見た目は変わらず
JORCの例会も終わり、14日から0番EF65の工作に取りかかりました。2015年最初の工作は、台車間の母線引通しです。文字で書くとなにやら物々しいですが、要は台車間の+・-側をそれぞれ結ぶことで、集電をより完璧にしようというのが狙いです。
ただし、リード線をうねうねと這わせるのはいやなので、ビス止めだけで導通するように工夫してみました。
まず台車には集電ブラシ(0.2t燐青銅)を取り付けます。青線で囲った部分です。画面下の絶縁側はT字型で、当然ですが台車枠とは絶縁されています。上の非前縁側は帯板を枕梁にビス止めしました。
絶縁側と非前縁側で高さに差があるので、非絶縁側には2mm厚のスペーサーを入れました。これでほぼ高さが揃います。
床板は下面に集電板を取り付けます。ビスは1.4mmで、床面上からナット止め。このナットは小さくて扱いには苦労します。集電板と荷重受けは接触しても問題ないのですが、車体が傾くと荷重受けに接触することがあるので、念のため荷重受けの裏側をヤスり、隙間を空けておきました。
床面上は両脇に軽く溝を掘り、1.2mm真鍮線を木工ボンドで固定して母線とします。光って見えるのが真鍮線です。線の太さに技術的な根拠はなく、このくらいなら丈夫だし、電気的な容量も十分だろうと判断しました。これではまだ集電板と接続されていません。
集電板固定ビスの片方は燐青銅の接触片を挟んで固定します。これで電気的にしっかり導通します。
台車を取付けたところ。集電ブラシは荷重受けの内側に隠れるので、外観上はまったく目立ちません。
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