外交活動
この世界に長くはびこっていると、ここは顔を出しておかないと、という集まりも多くなります。週末の22日は写真展と模型の運転会をそれぞれ1件ずつ回ってきました。ほかにも371系のラストランなんかもあるんですが、今月いっぱいが締切りの原稿が控えているので、そこまでは時間を取れません。最初の目的地はここ。青梅街道と環7の交差する所にある杉並セシオンです。我が家からだと公共交通過疎地域になるので、トコトコと20分くらい歩いて行きます。
クラブ銀燕というのは写真家の荒川好夫さんが主宰するカメラマンのサークルだそうです。写真は昭和40年代くらいから現代まで、多種多彩でした。模型仲間でもあるこの人もメンバーの一人だとか。お気に入りの作品の前でのワンカット。ここは小一時間ほどで切り上げ、次の目的地まで、地下鉄、JR、東急目黒線を乗り継いで行きます。
武蔵小山で下車して徒歩数分の所にある小山台会館。控えめな入り口で、小山台教育財団とかいういかめしい名前も入っていますが。
目的地は3階の304号室です。
エレベーターで3階にあがると、こんな世界が展開していました。年齢層はJORCと似たり寄ったり。よく見るとレールの幅が少し狭いようです。
OJゲージでは老舗の機動楽会、今年で創立49年目だとか。私が小学生の頃、交博の運転会でOJゲージを見ていますが、機動楽会の前身だったのですね。
会長に挨拶してからエンドレスを見渡したら、これが走っていました。新聞紙にくるまれ、新潟から本州を縦断してきた、M田さんの181系です。カーブでスピードが落ちるというので、車両を裏返してみたら、中梁に車輪のフランジが当たることがわかりました。M田さんは即座にニッパーを取り出し、フランジに当たる中梁を撤去。台枠の表現はほどほどにしておいた方がよさそうです。
これは1番ゲージですが、実際にアルコール系の液体を入れられるタンク車。早々と50周年記念になっています。
機動楽といったらなんといってもメインは真鍮製の機関車。これは元冨士身延鉄道のED20で、阪和に移ってからの姿です。
デッキ付きでパンタはPS13というEF58。台車の軸箱周りは最近の工作のようですが、車体はかなりの年月を経ているのがわかります。
電車屋の私が注目したのはこれ。宮城電鉄810系の3連です。ドアが開いているし、室内も作られています。
屋根が外れるくらいでは驚きません。
こちらはクロスシートです。屋根部分の補強がものものしいなと思ったのですが。
なんと! 内装がすっぽり外れるのです。
内装を外してガランドウになった車体。
こちらのロングシートも、すっぽり外せるようです。この発想、恐れ入りました。
そろそろ3時のティータイム。さきほどのタンク車にワインが注がれています。
そして、乾杯! 老いてますます盛んです。来年はJORCもやっと25周年なんで、見習わないといけません。
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