EB19(真鍮製)を形にする(その5)
暑くて外にも出ないので、工作は捗っています。しかし、工作以外では、暑さのせいでとんでもないミスもしてしまいました。私が所属しているJORCの会員に関東合運の案内を出したのですが、何を勘違いしたのか、封書に52円の切手を貼って投函してしまったのです。
28日の朝に55通をポストに入れ、昼頃になってやっとチョンボに気付くというお粗末さ。数がまとまっていたのが幸してか、29日の昼に55通全部が戻ってきて、30円の切手を貼り足し、一件落着となりました。
というところで本題に戻り、車輪のガタ(横動)を押さえる細工にかかります。
0.8t、6mm幅の板に3mm強のスリットを抜きます。
これを4分割して、台車枠の内側に取り付けます。半田付けなんかで完全に固定すると車輪を外せなくなるので、両面テープで貼り付けます。
まだ1mm以上のガタがあったので、0.8tをもう1枚半田付け。今度は少しきつくなったので、重ねた部分の板厚が1.5mmくらいになるまでヤスリました。
台車枠に取付けたところ。赤枠が押さえ板で、両面テープはスリットのない部分だけとしました。これで車輪の横動は0.3mmくらい。ウォームギアの噛み合いに影響ない程度に押さえられています。
次はコレクターの摺動面を補強します。0.5tの真鍮板を鈍してカーブを合わせ、半田付け。これは毎年やっているので、だいぶ手際がよくなりました。
仮配線して逆転器のレバーの向きが進行方向と合っているかを確認します。左下にあるのが逆転器とコレクターの取付け金具で、台車枠にナット止めするようになっています。配線してからナットを当てるのはやりにくそうなので、赤丸部分に0.8t板を裏打ちし、2mmのタップを立てておきます。
逆転器とコレクターを所定の位置に取り付け、走れる状態になりました。ボギー台車ではないので、配線は楽です。
裏側から見たところ。まだスプリングベルトは取付けていません。赤丸のデッキだけ角度が少し開き気味です。直すか放置するか、もう少し考えます。
前照灯以外の部品を取付け、ほぼ完成に近い姿になりました。
反対側は6個のグロベンが目立ちます。試運転してみると、パンタ側に進む時、ガラガラと反響音が出ます。レールから外しての空回しでは静かなので,今のところ原因は不明。もう少し慣らし運転をしながら調子をみてみましょう。
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