こんなもの、見付けました
去る27日の午後、忘年会会場に向かうため新青梅街道を西に向かって走行中、武蔵村山市内で変なものを発見しました。場所は武蔵村山高校北という交差点の少し手前、進行方向の右側です。一瞬の印象は旧型国電のブツ切り車体のようだったので、迷うことなく確認のためUターンしました。道路側から見たところです。切り妻で窓の大きさから元30系のクハ16かと思ったのですが、本物ではなく、作り物でした。
正面です。仙石線にいて前面を貫通式に改造されたクハニ19みたいですね。全体のプロポーションにやや難があるものの、幌当て座の上の水切りまで表現しているところなど、単に素人が電車らしく作ったものとは思えません。
台枠部分にはアンチクライマーらしき表現があります。
さらに貫通扉の下には渡り板らしきものもあります。これは絶対に素人の仕業ではないと断定できます。
反対側は扉がダミーで、そこにもシル・ヘッダーを通すなど手抜きしています。で、この車体、後に看板が出ている「てぃーだ」という店の一部のようです。沖縄料理+創作料理ということで、メインは後(道路から見れば左横)の建物の1階のようです。
営業時間は始発AM11:00、終電AM2:00とありますが、13時前でまだ閉まっていました。駐車場の塀に看板がありました。電車の絵は左が裏焼きにしたものです。現状とは色が違いますね。
車内を覗いてみます。座席は板張りですが、扉脇に非常コック用の穴もあいています。ちょと位置が高いけど荷物棚もありますね。調理設備はないので、酔い覚ましの休憩所なのかも知れません。
この場所はYAHOOの地図でも拡大すると「駅てぃーだ」という表示が出ます。興味のある方は店の営業の邪魔にならないように観察してください。
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