京成電鉄、ほぼ全線走破(その1)
今、京成絡みの仕事をしているので、この際だからスカイアクセス経由で成田空港まで行き、ついでに芝山鉄道にも乗ってみようと思いつきました。実行したのは5月5日。こういう時の常識として、数日前に新宿の金券屋で株主優待乗車券を買おうとしたのですが、どの店も品切れでした。
出発は上野から。飛行機のマークが目立っています。
高砂でアクセス特急に乗り換えるので、すぐ発車する電車に乗ります。高砂ではタイミングよく、1本あとにアクセス特急がきました。行ったばかりだと40分待つことになるから、今日のツキはよさそうです。
乗ったのはアクセス特急用(専用ではない)の3051編成。シートは飛行機の模様が入っています。
高砂から先のスカイアクセス線は120km/h運転なのですが、120km/hに達するとすぐノッチオフしてしまいます。電気代ケチったらあかん。
印旛日本医大を過ぎたところで、京急車のアクセス特急と擦れ違いました。
時間に余裕があるので、成田湯川で降りてみました。といっても改札は出ません。乗ってきた電車を見送ります。
ここは通過線がある待避駅です。本線の架線はヘビーコンパウンドカテナリーで、160km/hに対応しています。
駅名標は京成の様式です。
停車するのはアクセス特急だけで、40分に1本。開業時の武蔵野線なみです。
ホームには立派な待合室がありました。
本線の信号の青2灯は、160km/h運転が可能なことを示します。
スカイライナーが通過。確かに速い!
羽田空港行き到着5分前の上りホーム。そこそこ乗客が集まってきました。
さきほど乗った電車が戻ってきました。ガラ空きです。
ほどなく成田空港行きも到着。また3050形です。ここでの乗り降りは数人でした。発車してすぐに単線になり、右手には成田山新勝寺の塔が見えます。
単線になると左からJR成田線(空港支線)が合流し、E259系を追い抜いたのですが、新根古屋信号場のあたりで追いついてきました。
JRの堀之内信号場の先で完全に抜かれました。スカイライナーなら楽勝のはずです。
空港第2ビルではNEXとほぼ同時発車。微妙に抜きつ抜かれつしながら成田空港に到着しました。アクセス特急は専用の1番線から発着します。
改札口を出て、ターミナルビルの到着ロビーまで行ってみましたが、人が多いのですぐ引き返します。ここはJRの乗車口。
左隣が京成電鉄の乗車口です。この先で本線、スカイアクセス、スカイライナー専用の乗り場に分かれます。
*長くなったので、その2に続く。
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関東の不人気私鉄NO1にして、城北の鉄ガキの成れの果てCedarのほぼ地元鉄たる京成のルポ、ついつい気合入れて読んでしまいました。
N’exには勝ったのに、いい加減な行政のおかげで成田空港の地盤沈下が気になります。
アクセス特急にLCカー導入して『LCカーでLCC』ってのは・・駄目ですね。
投稿: Cedar | 2015年5月 9日 (土) 00時12分
昔、ロコモデルで聞いた話しですが、東武は何作ってもそこそこ売れるけど、京成は売れないんだよなぁ、ということでした。個人的には汽車会社のウイングバネ台車が好きなのです。
アクセス特急は本数が少ないせいか、利用率は今一歩の感じです。LCカーにすると座席数が減ってしまうし、大きい荷物を持ち込むので、ロングシートの方がよさそうな気がします。
投稿: モハメイドペーパー | 2015年5月 9日 (土) 11時13分