口。

Pc260696入ってすぐ左に「我らが愛しき日本の蒸機(日本の蒸機を愛する会気)」の展示ケースがあります。

Pc260697全景はこんな感じ。長編成が走るレイアウトが並んでいます。

Pc260688昭和鉄道高校のレイアウトで、テーマは夢を作る街。フライングトージョー色の東武8000系が走っていました。

Pc260692正調(5310系)のフライングトージョーを展示しているのは相武鐵道TJ倶楽部。なかなかよくできています。

Pc260691MPギアのような動力装置も自作。ギアボックスはプラですが、軸受けにはハトメを使っているので、そこそこの耐久力はありそうです。

Pc260693ドイツのビール貨車。ビールのメーカーはみんな違うそうです。

Pc260703ギャラリー2の、電車が近づくとイルカがジャンプするレイアウト。以前、関東合運にも出展していました。

Pc260704同じ作者の路面レイアウトですが、一番の見せ場は建物の中のエレベーター。実際に人形が乗ったり降りたりします。

Pc260705そのレイアウトの左端のビル。バルコニーの花壇に水を撒く女性が左右に動きます。

Pc260719登山電車のレイアウトは踏切の遮断機が作動します。両側の遮断竿は実物どおり左が先に降りてきます。踏切のカラクリはこちら

Pc260710ギミック2015の呼び物。食堂車に中でコックがフライパンを返したり、ウェイトレスが料理を運びます。

Pc260716右が作者です。小さいので拡大鏡が欲しいところ。これで室内の会場はひととおり見て回りました。

Pc260728劇場前の池袋西口公園には、成田夢牧場から持って来たモフ・ポッター号が鎮座していました。12時から運転とパンフレットに書いてあるものの、12時半現在でまだ動いていませんでした。

Pc260730こちらが動力伝達部分。シリンダは縦型2気筒で黄色の缶の脇にある主軸を回し、チェーンで車輪を駆動します。

Pc260731こちらがキャブ。足元に焚口と炭庫があります。

Pc260724物販のテントも出ています。

Pc260734全然盛り上がっていないステージ。なにをやるんだか、なんの案内もありません。このほか、峠の釜めし飯などの弁当業者も3社出ています。台湾の駅弁で豚丼500円は、値段の割に食べでがありそうでした。

2015年12月25日 (金)

2015年を振り返る(4~6月)

 仕事机の回りに本だの用すみの校正紙なんかが溜まり、ゴミ屋敷寸前になっています。仕事のキリもついたので整理を始めたのですが、鉄道会社の関係者名が入っている紙などはそのまま捨てるのはまずい。名前やメールアドレスを塗り潰したり、シュレッダーにかけたりするので、なかなか捗りません。2日間で腰は痛くなるし、年内決着は早々に諦めました。

P40292234月2日は絶好の花見日和でした。上野の不忍池の回りを歩いていたら、懐かしい都電に出会いました。

P4029250結局、池の周りを一周しました。伝統的な日本の花見風景です。

P4029291そのまま飛鳥山へと花見の梯子です。ここも賑わっていました。

P416942316日は久しぶりで箱根登山鉄道を訪れ、話題のアレグラにも初めて乗りました。

Dscf083426日、秋葉原でこんなものを仕入れてきました。手回し発電機で、4個モーターのEF65も動かせます。5月のトレインフェスタでは、お客さん参加のアトラクションに活用しました。

Dscf08905月3日は藤沢で運転会。まだ明るい時間なので、みなさん割と素面です。

P5050254_25日は仕事絡みで京成の乗りつぶし。初めて芝山千代田まで行って来ました。

P5100421_310日は大山ケーブルに乗車。18日から車両と施設の更新でしばらく運休となります。

Dscf1058_316・17日はトレインフェスタ。準備を含めて3日間、晴天でした。

P522048222日、初めてE235系に第一種接近遭遇。その後も何度か見かけましたが、営業運転は初日でコケてしまい、まだ初乗りはしていません。

Dscf118423日は「こだま」で大阪に向かいます。

Dscf123524日はJORC関西の運転会。今年は阪神電車大集合でした。「とれいん」2016年1月号に掲載されています。

Dscf1219私はこれを持って行き、3線式のレールで試運転。異常のないことを確認しました。

P525058025日は能勢電に乗り、猪名川を渡るあたりの線路付け替え区間で、旧線の跡を検証しました。

P5250652帰りがけに特急色381系をキャッチ。さすが「こうのとり」、幸せを運んでくれます。

P61007226月10日、用事があって高輪の京急本社に伺ったところ、8階の窓から旧田町電車区内にあるスカ線分離用の遺構が見えたので、1枚撮らせてもらいました。

P617073517日、機関車が見たくなって武蔵野線の新秋津へ。貨物会社のEF65は、もうほとんどこの色なんですね。

Dscf1293その日の夜、半田鏝のコテ先を交換しました。これでEF65が完成するまでは持つでしょう。

2015年12月23日 (水)

2015年を振り返る(1~3月)

 2015年もそろそろカウントダウンが始まります。となればやることは決まり。これで4回稼げます。

P10380681月は3日、東武鉄道の大師線に乗り、西新井大師に初詣してきました。1駅だけのこの線も列車本数倍増です。

P1048159翌4日も都内を徘徊。何気なく東急蒲田に来たら、こいつに出会いました。

P10982259日は多摩川を渡って川崎に遠征。干支のマークが付いた京急を撮影しましたが、川崎大師には行かずに帰りました。

Dscf036111日は昼間のうち、稲毛でJORCの例会、夕方から藤沢の酔いどれ運転会にお邪魔しました。

P113827613日は東武東上線で8000系最後の10連をお見送り。

P20384952月に入り、3日は南武線で205系を撮影。まだこの頃は205系の方が多数派でした。

P20685745日は夜行バスで大阪に飛び、6日の朝は環状線で「早起きは3本の得」を実践。

P2068615昼前後にはこれを仕留めました。1時間ほど前の大阪発は普通電車に被られ撃沈です。

P2068645そのまま西に移動し、阪神電鉄武庫川線に初乗車。

Dscf04887・8日は神戸市立青少年科学館で「鉄道模型とあそぼう」に参加。これが大阪行き本来の目的です。

P3048930そろそろ花粉が飛び始めた3月。4日は近場で「北斗星」を撮影。「カシオペア」は北海道に行っている日で、お目にかかれません。

P314899914日はJRのダイヤ改正。上野東京ラインが開業しました。

P320907320日は墓参り。その帰りに高尾で最後のスカ色115系に出会いました。これもご先祖さまのお導きか。

P3309123だいぶ春めいてきた30日。地元の東中野で定点撮影です。

P3319177今年も春休み期間中、横浜の原鉄道模型博物館でOゲージの車両を運転しました。

2015年12月21日 (月)

阪神&山陽

 “模型と僕がむきあう時間” てなんやねん。炬燵に入って蜜柑でも剥くんだろうか、なんて詮索はさておき、「とれいん」1月号は本日発売になりました。すでにワンワン氏のブログで紹介されているので、一部の写真はダブリますが、決して手抜きのコピー版ではありません。

Dscf2070表紙です。最新の5700系でもなく、そろそろ絶滅危惧車となりつつある5131形というのが渋い。

Dscf2071表紙をめくるとまた表紙? 阪神と山陽の特集なんで、両方に義理立てしたのでしょう。6頁からは両社の車両紹介です。阪神8000系の項で、「阪神大震災での被災で3輌を失い、平成8/1996年に3輌を補充」とありますが、これは間違い。被災で廃車になったのは15輌です。

Dscf207218頁からは「懐かしグラフ」。私が40数年前に撮った写真もお役に立ちました。左頁の上は西九条行きの通称N特急です。尼崎で上り本線から一番浜側の西大阪線ホームに入るところを乗ってみたかった。

Dscf207321・22頁は左頁上と右頁下が私の写真。左頁の上は私にとって思い出深い武庫川駅です。左頁下と右頁の上は武庫川の下り線側から撮影したもので、線路の脇に細い通路があるのがわかります。

Dscf207424~29頁は私が執筆しました。右頁の上は武庫川の上り線側から撮ったものです。通路にシャツをはだけて腹巻きを見せているオッサンがいます。これは意図的に入れたのではなく、標準レンズなので本人の意思に反して写り込んでしまったのです。

Dscf207628頁は山陽5000系の製造時期によるクロスシートの違いをまとめました。私としてはこれが一押しなのです。一般的には初期車が固定式、後期車が転換式というくらいの認識ですが、実はそんなに単純ではないのです。

5000_2紙面は1色刷りなので、太字とかアンダーラインで区別していますが、これを見やすく色分けしてみました。このブログだけの特別バージョンです。

P92518235011これが1・2次車の固定式シート(写真は5011)。中央扉を境に車端部を向く集団離反型です。

P925182550172次車で転換式に改造したもの(5017)。仕切りパイプは変更されていません。

P92518175017中央扉寄りの1列は転換させると扉脇の立ちスペースが十分に取れないので、この向きで固定されています。

P925183055053次車から転換式になりました(5505)。椅子の位置が少し両端扉寄りになっています。

P925183352415030系は片側が1人掛けになりました。写真は5000系に組込まれた5241で、浜側が1人掛け。6連固定は山側が1人掛けです。

Dscf207792頁はJORC関西の阪神電車総出演。5月の芦屋運転会での収録です。

Dscf2080

Dscf20793011形、試作5001形、3301・3501形は同じ作者で、3501形の製作記事がTMSの電車工作集に掲載されています(TMS145号に発表)。当時の0番では珍しい直流2線式、ベルトドラブでした。動力装置は吊掛式に変わっていますが、現在も運転会で快調に走っています。

 というわけで、相変わらず一部の偏執的ファンだけを対象にした内容です。書いた本人達は満足していますが、果たして売行きは…?

2015年12月16日 (水)

都電の新車

 この夏から都電に新車が登場しているというので、放っておくわけにはいきません。最高気温が18度という予報が出ている本日、見に行って来ました。

Pc160511アプローチは勝手のわかっている大塚から。都電の乗り場は昭和53年の荒川線近代化以降、そんなに変わっていません。

Pc160513JRの大塚駅はだいぶ様変わりしました。南口に駅ビルのアトレ(写真右)ができ、広場は地下に自転車の駐輪場を作るとかで掘り返しています。

Pc1605178800形に乗って荒川車庫前に向かいます。車内の次駅表示がなかなか洒落ています。

Pc160524荒川車庫。厳密にいうと写真の左にある建物が荒川電車営業所、右側が荒川電車検修所になります。

Pc160518車庫の左手に回ります。手前の6086は車籍がなく、展示用です。その奥は7500形を改造した花100形で、車籍があります。

Pc160522反対側から。左の7031は現役です。

Pc1605208501が休止中になっていました。

Pc160523もう少し奥に行くとトラバーサーが見えます。昔は逆行ノッチでピタリと線路位置を合わせるという名人芸が見られましたが、今はVVVFの自動制御になっているようです。10分ほど待っても入庫車がないので、次に行きます。

Pc160527平日なので都電おもいで広場は閉まっています。開放的な柵なので、全体の撮影はできます。

Pc1605287005が出庫。回送のまま三ノ輪橋の方へ走って行きました。私もふたつ先の小台まで歩きます。

Pc160531線路に影の落ちていない所で形式写真的に1枚。陽がほぼ真横になってきて、前面が潰れ気味です。

Pc160532こんな狭い踏切もあります。

Pc160538荒川遊園地前。次の小台までは道路の拡張工事中で、三ノ輪橋方面の乗り場は仮ホームになっています。
 12月7日竣工、おろしたての8904が来ました。車体は直線基調で、模型でも作りやすそう。8500形から少しずつ贅肉が削ぎ落とされてきたように感じます。 

Pc160534_2
こちらは9月2日竣工でちょっと先輩の8902。デビュー記念のヘッドマーク付きです。

Pc160544少し引いたカット。画面の右奥が荒川遊園地です。

Pc160552擦れ違う8500形(左)と8800形(右)。こうして見ると8900形の前面は8500形をベースにして、少しエッジを効かせているのがわかります。

Pc1605578903にもデビュー記念のヘッドマークが付いていました。8902のとは少しデザインが違います。

Pc160540荒川遊園地前から小台方向を見たところ。グレーに見えるチャンネル材の架線柱は仮のもので、うす茶のパイプ柱が本設の架線柱です。

Pc160551小台の早稲田方面は画面奥の仮ホームで営業中。手前の新ホームは今月の23日から使用開始です。

Pc160550新ホーム切替えの案内。


Pc160563荒川車庫前まで戻り、新車に乗って早稲田方面に向かいます。都電雑司ヶ谷~鬼子母神前間で、線路が一部移設されていたので、下車してよく観察します。

Pc160567谷底から都電雑司ヶ谷までが1線分東側に寄せられています。三ノ輪橋方面はまだ移設していないので、線路が3本並んでいます。

Pc160570両側に囲いができ、見通しが悪い。1年ちょっと前の様子はこちら。蛇足ですが、地下鉄副都心線の雑司ヶ谷との乗り換えは鬼子母神前です。

Pc160575車両の形式写真が撮れないかと学習院下から神田川のあたりまで行ったり来たり。どこもバックがうるさかったりで、今ひとつ決まりません。

Pc160577神田川に近い、新宿区と豊島区の境目あたり。道路の反対側にビックカメラの本部があります。

Pc160579かつての都電色。黄色がかなり青っぽいし、帯はも赤より臙脂に近い色調だったはず。

Pc160581まともな7000形もそろそろ真面目に撮っておきましょう。8904まで登場した時点で、両数的にはVVVF車と主従関係が逆転しています。

Pc1605838500形も少し影が薄くなっています。これは一見するとタイガース電車みたいですが、スポンサーは帝京科学大学です。そろそろ線路に影が落ちてきたので引き上げます。目白、高田馬場までは少し距離があるので、もう一度乗って大塚に戻ります。3回乗るなら1日乗車券(400円)を買えばよかった。

Pc160588途中でワンマン色と擦れ違ったので、戻ってくるまで待ちます。1本前の9001はクリスマス電車。

Pc160592青帯の7022。この色の頃は非冷房でしたが、そこまでは突っ込みません。15時を過ぎたので、本日の撮影はこれまでとします。

2015年12月12日 (土)

東京駅を見下ろす

 半年くらい前、東京駅付近を電車で通ったら、旧中央郵便局の屋上に人影がみえました。どうやら一般に開放されているらしいので、本日、様子を見に行ってきました。

Pc120503これがそのビル。元々は4階建てで、5階はあとから継ぎ足したようです。

Pc120498中に入ります。真ん中の三角形の部分が吹き抜けで、こんなデコレーションがデ~ンと控えています。周りにちらちら見えるのはゴミではなく、上から垂らしたLEDで雪を表現しています。

Pc120495館内の案内板。1階には郵便局、ゆうちょ銀行も入っています。早速上に行きましょう。

Pc1204894階にある旧郵便局長室。調度品はありませんが、重厚な造りがわかります。

Pc120491ドアのノブが年代物です。もう少し磨いておきたいところ。

Pc1204824階の回廊から。下から見上げた方が迫力があります。

Pc1204316階の一部が屋上として開放されています。

Pc120430丸ノ内側の駅前広場。正面がかつての国鉄本社ビルで、若い頃は仕事でよく出入りしていました。

Pc120435東京駅のドームより高い位置になります。

Pc120452上野東京ラインの北行が停車中。中央線のホームはどの位置からも見えません。9・10番線ホームの屋根には太陽光パネルが貼られています。

Pc120440山手線の擦れ違い。E235系はまだ復帰していないようです。

Pc120444「ひたち」が品川に向かいます。下の歩道はハトバスの乗り場。

Pc120463新幹線の並び。東北・上越新幹線はホーム位置がずれているので、鼻先しか見えません。

Pc120459有楽町寄りの眺め。東海道新幹線は700系とN700系ばかりで変化に乏しい。

Pc120473在来線もE231系とE233系に時折E531系。まぁ、ほとんど同じ穴の狢です。

Pc120462望遠を最大限に引き(350mm相当)、オープンルーフのハトバスを覗いてみました。

Pc12047820番線にE7系が到着し、その脇を185系の踊り子が発車していきました。ここまでで屋上に上がってから約30分。昼下がりの散策にちょうどよさそうです。

2015年12月 8日 (火)

年の瀬の運転会

 関東連合の忘年会から一夜明けた5日、内輪の運転会に参加してきました。場所は田園都市線のあざみ野。渋谷で急行に乗れたので、1時間ほどで着きました。

Dscf2046駅から歩いて5分ほど、ここが会場です。

Dscf20612階に上がってちょっと右に行ったところのセミナー室を借りています。この名称は会場を借りるための便宜的なものです。

Dscf2062中に入ります。JORCの佐野会員が製作した複線エンドレスで、外回りは0番、内回りは0番とOJのデュアルゲージです。参加者はJORC会員とゲストが半々くらい。ゲストの車両はほとんどがOJです。

Dscf2052これはOJで製作中のEF81の台車。実物どおり枕バネで荷重を受けます。金属部分はカッチリ角が出ていますね。恐らくフライス加工でしょう。

Dscf2058おもちゃの113系をOJ化したもの。ラジコンでドアの開閉ができます。

Dscf2063私はこれを持って行きました。カツミから発売された上田丸子の凸電キットを組んだもので、0番復活の第1号です。会場で写真を撮り忘れたので、我が家のベランダで撮りました。

Dscf20653線式のワフに少し手を加えました。軸受けは実物どおりに板バネで可動します。車体はブリキです。

Dscf2055ワフを連結して走ったのは3周くらい。いたずら半分に16両編成の貨車を牽かせてみたら、ほとんど空転せずに起動し、電車顔負けのスピードで走りました。動力はカツミの吊掛ユニット2台、モーターはキヤノンのCN16です。貨車は車体が木製でかなり軽いですが、10Vくらいですっ飛ばして電源オフにすると、止まるまでに2mくらい流れます。手回し発電機で走らせたら、意外性もあって受けるかも。

2015年12月 6日 (日)

忘年会

 なんの捻りもないタイトルです。昨日(5日)の日の暮時から、都内某所で関東連合の忘年会が行われました。関東連合なんていっても黒塗りのベンツに乗っている集団ではありません。いい年して電車ごっこから卒業できない大人の集まりなのです。

Dscf2038開始は18時、30分くらい前に会場に着いたら、まだ4人目で、その後、続々と集まってきました。素面のうちに会費を払います。

Dscf2040時間どおり開始。面倒な挨拶は抜きで、いきなり乾杯です。

Dscf2043いつも真面目に反省し、体内をアルコール消毒している面々。

Dscf20441次会の2時間はあっという間。記念撮影をして中締めです。松っちゃん、少し腹凹んだかな。

Dscf2045集合したメンバーの一部。来年も活躍が期待できそうです。

2015年12月 4日 (金)

鉄道関連のレコード

 レコードという言葉、もう九分九厘死語なんでしょうか。還暦を過ぎた人間の頭には、SP、EP、LPの区別があって、回転数はそれぞれ78、45、33(いずれも毎分)なんてことがいまでもしっかり記憶されています。
 そんな昭和の時代、まだ市販の映像メディアが確立されていなかったので、鉄道レコードがそこそこ出回りました。私の手元にも1枚あります。

Dscf2035鉄道関連のレコードの草分け的存在なのがこれ。キングレコードから発売された「日本の鉄道」シリーズです。一番最初が「こだま163km/hのモーターの唸り」だったと思うけど、私が買ったのはこの1枚だけです。
 サイズはドーナツ盤と同じ(直径約175mm)ですが、LPと同じ33回転なので、片面に10分弱収録されています。

Dscf2036裏面のデータによると、収録は昭和42年6月19・20日となっていて、解説はなんとあの生方良雄さんです。登山電車の塗分けとか、パンタグラフが懐かしい。1967(昭和42)年の発売で、定価400円です。まだ電車の初乗りは20円くらいだったから、結構いい値段です。
 これ以後、ちょっとした鉄道レコードブームになり、輸入盤も出回りました。アーゴレコードの「雷鳴下の蒸気機関車」なんていうのが有名でした。

Dscf1990もう少しあとの時代になると、フォークソングに鉄道が取上げられたりしますが、中にはこんな変わり種もありました。発売は1983(昭和58)年2月。おおくぼ良太は歌手というよりお笑い芸人といった方がよさそうです。経歴は、昭和27年9月生まれ、千葉県八日市場市出身、昭和51年にフォークグループ「チャチャーズ」を結成し、昭和55年に解散、昭和57年にテレビ朝日「ザ・テレビ演芸」の16代目のチャンピオンになり、その翌年にこのレコードが出ました。
 蛇足ですが、このレコードは通称ドーナツ盤といわれます。名前の由来は普通のレコードに比べて穴が大きいから。45回転なので片面の収録時間は3分そこそこ。このドーナツ盤に収めるため、邦楽、洋楽を問わず、シングル盤のヒット曲は概ね3分以内だったのです。

Dscf1989余計な講釈はさておき、この目蒲線物語の歌詞(半分は語り)が、もうたまらなくずっこけているのです。この画像は大きめにしてあるので、興味のある方は拡大して見てください。ちょうど新玉川線が開業した頃で、目蒲線は緑の旧型が主力という時代です。それにしても「寂しい電車だ目蒲線、あってもなくてもどうでもいい目蒲線」というフレーズの繰返しは、よく東急が文句を付けなかったと思います。
 しかし、歴史的事実を踏まえて池上線が兄という設定になっているし、赤羽線が捻出車のかき集めで3色混合という、時代的な背景もしっかり踏まえています。この人、そこそこの「鉄」なのかも知れません。
 そして極めつきは兄の池上線から父親が東上線だと知らされた時のせりふ。
東京で一番陰気だの、駅を五つ六つ過ぎると全部埼玉になってしまうだの、忘れ物に鍬やスコップが一番多いだの、もうこれでもかというほど東上線をコケにしています。もしかしたら、この歌の真意は東上線をおちょくることであって、目蒲線云々はその前振りに過ぎないのではないかとも勘ぐりたくなります。
 この歌、You Tubeで検索すれば出てきます。ただし、あくまでコミックソングなので、クソ真面目な東急ファン、東武ファンは見ない方がよいかと思います。

2015年12月 1日 (火)

なんじゃこれは! のポイント

  大手私鉄のターミナルとか車庫のある駅は、ポイント(分岐器)がいくつも組合わさり、見ていて飽きません。模型だとポイントは片開きでせいぜい4番、6番、8番くらいしかありませんが、本物は地形の制約などから、とんでもない複雑なポイントが存在します。特にそれらは関西の創業時は軌道だった私鉄に多いようです。

P2081919まずは有名な所から。京阪の中書島で、電車のいる線路が宇治線。左上に延びる線路は本線の出町柳方面につながります。機能的に見ればシングルスリップの変形ですね。現在は宇治線から本線への直通列車がなくなったので、本線方向へのレールは錆びています。

P9251600これも超有名な阪神の尼崎。機能的にはシングルスリップで、上の京阪と同類。こちらの方がだいぶカーブが急です。奥の赤丸の所は複合ポイントになっています。

P7244599もうすぐ廃線になる阪堺の住吉公園。機能的には両渡りですが、カーブにかかっているので複雑に見えます。この両渡り、どの方向から通ってもSカーブにならないのが凄い。

P5212863_2あまり話題にならないけど、これもかなり曲者です。神鉄の鈴蘭台、谷上寄りの踏切にかかっているので、じっくり観察できます。機能的にはシングルスリップですが、3方向のレールが1箇所に集まっているのが見所です。

Pb068007以下は今まで紹介したのに比べれば単純な複合ポイントで、何故か阪急で多く見られます。これは西宮の車庫の中。複合ポイントが2基連続しています。

Pb067894西宮北口の三宮寄り。真ん中が複合ポイントです。これ、昔は単独のポイントで、引上げ線を10連対応にしようとしたら先の踏切に当たるから、やむなくこういう形で有効長を確保したのではと推察しています。

Pb128814宝塚線の庄内も同じ理由でしょう。

Pb078248宝塚線の雲雀丘花屋敷。実はもう1箇所、私は気がつかなかったけど、宝塚にもあります。写真はシグ鉄さんのブログをご覧ください。

P2222651こういう模型屋泣かせのはポイントは関西だけかと思っていたら、関東にもありました。京王線の笹塚で、ここも最初は単独のポイントでした。都営車も一部が10連になったので引上げ線も延ばしたのですが、地形上から調布寄りにはほとんど余裕がなく、両渡りをホーム寄りに移動させ、なんとか有効長を確保したわけです。本線への分岐(手前)は角度が緩く、引上げ線の両渡りはだいぶ角度がきつくなっています(望遠レンズで詰まって見えるのではありません)。

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