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2015年10月 4日 (日)

数合わせ

 10月になったんで、大山ケーブルも行かにゃいかんなと思いつつ、先週見てきた四日市あすなろう鉄道の写真を整理していると、どうしても腑に落ちないところが出てきました。なにかというと、車両数の計算が合わないのです。この鉄道の車両数は14両で、近鉄時代は以下のような編成を組んでいました。
四日市寄りから
261-サ121-ク161、モ262-サ122-ク162、モ263-サ123-ク163、モ264-サ124-ク114、モ265-ク115
 赤字が15m級の新車、緑字は三重交通から引継ぎのモニ220形、青字は同じくサ130形からの改造車です。通常の運用は3本で足りるので、モとクが新車で揃った編成は3本、あとは在来車を改造して頭数を合わせたわけです。

P9272008そして今回、261編成がリニューアルされ、中間のサを新製してモ261-サ181-ク161となりました。当然、リニューアル前に組み込まれていたサ121は廃車になったはずです。

P9272012こちらは当日、内部線の運用に入っていたもう1本の編成。262-124-115です(以下、モ、サ、クは省略)。編成替えしたようで車号の末尾が揃っていません。

P9272023内部車庫には本来なら262の相棒であるはずの162が顔を見せていました。

P9272031車庫の周りから観察すると264が切離されて入換え中でした。

P9272027

P9272029

P9272030264を牽引していたのは263-122-114の編成です。リニューアル編成のデビューと入替わってサ123が営業運転から撤退と伝えられているので、264と162の間に123が組込まれていたと推測できます。車庫には姿が見えなかったので、早々に搬出されたのでしょう。

P9272004となると八王子線の運用に入っているのは265-163となるはず。最初に日永で交換した時は編成全体を確認できず、モ265を見ててっきり2連だと思っていました。

P9272061ところが、帰りがけにもう一度日永で撮影した写真をよく見ると163の後ろの車両は屋根が少し高い。これはどう見てもモニ220の改造車に間違いありません。しかし、この日の10時前が最終運転となった123のはずはなし。だとすれば残るは121?。確かにリニューアルのため261-161が運用から外れた時点で121が解体されたという情報は確認できていないから、もし車検期限が残っていれば2連に組込み、全編成を3連にしたということは考えられます。
 まぁ、あまり考えると眠れなくなるので、これ以上の追求は止めておきます。ところで今回のリニューアル編成は、どこにも新製、改造の銘板が見当たりません。メーカーまで陸送中の写真もスクープされていないので、もしかしたら近鉄の塩浜工場あたりが手がけたのかも知れません。

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コメント

何のお役にも立たないでしょうが、27年4月1日の状況を写真を拡大しながら見てみました。

八王子線運用(当時から3両です)
四日市よりから 263-122-114

内部線運用
262-124-115
264-123-不明(水色)

内部車庫にいたヤツ
265-121-161
全編成型番不明(問題意識希薄ですみません) 水色-色不明-色不明
1両バラされて検車場 型番不明 橙

これからはしっかりと番号を控えます。

 貴重なデータをありがとうございます。この時点では261がリニューアルのためメーカー送りとなっいるようですね。車号不明のオレンジは163と思われます。

大変失礼しました。
モハメイドペーパーさんの記事をもう一度読みながら、拙写真をよく見たところ、
水色-色不明-色不明と書いた部分が誤りであることがわかりました。
水色の車両は一両だけ写っていたので、勝手に編成と判断してしまいましたが、
よく見ると、内部駅の最奥(道路の壁で行き止まりになるところ)に止まっており、後ろにスペースがないこと、草に邪魔されていますが26?と読み取れること、
方向幕のところに試運転とされていること、これ等より、この車両が261で間違いなさそうです。
そうしますと、モハメイドペーパーさんが書いておられる14台ピッタリになります。

整理しますと、4.1の段階では
264-123-162   262-124-115  265-121-161  263-122-114
そしてバラで 261 163 があったと思われます。

というわけで、モハメイドペーパーさんの疑問解明には、全く役に立ちませんでした。

 だいぶ全容がわかってきました。それにしてもよくこれだけ編成を組換えたものですね。次のリニューアルは262-162だろうけど、新車がモだけの2本もやるのだろうか。

「四日市あすなろう鉄道 新車」で検索すると出てきますよ。
両端のMc+Tcは、近鉄・高安工場に搬入しての更。
中間Tは、昔は中古市電の改造、今はトロリーバスでお馴染みの大阪車輌での新製になります。
高安工場での作業に関しては、実際に作業した方からいろいろ聞かせてもらいました。

  私が行った時には、まだ123は内部にいたようです。病院の側には回らなかったので、気がつきませんでした。改造は高安、新製は大阪車輌ですか。コストを考えるとそのあたりに落ち着くのでしょうね。

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