大阪の小ネタ拾い
5月23~25日と大阪近辺をうろついて集めた小ネタです。23日の分はもう出してしまったので、実質24・25日の2日分です。まずは阪堺から。環状線と交差する電停ですが、JRと南海は新今宮、阪堺は南霞町、道路の下を走る地下鉄は動物園前と、それぞれの個性を主張していました。
これでは地元の人以外はわかりにくいというので、阪堺は昨年の12月1日から新今宮駅前に改称しました。
駅名標には旧駅名も併記されています。
続いては南海天王寺支線の廃線跡。昨年8月に南海の取材で来た時には、まだ環状線に併走する部分のレールが残っていました。
今はもう影も形もありません。今年の3月頃に撤去されたようです。線路跡は舗装してあるけど、道路になるとは思えないし、どう活用されるのだろうか。
環状線の駅名標がド派手に模様替えしていました。絵柄は駅ごとに異なります。となりの桃谷はまだ変わっていません。発車ベルもメロディになっていますが、弁天町は「線路は続くよ」で、一瞬、環状線が阪神に乗り入れたんか、と勘違いしてしまいます。せめてアレンジを変えればいいのに、もろ、阪神と同じです。
25日の午後はここにいました。通称、赤川鉄橋。おおさか東線延長のため、仮の人道橋は2013年10月いっぱいで廃止され、その代替の歩道橋ができたという噂を聞いたのですが、それは私の勘違いでした。
2008年2月はこんな状態でした。左が木製の人道橋になっています。撮影は右岸からで、画面の右が下流になります。
同じ位置から振り向いたところ。この先で阪急京都線をオーバークロスしています。
鉄橋上はもう複線になっていますが、実際には左の新線のみを使用しています。右の線路はこれから改良するのでしょう。架線の張り方なんかも違います。
反対側です。左の線路は列車の後尾あたりで切れていますが、交差する道路には新しいコンクリート桁が架けられていました。
おおさか東線の延長と関連して、阪急の淡路駅前も再開発の真っ最中です。しかしこの景色、どう見ても阪急のイメージではなく、京成押上線あたりの雰囲気です。
巨大なアーケードはできたけど、まだ片側には店がありません。
線路の高架工事も進んでいるようです。まだ駅部分には手が付いていません。
15時を過ぎ、新幹線に乗るため新大阪に来ました。381系が来ないかと最後の望みをかけ、在来線ホームをうろついていると、「こうのとり」が入線してきました。
急いでホームの端に行き、出発したところを1枚。後追いだとか、標識がスカートに引っかかったとか、編成が全部入らないとか、そんなことは百も承知。曲がりなりにも国鉄色の381系を撮れたのだから、贅沢は言えません。
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あくまで私見ですが・・・
ほぼ30年前、私は南海新今宮から堺筋線動物園前に乗換えたことがあります。
この場合、国鉄のホームは使えませんので、外を歩かなければなりません。
その時の感想としては、世の中にまだこんなところがあったのか!
30年代の新宿西口とか、その手の地区には慣れていたつもりですけど・・次元が違う。
知らない人が南海ー堺筋、阪堺と乗換えない様、駅名を変えていた様な気がします。
あのあたりも随分健全化されたようです。面白くなくなりましたが・・
もう駅名を統一しても良いということでしょうか。考えすぎですかね。
投稿: シグ鉄 | 2015年6月 5日 (金) 09時48分
新今宮の北側(浪速区になる)は、今でもオッサンが歩道に寝っ転がったり、ゴミの仕分けなんかをやっています。ちょっと歩けば新世界は若い人もいっぱいいるし、スパワールドには家族連れも来るという、なんでもありの世界です。
新幹線が開業した頃の名古屋駅西口(新幹線側)なんかも、夜になると浮浪者が焚き火したりで、近寄りがたい雰囲気がありましたね。
投稿: モハメイドペーパー | 2015年6月 5日 (金) 14時54分