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2015年9月に作成された記事

2015年9月30日 (水)

京王のグリーン車

 大阪に行っているうち、京王電鉄(京王線系統)のダイヤ改正が行われました。そのネタ拾いで今日は10時頃から桜上水でカメラを構えていると、ホームを清掃しているオジサンから、「緑のラッピング電車は撮れた?」と声をかけられました。私はなんの予備知識もなかったのですが、帰宅してから調べてみると、今日から高尾山をPRするラッピング編成(8013編成)が運転開始だそうです。
 それならうまく当たれば儲けものだなと思っていると、ホームにぼつぼつと同業者が集まってきました。もうじきそのお目当てが来るのは間違いなさそうです。私もそんなことは百も承知という顔をして、ホーム端のベストポジションは死守しました。

P9302158お目当ては11時5分頃に通過しましたが、運悪く下り列車に被られ、なんとか後追いを押さえたのがこれ。見事な緑一色で、2010系までのいわゆるグリーン車をイメージしたそうです。前面はTAKAOのヘッドマーク、側面の三角は四季の高尾山を表しています。なので、新宿~高尾山口間の特急に充当されていますが、明日以降の運用はわかりません。

P9302162もう1枚は府中での後追い。ヘッドマークは前後とも同じです。

合運帰りの寄り道

 合運の懇親会は20時でお開きとなり、続いて飲み物、食い物がある限り続けられる二次会へという流れになるのですが、悪いオジサン達の誘いを脱腸断腸の思いで振り切り、大阪市内に戻りました。というのは、27日の朝、難波8:32着のサザン8号→同8:45発のサザン7号のスジに、最後の1本となった7000系が入るのです。もちろん非冷房時代にも写真は撮っていますが、たまたまこの時期に大阪に来ているのだから、せっかくのチャンスを生かさないと罰が当たります。

P92719607時半頃、ホテルから最寄りの今宮戎に着くと、先客が一人、ホームの端に向かうところでした。ここは難波寄りのバックに高速道路が入るのでパス。下りの各停で2駅先の萩ノ茶屋に向かいます。ここも先客が1人、下り線寄りに構えていたので、私は上り線寄りの場所を確保します。まずは練習に7100系をパチリ。ズームレンズは135mm相当にセットしました。空模様はこれ以上悪くならんでくれというギリギリの線です。天気予報は曇り時々晴れだったのに。

P9271961待つこと30分余り、お目当ての7000系がやってきました。高野線の上りは行ったばっかりだから大丈夫と思っていたら、背後から本線下りがスピードを上げて来る音が聞こえます。こりゃまずい、しかし振り向いている余裕はなさそうなので、ズームアップして少し早めにシャッターを切ります。1秒遅ければ被られたところで、正に危機一髪でした。
 前夜の懇親会で、「このところ南海の沿線は凄いですよ」と聞き、それなりの覚悟はしてきたのですが、萩ノ茶屋のホーム端にいたのは私を含めて6人。少々拍子抜けです。
*この画像はおおきめにしてあります。

P9271969折り返してくる10000系先頭も討ち撮りました。この色、いかにも南海らしさを感じます。

P9271971南海がすんだら次は近鉄の上本町10:15発の急行で四日市まで移動しますが、その前にどこかのチケット屋で近鉄の株主優待乗車券を買わないといけません。実は25日の夕方に寄ってみた三ノ宮の甲南チケットは売切れ。26日、合運会場に行く前に寄った枚方のチケット屋はまだ開店前。三度目の正直で難波駅前の甲南チケットを当たってみたら、券売機にちゃんとセットされていました。1500円だから昨年の5月に買った時より100円安い。ちなみに、難波(近鉄)~四日市間の正規運賃は2010円です。

P9271976外人観光客などで混雑していた難波とは対照的に、上本町は人影も疎ら。8番ホームは特急専用だったのですが、大部分の特急が難波発着になったので、今は急行が幅を効かせているようです。

P9271978乗るのは一番前。となれば十中八九は2610系です。製造初年は昭和47(1972)年だから、もう40年選手。いつまで使うのだろうか。

P9271981急行といっても榛原~榊原温泉口間は各駅に止まります。榛原では京都発の特急「しまかぜ」を待避。

P9271983名張では名古屋行き特急を待避。さらに青山町でも難波発の「しまかぜ」に抜かれました。

P927199012:06、伊勢中川に到着。先着の名古屋行き急行が待機しています。

P9271992接続時間は1分。名古屋行き急行は5200系でした。長距離はクロスシートに限ります。お伊勢さんも近いので、ホームの広告は赤福が独占しています。

P927199612:52、四日市到着。高架下にあすなろう鉄道の新車が到着するのが見えました。

P9271999お目当てが走っていることが確認できれば、慌てることはなし。まずは腹ごしらえです。

Dscf1888桜海老搔き揚げそば、350円也。もり、かけは200円だし、東京よりはかなり安い。味は可もなし不可もなし。掻き揚げは桜海老と思われる赤いポチポチが見えますが、正直、桜海老なんだか人参なんだか、ようわかりません。

P9272001内部・八王子線は何度か乗っているので勝手はわかっています。近鉄時代にはなかった1dayフリーきっぷが発売されているので、これを使わない手はありません。

P9272019発車間際の西日野行きは見送り、次の内部行きに乗ります。これは先頭のク115。三重交時代のサ130形です。リニューアルの絡みなのか編成はかなり入れ替わっていました。この編成は内部寄りからク115-サ124-モ262と車号末尾がバラバラです。

P9272021モ260形とク160形は1人掛け、前向き固定のクロスシートです。

P9272008泊で新車と交換。南日永寄りに開けた場所があったので、そこまで歩き、戻って来る新車を迎え撃ちます。この場所までは線路端の道がなく、かなり大回りを余儀なくされました。右からク161-サ181-モ261。モとクは在来車のリニューアル、サが完全な新車です。

P9272012最初に乗った編成です。左から262-124-115。

P9272048やっと新車(サ181)に乗りました。固定クロスは両側で向きが逆になっています。連結面の右側にクーラーが陣取っています。

P9272044クーラーの横のクロスシートは向かい合わせです。

P9272055先頭車も新車に合わせてリニューアルしています。

P9272051モ261のクーラーと扉の間は窓が埋められています。座席ではないけど、ちょっと腰を下ろせますね。

P9272071

P9272075

P9272079もう一度編成全体を撮ろうと、日永の近くのカーブまで歩きました。電柱の間隔が短く、編成写真には無理があるので作戦変更。1両毎に切り取ってみました。上からク161、サ181、モ261です。よく見るとサは車体が短く、扉も片側1箇所。扉は平面図で見て点対称の位置です。車端のルーバーの所がクーラーで、反対側にも電源装置と思われるスペースがあります。このあたりは図面を見ないとよくわかりません。
 それにしても何故新車が短いのか。もしかしたら在来車の台枠を流用?。車内や連結面をよく見たつもりですが、どこにも製造(改造)銘板が見当たりません。雑誌に紹介記事が載るまで、いろいろと想像してみましょう。

2015年9月28日 (月)

関西合運にも行って来ました

 合運の元祖ともいえる関西合運(正式には「2015鉄道模型大集合IN OSAKA」)が26・27日に開催されました。今年で第24回だそうです。私、以前は2日間フル参加でしたが、最近は懇親会を含めた初日だけ顔を出し、あとは1日か2日、関西のあちこちを回って来るというパターンになっています。

Dscf1866今年は24日夜のグランドリーム15号で大阪に向かいました。東京駅発の便に乗るのは久しぶりです。1月以上前の8月17日に空席案内を見たところ、早売り席が残り5席になっていたので、慌てて予約しました。しかし、実際に乗って見たら「本日のお客様は12名ですので、お好きなお席をご利用下さい」というアナウンスがあり、私も本来の6Cから前寄りの3Aに移動しました。

Dscf1871日付が変わる頃、足柄サービスエリアで休憩。左が2階建てのプレミアムドリーム号、右が私が乗ったグランドリーム号です。こうして見るとかなり小さめですが、2階建ての方がバカでかいということです。
 25日の大阪地方は曇りで、時々晴れ間、一度だけ雨がパラつきました。阪神電車と山陽電車を乗り回したましたが、これは仕事ネタになるので省略します。

P9261925合運初日の26日は、曇り時々雨という天気予報が見事に外れ、汗ばむくらいの晴天でした。朝8時に枚方のブリキ秘宝館を表敬訪問して朝食をご馳走になり、車に便乗させてもらって会場に向かいます。写真は会場の前を流れる天野川です。

P9261927橋の上流側の淀みには、大きな鯉が悠然と泳いでいます。

P9261928橋を渡れば、なんとなく異様な気配が感じられます。左がメイン会場の交野市立いわふね自然の森スポーツ・文化センター、右が懇親会が行われるグリーンビレッジ交野です。

P9261949体育館の入り口です。ここでは関西合運という名前は出てきません。

P9261916JORC関西はいつもどおり、奥のステージの上です。

P9261911展示コーナーはアメリカ型貨車がメインです。

P9261931なぜかHOの車両もあります。「とれいん」で紹介されたレアものです。

P9261909ステージから体育館全景です。左手前が鉄道模型同好会どうりん、同奥が13mmゲージ同好会(十三クラブ)、右手前がゼネラルトレインズクラブ(GTC)、同奥が京都トンネルクラブです。

P9261917十三クラブはまだ線路が開通していません。電動ドライバーを持って陣頭指揮しているのは、藤沢でよく見かけるオジサンのようです。

P9261953なんと、あのH5さんの13mm大レイアウトをはるばる運んできたそうです。

P9261954どうりんは新しいレイアウトのお披露目です。13時30分から盛大な開通式が行われたそうですが、迂闊にも私は見逃してしまいました。

P92619352階の日本トロリーモデルクラブにお邪魔しました。これは倉石さんのガラキシーレイルウェイ(0番3線式で、レールは真鍮角線を加工)。2010年の関東合運にも参加されたので、見覚えのある方もいることと思います。その後の参加がなく、かなり高齢なので消息が気になっていたのですが、まだまだお元気で、新車も登場していました。

P9261933パンタ付きのトラム。チェコだかの実物をモデルにしたそうです。

P9261937同形がもう1両、製作中でした。屋根は木なんですね。

P9261942別の方の作品ですが、こんな作品もありました。0番2線式で、木造車体の機関車がいい雰囲気です。

P9261944これは16番。左が万葉線のディーゼル除雪車。右が阪神の電動貨車のショーティーです。模型の写真はこれまで。外は陽も傾き、いよいよ懇親会の始まりです。今年はコンデジを持込んだので、懇親会の模様を初レポートします。

Dscf1878まずは乾杯。定番の画像ですね。

Dscf1879その5分後のテーブル上。もちろん食い物はこれで終わりではありません。

Dscf1883_2室内は椅子も少ないので、外のテーブルに移って盛り上がります。今年はここでの焼き物はありませんでした。

Dscf1884私がいたテーブル。一筋縄ではいかない面々です。2時間たっぷり飲み食いして懇親会はお開き。私は明日の早朝に一仕事があるので退席しましたが、大部分はこのまま2次会場に雪崩れ込みます。
 なお、南海と四日市あすなろー鉄道のレポートは、次回にアップします。

2015年9月24日 (木)

私市詣で

 週末の26・27日は関西合運が開催されるので、早々と今夜のドリーム号で大阪に向かいます。25日発でもいいのですが、そうするとドリーム号の運賃は最高ランク適用になってしまうので、最もエコノミーな木曜発にしたわけです。
 明日は阪神・山陽の1dayフリーきっぷで阪神と山陽を乗り倒す予定。これは頼まれ物の原稿の取材も兼ねています。ただ、天気があまりよくない予報なのが気掛かりです。 
 26日は私市で模型三昧、いうまでもなく本命は夕方からの懇親会です。初日が仕事絡みになって動き回らないといけないので、模型は持って行きません。もう、完全に宴会要員です。
 27日は朝方に南海の7001系+サザンのオリジナル塗色編成を撮り、近鉄で四日市に移動。この日から営業運転開始となる四日市あすなろう鉄道のリニューアル編成を撮りまくり、最後は名古屋から新幹線で帰京します。
 例によってモバイル環境とは無縁なので、自宅から離れているうちはメールの確認ができません。戻ってきたら浦島さん状態になっていることでしょう。

2015年9月22日 (火)

妖怪ウォッチ スタンプラリー

 この夏は妖怪達のおかげで西武鉄道1日フリーきっぷが発売されました。そのセカンドステージの期限が23日までなので、21日にスタンプラリーを決行しました。西武鉄道の路線はひととおり乗っているので、今さら1日で全線走破なんて目の色を変える必要はなく、単純な往復でもモトが取れる秩父あたりまで行ってみようかという、はなはだ計画性のない旅なのです。

P9211507朝の9時少し前に家を出て、新宿線を各停→急行→各停、所沢で池袋線の各停に乗換え、飯能に10:15頃に到着。10:13発の西武秩父行きにはタッチの差でサヨナラされました。10:26発の高麗行きは臨時。次の西武秩父行きは時刻表では44分発ですが、臨時列車運転のため時刻変更されているようです。

P9211508臨時の高麗行き。飯能から2駅目で終着です。セミクロスの4000系8両で座席がほぼ埋まるくらいでした。高麗は曼珠沙華(彼岸花)がちょうど見頃な巾着田の最寄り駅です。
 10:48発も4000系で、先頭車の進行右側、中ほどに席を取ります。10:47に臨時の西武秩父行き特急があり、このために時刻変更されたようです。東飯能で八高線からの乗換え客を詰込み、ちょっと走ったら武蔵丘信号場で停車。10分近く待たされ、上りの臨時特急が通過して行きました。

P9211513高麗でだいぶ降り、その後はボックス席にぽつぽつ空きが目に付くくらいのノンビリムードです。正丸で交換した上りは20000系。

P9211515次の芦ヶ久保では特急と交換。ここは貨物用の側線が残っています。

P9211517特急が通過していきます。頭が切れたのはご愛敬。これ、わかる人はわかるけど、右側通行になっていますね。飯能~西武秩父間の交換駅はほとんどが右側通行も可能になっています。しかし、帰りの交換の時は左側通行だったし、どういう理由で使い分けているのかはわかりません。

P9211518横瀬に入る前に進行左側に移動します。一昨年かの大雪で建屋が潰れたので、シートをかけた保存車両が野外に並んでいます。台車から判断すると手前の列は左からE61、E31形、E41形、E71、E52、E851形のようです。

P9211520このDLは車籍がないけど現役です。

P9211522西武秩父には11:48に到着。正規のスジなら11:33着なので、繰下げた4分を差し引いても10分くらい余計にかかっています。ここまで来たら秩父鉄道は無視できません。仲見世通りをお花畑駅に向かいます。最近、温泉を掘り当てたという話しを聞きましたが、温泉施設のオープンはまだ2年先のようです。

P9211546これが最近流行のご当地グルメらしい。左のガラスケースの中が実物大です。確かに意表を突いているけど、そんなにうまそうとは思えません。

P9211523踏切まで来たら列車接近。下膨れの顔はいうまでもなく、元東急8090系です。

P9211542お花畑駅の駅前通り。もちろん、バスは乗入れていません。

P9211526秩父鉄道にも鉄道むすめがデビュー。栗橋みなみと似ているような気がします。

P9211541せっかくだから1駅くらい乗ろうかと時刻表を見ると、12:15に三峰口行き、5分後の12:19にはSL牽引のパレオエクスプレスが来ます(青丸囲み)。ならばとなりの影森まで先行して迎え撃つことにしましょう。それにしても切符売り場は窓口1箇所、自動券売機1台で、観光客が右往左往しています。スイカ、パスモも使えないのだがら、こういう時くらい、臨時の窓口を作れないものか…。
 やっとキップを買ってもすぐにはホームに入れず、改札口の前が余計に混雑しています。このあたり、毎度のことなのに手際が悪い。

P9211525ホームに入ってみると、踏切に人だかりができていました。一般の人のSL狙いです。

P9211528影森は貨物が運休なのでひっそりしていました。SL狙いは私を含めて4人。この時期にしてはなかなかいい煙です。

P9211531SLを撮ったら引上げ。影森の駅をじっくり眺めてみます。山小屋風の建物はトイレでした。

P9211532駅舎はだいぶうらぶれ感があります。窓口は閉じられ、改札口はフリーでした。

P9211533こんな掲示が出ていました。

P9211539ホームの上にきっぷ売り場がありました。右側の側線には西武鉄道の4000系が昼寝しています。

Dscf1848お花畑に戻って腹ごしらえします。駅舎の奥にも立食い蕎麦屋がありますが、こちらは手前の左側。どこにも屋号が見当たりません。蕎麦のほかに、氷、みそポテト、おにぎりなんかもあり、みそポテトは結構人気商品のようでした。そしてなによりも蕎麦の値段が安い。

Dscf1846例によって搔揚げ(てんぷら)蕎麦を注文しました。掻揚げは自家製で、まだしゃきっとしていました。中身はほとんどが玉葱、彩りに人参といったところ。蕎麦はまぁ立食いの平均レベル。で、お値段なんと300円。これは小諸蕎麦より安い。この値段ならうどんと区別が付きにくい蕎麦でも許せます。

P9211551西武秩父に戻って帰路につきます。ん、2本目は西武新宿行き、飯能までは定期のスジのようです。

P9211556このあと、13:50発の特急がレッドアロークラシックだったので、武蔵横手で待構えます。E851のお別れ列車もここで撮りましたが、駅舎やホームの佇まいはその当時と変わっていません。

P9211558待つこと10分ほどでお目当てがやってきました。だいぶ引きつけたはずなのに、少しケツが切れた。

P9211560この駅には隠れた名物がいます。駅の周囲の草取り役として、山羊が飼われているのです。

P9211557小屋の前に1頭は確認できました。

P9211562次の快速急行 西武新宿行きに乗ります。LED字幕が切れないよう、1/125秒のシャッターを切っています。この列車が所沢で池袋線から新宿線に入るところを撮ろうとしたのですが、構えた位置が悪く、失敗しました。

Dscf1851少し時間の余裕があったので、フリーきっぷ本来の目的であるスタンプも押していきます。

Dscf1853ノルマの5箇所は押せました。妖怪シールは貰っても使い道がないので、確認申請はしていません。

2015年9月20日 (日)

ミニ運転会

 今月末から来月初めにかけて、東西で合同運転会が行われますが、その前座といえるミニ運転会が本日(20日)開催されました。これはJORCのS会員が自分の運転用線路をリニューアルしたので、そのお披露目と会場の様子見を兼ねたものです。
 場所は東急田園都市線あざみ野駅から5分ほどの所にある「アートフォーラムあざみ野」。S会員の自宅からは車で20分くらいだそうで、部屋の使用料もかなり割安だし、予約も取りやすいそうです。

P9201503今回はセミナールームを2部屋使いました。画面の左に出入り口があります。

P9201498内側線の運転席。といってもポイントは手動なので、パワーパックだけです。

Dscf1844ここが一番の見所となるダブルSカーブ。外側が2200Rで、ビッグボーイも通過しました。線路は外側線がOゲージ(32mm)、内側線がOとOJのデュアルゲージ(3線)です。

Dscf1845デュアルゲージはOJのフレキレールの外側に真鍮の帯板を張り出し、バラレールを半田付けしています。

P9201497出入り口のそばがミーティングスペース。藤沢方面みたいに缶ビールは並んでいません。

P9201499並んでいる車両はすべてOJです。

P9201500遠目には青大将かと思った客車は、よく見ると近代化されたイメージのフリーでした。これは展望車ですね。車体は側がプラ、屋根はボール紙だそうで、すっきりとした仕上がりです。

Dscf1843これは2等(グリーン)車かな。車内の椅子は木の薄板を加工したようでした。

Dscf1842電源車ですね。

Dscf1840私のEF65で牽引しました。実はこれ、機関車がOゲージ、客車がOJゲージなのです。

Dscf1841連結面を上から見たところ。車体中心が4mmずれるわけですが、漫然と見ていれば気がつきません。ダブルSカーブも脱線せずに走りました。模型の世界では結果オーライのやったもん勝ちです。

2015年9月17日 (木)

パクリシリーズ  ここが変だよ京急川崎

 シグ鉄さんのブログで京急蒲田とそれに関連した京急川崎が紹介されたので、ちょっと悪乗りしてみます。まずは京急川崎の構内配線図をご覧ください。

Dscf18385分ほどで書いたので、だいぶご本家よりクォリティは落ちます。字が細くてかすれてますね。右が横浜方、左が品川方、図の上から下り副本線、同本線、上り本線、同副本線となります。ホーム番号を1、2~と振りましたが、実際は下にある大師線ホームからの連番なので、4~7番線になります。
 品川寄りの引き上げ線のストップ寄りにあるAの渡り線は、横浜方面から羽田空港行きの直通列車を運転するために追加されたものです。この引上げ線は横浜方面から来た上り列車の折返しに使うのかと思うとさにあらず、以前は都営線から直通する京急川崎止まりの急行が、この引上げ線を使って折返していました。そして上りの京急川崎止まりとなる急行は、多摩川の鉄橋の上にあるBの渡り線を使って折返していたのです。この渡り線は本来、大師線から品川への直通列車のために設けたものと思われます。

P3045385引上げ線に停車している2000形の4連、これは回送ではなく、羽田空港発の浦賀行き特急なのです。もちろんお客さんが乗っています。

P3045386待つこと数分、京急久里浜行きの快特が到着しました。

P3045387快特が停車し、ポイントが変わればすぐに入換え。

P3045388快特の後ろに連結して発車。この先、金沢文庫で切り離し、浦賀まで行くわけです。なんでこんなことをするかというと、金沢文庫で切離すので快特の後ろに連結したいのですが、京急蒲田から続行で来ると快特を待たすことになるからです。
 そこで京急蒲田では羽田空港発の特急を先発させ、京急川崎では一旦引上げ線に取込み、快特が来るのを待つという、京急ならではの裏技が考え出されたのです。このカラクリを知らず、京急蒲田で先に発車する特急に乗ってしまうと、京急川崎では後の快特が到着するまで、ホームに降りるのはお預けを食らってしまいます。

Pc250803今はこの併結運用はなくなり、羽田空港~新逗子間の直通はエアポート急行になっています。その代わり、シグ鉄さんのブログで紹介された品川~京急蒲田間の普通が回送で入ってきます。赤い矢印の所に上り線から下り線への渡り線があります。

Pc25080610分くらい停車し、上りの快特が出ていくと上り本線に入換えます。この時、本来の運転士は品川寄りの運転台に移動しています。いわゆる「二丁ハンドル」の状態です。

Pc250807上りホームに据え付けられ、入換え担当の運転士が降りるとすぐに発車。

Pc250808京急蒲田まで回送となります。

2015年9月12日 (土)

花巻電鉄

 あまりにもストレートなタイトルですが、歯の浮くような修飾語は性格的に合わないので、このままにしておきます。時は昭和40年8月、大学2年だった私は、東北均一周遊券を使った東北ほぼ一周の旅の途中で、花巻電鉄を訪れたのです。
 この鉄道は東北本線の花巻から花巻温泉に行く鉄道線と、鉛温泉に行く軌道線がありました。ネガを見ると花巻温泉まで行っていますが、途中の様子などはほとんど記憶が残っていません。なので勿体ぶった説明は抜きにして、ありったけの写真を並べてみます。

650637_0016電車は東北本線の西側から発着していました。これはポール付きだから軌道線の車両ですね。右が国鉄の花巻駅で、連絡跨線橋が見えています。駅の東側(花巻中央)に行く路線は約1月前に廃止されています。

650637_0010これも軌道線の車両。車体が少し古めかしい感じです。

650637_0009_2Zパンタ付きが鉄道線の車両で、前照灯も窓上に付いています。一番近代的な形態で、旧車の足回りに日車製の車体を乗せ替えたものです。福島交通にもよく似た感じの電車がいました。この車両に乗って花巻温泉まで行ったようです。ホームは上の2枚の写真の反対側で、列車も反対方向(北向き)に発車します。

650637_0018花巻温泉のホーム全景。ホームの突き当たりが階段になっているのがわかります。残念ながら駅舎側からは撮っていません。このあたりの地形などについては、ワンワンさんのブログに詳しく書かれています。

650637_0019停車中の列車のサイドビュー。サボは温泉←→花巻と簡略化されています。

650637_0017走行中の写真はこの1枚だけ。温泉の近くでしょう。

650637_0011花巻駅の近くにあった車庫も覗いてみました。花巻といえばこのウマヅラのデハ1形。写真のデハ5は唯一の木造車体でした。

650637_0012やや太目のデハ4。

650637_0013ちょっと引いたカット。左の線路が本線のようです。

650637_0008場所不明。車号はなんとなく4と読めます。怪しげなトロッコを推進しているので営業用ではなく、工臨かも知れません。

2015年9月 9日 (水)

妖怪に感謝

 台風だかなんだか知らないけど、よくまぁ飽きずに雨が降ります。ちょうどそこそこに仕事も入っているので家に引き籠もっているけど、座りっぱなしで尻にカビが生えそうです。しかし、今取りかかっている仕事は一両日中には片付けられるし、天気も週末からは回復しそうなので、カメラと体の虫干しを兼ねた鉄分補給の旅を計画しています。というと、「18きっぷの期限は10日まででしょ」といわれそうですが、それはまた来年の夏までのお楽しみ。実は先月の西武鉄道取材の時、こんなフリーきっぷがあることに気付いたのです。

Dscf1834子供に人気の流行の妖怪ウォッチスタンプラリーで、ファーストステージは8月15日までですが、セカンドステージは夏休みが終わった9月23日まで実施されています。詳しくは西武鉄道のホームページをご覧下さい。写真のファーストステージ用は、先月の取材の時に1回使いました。

http://www.seibu-group.co.jp/railways/news/news-release/2015/__icsFiles/afieldfile/2015/07/09/20150709youkai.pdf

 当然、きっぷにはラリーシートが付いていますが、スタンプを集めなくてもきっぷは有効。早い話、西武鉄道全線(多摩川線を除く)が1日乗り放題になるのだから、西武ファンでなくとも乗り鉄なら見逃せません。
 ただし、これは通年販売ではない企画商品なので、セカンドステージも今月23日で終了となります。ラリーシートがなくなり次第販売終了となっているものの、まだ販売終了のアナウンスはありません。1000円なら西武秩父まで往復してもモトは取れるのだから、文字どおり妖怪さまさま。子供の流行ものと馬鹿にはできませんね。

2015年9月 3日 (木)

ちょいと息抜き

JAMが終わり、9月は月末に関西合運が控えています。それまでに片付けなければならない仕事もありますが、まださほど差し迫っていないので、ちょいと息抜きの工作をしてみました。

P8131224_2先月の13日、仕事で西武鉄道山口線(レオライナー)の取材に行った時、西武球場前の通路にこんなパネルが置いてありました。レオライナーも開業してから30年になるんですね。写真を撮ったついでに赤い矢印の左に差し込まれていた、かつての「おとぎ電車」の機関車のペーパークラフトを1枚もらってきました。

Dscf1807A4サイズで、左隅には「おとぎ電車」がレオライナーに置換えられた経緯が簡単に説明されています。工作用にしては少々ペラペラの紙なので、折り目が付いたりしないうちに組み立ててみました。

Dscf1808久しぶりにガラス板の上で窓抜きをしました。薄いのでほとんど力をかけずに切れます。

Dscf181010分足らずで切抜けました。用意する工具は「はさみ」と書いてありますが、赤丸部分の切込みなんかは、紙切りの林家正楽師匠でないと無理でしょう。

Dscf1811抜けたら折曲げます。折曲げ線をきっちり出すため、軽くカッターで筋を入れておきました。このあたりの工作、小学生にはちょっと無理かも知れません。

Dscf1815屋根の上に取付けるベル。これはベルの部分を貼付けてから周囲を整形するのが正解でした。

Dscf1818できあがりました。接着は木工ボンド。接合面は1面ずつ時間差をおき、位置のずれがないかを確認します。ボンネットの角の部分はぴったり合いませんが、まぁ、有料のキットではないのでそこまでは追求しません。紙がいかにもペナペナなので、横の部分には1枚裏打ちしました。

Photoおまけに本物の写真もアップしておきます。窓回りのピンクの縁取りが艶めかしいです。原画のカラーポジはフジクロームで、粒状性、色調ともにかなり低レベル。コダクロームを奮発しておくべきでした。

Photo_2この撮影は1972(昭和47)年11月。SL運転が始まり、中峰信号場でSL列車との交換が見られました。左の建物は狭山のインドアスキー場、今はドーム球場になっています。

Photo_3SLは頸城鉄道の2号機を借用、客車は井笠鉄道という混成部隊でした。

Photo_4ユネスコ村に向かう時はバック運転になります。ナンバープレートの上には「謙信号」のプレートが付けられました。
 今はユネスコ村もありませんが、私は幼稚園と小学校の遠足で「おとぎ電車」に乗っています。ユネスコ村にあるオランダの風車の前で記念写真を撮るのが定番でした。

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