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2014年10月29日 (水)

スコールカー乗車記録

 先日、伊豆急をたっぷり堪能してきたところで、50年前の伊豆急を垣間見ていただきます。このところ「50年前の××」がシリーズ化していますが、これはたまたま昭和39年撮影のネガをスキャンしたストックがあるからです。
 さて、時は昭和39(1964)年7月、大学1年生の私はクラブの合宿で伊東に行きました。1日目は昼頃に宿舎(仏光寺というお寺でした)に着き、夕方までは自由時間となったので、伊豆急初乗りを企てたのです。伊東駅で運賃表を見ると、かなり高い。一駅ごとにどんどん金額が上がっています。懐具合と時間を考え、伊豆高原まで乗って見ることにしました。

641122_0012伊東駅を発車する熱海行き。7連で3両目にサロが入っています。開業3年目でかなりハイペースの成長ぶりです。

641122_0015国鉄の車両は湘南色の111系。こちらは7連固定で4両目にサロが入っています。よく見ると、貫通扉に伊豆急の方向板を掲げています。

641122_0029伊東止まりの列車が入ってきました。下田寄りから2両目にサシ191が連結されています。折り返し下田行きになるので、迷わずこれに乗りました。

641122_0030折り返しの列車は「快速」です。よく見えないけど2両目がサシです。左の側線に古めかしいワムがいます。まだ伊東線は貨物営業をしていたのですね。

641122_0014サシ191はスコールカーと呼ばれていました。サントリー(当時の社名は壽屋)が宣伝用に電車まるまる1両を寄贈したもので、壽屋の製品を優先的に扱うという条件付きです。その頃はウィスキーのほかにやっとサントリービール(モルツではない)が出たばかり。下戸の私はローヤルクラウンコーラ1本で伊豆高原まで粘りました。 ウェイトレスさんに頼んで私の写真も撮りましたが、これは割愛します。

641122_0012_2伊豆高原に着きました。乗り降りはほとんどありません。交代した運転士が発車を見送っています。

641122_0024ホームの伊東寄りから車庫を覗いてみました。なにやら変な車両がいます。右端はできたての東急7000系で、夏の応援に来ています。まだ営業運転には就いていないようでした。
 その左はこれも東急のクハ3770形でしょうか。伊豆急色になって腰板のTKKもIKKに変わっています。実は開業前に機関車代用としてデハ3608が入線し(これは両運転台に改造)、開業後はさらにデハ1両、クハ2両も加わって、夏の多客期などに営業運転をしていたのです。

641122_0025153系の準急が通過して行きます。ホームの上屋は1両分もありません。

641122_0027これが駅舎。洒落た形だけど駅員の姿も見えません。本来の地名である八幡野の方がぴったりしますね。釣り宿の看板の前に止まっているのはスバル360です。

Pa266743こちらは押しも押されぬ現在の駅舎。

641122_0021下田寄りには旧型の3連が待機していて、しばらくすると伊東行きとしてホームに据え付けられました。私はこの先頭のデハ3608(写真の左端)に乗って伊東に戻ったのです。

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コメント

おはようございます。
スゴいです。スゴすぎです。スゴスゴくん、スッゴーい!
スコールカーが、3608が7000系が!
後の知識として知ってはいてもこうして目の当たりにされると本当に震えがくるほどすばらしい!
こんなすばらしい夏の思い出があるモハモハ殿がきっと一番先日の乗車会をお楽しみになれたのだろうな、とも思います。
エエモン拝見させてもらいました!
ありがとうございました!

開業時の伊豆急の雰囲気を伝える貴重な記録ですね。開通翌年に下田まで往復しましたが、引率の祖父はカメラ持ってませんでした。

 これは「鉄」目的ではなく、予備知識もない、本当に偶然の結果です。まぁ、運がよかったということですね。
 伊豆急に貸出された東急の旧型は、3608のほかに3612、3677、3780だったそうです。

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