速報!上野東京ライン開業
3月14日はホワイトデー、しかし、「鉄」にとっては今日がJRのダイヤ改正であるということが大事なので、いつまでも北斗星騒ぎに係わってはいられません。かといって北陸新幹線で金沢まで行って来るには、暇はともかく、懐が少々心許ないので、手近な上野東京ライン開業の初乗りをしてきました。
まずは東京駅から。7・8番線が北行になります。1時間あたり特急が2本(ひたち、ときわ各1本)、高崎・東北線方面6本、常磐線方面2本とかなりの密度で、これに東京止まりの「踊り子」も加わります。
南行の9・10番線。11時前後はかなり詰まっています。「踊り子」も入線は10時50分頃で、ちょっとせわしい感じです。
7・8番ホームに上がってみましょう。高崎線ではなく、上野東京ラインの籠原行なんですね。
特急「ひたち」が到着しました。品川始発というのが今ひとつピンときません。そのうち慣れるでしょう。
駅名標も上野が加わりました。
ホームの端から上野方面を見たところ。望遠を目一杯の350mm相当にしています。
「踊り子」が発車するとすぐに常磐線の531系が到着。京急の品川のような雰囲気です。
531系の側面表示。その昔、常磐線の普通電車が有楽町まで乗入れていたのを思い出しました。
京浜東北線と常磐線の並び。「常磐伊豆」なんて臨時列車もあったな。
品川行きの「ひたち」も到着しました。
こちらは勝田行の特急「ときわ」。準急から2階級特進です。
9・10番線の新橋寄りにえらく群がっています。E231系がそんなに珍しいわけではないだろうに。
ひととおり写真を撮ったので、上野に向かって初乗りします。どの列車も先頭だけは超満員なので、最後尾にしました。中吊り広告でしっかりダイヤ改正をアピールしています。
先頭ほとではないけど、先客がいます。この隙間からカメラを構えたのですが、乗務員室にも職員が3人乗り込んでいて、撮影には最悪の条件。ブレとけられは覚悟でシャッターを切ります。
東京を発車しました。渡り線の速度制限標識は、どれがどの線のものなのか、一瞬には判断できません。
首都高をくぐるとすぐに35‰の上り勾配。もう新幹線の架線の高さになっています。
上りきった所。下り込みの速度制限が105km/hというのが凄い。そんなにすっ飛ばすのだろうか。
神田を過ぎ、下り勾配にかかっています。靖国通を越えたあたりかな。
こちらの勾配は34‰。京浜東北線ホームにかかっているけど、まだ高低差があります。
秋葉原を通過。
そろそろ御徒町。電留線は空っぽです。秋葉原から線路がうねっていますが、赤線のようにすれば真っ直ぐになるんですね。
御徒町通過。どの駅も「鉄」が群がっています。
呆気なく上野に到着しました。上野東京ラインにつながるのは5~9番線です。
5・6番線は常磐線下りも発着するので、次駅表示が日暮里と尾久の併記になっています。
南行列車の大部分は7・8番線から発車します。
コンコースの案内表示。慣れない人はまごつきそうです。
途中駅から撮影するため、山手線で引き返します。御徒町は土休日だけ京浜東北線の快速が停車するようになりました。神田が終日停車になったので、今日は上野~東京間が連続停車。急ぐ人は上野東京ラインに乗れということですね。
試運転ではお目にかかれなかった531系も、当たり前に通過していきます。
秋葉原は京浜東北線との間に背の高い柵があり、アングルが限られます。
総武線の下をくぐるとすぐに上り勾配にかかります。
非力のE231系も34‰を楽々上っていきます。
初日で土曜ということで、かなりの賑わいを見せていた上野東京ライン。確かに便利になった面もあるけど、上野、東京とも1本待てば必ず座れるという保証がなくなりました。通勤者にしてみれば、行きはいいけど帰りはちょっとなぁ、かも知れません。
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さすが素早いですね!しかし『上野東京ライン』ってミモフタモないネーミングですねえ。
ま、横浜とかに行くのに東京で座れないのはちょっとねえ~
投稿: Cedar | 2015年3月14日 (土) 22時07分
まぁ、意味不明なカタカナの羅列よりは、わかりやすくていいかなとも思います。
横浜くらいならまだしも、もっと先まで行く時に着席の保証がないというのは困りますね。
投稿: モハメイドペーパー | 2015年3月15日 (日) 00時01分