箱根登山鉄道、全車両撮影
昨日(16日)は小田原方面に用事があったので、少し早出をして箱根登山鉄道を撮影してきました。新宿から急行に乗ったので、小田原、箱根湯本で乗継ぎをします。湯本の駅は真ん中の線路が分断され、小田原寄りが小田急用の2番線、強羅寄りが箱根登山鉄道用の3番線になっていました。
ホームに入る前には特殊なポイントが2基。入生田までが3線軌条ですが、登山電車が走るのは入出庫の時だけです。
スイッチバックの大平台で1時間ほど撮影。ホームの先端を延長したのがわかります。右のホームが強羅行き、左が湯本行きの乗り場で、改札口は左のホームの中ほどにあります。湯本から来て降りる場合は、ホームの先端を回らないといけません。
その途中で乗ってきた編成を撮影。2005-2203-2006で、氷河急行色になっています。
スイッチバックの駅、信号場の配線はすべて同じ。赤丸の箇所以外の3箇所はスプリングポイントです。両渡りを使えば有効長が稼げると思うのですが、片渡りを組合わせています。ポイントの先あたりまで移動して撮影を開始します。
上大平台で交換した列車が下った来ました。109-110の2連。この日唯一の2連運用でした。これは踏切の脇から撮っています。
下からは1001-2201-1002の3連が上ってきました。ここは先ほどの踏切を渡った所です。
110-109が下って行きます。ここから80‰にかかるので、旧型はマスコンを逆回しにして抑速ブレーキをかけます。
1002-2201-1001が上って行きます。この編成は塗替えたばかりでピカピカでした。
駅の周辺に住み付いている野良猫。しばらく様子を伺っていて、同じ暇人と判断したのか、擦り寄ってきました。
ここは1本おきに交換となります。交換なしで下って行く1004-2202-1003。
次に上って来たのは104-106+108の3連。旧型でも足回りはカルダン駆動になっています。108だけは前面が金太郎塗りで、扉も塗分けています。
交換の下りは3002+2004-2003の3連。新旧の並びです。
3002を先頭に下って行きます。これで6運用全部を見たことになります。
109-110が戻ってきたので、順光の位置から1カット。やはり登山電車といったらこの形です。
そろそろ時間なので、ここは引上げます。また2005編成に乗ることになりました。交換は1003編成。3連をすっきり撮れるのはこのポジションくらいで、午後になれば前面に陽が回ります。3連はデッドセクションの長さの制約から、小田原寄り先頭のパンタは下げています。
それから数時間後、入生田の車庫を覗いてみました。吊掛式の103と107が台車を外されています。左の線路に置いてあるのはギア付きの新品車輪で、足回りをカルダン化する計画はないそうです。右隣は出庫準備中の2001-2002+3001。
入生田から回送され、湯本の3番線に入換える2001-2002+3001。この編成と車両交換して109-110が入庫します。これでモニ1形を除く営業用車22両を全部撮影できました。
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